ライブドアブログを始めたものの、「このまま書き続けて本当にお金になるのかな?」とモヤモヤしていませんか。
この記事では、実際にどのくらいのPVでどのくらいの収益が見込めるのかと、収益を増やすために何をすればいいのかを、できるだけ分かりやすく整理していきます。
先に結論だけお伝えしておくと、ライブドアブログの収益は、きちんと考えて運営すれば月数千円〜数万円までは十分に狙えますが、月100万円レベルに到達するのは、ジャンルや運営歴、SNSの影響力などすべてがかみ合ったごく一部のトップブロガーに限られます。
ライブドアブログの収益はどれくらい?この記事の結論

ここではまず、「結局どれくらい稼げるの?」という疑問にざっくり答えておきます。大まかなイメージを持ってから読み進めたほうが、後の内容も理解しやすいと思います。
ライブドアブログで稼げる金額のおおまかなイメージ
ライブドアブログの収益は、ざっくり言うと「月間PV(アクセス数)×1PVあたりの単価」で決まります。1PVあたりの単価はジャンルや広告の貼り方で変わりますが、広告メインのブログであれば0.05〜0.1円前後になるケースが多いです。
この前提で、広告収入メインのブログをイメージしたPV別の目安を表にしてみます。
| 月間PVの目安 | 想定できる収益の目安 | イメージ |
|---|---|---|
| 1,000PV | 数十円〜数百円 | ほぼ練習期間、収益は気にしなくてOK |
| 1万PV | 約500〜1,000円 | 初めて「お金になった」と感じるライン |
| 3万PV | 約1,500〜3,000円 | ちょっとしたお小遣いになる水準 |
| 10万PV | 約5,000〜1万円 | 毎月の固定収入としてうれしいレベル |
| 30万PV | 約1.5万〜3万円 | 副業として「続ける価値がある」と感じやすい |
| 100万PV | 約5万〜10万円 | 広告設計次第で10万円超えも十分ありえる |
あくまで「よくあるケースをざっくり数字にしたもの」ですが、多くの方は月数千円〜数万円あたりに落ち着くイメージです。月100万円クラスは、公式インタビューに出てくるようなごく一部のトップブロガーだと考えておいたほうが現実的です。
収益が人によって大きく違ってしまう理由
同じライブドアブログを使っていても、収益が大きく変わるのにはいくつか理由があります。
- 扱っているジャンル(報酬単価の高いジャンルかどうか)
- 読者の「悩みの深さ」が大きいテーマかどうか
- 広告の貼り方や導線設計が工夫されているか
- 記事数・更新頻度・運営期間などのストック量
- 検索エンジンからの流入が中心か、SNSからの流入が多いか
私も最初は、ほぼ日記のような雑記ブログを書いていて、PVはそれなりにあるのに収益は数十円という月が続きました。ところが、読者の悩みを意識した記事や、商品レビューなど「紹介する前提の記事」を増やしていくと、同じようなPVでも収益が一気に変わることを実感しました。
ライブドアブログの収益の仕組みを簡単に整理

次に、そもそも「どこからお金が発生するのか」を整理しておきます。仕組みが分かると、ライブドアブログの収益をどこで伸ばせるかも見えてきます。
ライブドアブログの基本スペックとお金まわり
ライブドアブログは、国内でも長く運営されている無料ブログサービスのひとつです。過去には有料プランもありましたが、いまは上位プラン相当の機能も含めて、基本的に無料で使える形になっています。
容量は大きく、デザインテンプレートも豊富で、HTMLやCSSを触れる人ならかなり細かいカスタマイズもできます。「まずはお金をかけずにブログを始めたい」という人にとっては、かなり手を出しやすい環境です。
収益まわりでいうと、PC版・スマホ版ともに、外部の広告サービスで発行した広告コードを貼ることで、自分のブログに広告を表示できます。この広告から発生した報酬は、基本的にすべて自分の収益として受け取ることができます。
ライブドアブログで使える主な収益源
ライブドアブログで使える代表的な収益源を整理すると、だいたい次のようになります。
| 収益源の種類 | 具体例 | 特徴 |
|---|---|---|
| クリック型広告 | Googleアドセンスなど | 広告がクリックされるたびに数十円程度の報酬が入る |
| 成果報酬型ASP | A8.net、もしもアフィリエイトなど | サービス申込みや商品購入などの「成果」が出たタイミングで報酬が発生 |
| 物販アフィリエイト | Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイトなど | 商品価格の数%が報酬になる、レビュー系記事と相性が良い |
| 自社商品・サービス | note、有料コンテンツ、オンライン講座など | 単価を高く設定しやすいが、商品づくりとサポートが必要 |
ライブドアブログ自体は広告を自動で用意してくれるわけではなく、上のような外部サービスに自分で登録して広告コードを取得し、それをブログに貼るスタイルです。無料ブログの中では比較的自由度が高く、規約の範囲内であればいろいろなアフィリエイト広告を試すことができます。
ジャンル選びでライブドアブログの収益は大きく変わる
同じPVでもライブドアブログの収益が変わる大きな要因が「ジャンル選び」です。たとえば、次のような違いがあります。
- 芸能、ニュース、トレンド系:PVは集めやすいが、広告単価が低めになりやすい
- 金融、転職、資格、保険など:PVはやや集めにくいが、1件あたりの報酬単価が高い
- 育児、恋愛、コンプレックス解消など:読者の悩みが深く、悩み解決系の記事と相性が良い
どのジャンルが絶対に正解ということはありませんが、「自分が続けやすい」「広告案件もそれなりにある」この2つを満たすジャンルを選ぶと、ライブドアブログの収益を伸ばしやすいです。私もいくつかジャンルを試し、書いていて苦にならないテーマに絞ってから、ようやく収益が安定してきました。
PV別に見るライブドアブログの収益目安

ここからは、もう少し具体的に「PV別にライブドアブログの収益がどれくらいになりそうか」をイメージしていきます。あくまで目安ですが、目標を立てるときの参考にはなるはずです。
広告メインで運営した場合のシミュレーション
クリック型広告を中心にしているブログの場合、1PVあたりの単価が0.05〜0.1円あたりに落ち着くことが多いです。これを前提にすると、だいたい次のような感覚になります。
- 月5,000PV前後:数百円〜1,000円未満(まずはアクセスを増やす段階)
- 月1万〜3万PV:数百円〜数千円台(お小遣いとして少しうれしいレベル)
- 月10万PV:5,000円〜1万円前後(毎月の固定収入として意識できる)
- 月30万PV:1.5万〜3万円前後(副業としてかなり実感が出てくる)
- 月100万PV:5万〜10万円前後(広告の貼り方しだいで2桁万円も十分ありえる)
もちろん、クリック率や読者層、記事の内容によっても結果は変わります。同じ10万PVでも、広告が目に入りやすいレイアウトや、広告と相性の良いテーマを選べていれば、収益は大きく変わってきます。
アフィリエイト重視で運営した場合のイメージ
物販アフィリエイトやASP案件をメインにすると、「PVが少なくても収益が大きい」パターンが生まれます。たとえば、
- 1件あたりの報酬が1,000円の案件が月10件売れる → それだけで1万円
- 1件あたり3,000円の案件が月10件売れる → 3万円の収益
というように、PVよりも「何件成約したか」で収益の大部分が決まります。私のブログでも、月2万PVほどしかない時期に、ある記事から毎月数件ずつ申込みが入り、PVの割に大きな収益になったことがあります。
このように、広告メインかアフィリエイト重視かで「同じPVでもライブドアブログの収益がどれくらいか」の感覚はかなり変わります。
「PV×収益モデル」で自分のゴールを決める
ここまでを整理すると、次の3つのどれをベースにするかで戦い方が変わります。
- PVをひたすら増やしてクリック型広告で稼ぐ
- アフィリエイトで1件あたりの単価を上げる
- 自社商品・サービスでさらに高単価を狙う
どれか1つだけに絞る必要はありませんが、「今どのパターンをメインにしているのか」を意識しておくと、目標設定がしやすくなります。「月◯円欲しいから、PVはいまの2倍、そのうえでアフィリエイトも増やしていこう」といった具体的なプランに落とし込みやすくなります。
ライブドアブログで収益を増やす4ステップ

ここからは、「実際に何をすれば収益が増えていくのか」を4つのステップに分けてお話しします。難しいテクニックよりも、まずは基本をしっかり押さえるほうが長い目で見ると伸びやすいです。
ステップ1:テーマとターゲットを決める
最初にやるべきなのは、「誰のどんな悩みを解決するブログなのか」をざっくりでも決めることです。ざっくりで構わないので、次のような表を自分なりに書き出してみてください。
| 項目 | 例 |
|---|---|
| 想定読者 | 転職したい20代会社員、初めて育児をするママ など |
| 読者の悩み | 今の仕事がつらい、子どもの夜泣きで寝不足 など |
| 自分の強み | 同じ経験がある、関連する資格や知識がある など |
| マネタイズ案 | 転職サービスの紹介、育児グッズや便利アイテムのレビュー など |
ここがあいまいなままだと、どうしても「なんでもありの日記ブログ」になってしまい、PVが増えても収益にはつながりにくくなります。逆に、ターゲットと悩みがはっきりしていると、「この人にとって役立つ記事」を書きやすくなり、ライブドアブログの収益も伸びやすくなります。
ステップ2:キーワードと記事設計を考える
次にやることは、検索キーワードと記事の構成を考えることです。
- 「◯◯ やり方」「◯◯ おすすめ」「◯◯ 比較」のような、悩み系のキーワードを意識する
- 1記事1テーマに絞り、そのテーマの疑問を1本で解決できる構成にする
- 見出し(H2・H3)を使って、スマホでも読みやすいように記事を分ける
たとえば「ライブドアブログの収益はどれくらい?」というテーマなら、
- 最初におおまかな収益の目安と結論
- 収益が発生する仕組み
- PV別のシミュレーション
- 収益を伸ばすステップ
といった流れで1本の記事にまとめるイメージです。記事を公開する前に、「この見出しをざっと読むだけで内容が分かりそうか?」と自分でチェックしてみると、読み手にとっても親切な構成になりやすいです。
ステップ3:広告配置と導線を整える
記事が書けたら、次は広告の配置と導線を整えます。ここをおろそかにすると、PVのわりにライブドアブログの収益が伸びません。
- 記事の冒頭ではなく、読者が「これ欲しいかも」と思ったタイミングで広告リンクを置く
- バナーだけでなく、文章の中に自然なテキストリンクも入れる
- 同じテーマの記事同士を内部リンクでつなぎ、ブログ全体での滞在時間を伸ばす
ライブドアブログはPC版とスマホ版でレイアウトが少し違うので、スマホでの見え方も必ず確認したほうがいいです。スマホユーザーが多いジャンルだと、スマホ側の広告位置を少し変えるだけで収益が変わることもあります。
ステップ4:数字を見ながら改善する
最後のステップは、「数字を見て改善する」ことです。気合いで記事数を増やすだけだと、どこかで頭打ちになってしまいます。
- アクセス解析で、よく読まれている記事・すぐ離脱されている記事をチェックする
- 成約が発生している記事には、関連する広告や関連記事リンクを追加する
- まったく読まれていない記事は、タイトルや見出しを見直してリライトする
最初から完璧な記事を書こうとしないほうが、結果的にはうまくいきます。私も最初の数十記事は正直あまり出来が良くありませんでしたが、あとから見出しを変えたり、画像や図解を足したりしているうちに、検索順位もライブドアブログの収益も少しずつ伸びていきました。
ライブドアブログとWordPressの収益性を比較

次に、多くの人が気にする「ライブドアブログとWordPress、どっちが稼ぎやすいのか」という話を整理しておきます。どちらが絶対に優れているというより、向き不向きが違うイメージです。
初期コストと運営のラクさ
まずはお金と手間の面から比べてみます。
- ライブドアブログ:初期費用はかからず、サーバー契約も不要。テンプレートを選べばすぐに書き始められる。
- WordPress:サーバー契約や独自ドメインの取得が必要で、最初の設定はやや難しい。ただし慣れると自由度が高い。
この違いを踏まえると、「とにかくまずブログに慣れたい」「できるだけお金をかけずに始めたい」という人にはライブドアブログが向いています。一方で、「将来的にはブログで大きめの収益を作りたい」「長く一つのサイトを育てたい」という人にはWordPressが有力な選択肢になります。
収益性と自由度の比較表
収益性やカスタマイズ性をざっくり比較すると、次のようなイメージです。
| 項目 | ライブドアブログ | WordPressブログ |
|---|---|---|
| 初期費用 | ほぼゼロ | サーバー・ドメイン費用が必要 |
| デザイン自由度 | テンプレ内ならかなり高い | テーマ・プラグインでほぼ無制限 |
| 広告の自由度 | 自分の広告を貼れるが、一部レイアウトに制約あり | 広告の位置や種類を自由に決められる |
| 収益の伸ばしやすさ | 月数千円〜数万円までは十分現実的 | 設計しだいで高単価案件や自社商品も展開しやすい |
| 管理の手間 | システム面の管理は不要 | バックアップやアップデートなど自己管理が必要 |
ざっくりまとめると、ライブドアブログは「コストをかけずにブログ収益の基礎を学ぶ場」、WordPressは「本格的にブログを育てていく場」というイメージで捉えると分かりやすいと思います。
どのタイミングでWordPressを検討するか
私のおすすめの流れは、次のような感じです。
- まずライブドアブログで30〜50記事ほど書いてみる
- 月数千円〜1万円前後の収益が出てきたら、「このテーマで長く続けたいか」を考える
- まだ伸びしろがありそうだと感じたら、そのタイミングでWordPressにも挑戦する
こうしておけば、最初からサーバー代だけ払って挫折するリスクを下げつつ、ブログ運営の基礎スキルも身につきます。ライブドアブログを「練習と実験の場」として活用しつつ、手応えが出てきたところでWordPressに広げていくイメージです。
よくある質問(ライブドアブログの収益編)

最後に、ライブドアブログの収益についてよくある質問をQ&A形式でまとめておきます。気になっていた疑問があれば、ここで一度スッキリさせておきましょう。
Q1. 月1万PVでもライブドアブログの収益はどれくらいですか?
月1万PVのライブドアブログであれば、広告メインの場合はだいたい500〜1,000円前後になることが多いです。クリック率が高かったり、CTRと単価のバランスが良ければ、もう少し伸びる可能性もあります。
一方で、アフィリエイトや物販をうまく組み合わせれば、1万PVでも数千円〜1万円近くになることもあります。「PVが少ない=稼げない」というわけではなく、「どんな読者に、どんな商品やサービスを紹介しているか」でライブドアブログの収益はかなり変わってきます。
Q2. ライブドアブログで月3万円の収益を目指すには、どれくらいのPVが必要?
広告だけで月3万円を狙う場合、目安としては月30万PV前後が一つのラインになってきます。ジャンルや広告のクリック率によっては、それ以上のPVが必要になることもあります。
アフィリエイトをうまく組み合わせれば、PVはそこまで多くなくても月3万円に届く可能性はあります。たとえば、1件3,000円の案件を月10件成約させればそれだけで3万円です。私なら「まずは月10万PV+毎月数件のアフィリエイト成約」を一つの目標にして、そこから収益の柱を増やしていくイメージで戦略を考えます。
Q3. ライブドアブログは無料だけど、本当に稼げますか?
ライブドアブログは無料でも、十分に収益化は可能です。外部サービスで取得した広告コードをPC版・スマホ版に貼れば、その広告からの報酬は基本的にすべて自分の収益になります。
とはいえ、「無料だし、とりあえず日記を書いておこう」というスタンスだと、PVが増えても収益はほとんど出ません。誰に向けて書くのか、どんな悩みを解決するのか、どのタイミングで何を紹介するのか。このあたりを意識して記事を書いていけば、ライブドアブログであっても十分にお金を生み出せるようになります。
ライブドアブログの収益アップまとめ
ここまでの内容をまとめます
- ライブドアブログの収益は、月数千円〜数万円がもっとも現実的なゾーンで、月100万円クラスはごく一部のトップ層だけ。
- 収益は「PV×収益モデル」で決まり、広告メインかアフィリエイト重視かで必要なPVが変わる。
- ライブドアブログは無料で使え、外部サービスの広告コードを貼ることで、自分のブログから収益を得られる。
- テーマとターゲットを決め、キーワード設計と広告導線を意識して記事を書いていくことで、同じPVでも収益は大きく変わる。
- 本格的に大きな収益を狙う場合は、「ライブドアブログで基礎を身につけてからWordPressに挑戦する」という二段階戦略がおすすめ。
そして、今日からできる最初の一歩としては、
- 自分が経験してきたことをもとに書けそうなジャンルを3つ書き出す
- その中から「読者の悩みが深そうで、自分も体験談を話せる」ジャンルを1つ選ぶ
- そのジャンルで読者の悩みを解決できそうな記事タイトルを5〜10個メモする
この3つだけでも、ライブドアブログの収益を伸ばすための土台がかなり整います。あとは、この記事のステップを参考に、少しずつ記事と広告の導線を積み上げていくだけです。焦らず、でもあきらめずに続けていきましょう。



