ロングテールキーワードの調べ方と検索ボリュームの3つの基準

ロングテールキーワードを調べたいけれど、どのツールで検索ボリュームを見て、どんな数値なら狙っていいのか分からなくてモヤモヤしていませんか。私も最初は同じことでつまずき、闇雲に記事を書いては空振りしていました。

この記事では、ロングテールキーワードの調べ方と検索ボリュームの考え方を、できるだけかんたんな言葉でまとめました。個人ブログや小さなサイトでも「ここなら勝てる」という場所を見つけやすくなるはずです。

一言でまとめると、「検索意図と検索ボリュームと競合のバランスを見ながらロングテールキーワードを選べば、小さなサイトでもコツコツ成果を積み上げられる」ということです。

ロングテールキーワードとは？基礎とメリット

ロングテールキーワードの意味とビッグキーワードとの違い

ロングテールキーワードとは、検索回数は多くないけれど、内容が具体的でニッチな悩みを表しているキーワードのことです。例えば「ダイエット」はかなり広くてざっくりしたビッグキーワードですが、「ダイエット 筋トレ 初心者 自宅」のように条件が絞られているものはロングテールキーワードです。

イメージをつかみやすいように、ビッグ・ミドル・ロングテールをざっくり比較してみます。

種類	例	検索回数のイメージ	競合の強さのイメージ	主な狙い方
ビッグキーワード	ダイエット、転職、クレジットカード	とても多い	かなり強い	大規模サイトや総合メディア向き
ミドルキーワード	ダイエット 食事、転職 エンジニア	中くらい	中〜やや強い	専門性のあるメディアやブログ向き
ロングテールキーワード	ダイエット 筋トレ 初心者 自宅	少なめ	比較的弱い	個人ブログや中小企業サイトにおすすめ

大事なのは、ロングテールキーワードは「弱いキーワード」ではなく、「具体的な悩みを持つ人が調べるキーワード」だということです。人数は少なくても、真剣に調べている人が多いので、問い合わせや購入につながりやすい傾向があります。

ロングテールキーワードのメリット・デメリット

ロングテールキーワードには良い面もあれば、注意しておきたい面もあります。私が実際にサイト運営で感じたポイントを、正直に書き出してみます。

メリット

• 競合が少なく、上位表示をねらいやすい
• 検索意図がはっきりしているので、成約につながりやすい
• 記事数が増えるほど、サイト全体の信頼度が上がりやすい
• ロングテールから評価が付くと、少しずつ大きなキーワードにも広げやすい

デメリット

• 1記事あたりのアクセス数はどうしても少なめ
• キーワード選定をミスると、ほとんど読まれない記事になる
• ある程度の記事数がたまってから効果を実感しやすいので、途中で不安になりやすい

イメージとしては、ホームランではなく、ヒットをたくさん打つような戦略です。一気に大きなアクセスを狙うのではなく、「小さく当てて積み重ねる」ことに向いています。

ロングテールキーワードがハマりやすいサイト・そうでないサイト

ロングテールキーワード戦略は、サイトのタイプによって向き不向きがあります。

相性が良いサイト

• 特定ジャンルにしぼった個人ブログや専門ブログ
• 中小企業や店舗など、扱うサービスがはっきりしているサイト
• ひとつのテーマで記事を増やしていけるサイト

相性がイマイチなサイト

• ジャンルがバラバラな完全な雑記ブログ
• 記事数が極端に少なく、まだ土台ができていないサイト

自分のサイトがどちら寄りかを一度整理しておくと、このあとロングテールキーワードの調べ方や検索ボリュームを見るときに、現実的なラインを決めやすくなります。

ロングテールキーワード 調べ方の全体像

ロングテールキーワード調査の5ステップ

ロングテールキーワードの調べ方は、次の5ステップで考えると分かりやすいです。

1. テーマやビッグキーワードを決める
2. 関連キーワードやサジェストを集める
3. ロングテールキーワード候補をリスト化する
4. 検索ボリュームと競合状況をチェックする
5. 優先度を決めて、書く順番を決める

ステップ	やること	主に使うもの	ゴール
1	テーマ・ビッグキーワードを決める	自分のサービス内容、読者の悩み	大まかな方向性が決まる
2	関連キーワード・サジェストを集める	検索窓、サジェストツール	候補となるキーワードを一気に集める
3	ロングテールキーワード候補をリスト化	スプレッドシートやメモアプリ	書けそうなキーワードを一覧にする
4	検索ボリュームと競合をチェック	キーワードツール、実際の検索結果	「狙う価値があるか」を判断する
5	優先度を付けて順番を決める	自サイトの強み、収益性、作業時間	どのキーワードから書くかがはっきりする

私も昔はツールを適当に触りながら、その場のノリでキーワードを決めていましたが、この5ステップに合わせて整理するようにしてから、外れ記事がかなり減りました。

テーマ・ビッグキーワードを決めるときの考え方

ロングテールだけをいきなり探そうとすると、「そもそも自分は何のサイトなのか」がぶれてしまいます。まずは、次のような観点で土台となるテーマを決めてみてください。

例えば、「ダイエット × 忙しい社会人」「英語学習 × 中学生」「ホームページ制作 × 地方の小さな店舗」などです。この「誰に対して何のテーマか」が先に決まっていると、あとでロングテールキーワードを見たときに、優先度が付けやすくなります。

ロングテールキーワード調査で意識したい3つの軸

ロングテールキーワードの調べ方では、次の3つの軸を常に意識しておくとブレにくくなります。

• 検索意図：どんな状況の人が、何を知りたくて検索しているのか
• 検索ボリューム：そのキーワードをどれくらいの人が調べているのか
• 競合性：すでにどれくらい強いサイトが上位を取っているのか

この3つをセットで見ていくと、「アクセスは多いけれどムリゲーなキーワード」や、「検索数は少ないけれどおいしいキーワード」が見つけやすくなります。このあと、ひとつずつ深掘りしていきます。

サジェストからロングテールキーワードを調べる手順

検索窓とサジェストツールでロングテール候補を集める

まずはビッグキーワードやミドルキーワードから、ロングテール候補を一気に集めていきます。最初の段階では、完璧さよりも量を意識したほうがうまくいきます。

主な調べ方を整理すると、次のような感じです。

調べ方	使う場所・ツール	強み	注意点
検索窓のサジェストを見る	検索エンジンの検索窓	すぐに試せて、実際に検索されている語がわかる	候補数は多くないので、網羅には向かない
関連キーワードツールで一括取得	各種キーワード取得ツール	サジェストをまとめてリスト化できる	ノイズも多く混ざるので、後で整理が必要
「関連する検索キーワード」を見る	検索結果ページの一番下	検索意図が近いワードをつかみやすい	数が少ないため、補助的な情報として使う

私も最初は検索窓だけで頑張っていましたが、関連キーワードツールを併用するようになってから、同じ時間でも拾えるロングテールキーワードの数がかなり増えました。

ロングテールキーワード候補をスプレッドシートに整理する

集めたキーワードを頭の中だけで覚えておくのは、ほぼ不可能です。あとで「どこにメモしたっけ」となるのを防ぐためにも、スプレッドシートやエクセルに一覧でまとめておくのがおすすめです。

書いておくと便利な項目の例

• キーワード
• 検索意図（やり方、比較、料金など一言メモ）
• 想定する読者のレベル（初心者、経験者など）
• 自分のサイトとの相性（◎、◯、△など）

ここまでやっておくと、「どのロングテールから書くか」を決めるときに迷いづらくなります。後半で検索ボリュームを足し込むときにも、この表がそのまま土台になります。

検索意図ごとにロングテールキーワードをグループ分けする

ロングテールキーワードを調べていると、似たような言い回しのキーワードがかなり出てきます。これらをバラバラの別記事にしてしまうと、内容がかぶったり、同じサイト内で記事同士が競合する原因になります。

そこで、キーワードを検索意図ごとにグループ分けしておきます。

• ノウハウ系：やり方を知りたい（例：○○ やり方、○○ 手順）
• 比較検討系：どれがいいか比べたい（例：○○ 比較、○○ おすすめ）
• 今すぐ系：申し込みや購入の直前（例：○○ 料金、○○ 口コミ）

同じ意図のロングテールキーワードは、1本の大きめの記事にまとめたり、親記事と子記事をセットで作ったりするほうが、読者にとっても検索エンジンにとっても分かりやすくなります。

ロングテールキーワード 検索ボリュームの調べ方と目安

検索ボリュームを調べるときの基本的な考え方

検索ボリュームとは、「そのキーワードがどのくらい検索されているか」を示す目安です。使うツールによって数値の出し方や粒度は違うので、ぴったりの数字を当てに行く必要はありません。

意識しておきたいポイント

• 検索ボリュームは「規模感」を知るためのものと割り切る
• 細かな数字よりも、大・中・小の感覚をつかむ
• ロングテールキーワードは、そもそも低ボリュームであることが前提

私自身は、「少なすぎてほぼ誰も来ないキーワード」を避けつつ、「上位に入ればちゃんと読まれるキーワード」を探すつもりで検索ボリュームをチェックしています。

検索ボリュームのざっくり目安

厳密な基準ではありませんが、ロングテールキーワードを考えるときの目安として、検索ボリュームの帯をざっくり分けてみます。

検索ボリュームの帯	キーワードのイメージ	ロングテール戦略での扱い方
とても多い	有名なビッグキーワード	ロングテールを積み上げてから、後追いで狙う
多め	ミドル〜ややビッグ寄り	強いサイト向き。小さなサイトは慎重に選ぶ
中くらい	ミドル〜ロングの中間	ロングテール戦略のメインターゲット
少なめ	典型的なロングテール	競合が弱ければ積極的に狙いたい帯
かなり少ない	かなりニッチなロングテール	成約につながるならピンポイントで狙う

検索ボリュームが小さいからといって、必ずしもダメとは限りません。自分の商品やサービスに直結するキーワードなら、人数が少なくても十分な価値があります。

自分のサイト規模別 ロングテール検索ボリュームの狙いどころ

サイトの強さや記事数によって、狙いやすい検索ボリュームは変わります。ざっくりとした目安を挙げておきます。

• 立ち上げたばかり、記事数が少ないサイト
  → 少なめ〜中くらいのボリュームのロングテールを中心にコツコツ積み上げる
• しばらく運営していて、記事数が増えてきたサイト
  → ロングテールに加えて、少し大きめのミドル寄りキーワードも試していく
• 検索流入が多く、指名検索もある強めのサイト
  → ロングテールの取りこぼしを拾いつつ、ミドル以上も本格的に狙っていく

ロングテールキーワードの検索ボリュームは、「今の自分のサイトがどれくらいの相手と戦えるか」を素直に判断する材料のひとつです。最初は小さめのキーワードで成功体験を作ったほうが、モチベーションも維持しやすいです。

競合を見て勝てるロングテールキーワードを選ぶ方法

実際の検索結果から競合の強さをざっくり判断する

検索ボリュームを確認したら、次はそのキーワードで実際に検索してみます。このひと手間を挟むだけで、無理な勝負をかなり減らせます。

チェックしたいポイント

• 上位10サイトの顔ぶれ（企業サイトばかりか、個人ブログもあるか）
• Q&Aサイトや口コミサイト、個人のまとめ記事がどれくらい混ざっているか
• 記事タイトルや見出しから、どれだけしっかり作り込まれているか

検索結果の顔ぶれ	難易度のイメージ	戦い方の方針
大企業・有名メディアばかり	かなり厳しい	さらにニッチなロングテールに細かく分けていく
企業サイトと個人ブログが半々くらい	中くらい	内容の深さや分かりやすさで上回ることを意識する
個人ブログやQ&A、口コミサイトが多い	チャンスあり	ロングテールキーワードの軸として積極的に狙う

私も、検索ボリュームだけを見て突っ込んでいた頃は、企業サイトだらけのキーワードに何本も記事を書いてしまい、なかなか結果が出ませんでした。検索結果を確認する習慣がついてから、当たりの確率がかなり上がりました。

ドメインの強さをざっくりチェックする

厳密な数字を追いかける必要はありませんが、上位サイトのドメインの強さをざっくり見ておくと、戦う場所を選びやすくなります。ブラウザ拡張機能やSEOツールなどで、各サイトの指標をざっと確認してみてください。

ロングテール戦略は数を打つ前提なので、「どう頑張っても厳しい場所」で消耗してしまうと続きません。あえて勝ちやすい場所を選ぶ意識が大切です。

競合記事の見出しから「足りない切り口」を探す

競合の強さを見たら、次は上位記事が触れていない切り口を探します。それがそのまま、ロングテールキーワードのヒントになることが多いです。

やり方の例

• 上位3〜5記事の見出しだけをざっと書き出す
• 共通している見出しと、あまり触れられていないテーマを見分ける
• 足りないテーマに対して、ロングテールキーワードを追加で調べる

例えば、「ロングテールキーワードのメリット」はどのサイトも書いているけれど、「小さなサイト向けの検索ボリュームの目安」まで踏み込んでいる記事が少ない、というようなケースです。こうした隙間を埋めるような記事は、しっかり作り込めば十分に戦えます。

ロングテールキーワードを活かす記事構成と内部リンク

ハブ記事とロングテール記事の関係を設計する

おすすめなのが、「ハブ記事」と「ロングテール記事」の二段構えでサイトを作るイメージです。

役割	狙うキーワード例	記事のイメージ
ハブ記事	ロングテールキーワードとは、ロングテール SEO	ロングテール全体をまとめて解説する記事
ロングテール記事	ロングテールキーワード 調べ方 ツール 無料	調べ方やツールに特化したノウハウ記事
ロングテール記事	ロングテールキーワード 検索ボリューム 目安	検索ボリュームの考え方にしぼった解説記事
ロングテール記事	ロングテールキーワード 個人ブログ 事例	個人ブロガー向けの具体例やケーススタディ

ハブ記事からロングテール記事へ、ロングテール記事同士も関連があるものは内部リンクでつなぐことで、「このサイトはこのテーマに詳しい」と検索エンジンに伝えやすくなります。読者にとっても、知りたい情報をたどりやすくなります。

1記事1メインキーワード＋近いロングテールをサブで拾う

ロングテールキーワードを欲張って詰め込みすぎると、記事の軸がぼやけてしまいます。基本は「1記事につき1つのメインキーワード」を決めて、近い検索意図のロングテールキーワードをサブとして拾っていくイメージがおすすめです。

この記事の例で言うと、

• メインキーワード：ロングテールキーワードの調べ方
• サブキーワード：ロングテールキーワード 検索ボリューム、ロングテールキーワード 目安 など

といった感じです。見出しや本文の中で、自然な形でサブキーワードを散りばめることで、関連するロングテールからの流入も狙いやすくなります。

読者の導線を意識して内部リンクを貼る

ロングテール記事は、単発で終わらせずに「次に読むと良い記事」へ案内してあげることが大切です。

こうした導線があると、読者は自分の悩みに合わせてスムーズに記事を読み進められます。結果的に、サイトの滞在時間や信頼感にも良い影響が出やすくなります。

ロングテールキーワード 調べ方の実践例

テーマを決めてロングテールキーワードを洗い出す

例として、「在宅でできるWebライター」というテーマで考えてみます。

1. テーマ・ビッグキーワード

• 在宅ワーク
• Webライター

2. サジェストからロングテール候補を集める

• Webライター 在宅 始め方
• Webライター 在宅 未経験
• Webライター 在宅 いくら稼げる
• Webライター 在宅 勉強法
• Webライター 在宅 案件 取り方

この段階では、検索ボリュームは気にせず「それっぽいものは全部出してみる」くらいの気持ちで大丈夫です。

検索ボリュームと競合をざっくりチェックする

次に、集めたロングテールキーワードごとに検索ボリュームと競合状況をざっくり確認します。ここでは、感覚をつかむためのイメージとして見てください。

キーワード例	検索回数のイメージ	検索結果の顔ぶれ	優先度のイメージ
Webライター 在宅 未経験	中くらい	企業サイトと個人ブログが混在	高
Webライター 在宅 勉強法	小〜中くらい	個人ブログが多め	高
Webライター 在宅 いくら稼げる	中くらい	企業メディアが多い	中
Webライター 在宅 案件 取り方	小〜中くらい	個人ブログとQ&Aが混在	高

このように、「そこそこの検索ボリュームがあり、個人ブログも上位にいるキーワード」は、ロングテールキーワードとしてかなり狙いやすいゾーンです。

検索意図ごとに記事を設計する

ロングテールキーワードを選んだら、検索意図ごとに記事の役割を決めていきます。

• 未経験でWebライターを始めたい人向け
  →「Webライター 在宅 未経験」「Webライター 在宅 始め方」をセットにして、始め方の全体像を解説する記事にする
• 勉強のやり方を知りたい人向け
  →「Webライター 在宅 勉強法」を軸に、勉強スケジュールや教材を紹介する記事にする
• 案件の取り方を知りたい人向け
  →「Webライター 在宅 案件 取り方」をメインに、クラウドソーシングの使い方や営業メールの例文を紹介する記事にする

このように、「このロングテールキーワードで検索する人は、どんな状況で、読み終わったときにどうなりたいか」を意識して記事を設計すると、内容も自然と具体的になります。

よくある質問

Q1. ロングテールキーワードの検索ボリュームは、どれくらいあれば狙う価値がありますか？

A. 小さなサイトや個人ブログであれば、少なめ〜中くらいの検索ボリューム帯を中心に狙うのがおすすめです。ロングテールキーワードはもともと検索回数が少ないものが多いので、「数」が少ないこと自体は問題ではありません。

それよりも、「自分の商品やサービスにどれくらい関係があるか」「そのキーワードで検索する人は、どれくらい真剣か」といった視点で、ロングテールキーワードの検索ボリュームを見てもらうと判断しやすくなります。

Q2. ロングテールキーワードの調べ方は、無料ツールだけでも大丈夫ですか？

A. はい、無料ツールだけでもロングテールキーワードの調べ方としては十分スタートできます。検索窓のサジェストと関連キーワード取得ツールを組み合わせれば、候補集めは問題なくできますし、無料のキーワードツールでも検索ボリュームのおおまかな規模感は確認できます。

有料ツールは作業を効率化したり、細かな数字を見たりするには便利ですが、まずは無料ツールでロングテールキーワード 調べ方の流れに慣れてから検討しても遅くありません。

Q3. ロングテールキーワードを狙うと記事数が増えすぎて、あとで管理が大変になりませんか？

A. ロングテール戦略では記事数が増えやすいのは事実です。そのためにも、ハブ記事とロングテール記事の構造をあらかじめ決めておき、内部リンクで整理することが大切です。

例えば、「ロングテールキーワードとは」のような全体解説の記事をハブにして、「ロングテールキーワード 検索ボリューム 目安」「ロングテールキーワード 調べ方 ツール 無料」のような個別の記事を子どものようにぶらさげておくイメージです。あわせて、スプレッドシートで記事一覧と狙っているキーワードを管理しておくと、後から見返しても混乱しにくくなります。

まとめ

最後に、ロングテールキーワードの調べ方と検索ボリュームのポイントを、コンパクトに振り返ります。

今日からの最初の一歩としては、まず「自分のサイトが本気で取り組みたいテーマ」を一つ決めてみてください。そのうえで、検索窓のサジェストと関連キーワードツールを使って、ロングテールキーワード候補をざっと50個ほど書き出してみましょう。

候補リストに検索ボリュームと競合のメモを足していけば、自分だけの「ロングテールキーワードマップ」ができていきます。あとは優先度の高いものから一つずつ記事にしていくだけです。

私も同じように、ロングテールキーワードをコツコツ積み重ねるところから始めました。地味な作業に見えますが、続けていくと確実に成果が出てくるので、一緒に少しずつ進めていきましょう。