ライブドアブログの広告が気持ち悪い・うざい・ひどいと感じた時の対処法

結論からいうと、ライブドアブログの広告が「気持ち悪い」「ひどい」「うざい」と感じているなら、仕組みを知ってブロガー側と読者側の両方から対策するだけでも、かなりストレスは軽くなります。

ライブドアブログの広告が気持ち悪い・ひどい・うざいと感じる理由

読者が「ライブドアブログの広告が気持ち悪い」と感じる具体例

どんな広告が、読者のイライラや嫌悪感を生んでいるのかをざっくりまとめると、だいたい次のようなパターンになります。

広告のパターン	どんな見え方か	読者が感じやすいこと
過激な美容・ダイエット広告	お腹や顔のビフォーアフター写真が大きく表示される	見た瞬間に気持ち悪い、食事中に見るとかなりきつい
大げさな健康食品・サプリ広告	「これを飲むだけで激変！」など極端なコピー	詐欺っぽく感じる、内容が信用できない
アダルト寄りの漫画・ゲーム広告	ギリギリなイラストやセリフが目に入る	人前で開けない、職場や電車で見るのが恥ずかしい
グロ寄り・ショッキングな画像広告	怪我や皮膚トラブルのアップ写真など	生理的に受け付けない、すぐページを閉じたくなる
「次のページ」風ボタン広告	「続きを見る」など本物のボタンとまぎらわしい表示	だまされた気分になる、イラッとする

私もスマホで記事を読んでいて、スクロールした瞬間に強烈なビフォーアフター画像がドンと出てきて、「うわ…」と画面を思わず閉じたことがあります。とくに電車の中や仕事の休憩中だと、余計に開きづらいですよね。

広告が多すぎて内容に集中できない

もうひとつ大きいのが、「広告の量」の問題です。ライブドアブログを開いた瞬間から、画面の上・下・真ん中・記事の途中と、あちこちに広告が挟まっているケースもあります。

• スクロールするたびに別の広告が目に飛び込んでくる
• 追尾バナーがついてきて、本文を隠してしまう
• タップしようとした場所に広告がふわっと出てきて、誤クリックしてしまう

こうなると、「読みたい記事の内容」より「どうやって広告を避けるか」の方に意識が行ってしまいます。その結果、「ライブドアブログの広告、ほんとひどい」「広告がうざくて読む気になれない」という読者が増えてしまうわけです。

広告のせいでブログ全体が怪しく見えてしまう

地味にダメージが大きいのが、「広告のせいでブログ全体が怪しく見える」という点です。中身がまじめなブログでも、周りに詐欺っぽい広告や下品な広告が並ぶと、どうしてもこう思われがちです。

• このブログ、大丈夫なのかな…。
• ウイルスとか危険なサイトじゃないよね？
• 書いてある情報まで怪しく感じてしまう。

実際には、ライブドアブログに出る広告の内容を、運営者側が一つ一つ選んでいるわけではありません。それでも、読者からすると「このブログ＝この広告」というイメージになってしまうので、ブロガーにとっても大きな痛手になります。

ライブドアブログの広告がひどいと言われる仕組みとルール

PC版とスマホ版で広告の仕組みが違う

まず押さえておきたいのが、PC版とスマホ版で広告の扱いが違うことです。ここを知らないと、「なんでスマホだけこんなにうざいの？」と余計にイライラしてしまいます。

項目	PC版ライブドアブログ	スマホ版ライブドアブログ
デフォルト広告の非表示	管理画面の「ブログ設定」→「広告表示」から、多くのライブドア側広告を非表示にできる	ライブドア側が用意したデフォルト広告を、ユーザー側で完全に消すことは基本できない
表示される広告の数	テンプレートや配置を調整すれば、ある程度スッキリさせられる	画面が小さいのに広告枠が多く感じやすく、圧迫感が出がち
見え方の印象	画面に余白があるぶん、まだ落ち着いて見えることが多い	場合によっては、画面の半分以上が広告に見えてしまうこともある
読者のストレス	「多いけどまあ許せる」くらいで済むケースもある	「広告がうざい」「さすがにこれは無理」と感じられやすい

同じライブドアブログでも、PCから見るのとスマホから見るのでは印象がかなり違います。とくにスマホで見たときに「広告がひどい」と感じる人が多いのは、この仕様が大きく関わっています。

ターゲティング広告で「見たくない広告」が出てくる理由

「なんで自分のブログに、こんな気持ち悪い広告が出るの？」と悩むブロガーさんも多いと思います。ここで関わってくるのが「ターゲティング広告」という仕組みです。

ターゲティング広告では、たとえば次のような情報をもとに、広告が自動で選ばれます。

• 読者が過去に見たサイトや検索したキーワード
• 年齢層や性別など、広告側が推測した属性
• 興味を持ちそうなジャンル（ゲーム好き、健康に関心があるなど）

つまり、ブロガー側が「この広告を出してください」とお願いしているわけではなく、「その読者がクリックしそうな広告」を広告ネットワーク側が勝手に出しているイメージです。

その結果、

• ダイエット情報をよく見ている人には、美容系の強烈な広告
• ゲーム好きな人には、ちょっと際どいゲーム広告
• 健康ネタが好きな人には、ショッキングな健康広告

といったものが出てきやすくなり、「このブログの広告、なんか気持ち悪い」と感じられてしまいます。

ブログ運営者がコントロールできる広告・できない広告

ここがややこしいところですが、ライブドアブログでは、ブログ運営者がコントロールできる広告と、ほとんど触れない広告があります。

• ブログ運営者が自分で設置する広告
  例：アフィリエイトリンク、Googleアドセンス、自社サービスのバナーなど
• ライブドア側が自動で差し込む広告
  例：スマホ版のデフォルト広告枠、記事の上下や途中などに入る広告

前者は、どの広告サービスを使うか、どの位置に貼るかなどを、ある程度自分で決められます。一方で、後者はライブドア側の管理下にあるので、ブログ運営者が広告の中身や表示位置を細かくいじることはできません。

そのため、運営者としては「広告がうざいのは分かっているけど、自分の手ではどうにもならない部分がある」というモヤモヤを抱えやすくなります。

ブロガー向け：ライブドアブログの気持ち悪い広告を減らす5つの対策

PC版のデフォルト広告を減らす・消す

まずは、比較的コントロールしやすいPC版から整えるのがおすすめです。管理画面の設定を見直すだけでも、読者のストレスはかなり変わります。

やること	目的	ポイント
管理画面の「ブログ設定」→「広告表示」を確認する	ライブドア側の広告を減らす・位置を調整する	不要な枠はできるだけ「表示しない」にしてスッキリさせる
サイドバーのバナー数を整理する	画面のごちゃごちゃ感を減らす	自分で貼ったアフィリエイトも、必要なものだけにしぼる
記事下に出る広告の数をチェックする	読み終えたあとの印象を良くする	記事の締めが広告だらけになっていないか、スマホとPCの両方で確認する

PC版がある程度スッキリしていれば、「スマホは広告が多いけど、PCで見れば読みやすいですよ」と案内することもできます。「PCで見るならそこまでひどくない」という状態を目指しておくと、全体の印象が少しやわらぎます。

スマホ版は広告位置と数を見直す

スマホ版のデフォルト広告自体を完全に消すことは難しいですが、自分で貼る広告を減らしてバランスをとることはできます。

• 記事の冒頭すぐにアフィリエイトリンクを詰め込みすぎない
• 本文の途中にバナーを何度も挟まない
• 長文記事なら「見出し何個につき広告は1つまで」など、マイルールを決める

スマホは画面が小さいぶん、少し広告を増やしただけでも「画面のほとんどが広告」に見えがちです。それが「広告がうざい」と言われる一番の原因になるので、あえて控えめなくらいがちょうどいいです。

不快な広告が出たときの通報・ブロックの考え方

一部の広告ネットワークやアドセンスには、「この広告主をブロックする」「このカテゴリの広告を減らす」といった機能があります。もし、あきらかに気持ち悪い・悪質だと思う広告を見つけたら、次のような流れでチェックしてみてください。

ただし、ライブドア側が差し込んでいるデフォルト広告については、ブログ運営者側から個別にブロックできない場合がほとんどです。その場合は、あとで紹介する「読者向けの対処法」を案内するしかない場面もあります。

読者に向けて広告の事情を正直に説明する

ブロガー側としては、読者にこんな風に思われるのが一番つらいですよね。

• こんな広告を出すなんて、この人どうかしてる…。
• お金のためなら何でもやる人なのかな。

実際には、「広告の中身は広告ネットワーク側が自動で決めている」ことが多く、運営者にはどうにもできないケースもあります。そこを正直に説明しておくだけでも、だいぶ印象は変わります。

• なぜ広告が表示されるのか（無料サービスを使う代わりという側面）
• どこまでが自分でコントロールできる部分なのか
• 広告が苦手な人向けに、PC表示や広告ブロック機能付きブラウザの案内

このあたりを「広告について」といったタイトルでお知らせ記事にまとめたり、プロフィール欄からリンクしたりしておくと、「広告は気持ち悪いけど、運営者さんのせいではないんだな」と理解してもらいやすくなります。

読者向け：ライブドアブログの広告がうざいときの4つの対処法

ブラウザやアプリの設定で広告を抑える

まずは、スマホやPCに元々ある設定を見直すだけでも、体感がかなり変わることがあります。

端末・環境	設定の例	効果のイメージ
スマホの標準ブラウザ	ポップアップブロック、トラッキング防止をオンにする	急に画面が切り替わる広告や、しつこいポップアップを減らせる
PCブラウザ	プライバシー設定を「強め」にする	追尾広告などが出にくくなり、落ち着いて読める
別ブラウザアプリ	広告ブロック機能付きブラウザを使う	ライブドアブログの広告全体がかなり少なく見える

設定画面は少し分かりづらいですが、一度だけ調整しておけば、他のサイトでも「広告がうざい」と感じる場面を減らすことにつながります。

広告ブロックアプリ・拡張機能を使うときの注意点

「とにかくライブドアブログの広告が気持ち悪くて、できるだけ見たくない」という場合は、広告ブロック系のアプリやブラウザ拡張機能を使う方法もあります。

• スマホの場合：Safariなどに対応したコンテンツブロッカーアプリ
• PCの場合：ブラウザに追加して使う広告ブロック拡張機能

これらを使うと、「広告がひどい」と感じていたブログがかなり読みやすくなることも多いです。ただ、その一方で次のような点には注意が必要です。

• サイト側の広告収益がゼロになる場合がある
• ブロックが強すぎると、ページが崩れたり、一部の機能が動かなくなったりする
• 利用しているサービスの規約や法律に違反しない範囲で使う必要がある

「どうしても苦手な広告があるから、その部分だけは自衛したい」という感覚で、ほどほどに使うのがおすすめです。

スマホでPC版表示に切り替えて読むテクニック

スマホ版のライブドアブログは、どうしても広告が多く感じやすいです。そんなときに意外と効くのが、「スマホでPC版表示に切り替える」という小技です。

• 記事の一番下までスクロールして、「PC版」「PC表示」といったリンクがあればタップする
• リンクが見つからないときは、ブラウザのメニューから「PCサイトを表示」を選ぶ

PC版表示にすると文字は少し小さくなりますが、レイアウトに余白が増えるぶん、「広告だらけ」という印象が薄まることがあります。「このライブドアブログの広告はうざいな」と感じたときの、一時避難先として覚えておくと便利です。

ライブドアブログを続けるか、他のブログに移るかの判断軸

ライブドアブログを使い続けるメリット・デメリット

まずは、ライブドアブログを使い続ける場合のメリットとデメリットをざっくりまとめます。

項目	メリット	デメリット
料金	基本無料でブログを運営できる	無料ゆえに、サービス側の広告が多くなる
サーバー管理	サーバー管理やセキュリティを運営側がやってくれる	自分で細かいチューニングをすることはできない
広告	自分で設置した広告から収益を得られる	デフォルト広告の内容や表示位置はあまり選べない
デザイン・カスタマイズ	テンプレートを選ぶだけで、そこそこの見た目のブログが作れる	細部まで凝ったデザインにしたい人には物足りないこともある
読者の印象	大手サービスなので、安心感を持つ読者もいる	広告の内容次第では、「なんか怪しい」「気持ち悪い」と思われてしまうことがある

「サーバー管理をしたくない」「お金をあまりかけずにブログを続けたい」という人には、ライブドアブログはかなり便利なサービスです。一方で、「広告の自由度を高くしたい」「ブランドイメージをしっかり作りたい」という人にとっては、どうしても気になるポイントが増えてきます。

WordPressやnoteなど、他サービスとの広告の違い

「広告がうざいから、いっそ別サービスに移ろうかな」と思ったときに、よく候補に挙がるのがWordPressやnoteなどです。ざっくりしたイメージは、次のようになります。

サービス	広告の自由度	費用感	向いている人
ライブドアブログ	デフォルト広告は多め、自分で貼る広告は位置を工夫できる	基本無料	初めてのブログ、趣味ブログ、コストを抑えたい人
WordPress（自前サーバー）	広告を完全に自分の好きなように決められる	サーバー代・ドメイン代などがかかる	収益化重視、デザインやブランディングを大切にしたい人
note	大きな広告は比較的少なく、シンプルな表示	多くの機能を無料で使える	文章メインで、読みやすさを重視したい人
その他無料ブログ	サービスごとに広告量や位置が異なる	無料〜低料金	手軽さ重視、とりあえずブログを試したい人

「ライブドアブログの広告が気持ち悪いと感じる読者が多そうだな」と思ったら、こういった他サービスとの違いを一度整理してみるのも大事です。ただ、移行作業にはそれなりに手間がかかるので、勢いで決めるより、「自分は何を一番大事にしたいのか」を紙に書き出してみると考えがまとまりやすくなります。

私ならこう考える、ブログ運営の優先順位

最後に、私ならどう考えるかを書いておきます。

ブログ運営でいちばん大事なのは、「読者にストレスなく読んでもらえること」だと私は思っています。広告は大事な収益源ですが、「気持ち悪い」「ひどい」と思われてしまうと、そもそも読んでもらえません。そのバランスをどう取るかが、ブロガーとして腕の見せどころです。

よくある質問：ライブドアブログの広告が気持ち悪いとき

Q1. ライブドアブログの気持ち悪い広告だけ消すことはできますか？

A. 残念ながら、「この1つだけ」というピンポイントの削除は、できないことが多いです。

ブログ運営者が自分で貼った広告であれば、広告ネットワークの管理画面から「この広告主をブロックする」などの設定ができる場合があります。一方で、ライブドア側が自動で差し込んでいるデフォルト広告については、ブログ側から中身を選んだり、特定の広告だけ消したりすることは基本的にできません。

その場合は、読者に広告ブロックアプリや広告ブロック機能付きブラウザを案内したり、PC版表示での閲覧をおすすめしたりといった形で、間接的に対処することになります。

Q2. ライブドアブログの広告がひどいと感じるのは、ブログ自体が危険だからですか？

A. 広告がひどい・気持ち悪いからといって、そのブログ自体が危険なサイトとは限りません。

多くの場合、「どの広告が出るか」は広告ネットワーク側が自動で決めていて、ブログ運営者は細かい中身まで把握していないことがほとんどです。ただし、

• 明らかに怪しいページに飛ばされる
• 個人情報の入力をしつこく求められる
• 警告画面のようなデザインで不安をあおってくる

といった挙動がある場合は、その広告側に危険な要素がある可能性があります。そのときは、無理に操作を続けずタブを閉じる、セキュリティソフトでチェックするなどして、自分の身を守ることをおすすめします。

Q3. ライブドアブログの広告がうざいと感じていても、ブロガーさんに直接伝えてもいいですか？

A. 伝え方さえ気をつければ、私はむしろ教えてもらえた方がありがたいと思うタイプです。

ブロガー側からすると、「広告がうざい」「気持ち悪い」と読者がどれくらい感じているのか、自分では把握しきれないことも多いです。

• 「この位置の広告が、少し読みづらく感じました」
• 「スマホで見ると広告が多く感じたので、PCから読むようにしています」

このくらいの柔らかい言い方であれば、改善のヒントとして受け取りやすいです。相手も人間なので、責めるような口調ではなく、「もっと読みやすくなってほしいから伝えています」というスタンスで書いてあげると、お互いにとってプラスになりやすいと思います。

まとめ：ライブドアブログの広告とうまく付き合うコツ

ここまでのポイントを整理します

今日からできる最初の一歩としては、「自分が読者だったらどう感じるか」を意識しながら、自分のブログをスマホとPCの両方で一度じっくり眺めてみてください。

そのうえで、「ここは広告が多すぎるな」「この位置の広告はちょっと雰囲気を壊しているかも」と感じたところを、一つずつ減らしたり配置を変えたりしていけば、読者にとっても、自分にとっても心地よいブログに近づいていきます。