A8ネットでサイト名を変更する方法＆変更するときの注意点10選

A8.netの管理画面を開いたものの、「サイト名ってどこから変えるんだろう？」「名前を変えたら提携に影響が出ないかな…」と手が止まっていませんか。

この記事では、A8.netの管理画面でサイト名を変更する具体的な手順から、URLやジャンルを一緒に見直すときのコツ、審査や提携への影響、ありがちなトラブルの回避方法まで、順番にお話しします。

結論から言うと、A8.netのサイト名変更自体は「サイト情報の登録・修正」画面から数分で終わる作業です。ただ、やみくもに書き換えるのではなく、サイトの中身やジャンルとのバランスを確認してから進めることで、後で「あのとき雑に変えなければよかった…」と後悔せずに済みます。

A8ネットでサイト名を変更する前に知っておきたいこと

A8ネットの「サイト名」とは？まず用語を整理しよう

最初にA8.netを触ったとき、私が一番分かりにくかったのが「何を指してサイト名と言っているのか」という点でした。似た言葉が多いので、代表的なものを表にまとめておきます。

用語	意味
サイト名称（サイト名）	自分で決めたブログやサイトのタイトル
サイトURL	そのサイトのトップページのアドレス
主サイト	A8.netでメインとして扱われるサイト
副サイト	主サイトとは別に追加登録したサブのサイト
サイト紹介文	サイトの内容を短く説明する文章
ジャンル（カテゴリ）	「金融」「美容」など、サイトの大まかなテーマ

A8.netでいう「サイト名称」は、ブログサービス名ではなく、あなたが付けたサイトタイトルそのものです。WordPressなら、管理画面の「サイトのタイトル」とほぼ同じイメージですね。ここがA8.net側の審査画面などにも表示されます。

A8ネットでサイト名を変更したくなる3つのパターン

相談を受けたり自分の経験を振り返ったりすると、A8.netでサイト名を変えたくなるタイミングは大きく次の3つに分かれます。

やること自体はどのケースでも同じ画面から行いますが、「サイト名だけを変えるのか」「URLやジャンルも一緒に変えるのか」で影響の範囲が少し変わります。この記事では、その違いも含めて順番に整理していきます。

変更できる情報・できない情報を先にチェック

もう一つ、作業に入る前に知っておきたいのが「自分で変更できる項目」と「問い合わせが必要な項目」の違いです。ここを勘違いしていると、「名字が変わったのに画面から直せない」「法人化したのに名義が個人のまま」といったモヤモヤが出てきます。

管理画面から変更できる主な情報は、次のようなものです。

• サイト名称（サイト名）
• サイトURL
• サイト紹介文
• ジャンル（サイトカテゴリ）
• 月間ビジター数、ページビュー数など、サイトに関する情報

一方で、本人情報に関わる部分は別の画面や問い合わせが必要になることがあります。

• 会員名（氏名）
• フリガナ
• 住所や電話番号などの連絡先
• 登録区分（個人・法人）など、一部の基本情報

この記事では、自分でサッと直せる「サイト情報」の中でも特にサイト名まわりにフォーカスしてお話ししていきます。個人情報の変更が必要なときは、A8.netのヘルプ内にある「会員情報の修正」の手順も合わせて確認してください。

A8ネットでサイト名を変更する具体的な手順

PC版でA8ネットのサイト名を変更する手順

まずはPCからA8.netにログインした場合の流れです。やることをざっくり表にすると、こんなイメージになります。

ステップ	操作内容
1	A8.netにログインする
2	画面右上付近の「登録情報」をクリック
3	メニューから「サイト情報の登録・修正」を選ぶ
4	再認証画面でログインIDとパスワードを入力する
5	一覧から対象サイトの「修正」ボタンをクリック
6	「サイト名称」の欄を書き換える
7	必要に応じてURLや紹介文、ジャンルも修正する
8	「確認」ボタンを押し、内容を確認して保存する

実際の画面では、サイト名だけでなく、ジャンルやサイト紹介文、ビジター数なども同じ画面で変更できます。あとから何度も同じ画面を開き直さなくて済むように、「サイト名を変えるついでに、他の情報も今のサイトに合っているか」を一緒にチェックしておくと効率的です。

スマホからA8ネットのサイト名を変更するときの注意点

最近はスマホだけでブログ運営をしている人も多く、「スマホのブラウザからでもサイト名を変えられる？」とよく聞かれます。結論として、スマホでもブラウザからA8.netにアクセスすればPCと同じ画面にたどり着けますが、画面が小さいぶん、少し気をつけたほうがいいポイントがあります。

私も、一度スマホだけで紹介文を直そうとして、誤タップで別のサイトを開いてしまい「どこを触ったんだっけ？」と焦ったことがありました。時間が取れるならPCから落ち着いて作業するのが一番ですが、スマホでやる場合も焦らず一つずつ確認しながら進めてみてください。

主サイト・副サイトの切り替えとサイト名の関係

A8.netで複数のサイトを運営していると、「主サイト」「副サイト」という考え方が出てきます。主サイトを変えたいときも、先ほどと同じ「サイト情報の登録・修正」画面から操作します。

ここで注意したいのは、「主サイトの変更」と「サイト名の変更」は別の操作だということです。主サイトを切り替えるだけなら、サイト名自体は変わりません。どのサイトをメインにするのか、どのサイトの名前を変えるのか、目的をはっきりさせてから作業すると混乱しにくくなります。

サイト名変更と一緒に見直したいURL・ジャンル・紹介文

サイトURLを変更するときの基本的な考え方

サブディレクトリからサブドメインに変えたり、別のドメインにブログを移したりすると、サイトURLが変わります。その場合は、A8.net側のサイトURLも忘れずに更新しておきましょう。

状況	やること
同じブログ内でURLだけ変更	「サイトURL」を新しいアドレスに書き換える
別ドメインへ引っ越し	引っ越し先のトップページURLに変更する
中身も別サイトレベルに変える	新サイトとして別に登録することも検討する

公式のヘルプでも、登録済みサイトのURLだけを変えたい場合は、サイト情報のURLを書き換えるだけで手続きは完了すると案内されています。通常は、広告リンクを全部貼り直す必要はありません。ただし、サイトの中身が大きく変わっている場合は、広告主との相性や掲載条件も確認しておくと安心です。

サイトジャンル・紹介文を変えるときのポイント

サイト名を変えるということは、少なくとも「サイトのイメージを変えたい」という気持ちがあるはずです。そのタイミングで、ジャンルやサイト紹介文も一緒に見直しておくと、広告主やA8.netの審査担当者にサイトの方向性が伝わりやすくなります。

たとえば、もともと雑記ブログだったものを、ほぼ「転職・副業」の話に絞ったなら、ジャンルを「仕事・転職」系に変え、紹介文にもそのことをきちんと書いておくと、広告主にも意図が伝わりやすくなります。

A8ネットのサイト名変更とSEO・ブランドの関係

A8.netの画面上でサイト名を変えたからといって、それだけで検索順位が大きく動くわけではありません。ただ、サイト名そのものは、ブログのブランドイメージや読者の印象に直結します。

• 検索結果に表示されるタイトルと近い名前にしておくと、クリックされやすい
• 長すぎるサイト名は覚えづらく、紹介もしにくい
• どんなテーマのサイトなのかが名前から伝わると、審査でも内容をイメージしてもらいやすい

サイト名を変えるときは、「格好良さ」だけでなく、「分かりやすさ」と「覚えてもらいやすさ」もセットで意識すると、長い目で見てプラスになります。

A8ネットのサイト名変更が審査や提携に与える影響

サイト名変更だけなら影響は小さいが「内容とのズレ」に注意

私の体感では、サイト名だけを変えたケースで、すぐに提携が解除されたり報酬が止まったりしたことはほとんどありません。ただし、サイト名と中身のズレが大きくなると、新規の審査でマイナスに働く可能性があります。

A8.net側で審査する人や広告主は、サイト名と紹介文をセットで見てサイトのイメージをつかみます。サイト名を変えるときは、「名前」「紹介文」「ジャンル」が同じ方向を向いているか、一度立ち止まって確認してみてください。

サイト内容が大きく変わるときのチェックポイント

雑記ブログを美容特化や金融特化に変えるなど、サイトの方向性がガラッと変わる場合は、今まで提携していた広告との相性も変わってきます。状況ごとに、意識しておきたいポイントを整理しました。

変更の大きさ	チェックしたい点
一部の記事をリライトした程度	既存の提携に大きな影響は出にくい
カテゴリ構成を整理した程度	ジャンルと紹介文を合わせておけば問題になりにくい
テーマを大きく変更した	一部の広告主とは相性が悪くなる可能性がある
実質別ジャンルのサイトとして再スタート	新しいサイトとして登録し直すことも検討する

「どう見ても別ジャンルだな」と自分で感じるくらいの変更なら、思い切って別サイトとして登録したほうがスッキリします。無理に既存の提携を引きずるより、新しい方向性に合った広告だけを選んだほうが成果につながりやすいです。

提携を守るためのミニチェックリスト

サイト名やジャンル、紹介文を変えるときに、今ある提携をなるべくキープするためのチェック項目を表にしておきます。全部を完璧に満たす必要はありませんが、目安として使ってみてください。

項目	YES/NO
サイト名とジャンルから、扱うテーマが一目で分かる	YES / NO
サイト紹介文に、メインのジャンルがはっきり書かれている	YES / NO
重要な案件の「掲載条件」から外れる変更をしていない	YES / NO
アダルトや公序良俗に反する内容を新しく追加していない	YES / NO
記事削除をしすぎて、サイトがスカスカになっていない	YES / NO

特に単価が高い案件やメインで推している案件については、提携条件を一度読み直しておくと安心です。「こんなサイトならOK」「こういう内容はNG」といった基準が書かれていることも多いので、サイト名変更のときの判断材料になります。

トラブル事例から学ぶ、サイト名変更でやりがちなミス

サイトが登録されていない・消えたように見えるケース

「久しぶりにA8.netを開いたら、登録していたはずのサイトが一覧に見当たらない」という相談を、ときどきSNSやブログ経由でいただきます。原因として多いのは次のようなものです。

まずは、「サイト情報の登録・修正」の画面を開き、サイト一覧をゆっくりスクロールしてみてください。「そういえば少しだけ名前を変えたんだった」と、あとから思い出すこともあります。それでも見つからない場合は、念のため別のメールアドレスでA8.netに登録していないかも確認してみましょう。

A8ネットでサイト名を変えたあとに広告リンクがエラーになる場合

サイト名を変えた直後に「広告をクリックしたら404になった」と感じることがありますが、サイト名そのものが原因というより、同じタイミングでURLを変えたりサイトを移転したりしたことが関係しているケースがほとんどです。

症状	考えられる原因	確認ポイント
クリックすると404になる	リンク先のページが存在しない	自分のサイトのURLやリダイレクト設定を確認する
広告そのものが表示されない	広告主側で配信が終了している	A8.netの管理画面でステータスをチェックする
リンク先が意図しないページになる	リダイレクト設定のミス	サーバーやプラグインの設定を確認する

サイト名の変更と、URLの変更やドメイン移転などの大きな作業を同じ日にまとめてやると、何が原因か分かりにくくなります。可能なら、サイト名変更→問題ないか確認→URL変更、といった形で工程を分けて進めたほうが、トラブルの切り分けがしやすくなります。

文字数制限や入力ミスでエラーが出るパターン

サイト名称や紹介文には文字数の上限があり、長すぎるタイトルや説明文を入れるとエラーになります。公式のヘルプでは、サイト名称は全角25文字以内、サイト紹介文は全角100文字以内といった目安が示されています。

WordPress側で使っているサイト名が長すぎる場合は、A8.netでは少し短くしたバージョンを使うのも一つの手です。「誰向け」「どんなテーマ」だけはしっかり伝わるようにしつつ、文字数を意識して調整してみてください。

A8ネットのサイト名を決めるときのコツと実例

読者とジャンルがイメージできるサイト名を意識する

私がサイト名を考えるとき、最初にメモ帳に書き出すのは次の3つです。

• 誰に向けたサイトか（ターゲット）
• メインのテーマは何か（ジャンル）
• 自分らしさを一言で表すと何か

この3つを組み合わせて、なるべく短い言葉にまとめたものが、そのサイトの理想的な名前だと考えています。少し時間はかかりますが、一度しっくりくる名前が決まると、その後の方向性も決めやすくなります。

良いサイト名・伝わりにくいサイト名の例

イメージしやすいように、読者に伝わりやすい名前と、少しもったいない名前の例を表でまとめました。

サイト名の例	印象
30代会社員の転職ブログ	ターゲットとテーマが一目で分かる
ズボラ主婦の節約とポイ活日記	読者像とジャンルがイメージしやすい
働くママの時短レシピ帳	誰向けのレシピかがすぐ伝わる
太郎の気まぐれブログ	テーマが分からず、広告主にも伝わりにくい
☆Happy Life Diary☆	雰囲気は伝わるが、ジャンルがぼやけている

もちろん、オシャレな名前が悪いというわけではありません。ただ、A8.netを通じて広告主にサイトを見てもらう場面では、「どんなサイトなのか」が名前からある程度伝わるほうが有利です。

SEOを意識したA8ネットのサイト名の付け方

SEOのことも考えるなら、サイト名にメインのキーワードを一つ入れておくと、長い目で見るとプラスになります。ただし、キーワードを詰め込みすぎると読みにくくなるので、欲張りすぎないことがポイントです。

• メインキーワードは1つ、多くても2つまでに絞る
• キーワード＋ターゲット＋一言でまとめるイメージで考える
• 検索エンジンだけでなく、読者が口に出して紹介しやすい名前かも意識する

たとえば、「転職」と「副業」の情報が中心なら、「転職と副業で収入アップを目指すブログ」のように、そのまま素直な言葉で表現してしまったほうが分かりやすいことも多いです。A8.netのサイト名を変えるときは、検索から来る読者と、広告主の両方に伝わりやすい名前を探してみてください。

よくある質問（FAQ）

Q1. A8.netでサイト名を変えたら、提携中の広告主に連絡したほうがいいですか？

A8.netの管理画面でサイト名だけを変えた程度であれば、個別に連絡が必要になるケースは多くありません。ただし、サイト名の変更と一緒にジャンルや内容も大きく変える場合は、提携している広告の「掲載条件」を一度読み直しておくことをおすすめします。条件から外れてしまいそうなら、新しいサイトとして登録し直すか、別の案件を探すことも検討しましょう。

Q2. サイト名を変えると自動的に再審査になりますか？

サイト名を変えただけで、すべての案件が自動的に再審査になるわけではありません。ただ、サイト名や紹介文、ジャンルと実際の内容のズレが大きくなると、新しく申請する案件で審査に通りにくくなる可能性があります。A8.netのサイト名を変更するときは、サイトの中身も含めて「どんなテーマのサイトなのか」が一貫しているかを見直しておくと安心です。

Q3. サイト名がうまく変更できません。どこを確認すればいいですか？

まずはPCからA8.netにログインし、「登録情報」→「サイト情報の登録・修正」画面で、対象サイトの「修正」ボタンを押せているか確認してみてください。そのうえで、サイト名称が全角25文字以内に収まっているか、紹介文が全角100文字以内に収まっているか、URLの形式に誤りがないかをチェックします。どうしても原因が分からない場合は、一度名前を短めでシンプルなものにして保存できるか試してみると、解決の糸口が見つかることがあります。

まとめ：A8ネットのサイト名変更は「サイト情報の修正」から落ち着いて進めよう

この記事の内容を振り返っておきます

今日やってほしい最初の一歩は、A8.netにログインして「サイト情報の登録・修正」画面を開き、今登録されているサイト名・URL・ジャンル・紹介文をじっくり眺めてみることです。

「今のサイトの方向性と少しズレているな」と感じた部分があれば、この記事を横に置きながら、一つずつ落ち着いて整えていきましょう。