ブログを1カラムにしてスッキリ見せたいのに、やり方や横幅の調整でつまずいていませんか。
私も最初にcocoonで1カラムレイアウトにしたとき、「急に横に広がりすぎた」「どこで幅をいじればいいの?」と同じように悩みました。
この記事では、cocoonで1カラムレイアウトに切り替える方法と、そのあとに幅を整えるやり方を、テーマ設定とCSSの両面からできるだけ分かりやすくまとめます。
先に結論を一言でまとめると、「cocoonの設定でできること」と「CSSでしかできないこと」を分けて考えれば、1カラムの変更も幅調整も、思ったより簡単にコントロールできます。
cocoonで1カラムに変更する前に知っておきたいこと

ここでは、cocoonで1カラムに変更する前に「2カラムと1カラムは何が違うのか」「どんなサイトに向いているのか」を軽く整理しておきます。最初にレイアウトのイメージを揃えておくと、このあとの幅調整の話がかなり理解しやすくなります。
2カラムと1カラムの違いをざっくり整理
まずは「2カラム」と「1カラム」の違いを、よくある使い方ベースで比べてみます。
| レイアウト | 主な特徴 | 向いているサイト | デメリット |
|---|---|---|---|
| 2カラム(メイン+サイドバー) | 情報を並べやすく、カテゴリーや人気記事などを常に表示できる | 通常のブログ、情報量が多いサイト | スマホではサイドバーが下に回るため、あまり見られないこともある |
| 1カラム(サイドバーなし) | 文章や画像に集中させやすく、見た目がスッキリする | LP、プロフィール、サービス紹介、読み物中心の記事 | サイドバーに置いていた情報を別の場所に工夫して配置しないと、回遊が減ることがある |
私のまわりでも、「ブログ記事は2カラムのまま」「商品説明ページやプロフィールページだけ1カラム」という使い分けをしている人が多い印象です。
cocoonでよく出てくるカラム関連の用語
cocoonで1カラムにしたり幅を変えたりするとき、管理画面にいろいろな用語が出てきます。
よく見るものだけ先に押さえておきましょう。
- メインカラム
記事本文が入る、ページのメインとなる領域です。 - サイドバー
プロフィールや人気記事、広告などを入れる細めの列です。 - コンテンツ幅(コンテンツエリアの幅)
メインカラム自体の横幅です。 - カラム間余白
メインカラムとサイドバーの間のすき間で、2カラム時のレイアウトに関係します。
cocoonで1カラムの幅をどうするか考えるときは、「コンテンツ幅」「余白あたりをどう調整するか」という視点を持っておくと分かりやすいです。
cocoonで1カラムに変更する3つの方法

ここからは、実際にcocoonで1カラムに切り替える具体的な方法を3パターン紹介します。「サイト全体を1カラムにする」「特定の記事だけ1カラムにする」「トップページだけ1カラムにする」の3つを覚えておけば、ほとんどのケースはカバーできます。
サイト全体を1カラム(サイドバーなし)にする
「ブログ全体を1カラムにしたい」「サイドバー自体をやめたい」という場合は、cocoonの設定から一括で切り替えできます。
細かい文言は環境によって多少違いますが、流れはだいたい次のようなイメージです。
- WordPress管理画面から「Cocoon設定」を開く
- 「全体」や「レイアウト」「カラム」といったタブを開く
- サイドバーの表示に関する項目で「サイドバーを表示しない」「全て1カラム」などに変更する
- 必要であれば、サイドバーに置いていたウィジェットの内容を本文下やフッターなどに移動する
この方法は、cocoonの機能だけで1カラムに切り替えられるので、CSSが苦手な人でも安心です。
その代わり、「一部のページだけ2カラムに戻したい」といった細かい調整はやりづらくなるので、全体のレイアウト方針を決めたうえで使うのがおすすめです。
投稿・固定ページだけ1カラムにする
「LPっぽい記事だけ1カラムにしたい」「固定ページのプロフィールだけ1カラムにしたい」という場合は、記事ごとにレイアウトを指定する方法が便利です。
こちらもテーマの機能を使うだけなので、基本的にはCSSは不要です。
流れは次のようなイメージです。
- 1カラムにしたい投稿または固定ページの編集画面を開く
- 編集画面の右側や下側にある「ページ設定」「レイアウト」などの項目を探す
- 「1カラム」「サイドバーなし」「本文のみ」など、1カラム用のページタイプを選ぶ
- 更新して、プレビューで1カラム表示になっているか確認する
この方法なら、「普段のブログ記事は2カラムのまま」「特定のページだけ1カラムにする」といった柔軟な運用ができます。
トップページだけ1カラムにしてLP風に見せる
「ブログ一覧ではなく、LPのような1カラムのトップページにしたい」という人も多いと思います。
この場合は、トップページ用の固定ページを1つ用意して、それを1カラムにしたうえでサイトのフロントページに設定する方法がよく使われます。
ざっくりとした手順は次のとおりです。
- 固定ページで「トップページ用」のページを1つ作成する
- その固定ページのレイアウトを1カラムや本文のみといったタイプに設定する
- WordPressの「表示設定」で、フロントページとしてその固定ページを指定する
- トップページ用の固定ページで、ブロックエディタを使いヘッダー画像、サービス説明、料金、問い合わせボタンなどを配置する
こうすると、ブログ記事は2カラムのまま残しつつ、トップページだけcocoonの1カラムレイアウトで見せることができます。
サービス紹介サイトや個人事業主のホームページなどで、よく採用されているパターンです。
cocoon 1カラムの幅が広すぎる/狭すぎると感じる理由

1カラムへの変更自体はできても、「なんだか読みづらい」「横に広がりすぎて目が疲れる」と感じることもあります。ここでは、cocoonの1カラムで幅が広すぎる・狭すぎると感じる代表的な理由と、よくあるパターンを整理します。
読みやすさと1行の長さの関係
人は、横に長すぎる文章を読むと、行の先頭に目を戻したときに迷子になりやすくなります。
逆に極端に狭い幅だと、改行だらけになり、テンポが悪く感じられることが多いです。
ざっくりした目安として、次のように考えておくとよいと思います。
- 日本語の文章は、1行あたりおおよそ40〜60文字前後だと読みやすい
- フォントサイズが大きいほど、横幅はやや短めにしたほうが目が疲れにくい
- スマホ表示は画面自体が狭いので、PCほど行の長さを気にしなくても大きな問題になりにくい
cocoonで1カラムの幅を決めるときも、「見た目がオシャレかどうか」だけでなく、「自分が読者として読みやすいかどうか」を基準にすると失敗しづらいです。
よくある悩みパターンと原因
cocoonの1カラムレイアウトにしたあとによく聞く悩みと、その裏側にある原因を表にまとめました。
| 悩みのパターン | よくある原因 | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| 1カラムにしたら横幅が広すぎて目が疲れる | コンテンツ幅が広めのまま、PC表示のことをあまり意識していない | コンテンツ幅を少し狭くする、PCだけにmax-widthを指定する |
| 1カラムにしたのに、逆になんだか狭く見える | サイドバーを消しただけで、コンテンツ幅の設定は変えていない | コンテンツ幅の上限を少し広げる、左右の余白を調整する |
| 幅が変わらない・効いていないように見える | テーマやスキン側のCSSが優先されている | セレクタを見直し、優先度の高いCSSで上書きする |
| スマホで見たらレイアウトが崩れた | 固定幅(px)の指定がそのままスマホにも効いている | PCだけに適用するメディアクエリを書く、%やvwなど相対的な指定を検討する |
cocoon 1カラムの幅に関する悩みは、だいたいこの表のどこかに当てはまります。
自分のサイトがどのパターンに近いか、ざっくりイメージしながら読み進めてみてください。
cocoonの設定だけで1カラムの幅を調整する

次は、「CSSはできれば触りたくない」という人向けに、cocoonの設定だけで1カラムの幅を調整する方法を整理します。ここまででできることを試してから、足りない部分だけCSSで補うイメージにすると、作業がぐっと楽になります。
cocoon設定で触れる主な項目
cocoonの管理画面には、1カラムの幅に関係してくる項目がいくつかあります。
実際の名称や場所はスキンやバージョンで多少違うことがありますが、役割としては次のようなものがあります。
- コンテンツ幅
- コンテンツの左右余白
- カラム間余白
それぞれのイメージを表にすると次のようになります。
| 項目名のイメージ | 何に効くか | 調整のポイント |
|---|---|---|
| コンテンツ幅 | メインカラムの基本的な横幅 | ブログ記事ならやや狭め、LPなら少し広めを目安にする |
| コンテンツ左右余白 | 文字とコンテンツの枠とのすき間 | 詰めすぎると窮屈、広げすぎると本文が細く感じられる |
| カラム間余白 | 主に2カラム時のすき間。デザイン全体のゆとりにも影響する | 1カラムでも、ボックス配置や見え方に影響する場合がある |
まずはcocoonの設定画面を少しずつ触りながら、「コンテンツ幅」「余白」を変えたときにどんな見た目になるか、プレビューで感覚をつかむのがおすすめです。
用途別のおすすめ幅イメージ
細かい数値はテーマやスキン、使っているフォントによって変わりますが、「このくらいの雰囲気を目指すと読みやすい」という目安を用途別にまとめてみます。
ここでは、主にPC表示のイメージで考えています。
| 用途 | 幅のイメージ | 意識したいポイント |
|---|---|---|
| 通常のブログ記事 | 画面中央に、やや狭めの1カラム | 長文を読む前提なので、1行を長くしすぎないようにする |
| LP・セールスページ | ブログ記事より少し広めの1カラム | 画像やボタンも多くなるので、窮屈に見えない幅にする |
| プロフィール・問い合わせページ | やや狭め〜標準くらいの幅 | 文章量が少ないので、広げすぎるとスカスカに見えやすい |
「何ピクセルにすべきか」だけにこだわるよりも、実際に表示させてみて「1行の長さ」と「余白のバランス」を見るほうが、最終的には良い着地点を見つけやすいと感じています。
CSSでcocoon 1カラムの幅を細かく変更する

サイト全体の1カラム幅を変えるCSS例
「cocoonで1カラムになっているページは、全体的に同じ幅にそろえたい」という場合は、1カラム用のラッパーに対してmax-widthを指定する方法が分かりやすいです。
子テーマのstyle.cssや、cocoonのカスタムCSS欄に、次のようなイメージで書きます。
.no-sidebarはサイドバーなしのレイアウトにつくクラス、.wrapは全体を囲む要素のクラスであることが多いです。
テーマ側の構造によってクラス名が違うこともあるので、自分のサイトのHTMLをブラウザの検証ツールで一度確認してから使うのがおすすめです。
イメージコードは次のような形です。
.no-sidebar .wrap { max-width: 960px; margin: 0 auto; }
数値(ここでは960)を変えることで、1カラム時の最大幅を調整できます。
「ちょっと広いな」と感じるときは少し小さめに、「もう少し余裕が欲しい」と感じるときは少しずつ大きくしながら、プレビューで確認してみてください。
特定のページだけ1カラムの幅を変える
「全ページを同じ幅にするのではなく、このページだけ1カラムの幅を変えたい」ということもよくあります。
たとえば、サービス紹介ページだけ少し広くしたり、ストーリー重視の読み物ページだけ少し狭くしたり、といったケースです。
この場合は、次のような考え方でCSSを書くと分かりやすいです。
- 対象のページに、独自のクラスやIDを付ける(ブロックエディタの「追加CSSクラス」など)
- そのクラスに対して、max-widthなどの指定を行う
たとえば、固定ページに「lp-page」というCSSクラスを付けた場合のイメージは次のようになります。
.lp-page .no-sidebar .wrap { max-width: 1100px; }
こうしておくと、「クラスを付けた特定のページかつ1カラムのときだけ、幅を少し広めにする」といった細かい調整が可能になります。
PCだけ1カラム幅を変えるメディアクエリ
スマホ表示は、テーマが自動でいい感じに整えてくれることが多いですが、「PCだけ幅を変えたい」という場面もよくあります。
その場合は、メディアクエリを使って、一定以上の画面幅のときだけCSSを適用します。
イメージとしては、次のような書き方です。
@media (min-width: 1024px) { .no-sidebar .wrap { max-width: 900px; } }
まとめると、次のようなイメージになります。
| やりたいこと | 書く場所の例 | 意識したいポイント |
|---|---|---|
| 1カラムのPC幅だけ変えたい | 子テーマのstyle.cssやcocoonのカスタムCSS欄 | min-widthの値を、自分のテーマのブレイクポイントに合わせる |
| スマホの幅はあまりいじりたくない | PC向けのメディアクエリ内だけに指定を書く | スマホ側の指定をむやみに固定pxにしない |
cocoonの1カラムで幅をカスタマイズするときのよくある失敗は、「PCでもスマホでも同じCSSを効かせてしまい、スマホでレイアウトが崩れる」というパターンです。
PC向けとスマホ向けを分けて考えるだけでも、かなりトラブルを減らせます。
cocoon 1カラム変更でよくある失敗とチェックリスト

ここでは、cocoonで1カラムに変更したり幅を調整したりしたときにありがちな失敗と、そのチェックポイントをまとめます。あてはまりそうなものがないか、一度ざっと眺めておくと、いざというときに原因を探しやすくなります。
幅が変わらない・左寄りになるときのチェック
「CSSを書いたのに幅が変わらない」「中央に寄せたいのに、なぜか左側に寄ったまま」という相談は本当によく見かけます。
主な原因と確認ポイントは、次の表を参考にしてみてください。
| 症状 | チェックするポイント |
|---|---|
| 幅がまったく変わらない | 指定しているクラスやタグが、実際のHTML構造とあっているか。テーマやスキンのCSSが優先されていないか。 |
| 1カラムなのに左に寄ったままに見える | margin: 0 auto;が効いているか。floatやflexの指定が邪魔していないか。 |
| PCでは問題ないのにスマホで崩れる | メディアクエリの条件が正しいか。スマホ向けのCSSで意図せず上書きしていないか。 |
特に、スキンやプラグインが追加しているCSSが強い場合、そちらが優先されてしまうことがあります。
そのときは、セレクタをより具体的にしたり、どうしても必要なら!importantを使ったりして、上書きできるよう調整する必要が出てきます。
1カラムにしたらデザインが崩れたとき
cocoonで1カラムにしたあと、「アイキャッチのバランスがおかしい」「ボックスが画面いっぱいに広がりすぎてしまう」といった相談も多いです。
これは幅の問題だけでなく、画像サイズや余白の設定など、いくつかの要素が重なって起きていることがほとんどです。
| 症状 | 原因のイメージ | 対処の方向性 |
|---|---|---|
| 画像がやたら大きく表示される | 1カラムでコンテンツ幅が広がり、元画像のサイズがそのまま出ている | 画像サイズを調整するか、画像に対してmax-widthを指定する |
| ボックスや吹き出しが画面いっぱいに広がる | 幅指定が100%になっていて、左右の余白が少ない | ボックス側にもmax-widthをつける、左右の余白を増やす |
| 1カラムにしたら全体的にスカスカに見える | もともと2カラムを前提にしたデザインだった | セクションごとに背景色を変える、余白の幅や画像の入れ方を見直す |
cocoonの1カラムレイアウトで幅をいじるときは、「数字」だけでなく「余白」「背景」「画像の見せ方」もセットで見直すと、仕上がりがかなり変わってきます。
よくある質問

最後に、cocoonで1カラムに変更したり、幅を調整したりするときによくある質問をQ&A形式でまとめます。
Q1. cocoonで1カラムに変更したら、SEOが悪くなったりしませんか?
A. 1カラムに切り替えたこと自体が、直接SEOに悪影響を与えることは基本的にありません。
むしろ、本文に集中しやすくなり、読みやすくなることで離脱率や滞在時間が改善すれば、結果的にプラスに働く可能性もあります。
ただし、サイドバーに置いていた内部リンクやカテゴリーリンク、プロフィールなどを何も考えずに消してしまうと、サイト内の回遊が減ることがあります。
1カラムにしても、記事下や本文中、フッターなどに関連記事や導線を用意しておくと安心です。
Q2. cocoonで1カラムにしたときの幅は、何ピクセルくらいが目安ですか?
A. サイトのテーマやフォント、扱う内容によって「ちょうどいい幅」は変わるので、「この数値が正解」とは言えません。
ただ、通常のブログ記事であれば、「画面の中央に、ほどよい太さの1カラム」が読みやすいことが多いです。
目安としては、1行あたりの文字数が40〜60文字前後になるようなコンテンツ幅にしておくと、多くの読者にとって負担が少なくなります。
cocoonのコンテンツ幅や、1カラム時のラッパー要素に指定するmax-widthの数値を少しずつ変えながら、自分のブログに合うバランスを探してみてください。
Q3. スキンを変えたら、1カラムの幅が変わって見えるのはなぜですか?
A. スキンには独自のCSSが含まれていることが多く、コンテンツ幅や余白、フォントサイズもまとめて変わる場合があります。
そのため、スキンを切り替えると「同じcocoonでも1カラムの幅が広く(または狭く)なったように感じる」ことがあります。
もしスキンによって見え方が大きく変わるのが気になる場合は、子テーマのCSSでコンテンツ幅や余白を上書きしておくと、どのスキンでも近い見た目をキープしやすくなります。
まとめ
ポイントを改めて整理します
- cocoonで1カラムにする方法は、「サイト全体」「記事ごと」「トップページ用固定ページ」の3パターンを押さえれば十分です。
- 1カラムの幅は、「読みやすさ(1行の文字数)」と「デザイン(余白や画像サイズ)」の両方を見ながら決めると失敗しづらいです。
- cocoonの設定だけでも、コンテンツ幅や左右余白を調整することで、ある程度は1カラムの幅をコントロールできます。
- それでも足りない部分は、1カラム時のラッパー要素に
max-widthを指定したり、メディアクエリでPCだけ幅を変えたりしてCSSで補えます。 - 幅が変わらない、左寄りになる、スマホで崩れるといったトラブルは、CSSの優先度や固定幅指定、スキンの影響を疑うと原因を見つけやすいです。
この記事を読み終えたら、まずやってほしい最初の一歩は、「テスト用の固定ページを1つ作り、そのページで1カラムレイアウトと幅の調整を試してみること」です。いきなり本番の記事を触るのではなく、テストページでいろいろな数値を試してみると、「このくらいの幅が自分のブログには合いそうだな」という感覚がつかめます。
自分の目でしっくりくるバランスを見つけたら、その設定やCSSを本番ページに反映させていくだけです。
少しずつ慣れながら、自分のサイトにぴったりなcocoonの1カラムレイアウトと幅を育てていきましょう。




