SWELLで人気記事を出したいのに、サイドバーに何も出てこなかったり、「人気記事の期間を変える設定が見つからない…」と検索ばかりしていませんか。
この記事では、SWELLの人気記事機能の基本から、「なぜか表示されないときの見直しポイント」、さらに期間別ランキングを作りたいときの考え方までを、できるだけ分かりやすくまとめました。
先に結論を一言で言うと「SWELLの仕様をちゃんと押さえたうえで、足りない部分だけプラグインやカスタマイズで補う」のが、一番ラクでトラブルも少ないやり方です。
SWELL 人気記事の基本とこの記事でできること

まずは、SWELLの人気記事機能がどういう仕組みなのか、ざっくり整理しておきます。全体像を知っておくと、「人気記事が出ない」「期間を変えたいのに変えられない」といった疑問の理由が見えやすくなります。
SWELL 人気記事機能でできること・できないこと
SWELLには「ビュー数の多い順に記事を並べる」ための機能がいくつか用意されています。
代表的なものを表にまとめると、こんなイメージです。
| 項目 | できること | できないことの例 |
|---|---|---|
| 人気記事ウィジェット | PVが多い順に記事を自動でリスト表示 | SWELLの設定だけで日別・週別・月別に切り替える |
| 人気記事一覧ページ | 固定ページに人気記事だけを並べたページを作成 | テンプレートだけで複雑な条件分岐をする |
| カテゴリ別の人気記事 | カテゴリページなどで、そのカテゴリ内の人気記事を出す設定 | テーマ設定だけで細かい組み合わせ条件を作り込む |
SWELL側でPV(ページビュー)は自動でカウントされていて、投稿ごとのカスタムフィールドに保存されています。
人気記事ウィジェットや人気記事一覧ページは、その値をもとにランキングを作ってくれるイメージです。
つまり、「集計の仕組みやデータ保存はすでに用意されていて、基本は設定するだけでOK」という状態になっています。
この記事では、この標準機能をベースにしつつ、「どこまでがSWELLだけでできて、どこからがプラグインやカスタマイズの出番なのか」を丁寧に線引きしていきます。
SWELL 人気記事・表示されない・期間で悩む人の典型パターン
検索のキーワードから逆算すると、SWELLの人気記事まわりでつまずきやすいポイントは、だいたい次のようなパターンに集約されます。
- サイドバーに人気記事を出したのに、記事が1件も表示されない
- ウィジェットは入れたのに、デザインが思った通りにならない
- 記事一覧を「新着」と「人気」でタブ切り替えしたいのに設定場所が分からない
- 人気記事を日別・週間・月間で切り替える設定が見つからず、管理画面をさまよっている
- 人気記事プラグインも試したけれど、SWELLの見た目と合わなくて違和感がある
こうした悩みは、「設定の見落とし」「テーマの仕様の勘違い」「プラグインとの相性」のどれかであることがほとんどです。
このあと、順番にひとつずつ整理していくので、自分の状況と照らし合わせながら読み進めてみてください。
SWELL 人気記事を表示する具体的な手順

ここからは、実際に人気記事を表示するための手順を見ていきます。サイドバーやフッターに出す基本パターンと、投稿リストブロックを使うパターン、記事一覧やカテゴリページに組み込むときの考え方をセットで押さえておきましょう。
ウィジェットでSWELL 人気記事を表示する手順(サイドバー・フッター)
一番シンプルなのが、ウィジェットで人気記事を出す方法です。
管理画面の操作は、次の流れになります。
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | 管理画面の「外観」→「ウィジェット」を開く |
| 2 | 人気記事を出したいエリア(サイドバー、フッターなど)を選ぶ |
| 3 | 「[SWELL] 人気記事」というウィジェットを追加する |
| 4 | 表示件数や表示タイプ(カード型・リスト型など)を設定する |
| 5 | タイトル(例:よく読まれている記事)を入力し、保存する |
これだけで、サイドバーやフッターにアクセスの多い記事が並ぶようになります。
デザインは、カード型にするとサムネイル付きで目立ちやすく、リスト型にするとシンプルでコンパクトに収まります。
最初は「サイドバーにカード型で5件くらい」から始めてみると、様子がつかみやすいです。
投稿リストブロックで「おすすめ記事」リストを作る
SWELLには「投稿リストブロック」という便利なブロックがあり、これを使うと固定ページやトップページの中に人気記事風の「おすすめ記事」リストを自由に作れます。
使い方のイメージは次のような感じです。
- 固定ページやトップページの編集画面で、ブロック追加から「投稿リスト」を選ぶ
- リストの表示タイプ(カード、リスト、タイルなど)を選ぶ
- 表示するカテゴリーやタグを絞り込む
- 並び順を「新着順」「人気順」などに切り替える
投稿リストブロックの良いところは、ウィジェットよりも「見せ方の自由度」が高いところです。
たとえば、
- 「ブログの基本がわかる記事まとめ」のような導線用ページ
- 特定のカテゴリーだけを集めたおすすめリスト
- ランディングページの途中に並べる実績記事の一覧
など、目的に合わせて好きな場所に人気順のリストを差し込むことができます。
トップページやカテゴリページに人気記事を配置するコツ
人気記事をどこに置くかで、読者の動き方がかなり変わります。
よく使われるパターンをまとめると、こんなイメージです。
| 表示場所 | 特徴・メリット | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| サイドバー | ほとんどのページで表示されるので目に入る機会が多い | サイト全体でよく読まれている記事を5〜10件表示 |
| トップページの中段 | 初訪問の人が「このサイトの人気」をすぐ把握できる | 新着記事と人気記事をタブで切り替えるレイアウト |
| カテゴリページの上部 | そのカテゴリに興味がある人に、さらに読んでほしい記事を見せられる | カテゴリごとの人気記事ランキングを表示 |
私の体感では、
- サイドバーに「全体の人気記事」
- カテゴリページ上部に「そのカテゴリの人気記事」
という組み合わせが、回遊しやすさと分かりやすさのバランスが良いです。
トップページでは、記事一覧の設定から「新着」と「人気」のタブ切り替えをオンにしておくと、初めて来た人にも常連さんにも使いやすい一覧になります。
SWELL 人気記事が表示されないときのチェックリスト

ここからは、「人気記事がどこにも出てこない」「設定したはずなのに空っぽ」といったときのチェックポイントをまとめます。難しい設定に手を出す前に、まずはここで紹介する内容を上から順番に確認してみてください。
まず疑うべき5つの原因
人気記事が表示されない場合、いきなりテーマの不具合を疑う必要はありません。
経験上、よくある原因は次のどれかです。
| 原因 | よくある状態 | やるべきこと |
|---|---|---|
| PVがほとんどない | ブログを作って間もない、アクセスがまだ少ない | 少し記事数とアクセスを増やしてから様子を見る |
| ウィジェット未設置 | [SWELL] 人気記事ウィジェットをどこにも追加していない | 外観→ウィジェットで、表示したいエリアに追加する |
| 表示エリアの勘違い | スマホ表示ではサイドバーが画面下のほうにまとめられている | テーマ設定でスマホ時のサイドバーの位置を確認する |
| 記事の状態の問題 | 人気記事に出したい記事が下書き・非公開・パスワード保護になっている | 公開状態とカテゴリ設定、アイキャッチをチェックする |
| キャッシュの影響 | キャッシュプラグインや高速化プラグインを複数入れている | 一時的にオフにして、人気記事が出るか試してみる |
特に多いのが、「PV不足」と「ウィジェットを入れていない」の2つです。
人気記事はPVをもとにしたランキングなので、どうしても一定以上のアクセスがないと意味のある並びになりません。
「設定したのに1件も出てこない」という場合は、まずはウィジェットの設置とPVの状況を確認してみてください。
プラグイン・キャッシュが原因のときの対処法
次によくあるのが、プラグインとの相性問題です。
別の人気記事プラグインやキャッシュ系プラグインをいくつも使っていると、SWELL側のカウントや表示に影響が出ることがあります。
チェックしてほしいポイントを挙げておきます。
- WordPress Popular Postsなど、別の人気記事プラグインを同時に使っていないか
- ページキャッシュやブラウザキャッシュ系のプラグインをいくつも入れていないか
- 一部機能で「AJAXで読み込む」設定を有効にしていて、それがランキング表示とぶつかっていないか
原因の切り分けをするときは、
- キャッシュプラグインを一度オフにして、人気記事に変化があるか見る
- 人気記事プラグインを止めて、SWELLの人気記事だけ動かしてみる
といったテストをすると、どこが悪さをしているのか見えやすくなります。
それでもSWELL 人気記事が表示されないときの最終確認
ここまで確認しても人気記事が出てこない場合は、少し踏み込んだチェックも必要です。
- SWELL本体と子テーマが最新の状態か
- functions.phpなどに自作のコードを追加していないか
- 子テーマでテンプレートファイルを大きく書き換えていないか
- 一度別テーマに切り替えると人気記事の挙動が変わるか
自分でコードを書き足している場合は、思わぬところで人気記事周辺の処理に影響していることもあります。
テスト用の環境があれば、そちらでプラグインを最小構成にして動作を見るのも一つの方法です。
それでも解決しない場合は、状況を整理してテーマのフォーラムやサポートに相談すると、より具体的なアドバイスをもらいやすくなります。
SWELL 人気記事の期間と集計のルール

次のテーマは「人気記事の期間」です。ここを勘違いしていると、「設定画面のどこを探しても期間の項目がない」という状態に陥りやすいので、一度整理しておきましょう。
SWELL標準では期間を変えられない理由
まず押さえておきたいのが、SWELLの人気記事は基本的に「全期間でのPV」をもとにランキングを作っているという点です。
つまり、テーマの標準機能の中に「日別」「週間」「月間」といった期間を切り替える項目は用意されていません。
管理画面をいくら探しても期間の設定が見つからないのは仕様通りで、何かが壊れているわけではない、ということですね。
期間ごとの細かいデータを取ろうとすると、データ量も処理も増えてしまうので、そこはプラグインに任せる方針になっています。
ですので、「細かい期間別の人気記事を作りたいときだけ、専用プラグインを組み合わせる」と考えておくと、気持ちがかなりラクになるはずです。
プラグインで「日別・週間・月間」の人気記事を作る
どうしても日別・週間・月間の人気記事を作りたいときは、人気記事用のプラグインを併用するのが現実的です。
やりたいこと別に整理すると、イメージはこんな感じになります。
| やりたいこと | よく使う手段 | ポイント |
|---|---|---|
| 日別ランキングを出したい | プラグインの「今日」や「24時間以内」などの指定 | アクセスが少ないサイトだと順位が日によって動きやすい |
| 週間ランキングを出したい | 「直近7日」など、1週間単位の集計機能 | 週ごとの傾向を見たいときに便利 |
| 月間ランキングを出したい | 「直近30日」前後の期間を指定 | 定番記事とトレンド記事の両方を把握しやすい |
| 長期的な人気記事を知りたい | SWELL標準の人気記事(全期間) | 「定番」としてずっと読まれている記事の把握に向いている |
プラグインのウィジェットやショートコードを使うことで、
- サイドバーに「今日」「今週」「今月」のタブを並べる
- トップページの途中に「月間人気記事ベスト10」を作る
といった表示も可能になります。
そのうえで、
- SWELLの人気記事は「このサイトの顔となる定番記事」
- プラグイン側の期間別人気記事は「最近よく読まれている記事」
のように役割を分けておくと、読者にも分かりやすくなります。
期間別人気記事をSWELLのデザインになじませるコツ
プラグインが出してくれる人気記事リストは、そのままだとSWELLの雰囲気と少し違って見えることがあります。
そこで、次のようなポイントを意識して整えてあげると、サイト全体の統一感が保てます。
- 文字サイズを本文やサイドバーの他のウィジェットと合わせる
- 行間と余白を少し広めにとり、ギュッと詰まった印象を避ける
- ランキングの数字(1位・2位など)はシンプルなデザインにして、テーマカラーに揃える
- サムネイル画像の比率をSWELLのカードと近い形にそろえる
人気記事だけ別サイトのパーツのような見た目になっていると、どうしてもちぐはぐな印象になります。
CSSを少しだけ整えるだけでも、「最初からSWELLに入っていた機能のような自然さ」に近づけられます。
SWELL 人気記事をもっと活かす応用テクニック

ここからは、少し踏み込んだ活用アイデアを紹介します。「とりあえず表示できた」から一歩進んで、人気記事をどうやってPVや収益アップにつなげるか、という視点で見ていきましょう。
カテゴリ別人気記事・カスタム投稿での人気記事
サイトを運営していると、カテゴリによって読者の関心が分かれてくることが多いです。
そのときに効いてくるのが、カテゴリ別の人気記事です。
- ブログ運営カテゴリの人気記事
- 商品レビューカテゴリの人気記事
- ノウハウ系カテゴリの人気記事
こうしたカテゴリ別人気記事をカテゴリページの上部やサイドバーに置いておくと、「自分が知りたいテーマの中で特におすすめの記事」がすぐ見つかります。
SWELLのウィジェットや投稿リストブロックの条件を調整するだけで実現できるケースも多いので、まずはカテゴリごとに試してみるのがおすすめです。
また、カスタム投稿タイプを使っている場合は、その投稿タイプ専用の人気記事を用意するのも有効です。
多少コードの編集が必要になりますが、
- レビュー用の投稿タイプだけ人気ランキングを出す
- ニュース用の投稿タイプは新着順だけにして、人気記事は別枠で出す
といった使い分けができるようになります。
PVの引き継ぎ・手動調整で「推したい記事」を上位にする
テーマを乗り換えたときや、人気記事プラグインからSWELLの機能に切り替えたときなど、「これまでのPVをなるべく引き継ぎたい」と感じる場面があります。
また、「本当はこの記事をもう少し目立たせたい」というケースもあるはずです。
そうしたときの考え方は、次のようになります。
- 以前使っていた人気記事プラグインのPVを、SWELL側のカスタムフィールドに移して引き継ぐ
- 特に読んでほしい記事のPVを少しだけ調整して、人気記事の上位にきやすくする
- もう推したくない記事のPVを抑えて、ランキングから外していく
SWELLのPVは「ct_post_views_byloos」というカスタムフィールドに保存されているので、必要に応じてここを手動で調整することもできます。
数字を作り込みすぎるのはおすすめしませんが、「サイトの方針に沿って人気記事の顔ぶれを整える」くらいなら、運営の工夫の範囲だと私は考えています。
人気記事を使った導線設計と収益アップのアイデア
最後に、人気記事をサイト設計の中でどう活かすか、具体的なアイデアをいくつか挙げておきます。
- 収益記事につながる「入口記事」を人気記事として目立たせ、本文で収益記事へ自然に誘導する
- トップページに「新着」「人気」「おすすめ」のタブを用意して、どこから来ても回遊しやすくする
- 人気記事の本文の途中や最後に、関連記事ブロックやバナーを置いて離脱を防ぐ
- カテゴリ別人気記事で「初心者向け」「経験者向け」を分け、読者のレベルに合う記事を見せる
このように人気記事を「単なるランキング」ではなく、「サイトのゴールに向かって読者を導くための案内板」として使っていくと、PVや収益の伸び方も変わってきます。
SWELL 人気記事のよくある質問

ここでは、SWELLの人気記事まわりでよく聞かれる質問をQ&A形式でまとめます。設定で迷ったときの復習用としても使ってみてください。
Q1. SWELLの人気記事がまったく表示されません。テーマが壊れているのでしょうか?
A. いきなり壊れていると考える必要はありません。
人気記事が出てこないときは、次のポイントから順番に確認してみてください。
- サイトを作ったばかりで、PVがまだほとんどない
- [SWELL] 人気記事ウィジェットをサイドバーなどに追加していない
- 出したい記事が下書き・非公開になっている、あるいはアイキャッチが未設定
- キャッシュプラグインや別の人気記事プラグインが影響している
このあたりをチェックしても改善しない場合は、自作カスタマイズや他のプラグインとの兼ね合いも疑ってみてください。
Q2. 人気記事の期間を日別・週間・月間で切り替えたいのですが、どこに設定がありますか?
A. SWELLの標準機能の中に、人気記事の期間を切り替える設定はありません。
期間別ランキングを作りたい場合は、人気記事プラグインを併用して、
- 「今日」の人気記事
- 「直近◯日」の人気記事
- 「直近◯週間」の人気記事
といった形で出してあげる必要があります。
そのうえで、SWELLの人気記事は全期間の定番記事、プラグインの人気記事は直近の傾向、というように役割分担をしておくと、読者にも伝わりやすくなります。
Q3. SWELLの人気記事を使えば、PVや収益は勝手に増えていきますか?
A. 人気記事の設置だけで自動的にPVや収益が増えるわけではありません。
大事なのは、
- どのページに人気記事を置くか
- 人気記事からどの記事へバトンを渡したいか
- ランキングに入っている記事の内容が、きちんと読者の役に立っているか
といった「使い方」の部分です。
SWELLの人気記事は、あくまで「よく読まれている記事を目立たせる仕組み」なので、記事の質や導線設計とセットで考えてあげると、効果が出やすくなります。
SWELL 人気記事設定のまとめと次の一歩
ここまでの内容をまとめます
- SWELLの人気記事機能は、全期間のPVをもとにしたシンプルなランキングで動いている
- 人気記事が表示されないときは、PV不足・ウィジェット未設置・記事の状態・キャッシュあたりから順番に確認する
- 期間を変えたい場合は、人気記事プラグインと組み合わせて日別・週間・月間のランキングを作る
- カテゴリ別人気記事やカスタム投稿タイプの人気記事をうまく使うと、読者の回遊がスムーズになる
- 人気記事は「ただのランキング」ではなく、重要な記事へ読者を案内するための導線として活用する
今日からできる最初の一歩としては、
- サイドバーに「[SWELL] 人気記事」ウィジェットを設置し、5件前後で様子を見る
- トップページか固定ページに、投稿リストブロックでおすすめ記事のリストを1つ作ってみる
この2つを試してみるのがおすすめです。
それだけでも、どの記事にアクセスが集まりやすいかが見えやすくなり、人気記事の活かし方もイメージしやすくなります。
慣れてきたら、「表示されないときのチェック」「期間別ランキング」「カテゴリ別人気記事」と少しずつステップアップして、自分のサイトに合ったSWELLの人気記事運用を作っていきましょう。




