CocoonのSEO対策で失敗しない10のコツ

「Cocoonは無料だし、SEOは弱そう…」と不安になっていませんか？結論からいうと、きちんと設定してあげれば、CocoonだけでSEO対策の土台はしっかり作れます。

この記事では、CocoonのSEO対策で「ここだけは押さえておきたい」というポイントを整理して紹介します。

この記事を読むと分かる事

CocoonというテーマはSEOに弱いのかどうか、無料テーマとしての強みと限界
Cocoonを入れた直後にやっておきたいSEOの初期設定
記事ごとに見直したいSEOタイトルやメタディスクリプションの決め方
高速化タブや画像・サーバーなど、表示速度に関わるCocoonの設定ポイント
内部リンクやカテゴリ設計など、コンテンツ側でできるSEOの工夫

CocoonのSEO対策は、裏ワザのようなテクニックよりも、「基本設定をちゃんと終わらせて、読みやすい記事を書き続けること」がいちばん効きます。一緒に土台から整えていきましょう。

cocoonはSEOに弱い？cocoon seo対策の前提を整理しよう
cocoon seo対策の基本！導入直後にやる初期設定
cocoon seo対策に効く高速化と表示速度のポイント
コンテンツSEOで差をつけるcocoon seo対策
cocoon seo対策とSEOプラグインの付き合い方
よくある質問：cocoon seo対策で迷いやすいポイント
まとめ：今日からできるcocoon seo対策の最初の一歩

cocoonはSEOに弱い？cocoon seo対策の前提を整理しよう

ごとう

まずは、Cocoonというテーマ自体がSEO的にどう評価されるのか、そしてCocoonのSEO対策を考えるときの前提を整理しておきます。「そもそもテーマでどこまで差が出るの？」というモヤモヤを先にスッキリさせておきましょう。

cocoonで押さえておきたいSEOの全体像

CocoonでできるSEO対策は、「テーマが肩代わりしてくれる部分」と「自分でやる必要がある部分」に分けるとイメージしやすくなります。ざっくり全体像をまとめると、次のような感じです。

項目	役割・意味	Cocoonでの主な場所
タイトル・見出し	検索キーワードとの関連性を伝える	記事タイトル、H2/H3見出し
メタディスクリプション	検索結果に表示される説明文。クリック率に影響	記事編集画面のCocoon設定内SEO欄
パンくずリスト・内部リンク	サイト構造を整理し、クローラーが巡回しやすくなる	Cocoon設定→パンくず、ブログカード、関連記事ウィジェット
サイト速度・高速化	読者の体験を良くし、離脱率の改善にもつながる	Cocoon設定→高速化、画像圧縮プラグインなど
構造化データ・OGP	検索結果やSNSでの見え方を整える	Cocoon設定→SEO、OGP
noindexなどの制御	インデックスさせたくないページを除外する	Cocoon設定→インデックス関連、記事ごとの設定

テーマ側で用意されている機能を正しく使えば、技術的なSEOの基本はある程度カバーできます。そのうえで、「どんなテーマでも共通する部分」、つまり記事の内容やキーワード選びを積み重ねていくイメージです。

cocoonはSEOに弱い？有料テーマとの違い

「有料テーマじゃないとSEOで勝てないのでは？」という相談をよく受けます。私も最初はそう思っていましたが、実際に使ってみると少し印象が変わりました。

ざっくりまとめると、次のようなイメージです。

検索順位にいちばん大きく影響するのは、記事の内容やサイト全体の構成
Cocoonは内部SEOの基本がきちんと押さえられていて、無料テーマとしてはかなり優秀
有料テーマとの差は「デザインの作りやすさ」「ブロックの使いやすさ」「サポート」など、運営しやすさの部分が大きい

つまり、「Cocoonだから順位が上がらない」というよりも、「設定をしていない」「記事がまだ少ない」といった要因の方が大きいことが多いです。今のテーマに大きな不満がないなら、まずはCocoonのSEO対策を整える方がコスパがいいと感じています。

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cocoon seo対策の優先順位

「やれることが多すぎて、どこから手をつければいいか分からない」という状態だと、途中で嫌になってしまいます。そこで、CocoonのSEO対策を優先度順にざっくり並べてみます。

優先度：高　サイト全体の基本設定（タイトル、パーマリンク、インデックス関連）
優先度：中　記事ごとのSEO設定（タイトル・ディスクリプション・スラッグ）
優先度：中　高速化タブ、画像圧縮、不要プラグインの整理
優先度：中　内部リンク、カテゴリ設計の見直し
優先度：低　細かいデザイン調整やマニアックなテクニック

上から順に1つずつ片づけていくイメージです。いきなり全部やろうとすると大変なので、「今日はここまで」と区切りながら進めていきましょう。

cocoon seo対策の基本！導入直後にやる初期設定

ごとう

ここからは、Cocoonを導入したらできるだけ早めに終わらせておきたい初期設定をまとめます。この段階を整えておかないと、せっかく書いた記事がインデックスされにくかったり、「変なタイトル」で検索に表示されたりすることがあります。

サイト全体で押さえるcocoon seo対策の基本設定

WordPress＋Cocoonで、まずチェックしておきたいのが次のような項目です。どれも一度設定しておけばそう頻繁には変えない部分なので、最初にしっかり見ておきたいところです。

サイトタイトルとキャッチフレーズ
パーマリンク設定（投稿名）
Cocoon設定→タイトル／SEOタブ
パンくずリストの設定
インデックスしたくないページの扱い

ざっくりの目安を表にしておきます。

項目	推奨イメージ
サイトタイトル	ブログのテーマ＋メインのキーワードを1つ含める
キャッチフレーズ	誰のどんな悩みを解決するブログなのかを、1〜2文でシンプルに書く
パーマリンク	投稿名（/%postname%/）にして、スラッグに英単語を使う
パンくずリスト	有効にする。トップ→カテゴリ→記事の流れを崩さない
カテゴリアーカイブ	原則インデックスのまま。内容が薄い場合はnoindexも検討
タグアーカイブ	タグが増えすぎるなら、noindexで整理する選択肢もあり

特に、カテゴリとタグの扱いは後から修正するのが大変です。私も最初はタグを増やしすぎてしまい、どの記事がどこに属しているのか分からなくなりました。CocoonのSEO対策としては、「カテゴリをしっかり設計して、タグは必要最低限」に抑えると管理しやすくなります。

記事単位でのcocoon seo設定の基本

次は、記事を書くたびに意識したいCocoonのSEO設定です。記事編集画面の下にあるCocoon設定の「SEO」欄を、毎回ざっと確認するだけでも結果が変わってきます。

記事ごとに見ておきたいポイントは、主に次の4つです。

SEOタイトル
メタディスクリプション
スラッグ（URLの末尾）
noindexを使うかどうか

それぞれの目安を表にまとめます。

項目	目安・考え方
SEOタイトル	32文字前後を目安に、左側にメインキーワードと読者のメリットを入れる
メタディスクリプション	80〜120文字程度で、結論＋ベネフィット＋ざっくりした内容を1〜2文でまとめる
スラッグ	半角英数字で短く、記事の内容が伝わる単語にする（例：cocoon-seo）
noindex	テスト記事や明らかに薄い内容のページ、一時的なページなどに限って使う

毎回すべてを完璧にする必要はありません。ただ、「これはしっかり読んでほしい記事だな」と思うものだけでも、タイトルとディスクリプション、スラッグは意識的に整えてあげると、CocoonのSEO対策として大きな差になってきます。

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cocoon seo対策に効く高速化と表示速度のポイント

ごとう

表示速度は、読者のストレスを減らす意味でも、検索エンジンからの評価という意味でもじわじわ効いてくる部分です。ここでは、Cocoonの高速化タブを中心に、表示速度に関わる設定や考え方を整理します。

cocoon高速化タブでやっておきたい設定

Cocoon設定の「高速化」タブを開くと、チェックボックスがずらっと並んでいて、正直少し怖くなります。私も最初はよく分からないまま全部オンにしてしまい、一部のウィジェットがうまく動かなくなったことがあります。

安全にCocoonのSEO対策として高速化を進めたいなら、「少しずつ試す」というスタンスが大事です。おおまかな目安を表にするとこんな感じです。

設定項目	おすすめ度	コメント
ブラウザキャッシュ	高	ほとんどの環境で有効にして問題ないことが多い
HTML縮小化	中	不具合が出なければオンでOK。表示崩れがあればオフに戻す
CSS縮小化	中	カスタマイズ内容によっては影響が出るので、確認しながら使う
JavaScript縮小化	中〜低	スライダーなどの動きが怪しくなったらオフにした方が安全
画像のLazy Load	高	画像が多いブログほど効果的。長文記事では特におすすめ

一度に全部オンにするのではなく、「1つオンにして表示を確認する」を繰り返すのが安心です。もし不具合が出たら、その項目だけオフに戻せばOKです。

サーバー・画像・プラグインの見直し

Cocoon側の設定だけではどうしても限界がある部分もあります。特に、サーバー・画像・プラグインの3つは、CocoonのSEO対策と切り離して考えにくいポイントです。

サーバー：管理画面の操作が常に重かったり、他のサイトと比べて明らかに表示が遅い場合は、サーバー側のスペックや混雑状況が影響していることがあります。
画像：スマホで見るのに十分なサイズまでリサイズしてからアップロードするだけでも、ページの軽さがかなり変わります。画像圧縮プラグインを1つだけ入れておくと楽です。
プラグイン：使っていないプラグインがたくさん入っていると、読み込みに時間がかかる原因になります。似た働きをするプラグインが重なっていないか、ときどき見直してみてください。

Cocoonの高速化タブを触ってもあまり速度が変わらないときは、この3つを一度チェックしてみると、ボトルネックが見つかることがあります。

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コンテンツSEOで差をつけるcocoon seo対策

ごとう

ここまでテーマ側の設定の話が多かったので、少し視点を変えて「記事の中身」でできるCocoonのSEO対策も見ていきます。タイトルや見出しの付け方、内部リンクの張り方など、Cocoonの機能を活かしながらコンテンツを強くしていく部分です。

読まれるタイトルとメタディスクリプションの作り方

SEOタイトルとメタディスクリプションは、検索結果で読者が最初に見る部分です。ここが弱いと、たとえ上位に表示されてもクリックされにくくなります。

タイトルとディスクリプションを考えるときのポイントは、次のようなイメージです。

タイトルの左側にメインキーワード（例：CocoonのSEO対策）を入れる
「誰のどんな悩み」を解決する記事なのかをタイトルに含める
ディスクリプションでは、結論＋メリット＋ざっくりした内容を1〜2文で伝える

悪い例と良い例を簡単に比べてみます。

要素	悪い例	良い例
タイトル	ブログのSEOについて	CocoonのSEO対策でやるべき7つの設定｜初心者向けチェックリスト
ディスクリプション	CocoonのSEOについて書いています。	Cocoonを入れたのに検索から人が来ない…。そんな悩みを持つ方向けに、CocoonのSEO対策として押さえたい初期設定や高速化、内部リンクのコツを分かりやすく解説します。

このように、少し言い換えるだけでも、読者から見たときの「読みたくなる度」が変わってきます。CocoonのSEO欄はあとからでも編集できるので、既存記事も少しずつ見直していくと効果的です。

内部リンクとカテゴリ設計でcocoon seo対策を底上げ

Cocoonには、ブログカードや関連記事ウィジェット、パンくずリストなど、内部リンクを作りやすくする機能がいろいろ用意されています。これを活かすと、関連する記事同士を自然につなげやすくなり、読者の回遊性も上がります。

内部リンクまわりで意識したいポイントを表に整理します。

項目	ポイント
カテゴリ設計	大きなテーマごとに分ける。同じようなカテゴリをたくさん作らない
タグ	あとから整理しにくいので乱発しない。まずはカテゴリを優先する
ブログカード	関連記事を本文中に自然な流れで差し込んで内部リンクを増やす
パンくずリスト	トップ→カテゴリ→記事の階層構造を崩さないようにする
回遊性	記事の最後に関連記事や人気記事を置き、「次の1本」を提案する

私も途中から方針を変えて、「カテゴリはできるだけ増やさず、内部リンクでつなぐ」形にしたところ、同じジャンルの記事がまとめて読まれやすくなりました。Cocoonの機能を活かしながら、読者が迷子にならない道筋を作ってあげるイメージです。

cocoon seo対策とSEOプラグインの付き合い方

ごとう

次に、多くの人がつまずきやすい「CocoonとSEOプラグインをどう組み合わせるか」というテーマです。All in One SEOやYoast SEO、Rank Mathなどのプラグインを入れるべきかどうか、迷っている人も多いと思います。

cocoonだけで十分なケース

結論からいうと、個人ブログや小規模サイトなら、CocoonだけでSEOプラグインは必須ではありません。Cocoon自体に、次のような機能が最初から入っているからです。

タイトルやメタディスクリプションの個別設定
OGP（SNSでの見え方）の設定
パンくずリストの出力
基本的な構造化データ
noindexやnofollowなどの制御

「とりあえずSEOプラグインを入れておかないと不安」という気持ちも分かりますが、機能が重複するとコードが二重に出力されてしまい、かえってエラーの原因になることもあります。まずはCocoonのSEO機能を一通り使ってみて、それでも物足りないと感じた部分だけを、別のプラグインで補うイメージがおすすめです。

どうしてもSEOプラグインを使いたいときの注意点

すでにSEOプラグインを入れていて、「今から全部切り替えるのは正直きつい…」というケースもありますよね。その場合は、CocoonのSEO対策として、次のような点に気をつけてください。

タイトルやディスクリプションを「Cocoon」と「プラグイン」のどちらが出すか決める
同じmetaタグが二重に出ていないか、ソースを確認する
使わない機能はあえてオフにして、役割を分ける

役割分担のイメージを表にしておきます。

機能	Cocoonで担当する場合	SEOプラグインで担当する場合
タイトル・ディスクリプション	Cocoon設定と記事ごとのSEO欄で管理	プラグイン側のテンプレート機能で一括管理
OGP	CocoonのOGP設定を利用	プラグインのOGP機能を使う
XMLサイトマップ	専用プラグインや検索コンソール側の機能を使う	サイトマップ機能付きプラグインに任せる
noindex制御	Cocoonのインデックス関連設定で制御	プラグイン上で一元管理

どちらが正解というより、「どちらが何を担当するかを決めて、重ねない」ことが大事です。CocoonのSEO対策を進めるうえでは、シンプルな構成の方がトラブルも少なくなります。

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よくある質問：cocoon seo対策で迷いやすいポイント

ごとう

最後に、CocoonのSEO対策についてよく聞かれる質問を、Q&A形式でまとめておきます。自分が気になっていた点がないか、さらっと確認してみてください。

Q1.cocoon seo対策のために、有料テーマに変えた方がいいですか？

A. いきなり有料テーマに変える必要はありません。Cocoonは内部SEOがしっかりしているので、設定とコンテンツ次第で十分勝負できます。

まずはこの記事で紹介したCocoonのSEO対策（初期設定・高速化・内部リンクなど）を一通り試してみてください。そのうえで、「デザインをもっと自由にいじりたい」「ブロックエディタをもっと快適に使いたい」といった理由が出てきたら、有料テーマを検討しても遅くありません。

Q2.cocoon seo対策で、カテゴリやタグはnoindexにした方がいいですか？

A. 基本的には、カテゴリページはインデックスしたまま、タグは運用の仕方に応じて調整するイメージがおすすめです。

カテゴリページにきちんと説明文を書き、関連する記事がまとまっているなら、それ自体が役に立つページになります。CocoonのSEO対策としても、むしろ活かしたい存在です。一方で、タグが大量にあって1つのタグに1記事しかないような場合は、タグアーカイブをnoindexにしてスッキリさせるのも選択肢の1つです。

大事なのは、「読者にとって意味のあるページだけをインデックスさせる」という視点です。

Q3.cocoon seo対策で、メタキーワードは設定した方がいいですか？

A. メタキーワードは、現在ほとんど評価に使われていないと言われているので、無理に設定しなくても問題ありません。

Cocoonにもメタキーワードを入力する欄がありますが、ここにキーワードを詰め込んでも、CocoonのSEO対策としての効果はほとんど期待できません。それよりも、記事タイトルや見出し、本文の中で自然にキーワードを使い、読者の悩みをきちんと解決できているかどうかに力を注いだ方が、結果的に検索にも評価されやすくなります。