SWELLのアイコンやファビコンをちゃんと整えたいけれど、「どこを触ればいいのか分からない」「設定したはずなのに反映されない」と悩んでいませんか。
この記事では、SWELLアイコンとSWELLファビコンの違いから、具体的な設定手順、デザインの決め方、よくあるトラブルの対処まで、ひと通りまとめていきます。
SWELLのアイコンとファビコンの基本をおさえよう

まずはSWELLでよく聞く「アイコン」と「ファビコン」が、それぞれどんな役割を持っているのかを整理しておきます。ここがふわっとしたままだと、設定の優先順位も決めづらいので、最初にざっくりイメージをそろえておきましょう。
swellアイコンとファビコンの違いと役割
同じ「アイコン」という言葉でも、SWELLの中で指しているものは少し違います。ざっくり整理すると、こんなイメージです。
| 項目 | swellアイコン | swellファビコン |
|---|---|---|
| 表示される場所 | 本文中、ボタン、メニュー、吹き出しなどページ内 | ブラウザのタブ、ブックマーク、スマホのホーム画面 |
| 主な目的 | 読みやすさアップ、クリックを促す、装飾 | サイトの顔としての認知、信頼感、ブランディング |
| 設定方法 | ブロックの設定、ショートコード、メニュー設定など | 「外観」→「カスタマイズ」→「サイトの基本情報」などから設定 |
| デザインの考え方 | 場所ごとにいくつか使い分ける | 基本はひとつを長く使い続ける |
SWELLのアイコンは「記事の中で読者を案内してくれるサイン」、ファビコンは「サイトそのものを覚えてもらうための小さな看板」と考えるとイメージしやすいです。
この記事のゴールは、次の三つです。
- ブログ内で使うSWELLアイコンを、読みやすさとデザインの両方を意識して配置できるようになること
- SWELLファビコン用の画像を自分らしく作り、正しく設定できるようになること
- アイコンとファビコンを一つの世界観としてそろえ、ブログ全体の印象を整えること
swell アイコンの基本と使い方をマスターしよう

ここからは、ページの中で使うSWELLアイコンに焦点をあてていきます。呼び出し方の基本と、よく使う場所ごとのコツを知っておくと、記事の読みやすさがぐっと変わります。
swellアイコンを呼び出す基本のパターン
SWELLでアイコンを出す方法はいくつかありますが、よく使うのは次の三パターンです。
- ブロックのアイコン機能を使う
- ショートコードでアイコンを挿入する
- メニューやボックス系ブロックの内蔵設定から選ぶ
それぞれのイメージをまとめると、こんな感じです。
| 呼び出し方 | よく使う場面 | メリット |
|---|---|---|
| ブロックのアイコン機能 | 見出しの横、リストの先頭、ボタンの中 | マウス操作だけで直感的に設定できる |
| ショートコード | 本文中の注意書きや補足、何度も使うマーク | 同じアイコンを繰り返し使うとき管理しやすい |
| メニュー内のアイコン設定 | ヘッダーメニュー、スマホの固定フッターメニュー | サイト全体のナビゲーションの雰囲気をそろえやすい |
私の場合は、ショートコードで「チェックマーク」や「注意マーク」の定番を作っておき、要点をまとめるときにポンポン呼び出すことが多いです。記事のトーンがそろうので、読み返したときの印象も安定します。
swellアイコンをよく使う場所とおすすめの使い方
SWELLアイコンはサイト全体で使えますが、特に効果を感じやすいのは次のような場所です。
- ヘッダーメニュー
- スマホの固定フッターメニュー
- ボタンやバナー
- ボックスメニューやカードリンク
- 吹き出し
それぞれの場所で使いやすいアイコンを整理すると、こうなります。
| 表示場所 | 相性のいいアイコン例 | 狙える効果 |
|---|---|---|
| ヘッダーメニュー | 家マーク、記事一覧、問い合わせの封筒など | どこを押せばいいかを直感的に伝えられる |
| スマホ固定フッターメニュー | ホーム、検索、カテゴリー、プロフィール | 親指だけでよく使う動線にアクセスしやすくなる |
| ボタン・バナー | 矢印、メガホン、プレゼント箱など | 「押してみようかな」と思ってもらいやすくなる |
| ボックスメニュー | 本、パソコン、グラフ、カート | どのボックスがどの内容か、一目で想像しやすい |
| 吹き出し | 人物アイコン、表情アイコン | 誰が話しているか、どんなキャラかを伝えやすい |
特にスマホの固定フッターメニューにアイコンを入れておくと、初めて来た人でも迷わず移動してくれます。私は「ホーム」「検索」「カテゴリー」「プロフィール」の4つに絞ってアイコンを置いていますが、それだけでも滞在時間が伸びた感覚があります。
swellアイコンの種類をどう選ぶ?最低限おさえたいパターン
SWELLにはたくさんのアイコンが用意されていますが、全部覚える必要はありません。よく使う場面ごとに「これを使う」と決めておくと、悩む時間も減ります。
- チェックマークや星マーク:メリットやおすすめポイントの強調
- 矢印や指さし:次に読んでほしい場所への誘導
- ビックリマークや三角マーク:注意点やデメリットの強調
- 盾やメダル:実績や保証など、安心感を伝えたいとき
- カートや電話、メール:お問い合わせや購入ボタンの前後
毎回なんとなくアイコンを変えてしまうと、記事ごとに雰囲気がバラバラになりがちです。「注意書きはこのアイコン」「メリットはこのアイコン」とざっくり決めておくだけでも、サイト全体の統一感が出てきます。
swellアイコンの色やサイズを整えてデザインを統一する
同じアイコンでも、色やサイズのバランスが整っているだけで、サイトの印象はかなり変わります。逆にここがバラバラだと「なんとなく落ち着かないサイト」に見えます。
私が意識しているポイントは、次のようなシンプルなものです。
- サイトのメインカラーを一つ決めて、アイコンもその色を基準にする
- サイズは「通常用」と「強調用」の2段階にして、それ以上増やさない
- 通常時は文字に合わせた色、カーソルを乗せたときだけ色を変える
色を増やしすぎると、それだけで読みづらくなります。アイコンはあくまで文章を読みやすくするための相棒なので、主役を取りすぎないように、少し控えめなくらいがちょうどいいです。
swell ファビコンを作って設定する手順を押さえよう

次は、サイトの「顔」となるSWELLファビコンについてです。ここを整えておくと、タブやブックマーク一覧の中でも、自分のサイトを見つけてもらいやすくなります。
swellファビコン用の画像をどう作る?デザインの考え方
ファビコンはとても小さく表示されるので、「細かく作り込む」よりも「一瞬で分かる形」にすることが大事です。意識したいポイントをまとめると、こんな感じです。
| 要素 | おすすめの考え方 | 避けたい例 |
|---|---|---|
| モチーフ | ブログ名の頭文字、シンプルな記号 | 写真や背景込みの細かいイラスト |
| 色 | ブランドカラー+白か黒など少ない色数 | カラフルで細かく色が分かれているもの |
| 文字 | 一文字か二文字程度に絞る | 長い英単語や文章を詰め込む |
私のブログでは、ロゴの頭文字を丸い背景の中に大きく置き、背景にブランドカラーを使っています。細かい装飾は一切入れていませんが、その分どのブラウザでもくっきり見えて、タブの中でもすぐ分かります。
WordPressカスタマイザーからswellファビコンを設定する
ファビコン用の画像を用意できたら、WordPressのカスタマイザーから設定していきます。テーマや環境によって細かな表示名は少し変わることがありますが、流れはだいたい次の通りです。
- 管理画面の「外観」→「カスタマイズ」を開く
- 「サイト基本情報」など、サイトタイトルを設定する項目を開く
- 「サイトアイコン」からファビコン用の画像をアップロードする
- プレビュー画面でタブの表示を確認し、問題なければ公開する
このとき、ファビコン用の画像は正方形で用意し、余白をしっかり取っておくときれいに見えます。キャンバスいっぱいにロゴを入れてしまうと、ブラウザ側で縮小されたときにつぶれて見えることがあるので注意です。
設定後にチェックしておきたいポイントを整理すると、次のようになります。
| チェック項目 | 見るポイント |
|---|---|
| タブの表示 | 複数タブを開いても、自分のサイトがすぐ見つかるか |
| ブックマーク | お気に入り一覧で、小さくても形が分かるか |
| スマホホーム画面 | ホーム画面に追加しても、アプリと並んで埋もれないか |
ここまで確認できれば、基本的なSWELLファビコンの設定はひとまず完了です。
swellファビコンがうまく表示されないときの対処
設定したのにSWELLファビコンが変わらないときは、次のような原因が多いです。
- ブラウザやスマホに古いキャッシュが残っている
- スマホのホーム画面ショートカットが以前のまま
- キャッシュ系プラグインやCDNが、古い画像を配信している
対処の方向性は、おおむね次の通りです。
- パソコンなら、別のブラウザやシークレットウィンドウで確認してみる
- スマホのホーム画面なら、一度ショートカットを削除してから改めて追加する
- キャッシュ系プラグインやCDNを使っている場合は、キャッシュ削除や更新を行ってから時間をおいて再チェックする
ファビコンは一度決めたら長く使う部分なので、慌てずに一つずつ確認していけば大丈夫です。
【swell】アイコンとファビコンでブランドを統一するコツ

SWELLアイコンとSWELLファビコンを単体で考えるのではなく、「ブログのブランドをどう見せたいか」という視点でそろえていくと、サイトの印象が一段引き締まります。
ブログの世界観からswellアイコンの雰囲気を決める
最初に決めておきたいのは、ブログ全体の雰囲気です。ここが決まると、選ぶアイコンの形や色も自然と絞られます。
- 落ち着いたビジネス寄りの内容なのか
- 子育てや暮らしなど、やわらかい話題が中心なのか
- ガジェットやデザインなど、スタイリッシュな印象を出したいのか
だいたいの方向性ごとに、相性のいいアイコンの雰囲気をまとめるとこうなります。
| ブログの雰囲気 | 合いやすいアイコンの形 | おすすめの色味 |
|---|---|---|
| 落ち着いた・信頼感重視 | 直線的でシンプルな形 | ネイビー、ダークグレーなど |
| やわらかい・親しみやすい | 角が丸いアイコン | やさしいパステルカラー |
| スタイリッシュ・洗練 | 線が細めでミニマルな形 | モノトーン+差し色 |
SWELLアイコンを選ぶときに、この表を意識しておくだけでも、毎回の迷いが減ります。「このサイトはどう見えてほしいか」を一度言語化してから、アイコンの雰囲気を合わせていくとスムーズです。
swellファビコンとヘッダーロゴ・アイコンを同じ軸で考える
SWELLファビコンは、ヘッダーロゴやサイト内のアイコンとセットで考えると、統一感がぐっと増します。
- ヘッダーロゴのシンボルを、そのまま小さくしてファビコンにする
- ブログ名の頭文字をファビコンに、文字ロゴをヘッダーに使う
- アイコンのシルエットを、ロゴとファビコンの両方で共通させる
確認しておきたいポイントを表にすると、こんな感じです。
| チェック項目 | 確認したいこと |
|---|---|
| モチーフ | ロゴ・アイコン・ファビコンのモチーフに一貫性があるか |
| 色 | 全体で使う色が多くなりすぎていないか(目安は3色以内) |
| トーン | ポップ・クールなど、雰囲気がバラついていないか |
私がサイト制作を手伝うときは、まずブランドカラーとシンボルを決めてから、ロゴ・アイコン・ファビコンを一気に作ってしまうことが多いです。そうすると、どのページに飛んでも「あ、このサイトだ」とすぐ分かるようになります。
swell アイコンを使いすぎないためのシンプルルール
SWELLアイコンは便利なので、ついあちこちに入れたくなります。ただ、入れすぎると「どこを見ればいいのか分からない」状態になりかねません。
そこで、私が自分のサイトで決めているルールは次の通りです。
- 一つの見出しブロックにつき、アイコンは一つまで
- 一記事で使う「種類」は三つまで(チェック、注意、矢印など)
- デザインが派手なボックスや見出しには、あえてアイコンを付けない
アイコンは重点を示したい場所に絞って使うと、読者の視線を自然に誘導できます。「どこもかしこも強調」にならないように、少し物足りないくらいの分量から始めてみるのがおすすめです。
【swell】アイコンとファビコンのよくあるトラブルと解決策

ここでは、SWELLアイコンとSWELLファビコンに関して、よく聞かれるトラブルをまとめておきます。「あれ、自分も同じかも」と思ったら、チェックリスト代わりに使ってください。
swellアイコンが表示されない・ずれて見えるとき
SWELLアイコンが出ない、位置がおかしいといった場合は、次のようなポイントを確認してみてください。
- カスタマイザーやメニュー画面で設定を保存し忘れていないか
- スマホ固定フッターメニューの項目数が多すぎていないか
- 追加CSSでマージンや位置を大きくいじっていないか
- ブラウザのキャッシュが残っていて、古いデザインを見ていないか
特にスマホフッターメニューは、項目を詰め込みすぎるとアイコンと文字が押し合いへし合いになって崩れやすいです。まずは項目を4つ程度にしぼって表示を確認してから、必要なら見直してみると原因を切り分けやすくなります。
swellファビコンが変わらない・ぼやけて見えるとき
SWELLファビコンのトラブルで多いのは、「設定したのに変わらない」「なんとなくにじんで見える」というケースです。考えられる原因と対処は次の通りです。
- 元画像の解像度が小さい → 余裕のあるサイズで作り直し、ロゴを少し小さめに配置する
- 線が細かすぎる → 線を太めにしたり、文字数を減らしてシンプルにする
- キャッシュの問題 → ブラウザやスマホのキャッシュ削除、ホーム画面ショートカットの再作成
ファビコンは「作り込みすぎて失敗する」パターンが本当に多いです。思い切って要素を削っていくくらいが、ちょうど良い仕上がりにつながりやすいと感じています。
swell アイコン・swell ファビコンのよくある質問(FAQ)

最後に、SWELLアイコンやSWELLファビコンについて、よく聞かれる質問にQ&A形式で答えておきます。
Q1. swellアイコンをたくさん使うと重くなりますか?
A. 一般的な使い方であれば、SWELLアイコンをいくつか配置した程度では、体感できるほど表示が重くなることはあまりありません。ただ、アニメーションを多用したり、外部サービスのアイコンフォントを大量に読み込むと、表示速度に影響が出ることがあります。
まずはSWELLにもともと用意されているアイコンを中心に使い、必要なものだけを適度な数で配置するイメージでいれば、極端に重くなる心配は少ないと思って大丈夫です。
Q2. swellファビコンはSEOに関係ありますか?
A. SWELLファビコンを設定しただけで検索順位が直接上がる、ということはありません。ただ、タブやブックマークの中で自分のサイトを見つけやすくなることで、再訪問してもらえるきっかけが増えます。
また、きちんとファビコンまで整えているサイトは、「ちゃんと作られているな」という印象を与えやすく、結果的に滞在時間やファン化にもつながりやすいです。SEOというより、信頼感づくりの一部だと思ってもらえるとよいかなと思います。
Q3. swellアイコンとswellファビコンのデザインは同じにしたほうがいいですか?
A. 完全に同じである必要はありませんが、「モチーフ」や「色」をそろえておくと、サイト全体のまとまり感が出ます。例えば、ロゴマークの一部をSWELLアイコンやSWELLファビコンにも使ったり、ファビコンと同じ色をボタンや見出しのアイコンにも採用する、といった工夫です。
読者からすると、どのページにいても同じ世界観を感じられるので、一度覚えてもらうと忘れられにくくなります。少しずつでもいいので、共通点を増やしていくイメージで整えていくと良いと思います。
まとめ:swellのアイコンとファビコンでブログの印象を底上げしよう
この記事のポイントを整理します
- SWELLアイコンは記事の中で読者を案内する役割、SWELLファビコンはサイト全体の「顔」だと考える
- アイコンは用途ごとに定番パターンを決めておき、色とサイズを絞るとデザインがぶれにくい
- SWELLファビコンはシンプルなモチーフとブランドカラーで作り、カスタマイザーから正しく設定する
- ロゴ・アイコン・ファビコンのモチーフや色をそろえると、ブログ全体の世界観が伝わりやすくなる
- トラブルが起きたときは、まずキャッシュと設定を一つずつ落ち着いて見直す
今日からできる最初の一歩としては、紙やメモアプリに「ブログの雰囲気」と「メインカラー」を書き出してみてください。そのうえで、SWELLファビコン用のシンプルなロゴを一つ作り、ヘッダーロゴとよく使うアイコンの色・形を近づけていきましょう。それだけでも、あなたのブログは「なんだか整っていて、居心地のいいサイトだな」と感じてもらえるはずです。



