WordPressのテーマが多すぎて、正直どれを選べばいいのか分からなくなっていませんか。私も最初は同じことで悩みました。
結論から言うと、いくつかのポイントさえ押さえておけば、無料テーマだけでも十分きれいで集客できるサイトは作れます。
私自身、最初はテーマ選びだけで何日も迷っていましたが、いまは「用途別に候補を絞る」という考え方でだいぶ楽になりました。この記事も、その経験をベースにまとめています。
WordPress無料テーマを選ぶ前に知っておきたいこと

最初に、そもそも無料テーマとは何か、有料テーマとどう違うのか、そしてなぜここまで迷いやすいのかを整理しておきます。土台をつくっておくと、このあとのおすすめ紹介も理解しやすくなります。
無料テーマと有料テーマのざっくり比較
まずは、無料テーマと有料テーマの違いをざっくり見てみましょう。
| 項目 | 無料テーマ | 有料テーマ |
|---|---|---|
| 導入コスト | かからない | 数千〜数万円ほど |
| デザインの幅 | シンプルで基本的なものが多い | バリエーションが豊富 |
| 機能の充実度 | 必要最低限+α | SEOや広告配置などが最初から充実 |
| カスタマイズのしやすさ | テーマによって差が大きい | マニュアルやサポートが手厚いことが多い |
| サポート | フォーラムや個人ブログ頼みになりやすい | 制作者のサポートやマニュアルが用意されていることが多い |
| 向いている人 | まずは低コストで始めたい人 | 収益化やブランディングを本気でやりたい人 |
私もブログを始めたとき、「いきなり有料テーマはちょっと怖いな」と感じて、無料テーマからスタートしました。実際、無料で始めて、アクセスや売上が伸びてきたタイミングで有料テーマに移行する人はかなり多いです。
WordPress無料テーマのおすすめが多すぎて迷う理由
検索すると、WordPress無料テーマのおすすめ記事が本当にたくさん出てきますよね。どうしてここまで迷いやすいのか、理由を整理してみます。
- テーマの数がとにかく多く、記事ごとに推しているテーマが違う
- ブログ用・企業サイト用・LP用など、用途ごとの違いが分かりにくい
- 「SEOに強い」「高速」「おしゃれ」など、売り文句が似ていて違いが見えにくい
- 実際に使ってみないと、自分のサイトに合うかどうか判断しづらい
私も最初は「評価が高いものは全部入れて試そう」と思って、管理画面がテーマだらけになりました。その結果、どれも中途半端に触っただけで終わり、時間だけが溶けていくという失敗をしています。
このあと紹介する無料テーマは、そういった迷いを減らせるように「用途別」に分けて紹介していきます。
WordPress無料テーマを選ぶ前に決めておきたいこと

具体的なテーマ名を見る前に、「何を基準に選ぶのか」「自分はどんなサイトを作りたいのか」をはっきりさせておくと、選ぶスピードが一気に上がります。
無料テーマ選びでまず決めておきたいこと
いきなり「どの無料テーマがおすすめか」から入るのではなく、先に次のポイントをざっくり決めておくと迷いにくくなります。
- 作りたいサイトのタイプ → ブログ、アフィリエイトサイト、企業サイト、サービス紹介、LP、ポートフォリオなど
- サイトのゴール → 問い合わせを増やしたいのか、広告収入を得たいのか、実績を見せたいのか
- 自分のレベル感 → HTMLやCSSを少し触れるのか、それともまったく触れないのか
- 更新頻度 → どんどん記事を追加するブログ型か、あまり変えないコーポレート型か
この4つがなんとなくでも決まっていると、WordPress無料テーマのおすすめ候補はかなり絞りやすくなります。
選び方のチェックポイントを整理しておこう
次に、無料テーマを選ぶときに見ておきたいチェックポイントをまとめます。
- SEO対策がきちんと考えられているか
- スマホ表示(レスポンシブデザイン)に対応しているか
- 日本語表示がきれいで、文字が読みやすいか
- ブロックエディタに対応しているか
- マニュアルや解説記事が多く、困ったときに調べやすいか
- テーマの更新が止まっていないか
ざっくり表にすると、こんなイメージになります。
| チェック項目 | 確認したいポイント | 見落としがちな落とし穴 |
|---|---|---|
| SEO対策 | 見出し構造、パンくずリスト、内部リンク | デザイン重視のテーマだとSEOが弱い場合がある |
| スマホ対応 | レスポンシブかどうか、文字サイズやボタンの大きさ | スマホで見るとボタンが押しにくいことがある |
| 日本語表示 | フォント、行間、文字の読みやすさ | 海外テーマは日本語が詰まって読みにくい場合がある |
| ブロックエディタ | ブロック専用の装飾やレイアウトの有無 | 古いテーマはブロックエディタと相性が悪いことがある |
| 情報量 | 公式マニュアルや解説ブログの有無 | マイナーすぎるテーマはトラブル時に情報が少ない |
私がクライアントサイトを作るときも、まずはこの表に沿ってチェックしてから、候補を2〜3個まで絞るようにしています。
無料テーマで十分な人と、有料テーマを検討した方がいい人
無料テーマで十分な人と、有料テーマを検討した方がいい人の違いも、最初に知っておきましょう。
無料テーマで十分な人は、たとえば次のようなケースです。
- 趣味ブログや日記ブログ、まずはWordPressに慣れたい人
- 小さな個人事業で、とりあえず名刺代わりのサイトが欲しい人
一方で、次のような人は早めに有料テーマも視野に入れておくと安心です。
- ブログやアフィリエイトで本格的に収益化したい人
- 制作会社としてクライアントのサイトを作る人
- ブランドイメージを重視する企業サイトを作りたい人
とはいえ、「最初は無料で試して、必要になったら有料に移行する」という流れでも大丈夫です。WordPress無料テーマのおすすめから始めて、成長に合わせてアップグレードするイメージで考えてみてください。
ブログ向けのWordPress無料テーマおすすめ

ここからは、用途別にWordPress無料テーマのおすすめを紹介していきます。まずは、個人ブログやアフィリエイトサイトなど、記事更新がメインになるブログ向けの無料テーマからです。
Cocoon:無料とは思えないほどブログ向けに高機能
Cocoonは、多くのブロガーやアフィリエイターが使っている定番の無料テーマです。私も最初に本格的なブログを作ったとき、Cocoonを選びました。
- 広告の表示位置を細かく設定できる
- 目次や吹き出しなど、ブログ向けの機能が標準で搭載されている
- SEOを意識した構造になっていて、内部リンク周りも整えやすい
- 利用者が多く、ネット上に解説情報がたくさんある
ブログ向けの代表的な無料テーマを、ざっくり比較してみます。
| テーマ名 | 向いているサイト | 難易度 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Cocoon | 雑記ブログ、特化ブログ、アフィリエイトサイト | 初心者〜中級者 | ブログに便利な機能が一通りそろっている |
| Luxeritas | 表示速度を重視したいブログ | 中級者向け | 高速表示とカスタマイズ性が強み |
| Arkhe(無料版) | デザインを自分で作り込みたいブログ | 中級者〜上級者 | シンプルな土台として使いやすい |
Cocoonは、ブログに必要なものがほぼ最初から揃っているので、「まずはこれを入れておけば大きく失敗しない」という安心感があります。
Luxeritas:表示速度と軽さを重視する人に
Luxeritasは、表示速度と軽さにこだわった無料テーマです。広告を多めに貼るアフィリエイトブログや、記事数がどんどん増えていきそうなサイトと相性が良いテーマです。
- ページの読み込みが速く、離脱を防ぎやすい
- 設定項目が多く、細かくカスタマイズできる
- そのぶん、最初は管理画面の項目の多さに戸惑うかもしれない
私が画像の多い特化ブログでLuxeritasを使ったとき、同じサーバー環境でも別テーマより体感で軽く感じました。表示速度を優先したい人は、ブログ向けのWordPress無料テーマとして候補に入れておいて損はありません。
Arkhe無料版:ブロックエディタ前提で作り込みたい人向け
Arkheは、ブロックエディタとの相性を重視して作られたシンプルなテーマです。無料版でもブログサイトとして十分使えますが、「自分でレイアウトを組んでいきたい」という人向けの印象があります。
- 余白を活かしたシンプルなデザインが好きな人に合う
- ブロックエディタでレイアウトを作る前提の設計
- パーツを組み合わせて、自分だけのページを作りやすい
ある程度WordPressに慣れていて、「人とかぶらないデザインのブログを作りたい」という人にはArkheもおすすめです。完全な初心者であれば、最初の一つとしてはCocoonなどの方が分かりやすいかもしれません。
企業サイト向けのWordPress無料テーマおすすめ

ここからは、会社や店舗の公式サイト、コーポレートサイト向けのWordPress無料テーマおすすめを紹介していきます。問い合わせフォームやサービス紹介ページなど、ビジネス用途を意識したテーマが中心です。
Lightning:コーポレート向け無料テーマの定番
Lightningは、企業サイトや店舗サイトでよく利用されている国産の無料テーマです。私も小さめの企業サイトを作るときは、真っ先に候補に入れています。
- トップページに「サービス紹介」「お知らせ」「お問い合わせ」を配置しやすい
- ビジネス向けの落ち着いたデザインが多い
- ブロックパターンでレイアウトを直感的に組める
- 拡張プラグイン(有料含む)で機能を増やしやすい
企業サイト向けの無料テーマを、ざっくり比較してみます。
| テーマ名 | 向いている企業サイト | 特徴 | デザインの雰囲気 |
|---|---|---|---|
| Lightning | 中小企業、士業、店舗 | 国産で情報が多く安心 | かっちりめで信頼感がある |
| BizVektor系 | BtoB企業、製造業、事務所系 | 企業サイトに必要な要素がひと通り揃う | 真面目で情報量の多い印象 |
| OnePress | シンプルなサービスサイト | 1ページ完結型レイアウトを作りやすい | スタイリッシュでスッキリ |
会社の信頼感を重視したい場合は、派手なアニメーションやポップな色づかいよりも、シンプルで落ち着いたテーマの方が相性がいいことが多いです。
BizVektor系:情報量が多い企業サイトでも整理しやすい
BizVektor系のテーマは、企業サイトに必要なページ構成を意識して作られています。
- 事業内容、サービス紹介、採用情報などのページを配置しやすい
- パンくずリストやグローバルメニューなど、ナビゲーションがしっかりしている
- 情報量が増えても整理しやすい構造になっている
部門ごとにページを分けたい企業サイトや、資料ダウンロードページなどを用意したい場合にも向いています。WordPress無料テーマのおすすめというとブログ系のテーマばかり注目されがちですが、企業サイト用の無料テーマもきちんと存在します。
LP・ポートフォリオ向けの無料テーマおすすめ

ここでは、1ページ完結型のランディングページ(LP)や、デザイナー・フォトグラファーなどのポートフォリオ向けテーマを紹介します。ブログ型とは少し違う使い方なので、目的に合う無料テーマを選ぶことが大切です。
OnePress:1ページ完結のサービスサイトに便利
OnePressは、1ページの中でサービス内容や料金、問い合わせボタンまでをまとめて見せたいときに便利な無料テーマです。
- トップページにヒーローヘッダー、サービス紹介、実績、問い合わせを並べやすい
- シンプルなアニメーションでメリハリをつけられる
- 英語ベースのテーマなので、日本語表示を少し調整した方がきれいになることがある
LPタイプの無料テーマを整理すると、イメージとしては次のようになります。
| テーマ名 | 向いている用途 | 強み | 注意点 |
|---|---|---|---|
| OnePress | サービス紹介、シンプルなLP | 1ページ内で完結しやすい | 日本語表示の微調整が必要なことがある |
| Sydney | フリーランスや小規模事業者のサイト | 背景画像を活かしたデザインが得意 | デモが英語なので、日本語に合わせた調整が必要 |
| Hestia系 | アプリやWebサービスのLP | モダンなデザインで印象に残りやすい | カスタマイズには少し慣れが必要 |
LPやポートフォリオ系のサイトでは、「どの順番で情報を見せるか」がとても重要です。テーマのデモサイトをよく眺めて、自分のサービスや作品を当てはめたときのイメージが湧くかどうかをチェックしてみてください。
ポートフォリオ系無料テーマを選ぶときのポイント
ポートフォリオサイト向けにWordPress無料テーマのおすすめを選ぶときは、次のポイントを意識すると失敗しにくくなります。
- 画像や作品を大きく見せられるか
- スマホで見たときに写真が小さくなりすぎないか
- カテゴリーやタグで作品を整理しやすいか
- お問い合わせフォームを自然な位置に置けるか
イメージとしては、「作品を邪魔しないデザイン」が向いています。色をたくさん使うよりも、余白を活かしたシンプルな無料テーマの方が、作品そのものが引き立ちやすいです。
WordPress無料テーマのインストールと初期設定

ここからは、実際に無料テーマを導入するときの手順と、最初にやっておきたい設定についてお話しします。テーマを変えるたびに細かい設定をやり直すのは大変なので、基本の流れを覚えておくとあとが楽です。
無料テーマのインストール手順
一般的な無料テーマのインストール手順は、ほとんど同じです。
- WordPress管理画面の「外観」→「テーマ」を開く
- 「新規追加」をクリックして、テーマ名で検索する
- インストールしたいテーマが見つかったら「インストール」→「有効化」を押す
- 公式サイトからZIPファイルをダウンロードし、「テーマのアップロード」で追加する方法もある
ブログ用と企業サイト用のテーマ導入をざっくり比較すると、次のようなイメージです。
| サイトの種類 | 主な手順 | 意識したいポイント |
|---|---|---|
| ブログ | テーマ検索 → インストール → 有効化 | 見出しや本文の読みやすさを最優先に確認する |
| 企業サイト | テーマ検索または公式からZIP → アップロード → 有効化 | トップページの構成と問い合わせ導線を最初にチェックする |
どちらの場合も、テーマを有効化した直後は一時的にレイアウトが崩れて見えることがありますが、メニューやウィジェットを整えていけば落ち着いてきます。
子テーマとバックアップを考えておこう
無料テーマに限りませんが、テーマをカスタマイズするときは「子テーマ」を用意しておくと安心です。
- 子テーマは、親テーマの機能を引き継ぎつつ、一部だけ上書きできる仕組み
- 親テーマのファイルを直接編集すると、アップデートのたびに変更が消えてしまう
- 子テーマ側にスタイルやテンプレートを追加していけば、安全にカスタマイズしやすい
子テーマやバックアップを考えるときのポイントをまとめると、次のようになります。
| 項目 | やっておきたいこと | やらない場合のリスク |
|---|---|---|
| 子テーマ | スタイルやテンプレート変更は子テーマに書く | 親テーマ更新でカスタマイズが消える |
| バックアップ | テーマ変更や大きな修正前にデータを保存する | レイアウト崩れを元に戻せなくなる |
| テスト環境 | 余裕があればテスト用サイトで試す | 本番サイトでのトラブルがそのまま公開状態に反映される |
私も昔、親テーマのテンプレートを直接編集してしまい、更新のタイミングで全部リセットされて青ざめたことがあります。それ以来、子テーマとバックアップはセットで用意するようにしています。
最低限入れておきたいプラグインとのバランス
WordPress無料テーマのおすすめを使うときは、「テーマに任せる部分」と「プラグインに任せる部分」のバランスも大切です。
- SEO周り:テーマの機能で足りるか、専用プラグインを入れるか
- キャッシュ・高速化:サーバー機能でカバーできるか、プラグインを使うか
- お問い合わせフォーム:フォーム専用プラグインを使うか
役割ごとに整理すると、次のようなイメージになります。
| 機能 | テーマ側に任せがち | プラグインに任せることが多い |
|---|---|---|
| デザイン・レイアウト | 基本的にはテーマ側 | 必要に応じてブロック系プラグインを追加 |
| SEOの基本設定 | テーマに機能がある場合も多い | メタ情報などを細かく調整したいとき |
| お問い合わせフォーム | テーマに付いていないことが多い | 専用フォームプラグインを使うのが一般的 |
| 高速化 | 高速テーマならある程度はテーマだけでも対応可能 | キャッシュ系プラグインやCDNなどと併用 |
無料テーマだからといって、プラグインで無理に機能を盛りまくる必要はありません。むしろ入れすぎるとトラブルの原因になるので、「最初は必要最低限」くらいの意識がちょうどいいです。
無料テーマでよくある失敗と対策

ここでは、WordPress無料テーマのおすすめを使うときに起こりがちな失敗と、その対策をお話しします。私自身の失敗も含めてまとめるので、同じパターンにハマらないようにチェックしてみてください。
デモの見た目だけで無料テーマを選んでしまう
一番多いのが、「デモサイトの見た目だけでテーマを決めてしまう」パターンです。
- デモサイトは写真や文章のクオリティが高いことが多い
- 自分のコンテンツを入れると、印象がかなり変わる
- おしゃれだけれど、読みやすさや導線がイマイチな場合もある
その結果、次のようなことが起こりがちです。
- 見た目はかっこいいのに、文字が小さくて読みにくい
- メニューやボタンの位置が分かりにくく、読者が迷いやすい
- 記事を書こうとしても、装飾が使いづらくて筆が進まない
私も以前、「デモサイトがとにかくおしゃれ」という理由だけでテーマを選びましたが、実際に記事を書き始めると装飾の使い方が難しく感じて、早々に別のテーマに変えたことがあります。見た目だけではなく、「自分の文章を入れたときに読みやすいか」を必ずチェックしましょう。
開発が止まった無料テーマをそのまま使い続けてしまう
無料テーマの中には、しばらくすると更新が止まってしまうものもあります。
- WordPress本体のアップデートについていけなくなる
- セキュリティ面で不安が出てくる可能性がある
- 新しいエディタや機能に対応できなくなる
開発状況をチェックせずに使い続けると、見えないリスクを抱えたまま運営することになります。
- テーマの公式ページで更新履歴を確認する
- コミュニティやフォーラムが動いているかを見る
- 長期間更新がないテーマは、別テーマへの乗り換えも検討する
WordPress無料テーマのおすすめを選ぶときは、「いま良さそうか」だけでなく、「しばらく安心して使えそうか」という視点も持っておくと、あとで困りにくくなります。
プラグインと無料テーマの相性トラブル
もう一つよくあるのが、「プラグインとテーマの相性が悪くてトラブルになる」というパターンです。
- デザイン系プラグインを入れたらレイアウトが崩れた
- スライダー系プラグインとテーマのスクリプトがぶつかった
- 高速化プラグインを入れたら、一部のパーツが表示されなくなった
私も、一度にたくさんのプラグインを入れて試していたときに、画面が真っ白になって焦ったことがあります。
- プラグインは一つずつ入れて、問題が起きないか確認する
- トラブルが出たら、直前に入れたプラグインを停止して様子を見る
- 口コミや解説記事で、使いたいテーマとプラグインの相性情報を調べておく
特に、デザインやレイアウトに関わるプラグインは、テーマ側の機能と重複しやすいので注意しておきましょう。
よくある質問(WordPress無料テーマおすすめ編)

ここでは、WordPress無料テーマのおすすめについて、よくある質問にQ&A形式で答えていきます。
Q1. 無料テーマだけでブログを運営しても大丈夫ですか?
A1. 無料テーマだけでもブログ運営は十分可能です。Cocoonのような代表的なWordPress無料テーマのおすすめは、広告表示や目次、関連記事など、ブログ運営に必要な機能を最初から備えています。
収益化が進んできて、デザインや機能にもっとこだわりたくなったタイミングで、有料テーマを検討しても遅くありません。
Q2. 途中で無料テーマから有料テーマに変えても問題ありませんか?
A2. 基本的には問題ありませんが、レイアウトが崩れたり、テーマ独自のショートコードが効かなくなったりすることがあります。
WordPress無料テーマのおすすめを使っているときも、「将来テーマを変える可能性はある」と考えて、特定のテーマに強く依存する装飾は少なめにしておくと安全です。テーマを変える前には、かならずバックアップを取っておきましょう。
Q3. 海外製の無料テーマを使うのはやめた方がいいですか?
A3. 海外製テーマがすべて良くないということはありませんが、日本語サイトで使う場合は少し注意が必要です。
日本語フォントとの相性や、文章量が多いときの読みやすさなど、実際に日本語を入れてみないと分からない部分があります。最初は情報量の多い国産テーマからWordPress無料テーマのおすすめを選び、慣れてきたら海外テーマも試してみる、というステップでも良いと思います。
まとめ:自分に合うWordPress無料テーマのおすすめを見つけよう
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 無料テーマでも、目的に合ったものを選べば十分戦えるサイトを作れる
- WordPress無料テーマのおすすめを選ぶ前に、「サイトのタイプ」「ゴール」「自分のレベル感」を決めておくと迷いにくい
- ブログ向け・企業サイト向け・LPやポートフォリオ向けなど、用途別にテーマを選ぶと失敗が減る
- インストール前に子テーマとバックアップを意識しておくと、トラブルを避けやすい
- デモの見た目だけで決めず、更新状況や日本語の読みやすさ、プラグインとの相性もチェックする
今日からできる最初の一歩としては、まず「自分が作りたいサイトのタイプ」と「達成したいゴール」を、紙やメモアプリに書き出してみてください。
そのうえで、この記事で紹介したブログ向け・企業サイト向けなどの中から、自分の用途に合うWordPress無料テーマのおすすめを2〜3個ピックアップして、テスト用のサイトで実際に触ってみることをおすすめします。手を動かして比べてみると、「これが一番しっくりくる」というテーマが見つかりやすくなります。



