稼がないブログで趣味をとことん楽しむ8つの方法【保存版】

「ブログで稼がなきゃ」と思って始めたのに、気づいたら数字と比べ合いでヘトヘト…そんな状態になっていませんか。

この記事では「稼がないブログ」について詳しく解説していきたいと思います。

この記事で分かること

・稼がないブログとは何か、稼ぐブログとの違い

・お金を追わないスタイルに切り替えるメリットとデメリット

・気楽に始められるブログサービスの選び方

・三日坊主になりにくい、ゆるく続けるコツ

・あとから「やっぱり収益化したい」と思ったときの考え方

それでは順番に見ていきましょう。

稼がないブログとは何か？お金を追わないブログの基本
稼がないブログを選ぶ4つのメリット
稼がないブログのデメリットと注意点
稼がないブログの始め方ステップ5
稼がないブログでも意識しておきたいポイント
稼がないブログから収益化にチャレンジしたくなったら
よくある質問（稼がないブログ編）
まとめ：稼がないブログで心を軽くしよう

稼がないブログとは何か？お金を追わないブログの基本

ごとう

まずは、そもそも稼がないブログとは何なのかを整理しておきます。言葉のイメージがふわっとしたままだと、自分がどのスタイルで書きたいのか決めにくいからです。

稼ぐブログとの違いをサクッと整理しよう

最初に、いわゆる「稼ぐブログ」と「稼がないブログ」のざっくりした違いを表で見てみます。細かい例外はありますが、イメージとしてはこんな感じです。

項目	稼ぐブログ	稼がないブログ
一番の目的	収益・アクセスを増やす	書く楽しさ・記録・交流
書くテーマ	お金になりやすいジャンル中心	自分の興味・日常・趣味
記事の書き方	検索キーワードや売れやすさ優先	自分の体験や気持ちを優先
数字への意識	PV・収益を常にチェック	気が向いたときに軽く見る程度
更新プレッシャー	「更新しないと稼げない」と焦りやすい	「書きたいときに書けばいい」と考えやすい

私も最初は、典型的な「稼ぐブログ」からスタートしました。アクセス数やクリック率が気になって、スマホで何度も数字をチェックする日々です。少しでも下がると、「もっと書かなきゃ」と追い立てられて、いつの間にかブログが義務みたいになっていました。

そこから、「お金のことはいったん横に置いて、自分が書きたいことだけを書こう」と方向転換してから、気持ちはだいぶラクになりました。それが、いま私がやっている稼がないブログのスタイルです。

稼がないブログのイメージを具体的にしてみる

稼がないブログは、ざっくり言うと「ネット上の日記や趣味ノート、ライフログ」のようなものです。例えば、こんな使い方があります。

育児やペットの成長を写真付きで残していく日記ブログ
ゲーム、漫画、アイドルなど、好きなジャンルだけ語り続ける趣味ブログ
仕事で学んだことや勉強の気づきをまとめるアウトプットブログ
自分の考えや感情を整理するためのエッセイブログ

稼がないブログでも、結果的にアクセスが集まって少し広告収入が発生することもあります。ただ、出発点は「お金のため」ではなく「書きたいから書く」です。ここを間違えると、また数字に振り回されてしまいます。

稼ぐブログと稼がないブログ、どちらが偉いという話ではありません。自分の性格や生活リズム、メンタルの状態に合ったスタイルを選ぶことが、いちばん大事だと私は感じています。

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稼がないブログを選ぶ4つのメリット

ごとう

ここからは、あえて稼がないブログを選ぶメリットをもう少し丁寧に見ていきます。「お金にならないなら意味がないのでは？」と思いがちですが、実際に続けてみると、想像以上に得られるものが多いと気づくはずです。

メリット1：数字に追われずメンタルがすり減らない

稼ぐブログを本気でやると、どうしても数字に生活が引っ張られます。PV、クリック率、コンバージョン…どれも悪い数字が出ると気になってしまいますよね。

稼がないブログは、そもそも収益目標を掲げないスタイルなので、「今日はアクセスが少なかったから落ち込む」という状態になりにくいです。私も数字を追うのをやめてから、「ゼロPVの日があっても、自分のための記録になっているからいいか」と素直に思えるようになりました。

メリット	内容
心がラク	数字に振り回されず、落ち込む回数が減る
続けやすい	ノルマがないので、マイペースに更新できる
自分軸になる	他人ではなく「自分がどう感じたか」を大事にできる
挑戦しやすい	収益を気にせず、新しいテーマや書き方を試せる

メリット2：自分のペースで好きなことを書ける

稼ぐブログでは、「よく検索されるテーマ」や「お金になりやすいテーマ」を優先する場面が多くなります。その結果、本当はあまり興味のない内容を書き続けて、燃え尽きてしまう人も少なくありません。

稼がないブログなら、こんな感じのゆるいルールでかまいません。

更新したいときだけ書く
同じ趣味の話ばかりでもOK
途中でテーマが変わっても気にしない

私もある時期は、ほぼゲームのことしか書いていなかったのですが、「このゲームについてここまで語っているブログは少ない」と言ってもらえたことがあります。好きなことだけ書くと、文章にも自然と熱量が乗って、結果的に読者にも面白がってもらいやすくなります。

メリット3：スキルや記録がじわじわと資産になる

お金は増えなくても、稼がないブログを続けるうちに、じわじわと積み上がっていくものがあります。

文章を書くスピードや構成力
情報を整理して伝える力
過去の自分の考えや感情のログ

たとえば転職活動のとき、「これまでどんな経験をしてきたか」を思い出すのは意外と大変です。でも、ブログで日々の仕事や学びを書き残しておけば、そのまま職務経歴のメモにもなります。お金だけが資産ではなく、「思考の記録」も立派な資産です。

メリット4：副業NGでもアウトプットの場を持てる

会社の就業規則で副業が制限されている人も少なくありません。その場合、アフィリエイトや広告収入を前提にしたブログはグレーになる可能性があります。

一方で、広告やアフィリエイトリンクを貼らない稼がないブログなら、趣味の一環として認識されるケースも多く、比較的運営しやすいです。もちろん、最終的な判断は会社の規定を確認してほしいのですが、「お金は稼がないけれど、学びや考えは発信したい」という人にとって、ちょうどいい選択肢になります。

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稼がないブログのデメリットと注意点

ごとう

いいことばかり書いても現実的ではないので、ここからはデメリットや注意点も正直に触れておきます。これを知ったうえで「それでもやりたい」と思えれば、長く続けられる可能性が高いです。

デメリット1：お金はほとんど増えない現実

稼がないブログは、名前のとおり基本的に収益を追いません。生活を変えるほどの収入をブログに求めるなら、別のやり方を考える必要があります。

ただ、「一切お金に触れてはいけない」ということでもありません。趣味で書いていた記事が検索で読まれるようになり、広告を貼ったら少しお小遣いが入った、というケースもあります。大事なのは、「お金を追いかけるあまり、メンタルを削らないこと」です。

デメリット2：無料ブログサービスのルールとリスク

稼がないブログは、気軽に始められる無料ブログサービスを選ぶ人が多いです。ただ、無料サービスにはそれなりのリスクもあります。

運営側の判断でサービスが終了する可能性がある
規約が変わり、できることや表示が変化することがある
規約違反と判断されると、アカウント停止になる場合がある
無料プランでは、運営側の広告が勝手に表示されることがある

注意点	内容
サービス終了	運営の都合でブログ自体が閉鎖されるリスク
規約変更	利用条件が変わり、書き方や機能に影響が出る
アカウント停止	規約に反したと判断されると記事が見られなくなる
広告表示	無料プランだと運営の広告が勝手に差し込まれる

「どうしても残しておきたい記事」や「家族の記録」などは、ときどきローカルにバックアップを取っておくと安心です。最初は無料ブログで始めて、慣れてきたら自分のドメインとサーバーを用意してWordPressに引っ越す、という流れを選ぶ人もよく見かけます。

デメリット3：将来収益化したくなったときの手間

今は稼がないブログで十分だと思っていても、続けているうちに「せっかくだし、少しは収益化もしてみようかな」と考えが変わることはあります。

そのときに、次のような作業が必要になるケースが多いです。

収益化しやすいテーマに記事を寄せていく
カテゴリーやメニューを整理し直す
無料ブログからWordPressなどへ引っ越す

ただ、これも最初から少しだけ意識しておけばだいぶ楽になります。稼がないブログであっても、カテゴリをざっくり整理しておいたり、後から読み返しやすいタイトルを付けておいたりすると、のちのちの自分が助かります。

稼がないブログの始め方ステップ5

ごとう

ここからは、これから稼がないブログを始めたい人向けに、具体的なステップを5つに分けて紹介します。どれも難しい作業ではないので、気楽に読み進めてみてください。

ステップ1：目的をざっくり決める

最初に、「なんとなくでいいのでブログの目的」を決めておくと、テーマ選びや更新頻度に迷いにくくなります。立派なコンセプトを作る必要はありません。次の表から「これが近いかな」というものを1つ選ぶくらいで十分です。

目的のタイプ	こんな人におすすめ	書きやすいテーマ例
日記・記録	日常を振り返れるようにしておきたい人	その日の出来事、子育て、ペットの成長
趣味・推し活	好きなものを語り尽くしたい人	ゲーム、漫画、アニメ、アイドル、スポーツ
学びのメモ	仕事や勉強の整理をしたい人	読書メモ、仕事の気づき、資格勉強
人生の棚卸し	自分の考えを深めたい人	失敗談、転職の記録、人間関係の気づき

私も最初は「仕事の学びメモ」として書き始めましたが、途中から趣味の話も混ざるようになりました。それでも特に問題はありません。目的は一度決めたら固定ではなく、「少しずつ変わっていっても大丈夫」くらいの感覚でゆるく考えるのがおすすめです。

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ステップ2：稼がないブログ向きのサービスを選ぶ

次に、どのブログサービスで始めるかを決めます。稼がないブログなら、難しい設定が少なく、スマホからでも更新しやすいサービスが向いています。代表的なサービスをざっくり比較すると、こんなイメージです。

サービス名	特徴	稼がないブログとの相性
note	シンプルなデザインで文章が書きやすい	エッセイや学びメモと相性が良い
アメブロ	読者同士の交流機能が充実している	趣味・推し活ブログに向いている
はてなブログ	文章好きなユーザーが多く文化圏がある	日記や考察系の記事と相性が良い
WordPress	自由度が高いが初期設定はやや難しめ	慣れれば本格運営や収益化にもつなげやすい

「とにかくすぐ始めたい」という場合は、noteやアメブロといった無料サービスが手軽です。一方、「いつかは自分のサイトを育てていきたい」と考えているなら、最初からWordPressにチャレンジしてみるのもアリです。

ステップ3：アカウント作成と簡単な初期設定

サービスを決めたら、アカウントを作成して軽く初期設定をしていきます。ここで凝り始めると終わらなくなるので、まずは最低限でOKです。

ユーザー名やプロフィール文をざっくり決める
アイコン画像を1つ設定する（顔写真でなくても大丈夫）
ブログタイトルを「○○のゆるい日記」「○○のメモ帳」などシンプルに付ける

稼がないブログのいいところは、「最初から完璧を目指さなくていい」と自分に許可できることです。デザインや細かい設定は、記事を書きながら少しずつ整えていけば十分間に合います。

ステップ4：初投稿で書くとラクな3つのネタ

ブログを作ったものの、「最初の1記事目が書けない」と手が止まる人は本当に多いです。そこで、初投稿に向いている書きやすいネタを3つ挙げてみます。

このブログを始めた理由
最近ハマっているものや趣味の話
過去の自分に伝えたいメッセージ

どれも、特別なリサーチをしなくても、自分の中にすでにある内容です。読みやすさや需要はひとまず置いておいて、「まずは1記事公開する」ことを目標にしてみてください。公開ボタンを押した瞬間、少しだけ景色が変わります。

ステップ5：更新のハードルをとことん下げる

稼がないブログを長く続けるコツは、とにかく更新のハードルを低くしておくことです。たとえば、こんなルールを自分に許してしまいましょう。

文章量は短くてもいい（数百文字でもOK）
写真1枚＋一言だけの日があってもいい
毎日更新を目指さず、「やめないこと」を目標にする

オンライン上に「自分の部屋」が1つ増えたようなイメージで、ふと思い出したときに戻ってくる。そんな距離感が、稼がないブログにはちょうどいいと感じています。

稼がないブログでも意識しておきたいポイント

ごとう

稼がないブログだからといって、何も考えずに書き散らかしていいわけではありません。少しだけ意識しておくと、後から自分が助かるポイントをまとめておきます。

ポイント1：最低限のカテゴリとタイトルだけは整える

記事が増えてくると、自分でも「あの記事はどこに書いたっけ？」と探しにくくなります。そこで、最低限のカテゴリを作っておくと便利です。

カテゴリ名	こんな記事を入れる
日記	その日の出来事やゆるい雑記
趣味	ゲーム、漫画、アニメ、推し活など
仕事・学び	仕事の気づき、勉強メモ、読書記録
考えごと	人生や人間関係、メンタルの話

タイトルも、「自分が後で見返したときに内容が分かるか」を基準にすると失敗しにくいです。「○○をやって気づいたこと」「△△で失敗したけど勉強になった話」など、少し長くても構わないので、内容がイメージできるタイトルを意識してみてください。

ポイント2：誰か1人の顔を思い浮かべて書く

稼がないブログは、自分のために書く面が強いですが、どこかで誰かが読む可能性もあります。そのとき、まったく他人を意識せず書くより、「誰か1人」を頭に思い浮かべて書くほうが、文章が自然とやさしくなります。

昔の自分に伝えてあげたいこと
同じ趣味の友だちに話すつもりで書く内容
同じことで悩んでいそうな人へのメッセージ

このくらいのイメージで書くと、読み手にとっても心地よい文章になりやすいです。結果として、検索からたまたま来た人にも、温度が伝わるブログになります。

ポイント3：AIと自分の役割を分けて考える

最近は、記事の下書きやアイデア出しにAIツールを使う人も増えています。稼がないブログでも、それを上手に使うのはアリだと私は思っています。

ただ、全部をAI任せにしてしまうと、「これ、本当に自分のブログかな？」とモヤッとする瞬間も出てきます。おすすめなのは、次のような役割分担です。

ネタ出しや構成案はAIにざっくり出してもらう
実際の体験や感情は、自分の言葉でしっかり書く
最後の確認と調整は、自分の目で読み直す

稼がないブログの一番の価値は、「その人にしか書けない声」にあります。AIは補助として使いつつ、メインの声はちゃんと自分のものにしておきましょう。

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稼がないブログから収益化にチャレンジしたくなったら

ごとう

ここからは、「今は稼がないブログでのんびりやりたいけれど、いずれは少し収益化も試してみたい」という人向けの話です。いきなり方向転換する必要はなく、少しずつ寄せていくイメージでOKです。

タイミング1：書きたいことと読まれている記事が重なってきたとき

稼がないブログを続けていると、「なぜかこのテーマだけよく読まれる」という記事が出てきます。趣味で書いたガジェットの感想や、仕事のノウハウ記事がそれにあたることも多いです。

そのテーマが、自分にとっても書いていて楽しいなら、ゆるく収益化を意識してみてもいいタイミングです。

よく読まれている記事と似たテーマの記事を増やしてみる
読者が次に知りたくなりそうな情報を1記事追加してみる
関連するサービスや商品があれば、実体験ベースで紹介してみる

この段階でも、「絶対に稼がないといけない」と自分を追い込まず、「うまくいったらラッキー」くらいの感覚でいるのがコツです。

タイミング2：WordPressへの引っ越しを考えるとき

無料サービスで稼がないブログを続けていると、「そろそろ自分の家のようなブログがほしい」と感じる瞬間が来るかもしれません。そのときは、WordPressへの引っ越しを検討してみるのも一つの手です。

流れとしては、次のようなステップになります。

レンタルサーバーを契約する
独自ドメインを取得し、サーバーと紐づける
WordPressをインストールする
テーマ（デザイン）を選び、最低限の設定をする
必要に応じて、過去の記事を少しずつ移していく

全部の記事を一気に移さなくても、よく読まれている記事や、自分が特に気に入っている記事から移していけば大丈夫です。稼がないブログとしての気楽さは残したまま、「いつでも本気を出せる土台」を用意しておくイメージです。

タイミング3：収益化のステップをゆるくイメージしておく

最後に、稼がないブログから無理なく収益化にチャレンジしていく流れを、ざっくり表にまとめておきます。

段階	やること	稼がないブログとしての意識
ステップ1	よく読まれている記事を把握する	「どの記事が喜ばれているか」を知る
ステップ2	関連テーマの記事を増やす	自分が書いていて楽しい範囲で広げる
ステップ3	合うサービスや商品を紹介してみる	実際に使ったものだけを正直に書く
ステップ4	WordPressやデザインを整える	自分が居心地よくいられる見た目を大事にする