ブログを一生懸命続けているのに、気づけばお金も時間もどんどん減っていく、そんなブログ貧乏の状態になっていませんか。
結論から言うと、お金の流れとブログの役割をきちんと整理すれば、赤字続きのブログでも少しずつ黒字にできて、やがてブログ貯金として残っていくようになります。
ブログ貧乏ってなに?頑張ってもお金が残らない理由

最初に、そもそもブログ貧乏とはどういう状態なのかを整理しておきます。自分がどこでつまずいているのかが見えると、「何をやめて」「どこに力を入れればいいか」がはっきりしてきます。
ブログ貧乏チェックリスト:あなたはいくつ当てはまる?
まずは、今の自分がブログ貧乏寄りなのかどうか、ざっくり診断してみましょう。
| チェック項目 | 状態 | コメント |
|---|---|---|
| サーバー代やテーマ代を何となく払い続けている | はい/いいえ | 毎月いくら出ているか分からないと危険です |
| ブログ収益の金額をすぐに思い出せない | はい/いいえ | 自分の「ブログ時給」が見えていない状態です |
| オンラインサロンや教材にいくつも課金している | はい/いいえ | 情報ばかり増えて手が止まりがちです |
| 記事数だけは多いが、狙って書いた記事が少ない | はい/いいえ | 「作業した感」だけが積み上がっているかもしれません |
| 広告やアフィリエイトの導線をほとんど設計していない | はい/いいえ | 収益ポイントが曖昧だとブログ貯金が作れません |
| ブログを始めてから、前より貯金残高が減っている | はい/いいえ | 典型的なブログ貧乏のサインです |
3つ以上「はい」があれば、もうかなりブログ貧乏寄りだと思ってください。数が増えるほど、「頑張ってもお金が残らないサイクル」に入りやすくなります。
ブログのコストと見えない「時給マイナス」問題
ブログ貧乏で怖いのは、「お金が出ていること」と「時間が奪われていること」の両方がじわじわ進んでいるのに、本人はそこまで自覚していないケースが多いことです。
ブログには、目に見えやすいコストと、見えづらいコストがあります。
- 目に見えるコスト
- サーバー代
- ドメイン代
- 有料テーマ代
- 画像素材やツール、オンラインサロンなどの料金
- 見えづらいコスト
- 記事を書くために使った時間
- リサーチや勉強のために使った時間
- 家族や友人との時間、趣味の時間を削っていることによる「機会損失」
一度、ざっくりでいいので、次のように整理してみると自分のブログ貧乏度が見えてきます。
| 項目 | 内容 | 月あたりの目安 |
|---|---|---|
| 固定費 | サーバー・ドメイン・テーマなど | 数百〜数千円 |
| 変動費 | サロン・ツール・教材など | 人によって大きく変動 |
| 時間 | 記事作成やリサーチの時間 | 平日・休日の合計時間など |
例えば、月に20時間ブログに使っていて、収益が1000円なら、単純計算でブログの時給は50円です。ここにサーバー代やサロン代が乗ってくると、実質「時給マイナス」の働き方になってしまいます。
ブログ貯金を増やしていきたいなら、まずはこのマイナス状態をできるだけ小さくして、ゼロ付近まで持っていくことからスタートしましょう。
ブログ貧乏からブログ貯金へ考え方を切り替える

次に、ブログ貧乏のままか、それともブログ貯金が増えていくのかを分ける「考え方」の部分を整えていきます。ここを押さえておくと、自分の行動に一貫性が出て、余計な回り道を減らせます。
ブログ貯金とは?ブログを貯金箱にする発想
ブログ貯金という言葉は、人によってイメージが少しずつ違うと思います。ここでは、次のようなイメージでとらえてみてください。
- 本業とは別に、ブログが生み出してくれたプラスのお金
- その一部、もしくは全部を、将来の自分や家族のために残していくお金
- 記事を書けば書くほど、少しずつ残高が増えていく「小さな資産」
大事なのは、ブログの収入をごちゃっと生活費に混ぜてしまうのではなく、「これはブログ貯金に回す分」とあらかじめ決めておくことです。目で見て分かる形で残しておくと、「ブログを続ける意味」が実感しやすくなります。
ブログ収入の使い道ルールを決める
ブログ貧乏からブログ貯金に切り替えるには、「ブログで入ってきたお金をどう配分するか」を先に決めておくのが効果的です。ここがあいまいだと、気づいたら全部使っていて、貯金が全く増えないままになります。
例えば、こんなルールです。
- ブログ収入の50%はブログ貯金に入れる
- 30%は自己投資(本・ツール・セミナーなど)に使っていい
- 残り20%は、モチベーション維持のためのご褒美に使う
イメージしやすいように、表にするとこんな感じです。
| ブログ収入 | 使い道 | 割合の目安 |
|---|---|---|
| ブログ貯金 | 将来の自分や家族のための貯金 | 50% |
| 自己投資 | 書籍・ツール・講座などに使うお金 | 30% |
| ご褒美 | 外食や欲しかった物など、息抜きの費用 | 20% |
割合はあくまで一例なので、家計の状況に合わせて変えてOKです。ただ、「ブログ貯金に必ずいくらか回す」というルールを決めておくだけで、お金の残り方は大きく変わっていきます。
ブログ貧乏に陥る人の共通点とNG行動

ここからは、ブログ貧乏になりやすい人の共通点を見ていきます。自分に当てはまるところが多ければ多いほど、意識して修正したいポイントです。
稼げないジャンル・テーマの選び方をしている
ブログ貧乏でよくあるのが、「とりあえず自分の好きなことだけ書いている」パターンです。もちろん、好きなことを書くのは悪くありませんが、ブログ貯金を作りたいなら、それだけだと厳しいことが多いです。
ありがちな失敗をいくつか挙げると、
- そもそも収益につながる商品やサービスが少ないジャンルを選んでいる
- ターゲットが広すぎて、「誰に向けて書いているのか」がぼやけている
- 自分が書きたいことと、読者が本当に知りたいことが噛み合っていない
特に日記メインのブログは、よほどキャラが立っているか、発信力がないと読者も広告主も集まりにくいのが現実です。ブログ貯金を増やしたいなら、「読者の悩みが深くて、解決に役立つサービスや商品があるジャンル」を最初から意識しておいたほうが近道です。
自己投資しすぎてブログ貧乏になるパターン
「自己投資は大事」という言葉だけを信じて、お金をどんどん出してしまうのも、ブログ貧乏あるあるです。投資そのものが悪いわけではなく、回収のイメージがないまま増やしてしまうのが危険なのです。
例えば、こんな状態になっていないでしょうか。
- 複数のオンラインサロンを同時に掛け持ちしている
- 高額なコンサルや講座にいくつも申し込んでいる
- 有料ツールをいくつも契約しているのに、ほとんどログインしていない
投資として健全な状態と、ブログ貧乏一直線の状態を比べると、違いはこんなところにあります。
| 行動 | 投資としてアリな状態 | ブログ貧乏になる状態 |
|---|---|---|
| オンラインサロン | 学んだ内容をすぐ記事や企画に落とし込んでいる | 眺めるだけで、自分の行動がほぼ変わっていない |
| 有料ツール | 具体的な目的に沿って毎週のように使っている | とりあえず契約しただけで、使い方も把握していない |
| 高額講座 | 課題をこなし、ブログや商品に反映している | 「参加したこと」に満足して、その後の行動が続かない |
ブログ貯金を増やしたいなら、「その投資で何を回収するのか」「いつまでに元を取るのか」をざっくり決めておくと、ムダな出費が減っていきます。
数字を見ずに記事だけ増やす「作業中毒」
ブログ貧乏になりやすい人の中には、「とにかく作業量が正義」と思い込んでいるタイプもいます。もちろん、全く書かないよりは書いたほうがいいのですが、数字を一切見ずに書き続けるだけでは、方向を間違えたまま走っている可能性が高くなります。
例えば、こんなサイクルに心当たりはありませんか。
- とにかく毎日更新を目標にして、テーマも決めずに記事を書く
- アクセス解析や検索順位は、ほとんど見ないか、見てもすぐ閉じる
- 読者の反応を振り返らず、新しい記事だけをひたすら増やし続ける
この状態だと、たまたま当たる記事が出ることはあっても、安定してブログ貯金を増やすのは難しくなります。最低限、次の数字だけでも定期的にチェックしておきましょう。
- 月ごとのアクセス数の変化
- よく読まれている記事ベスト5
- 収益が発生している記事と、その金額
こうした数字をもとに、「どの記事を伸ばすか」「どんな記事を増やすか」を考える習慣をつけるだけでも、ブログ貧乏から抜け出せる可能性はかなり高まります。
ブログ貯金を増やす5ステップロードマップ

ここからは、ブログ貧乏からブログ貯金体質へ変わるための具体的なステップを5つに分けて整理します。一度に全部やろうとせず、できそうなところから少しずつ手をつけていきましょう。
| ステップ | 内容 | ゴール |
|---|---|---|
| 1 | 収支とブログコストを可視化する | どこでマイナスになっているか把握する |
| 2 | 誰のどんな悩みを解決するか決める | ブログの方向性を固める |
| 3 | 収益ポイントと導線を設計する | ブログ貯金が増える流れを作る |
| 4 | 検索キーワードと記事構成を考える | 読まれやすい記事の土台を作る |
| 5 | ブログ貯金の習慣を仕組み化する | 続けるほど貯まる状態にする |
ステップ1:現状の収支とブログコストを可視化
最初にやるべきことは、「どのくらい稼いで、どのくらい使っているのか」をざっくりでいいので数字にしてみることです。ここをあいまいにしたままブログ貯金を増やそうとしても、どこを直せばいいのか分からないままになってしまいます。
紙やメモアプリに、次のような項目を書き出してみてください。
- 本業の手取り(おおよそでもOK)
- 生活費の合計(家賃・食費・光熱費などざっくり)
- ブログの固定費(サーバー・ドメイン・テーマなど)
- ブログの変動費(サロン・ツール・教材など)
- ブログの収入(アドセンスやアフィリエイトなど)
この5つを書き出したうえで、「ブログ関連の支出」と「ブログ収入」を比べれば、今の時点で黒字か赤字かがはっきり分かります。赤字が大きいなら、まずは不要なサービスを解約したり、プランを下げたりして、マイナスを小さくすることから始めましょう。
ステップ2:誰のどんな悩みを解決するブログか決める
次のステップでは、「このブログは誰の何を助けるためのものなのか」をしっかり決めます。ここがフワッとしていると、記事を書くたびに迷ってしまい、ブログ貯金にもつながりにくくなります。
おすすめは、次の3つをセットで考えることです。
- 過去の自分が本気で悩んでいたこと
- 今も人からよく相談されるテーマ
- 関連する商品やサービスがあって、紹介しても違和感がないジャンル
例えば、
- 過去の自分:手取りが少なくて貯金ゼロの会社員
- よく相談されること:節約の仕方や副業の始め方
- 紹介できそうなもの:家計管理サービス、副業関連の教材やツール
この3つが重なっているゾーンをメインテーマにすると、読者の悩みの深さと、ブログ貯金につながる商品やサービスの両方を狙いやすくなります。
ステップ3:収益ポイントと導線を設計する
ブログ貧乏から抜け出すには、「どこで収益が発生するのか」を最初に決めておくことが大切です。何となく広告だけ貼っても、ブログ貯金が増えるほどの収入にはつながりにくいからです。
代表的な収益ポイントは、次の3つです。
- クリック型広告(アドセンスなど)
- 成果報酬型アフィリエイト
- 自分の商品やサービス(noteや講座、コンサルなど)
それぞれの収益ポイントに対して、「どんな悩みを持った読者を、どの記事から誘導するか」を考えておきましょう。
| 収益ポイント | 読者の悩み | 導線となる記事の例 |
|---|---|---|
| 副業系アフィリエイト | 給料が少なくて貯金ができない | 「手取りが少なくても始められる副業ブログの始め方」 |
| 家計管理サービス | 家計簿が続かない、数字が苦手 | 「ズボラでも続く家計管理のコツとおすすめサービス」 |
| 自分の教材 | ブログで月1万円を安定して稼ぎたい | 「ブログ貯金を作るための具体的なロードマップ」 |
このように、「読者の悩み→記事→提案(商品やサービス)」という流れを意識して設計しておくと、ブログ貧乏ではなくブログ貯金モードに入りやすくなります。
ステップ4:検索キーワードと記事構成の作り方
次は、実際に読まれる記事を作るためのキーワードと構成の考え方です。難しく考えすぎず、読者の検索行動を想像しながら組み立てていきましょう。
基本的な流れは、
- 読者が検索しそうな言葉をできるだけ出してみる
- その中から、今の自分でもしっかり書けそうなテーマを選ぶ
- 検索結果の上位の記事の見出しを確認し、自分なら何を足せるか考える
例えば「ブログ貧乏」と検索する人は、
- なぜ自分のブログは稼げないのか知りたい
- このまま続けるべきか、やめるべきか迷っている
- どうすれば黒字化してブログ貯金に回せるのか知りたい
といった気持ちで検索していることが多いはずです。この記事のように、「現状の整理→原因→解決策→お金の管理→事例→Q&A→まとめ」という流れで構成すると、読み終わったときに「やること」がはっきりしやすくなります。
ステップ5:ブログ貯金の習慣を仕組み化する
最後のステップは、ブログ貯金を「気合い」ではなく「仕組み」で増やす段階です。ここまで来ると、少しずつでも続けている限り、自然とお金が残っていく感覚が出てきます。
ポイントは、次の3つです。
- ブログ専用の口座、もしくはブログ貯金用のサブ口座を作る
- ブログ収入が入ったら、決めた割合を自動的に移す仕組みを作る
- 月に1度、「収支」と「ブログ貯金の残高」を振り返る時間を取る
この3つが回り始めると、「ブログを続けるほどブログ貯金が増えていく」という感覚が少しずつ積み上がります。モチベーションも保ちやすくなるので、結果的に継続もしやすくなります。
家計とブログ貯金を両立させるお金の管理術

ここからは、家計を崩さずにブログ貯金を増やすための、お金の管理の具体的なコツを紹介します。ブログ貧乏にならないためには、ブログだけでなく家計全体のバランスも大事です。
口座を分けてブログ貯金を守る
シンプルですが、とても効果が大きいのが「口座を分けること」です。特に次の3つを分けておくと、ブログ貯金の残り方が一気に分かりやすくなります。
| 口座の種類 | 用途 | ポイント |
|---|---|---|
| 生活費口座 | 家賃・食費・光熱費など日々の支払い | 給料が入るメイン口座にする |
| 貯金口座 | 緊急時や将来のための貯金 | 基本的には引き出さないお金を置く |
| ブログ口座 | ブログの収入とブログ関連の支出 | ブログ貯金の増減が一目で分かる |
ブログ用の口座を作ると、「今月のブログ収入はこれくらい」「ブログの固定費はこれくらい」「ブログ貯金として残ったのはこれくらい」と、すべて目で確認できます。数字が見えるようになると、改善もしやすくなります。
固定費の見直しでブログ貧乏リスクを下げる
ブログ貧乏の多くは、実は「じわじわ効いてくる固定費」が原因だったりします。ブログ貯金を増やしたいなら、定期的に固定費の棚卸しをして、ムダを削っていきましょう。
例えば、次のようなポイントをチェックしてみてください。
- アクセスもそこまで多くないのに、高めのサーバープランを使っていないか
- ほとんど参加していないオンラインサロンに毎月お金を払っていないか
- 有料ツールを、無料プランや別のサービスで代替できないか
ブログ貯金を増やしたいのに、毎月の固定費が重いと、それだけでブログ貧乏モードに近づいてしまいます。「これは本当に今必要なお金か?」という視点で、一度見直してみてください。
小さな成功体験を積み上げるコツ
家計とブログ貯金を両立させるには、数字だけでなく「気持ちのコントロール」も大事です。特に、ブログは結果が出るまで時間がかかりやすいので、小さな成功体験を意識的に拾っていくのがおすすめです。
例えば、
- 初めての報酬が発生したら、金額に関係なくどこかにメモしておく
- ブログ貯金が増えたタイミングで、自分をちゃんと褒めてあげる
- 過去に書いた記事と見比べて、成長している部分を意識して見つける
ブログ貧乏の時期は、「自分には向いていないのかな」と落ち込みやすいものです。でも、数字がほんの少しでも動き始めると、一気に楽しくなります。その変化を見逃さないように、意識して記録に残していきましょう。
ブログ貧乏から抜け出した3つのケーススタディ

最後に、ブログ貧乏からブログ貯金に流れを変えた、3つのケースを紹介します。実在の誰かそのものではなく、よくあるパターンをまとめたイメージですが、自分に近いタイプを探しながら読んでみてください。
ケースA:残業続きの会社員がブログ貧乏を脱出
ケースAは、残業が多くて毎日クタクタになっている会社員のパターンです。この人は最初、雑記ブログで日常のことを何でも書いていましたが、アクセスも収益もほとんど増えず、サーバー代とサロン代だけが毎月出ていくブログ貧乏状態でした。
そこで、次のように方向転換しました。
- 過去の自分と同じ「手取りが少なく貯金できない会社員」をメインターゲットにする
- 残業がない日だけ、1時間だけブログに使うと決める
- ブログ収入の半分はブログ貯金、半分は自己投資に使うルールを作る
ターゲットとテーマを絞ったことで、同じような悩みを持つ会社員の読者が少しずつ増え、月数千円の収益が安定して入るようになりました。そこからブログ貯金の残高が目に見えて増え始め、「もう少し頑張ってみよう」と前向きなサイクルに入ったケースです。
ケースB:在宅ママが家計ブログでブログ貯金を作る
ケースBは、家計管理が得意な在宅ママのパターンです。この人はもともと節約や家計簿が好きで、ノートやアプリで細かく管理していましたが、「ブログでは何を書けばいいのか分からない」と手が止まっていました。
そこで、
- ブログのテーマを「家計と貯金」に特化する
- 「食費」「光熱費」「教育費」など、項目ごとの節約ネタをパターン化する
- 実際に使って良かった家計サービスやアイテムを、体験談とセットで紹介する
という方針でブログを続けました。家計に悩む読者と相性が良く、少しずつアフィリエイト収入が発生するようになり、その多くをブログ貯金として積み立てていきました。結果として、「ブログを始めてから貯金の増え方が変わった」と実感できたケースです。
ケースC:フリーランスが収入の波をブログ貯金でならす
ケースCは、収入の波が激しいフリーランスのパターンです。売上が高い月は余裕があるものの、低い月は一気に不安になり、結果として貯金を取り崩すことが何度も続いていました。
そこで、この人はブログを「収入の波をならすためのもう一つの柱」として育てていくことにしました。
- 本業と相性のいいテーマを選び、専門的な内容を分かりやすく発信する
- ブログから自分のサービスや教材に自然につながる導線を用意する
- 売上が高い月ほど、ブログ貯金に多めに回すマイルールを決める
時間はかかりましたが、ブログからの収益が少しずつ育ち、本業の売上が低い月でも、ブログ貯金と合わせて心の余裕を保てるようになりました。ブログ貧乏ではなく、「ブログがあるからこそ安心できる」状態までたどり着いた例です。
よくある質問:ブログ貧乏・ブログ貯金Q&A

最後に、ブログ貧乏やブログ貯金についてよく聞かれる質問をいくつか取り上げておきます。自分の悩みに近いものがあれば、参考にしてみてください。
Q1. ブログ貧乏から抜け出してブログ貯金を作るまで、どれくらいかかりますか?
A1. 期間は人によってかなり違うので、「何か月で必ずこうなる」とは言い切れません。ただ、ブログ貧乏状態から抜け出すだけであれば、ブログコストの見直しと収益ポイントの整理だけで、思ったより早く手応えが出てくることも多いです。
大事なのは、ブログ貯金の残高そのものより、「正しい方向に進めているかどうか」です。ステップに沿って一つずつ改善していけば、少しずつでもブログ貧乏から離れていけます。
Q2. すでに赤字でブログ貧乏です。いっそブログをやめたほうがいいでしょうか?
A2. 家計的にどうしても厳しいなら、一度スケールダウンしたり、休止したりする選択肢ももちろんあります。ただ、ブログ貯金につながりそうな方向性が見えてきているなら、固定費を減らしつつ細く長く続けるというやり方もあります。
やめるかどうかを決める前に、まずはブログの収支と目的を整理して、「このブログで何を得たいのか」「どこまでなら続けられるのか」を一度書き出してみることをおすすめします。
Q3. ブログ貧乏にならずにブログ貯金を増やすには、最初から高い教材やサロンに入ったほうが早いですか?
A3. 高い教材やサロンが必ずしも悪いとは言えませんが、最初から大きなお金をかけると、プレッシャーだけが大きくなり、ブログ貧乏に近づくリスクもあります。
まずは無料で学べる情報や、比較的手頃な本などで基礎を固め、「自分はここを伸ばしたい」とはっきりしてから有料の投資を検討したほうが、結果として回収しやすくなります。ブログ貯金を増やすための投資かどうか、「このお金をいつまでに取り戻すか」という視点で考えてみてください。
まとめ:ブログ貧乏からブログ貯金への第一歩
この記事のポイントを簡単に整理します。
- ブログ貧乏とは、時間もお金も減っているのに「頑張っている感」だけが増えていく状態です。
- ブログ貯金を増やすには、「収支の見える化」「テーマ選び」「収益ポイントの設計」「キーワードと構成」「貯金の仕組み化」という5つのステップが役立ちます。
- 自己投資は大切ですが、「元を取る前提」を持たないと、教材やサロン代だけが増えてブログ貧乏になりがちです。
- 家計とブログ貯金を両立させるには、口座を分けて管理し、固定費をこまめに見直し、小さな成功体験を意識的に拾っていくことが大切です。
- 自分に近いケーススタディを参考にしながら、「自分の生活と性格に合うペース」で続けていくことが、結果的にはいちばんの近道になります。
今日からできる最初の一歩は、「自分のブログの収支とコストを、紙かメモアプリに書き出してみること」です。数字が見えるだけでも、ブログ貧乏からブログ貯金に向けて、次に何をすればいいかがぐっと分かりやすくなるはずです。



