会社の給料だけでは将来が少し不安で、副業を始めたいけれど、どんな資格を取ればいいのか分からない……とモヤモヤしていませんか。
この記事では、副業で生かしやすい資格の基本から、目的別のおすすめ資格、勉強コストとリターンを意識した選び方まで、できるだけかみ砕いてお伝えします。
結論を先に一言でまとめると、「なんとなく有名だから」という理由で資格を選ぶのではなく、自分の目的と働き方に合った資格を選ぶことが、副業を続けて成果を出すいちばんの近道です。
副業と資格の関係をざっくり整理しよう

まずは、そもそも副業に資格がどれくらい関係してくるのか、全体像を整理しておきましょう。ここがふわっとしていると、どの資格を目指すか決めにくくなってしまいます。
副業に資格が必要なケースと不要なケース
「副業をするなら、やっぱり資格がないとダメなのかな?」と不安になる人は多いです。でも実際には、資格が必須の副業と、あれば有利な副業、まったくいらない副業の3パターンに分けられます。
| 区分 | 内容のイメージ | 代表的な副業例 |
|---|---|---|
| 資格必須 | 資格がないと法律的に業務ができない | 宅地建物取引士としての重要事項説明、電気工事士の工事、行政書士の書類作成など |
| 資格があると有利 | 無資格でもできるが、資格があると信用や単価が上がる | FPとしての家計相談、簿記を生かした記帳代行、Webデザイン技能検定を生かした制作など |
| 資格不要 | 実績やスキル、成果物が重視される | Webライター、動画編集、データ入力、物販やせどりなど |
私の感覚としては、「資格が必須の仕事」だけにこだわるより、まずは資格が不要な副業や、取り組みやすい資格からスタートするほうが現実的です。小さく始めて、副収入が生まれてきたら、少しずつ難しい資格にもチャレンジするイメージですね。
副業資格を取るメリット
副業のために資格を取るメリットは、ざっくり分けると次のようなものがあります。
- 名刺代わりになり、初対面でも信用を得やすい
- クラウドソーシングや案件サイトで、資格名で検索されやすくなる
- 本業の評価アップや転職活動にも、そのまま使い回せる
- 体系的に学ぶことで、独学より知識の抜け漏れが少なくなる
たとえば、同じ「お金の相談」に乗る副業でも、「FP資格を持っています」と名乗れるかどうかで、相手の安心感はかなり違います。プロフィールに「FP技能検定2級」や「日商簿記2級」と書いてあるだけで、「きちんと勉強している人なんだな」と伝わりやすくなるイメージです。
副業資格のデメリットと注意点
もちろん、副業のために資格を取ることにはデメリットもあります。ここも正直に押さえておきましょう。
- 受験料やテキスト代、スクール代などの費用がかかる
- 勉強時間を確保する必要があり、生活リズムを調整しないといけない
- 資格を取っただけでは、仕事が自動的に舞い込んでくるわけではない
- 資格を持っていても、実務経験がないと単価が上がりにくい
私も過去に、勢いで教材だけ買って満足してしまい、結局ほとんど開かなかった資格があります。よくある失敗パターンは、「資格を取ること自体がゴールになってしまう」ことです。本来のゴールは副業で収入やスキルを増やすことなので、「資格を取ったあとに何をするのか」までセットで考えておくと無駄を減らせます。
自分に合った副業資格の選び方

ここからは、「どの資格を選べばいいのか」が分からない状態から抜け出すために、具体的な考え方を紹介します。目的やライフスタイルを軸にすると、自分に合う資格がかなり絞りやすくなります。
副業の目的から資格を選ぶ
まずは、副業の目的をはっきりさせると、候補にする資格をぎゅっと絞れます。
| 副業の目的 | 向いている資格のイメージ |
|---|---|
| 収入をとにかく増やしたい | 宅地建物取引士、税理士、中小企業診断士、社会保険労務士などの士業系 |
| 在宅でコツコツ稼ぎたい | 日商簿記、FP、Webデザイン技能検定、MOS、Webライティング系の資格など |
| 将来独立・フリーランスを目指したい | IT系資格(ITパスポートや基本情報技術者など)、Webデザイン、マーケティング系資格 |
| 本業のキャリアアップにもつなげたい | 簿記やFP、TOEIC、宅地建物取引士など、社内評価に直結しやすい資格 |
たとえば「会社の給料プラス月5万円くらいほしい」という人なら、在宅でコツコツ続けられる簿記やWeb関連の資格が現実的です。一方で「いずれは独立してガッツリ稼ぎたい」と考えているなら、勉強時間は増えますが、士業系やIT系の専門資格も十分検討する価値があります。
ライフスタイルに合った副業資格を考える
次に大事なのが、ライフスタイルとの相性です。どれだけ稼げるといわれる資格でも、勉強時間が取れないと途中で挫折してしまいます。
たとえば、
- 平日は残業が多く、帰宅が遅くなりがち
- 小さな子どもがいて、まとまった時間が取りにくい
- 休日は趣味や家族との時間も大切にしたい
こういった人は、短時間でも勉強しやすい資格や、暗記中心でスキマ時間を活用しやすい資格が向いています。
逆に、「夜の時間は比較的自由」「通勤時間が長くて、毎日ある程度勉強できる」といった人は、少し難易度が高い資格に挑戦してみてもいいですね。自分の生活リズムを正直に棚卸ししてから資格を選ぶと、無理なく続けやすくなります。
コスパで見る副業資格
最後に、ざっくりとした「勉強コストとリターン」のイメージも持っておくと、資格の比較がしやすくなります。ここでは、代表的な資格の目安を表にまとめました。
| 資格名 | 目安勉強時間 | 難易度のイメージ | 副業の収入イメージ |
|---|---|---|---|
| 日商簿記3級 | 100〜150時間 | 比較的やさしい | 記帳代行などで、月数万円を目指しやすい |
| FP2級 | 150〜300時間 | やや難しい | 家計相談やコラム執筆など、副業の幅が広い |
| 宅地建物取引士 | 300〜400時間 | しっかり勉強が必要 | 不動産系の本業・副業どちらでも強い武器になる |
| ITパスポート | 100〜150時間 | 比較的やさしい | ITリテラシーを示せるので、IT系副業への入り口になる |
| Webデザイン関連資格 | 200〜300時間 | やや難しい | 実績と組み合わせれば、在宅で単価高めの案件も狙える |
もちろん、これらはあくまで目安です。同じ勉強時間をかけるなら、「自分の興味がある分野」「本業にもプラスになる分野」を選んだほうが、長期的には大きなリターンを得やすくなります。
副業で稼ぎやすいおすすめ資格12選

ここからは、副業との相性がよく、比較的仕事につながりやすい資格をジャンル別に紹介していきます。全部に取り組む必要はないので、「これは自分の性格や経験に合いそうだな」と感じるものだけチェックしてみてください。
お金・ビジネスに強くなる副業資格
まずは、お金やビジネスに関する副業と相性がいい資格です。家計管理から企業のサポートまで、守備範囲が広いジャンルです。
- 日商簿記3級・2級
経理や会計の基礎を学べる定番資格です。中小企業の経理補助や、クラウド会計ソフトを使った記帳代行の副業と相性がよく、「数字に強い人」という印象を持ってもらいやすくなります。私自身も簿記を学んでから、会社の決算書や投資信託の資料が少しずつ読めるようになり、お金に対する不安がだいぶ減りました。
- FP(ファイナンシャルプランナー)技能検定
家計、保険、年金、投資など、お金全般の知識を体系的に学べる資格です。個人向けの家計相談はもちろん、お金に関するコラム執筆や監修といった副業にもつなげやすいのが特徴です。Webライターと組み合わせると、「マネー系に強いライター」として差別化しやすくなります。
- 中小企業診断士・税理士などの士業資格
難易度は高いですが、取得できれば経営コンサルティングや税務顧問など、高単価の仕事を副業や独立後に受けやすくなります。本業も含めてキャリアを大きく変えたい人向けの資格なので、「すぐに副業したい」というよりも、中長期の投資として考えるとよいタイプです。
不動産・法律系で強みを作る副業資格
次に、不動産や法律系の副業と相性がいい資格です。法律で定められた業務も多いので、資格を持っていること自体が大きな強みになります。
- 宅地建物取引士(宅建士)
不動産業界では定番の国家資格です。不動産会社でのパート・アルバイトや業務委託など、資格を生かせる場面がかなり多いのが特徴です。自分で不動産投資を考えるときにも、契約や法律の知識があると、無用なトラブルを避けやすくなります。
- 行政書士
許認可申請や契約書等の作成をサポートする法律系資格です。独立して活動するイメージが強いですが、副業として知り合いの事業主を手伝ったり、オンラインで書類作成の相談を受けたりする形もありえます。長い目で見て、じわじわ育てていくタイプの資格ですね。
- 社会保険労務士
会社の労務管理や社会保険の手続きに関する専門家です。中小企業の労務相談を副業で受けるケースもあり、働き方改革や人事制度に関わりたい人に向いています。試験範囲は広めなので、しっかりした学習計画が必要です。
IT・デジタル系で在宅に強い副業資格
ITやデジタル系の副業は、在宅で完結しやすいのが大きな魅力です。ここでは、入り口として取り組みやすい資格を中心に紹介します。
- ITパスポート
IT全般の基礎知識を幅広く学べる国家資格です。これだけで高単価な仕事につながるわけではありませんが、「ITの基本的な仕組みは理解しています」というアピールになります。エンジニアやWebマーケティング、IT企業への転職など、デジタル業界を目指す最初の一歩としておすすめです。
- 基本情報技術者試験
プログラミングやネットワーク、データベースなど、ITエンジニア寄りの内容を学べる資格です。エンジニア転職を目指す人はもちろん、Web制作や社内システム担当としての副業を狙う人にとっても、基礎固めとして役立ちます。本格的なプログラミング学習への橋渡しとしても使いやすいです。
- Webデザイン関連資格
Webデザイン技能検定などの公的資格や、各種民間資格があります。資格名そのものよりも、ポートフォリオや実績が重視される世界ですが、「基本的なデザインソフトやコーディングを一通り学びました」と示す目安にはなります。副業案件に応募するときの、安心材料のひとつと考えるとよいでしょう。
語学・コミュニケーション系の副業資格
語学やコミュニケーション系の資格は、すでに得意なことを資格によって「見える化」する感覚に近いです。強みを副業に変えるイメージですね。
- TOEIC・英検
高スコアや上位級を持っていれば、翻訳や英語コーチ、オンライン英会話講師などの副業につなげやすくなります。私の周りでも、「TOEICの点数をきっかけに、英語メールの添削を副業にしている」という人がいました。英語が得意なら、まずはスコアでアピールできる状態にしておくとチャンスを拾いやすいです。
- 日本語教師関連資格
日本語教育能力検定や、一定時間の日本語教師養成講座など、日本語教師としての知識を証明する資格です。オンラインで海外の方に日本語を教える副業をしたい人に向いています。語学が好きな人には、やりがいの大きい働き方です。
- コミュニケーション・カウンセリング系資格
産業カウンセラーやメンタルヘルス関連の資格は、人の相談に乗る仕事と相性がいいです。ただ、心の問題はとてもデリケートなので、資格を取ったあとも勉強を続けたり、先輩からアドバイスをもらったりといった安全な体制づくりが欠かせません。
副業資格の一覧を整理してみよう
ここまでに出てきた代表的な資格を、ざっくり一覧にまとめておきます。副業の方向性を考えるときの地図のように使ってみてください。
| ジャンル | 代表的な資格 | 副業のイメージ |
|---|---|---|
| お金・ビジネス | 日商簿記、FP、中小企業診断士、税理士 | 記帳代行、家計相談、経営コンサルなど |
| 不動産・法律 | 宅地建物取引士、行政書士、社会保険労務士 | 不動産仲介のサポート、許認可書類作成、労務相談など |
| IT・デジタル | ITパスポート、基本情報技術者、Webデザイン関連資格 | エンジニア、Web制作、Webマーケティングなど |
| 語学・コミュニケーション | TOEIC・英検、日本語教師、カウンセラー関連資格 | 翻訳、語学講師、カウンセリングなど |
この一覧から、「興味が持てるジャンル」「自分の経験が生きそうなジャンル」を2つほど選び、その中から勉強したい資格をいくつかピックアップしてみると、次の一歩が見えやすくなります。
副業資格を活かした働き方の具体例

ここでは、実際に資格を生かした働き方がどんなものか、もう少し具体的なイメージをお伝えします。「資格を取ったあと、自分はどう動けばいいのか」がイメージできると、勉強にも身が入りやすくなります。
在宅でコツコツ稼ぐパターン
在宅でコツコツ稼ぐスタイルの副業は、本業が忙しい会社員や、子育て中の人にも人気です。ここでは、資格と組み合わせやすい代表例を挙げてみます。
- 簿記や会計系の資格を活かした在宅ワーク
クラウド会計ソフトを使って、中小企業や個人事業主の帳簿をつける仕事があります。日商簿記3級レベルの知識があれば、内容を理解しながら作業しやすいです。私の知人は、平日の夜と休日を活用して記帳代行を続け、月数万円ほどの副収入を得るところまでたどり着きました。
- Webライターと資格の掛け合わせ
FPや宅地建物取引士などの資格を持っていると、お金や不動産に関する専門記事を書きやすくなります。クラウドソーシングでも「資格保有者歓迎」「有資格者は単価アップ」と書かれている案件があり、単価のベースを上げやすいのが魅力です。文章を書くのが嫌いでなければ、かなりおすすめの組み合わせです。
- IT・Web系の制作やサポート
Webデザインやコーディングの副業は、ほとんどがオンラインで完結します。案件獲得にはポートフォリオが重要ですが、「Webデザイン技能検定合格」「基本情報技術者試験合格」などの肩書きがあると、プロフィールを見た人に安心してもらいやすくなります。
副業資格を活かすロードマップ
最後に、資格を取って副業に生かしていくまでの、おおまかな流れを整理しておきます。完璧にこの通りでなくて大丈夫ですが、全体像をつかむための参考にしてください。
| ステップ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 興味のある分野と副業の目的を決める | 「どれが稼げるか」だけではなく、「自分が続けられそうか」で考える |
| 2 | 目指す資格を1〜2個まで絞る | あれこれ手を出さず、まずは1本に集中する |
| 3 | 勉強スケジュールを決めて学習する | 平日は何分、休日は何時間など、具体的な時間を決める |
| 4 | 資格取得と並行して、情報発信やポートフォリオ作成を始める | 学んだことをアウトプットすると、実績づくりとPRを兼ねられる |
| 5 | 小さな案件から受けて実務経験を積む | 最初は報酬が低くても、経験を積むことで単価アップを狙える |
この流れを頭に入れておくと、「資格を取ったあとどうしよう?」と迷ってしまうリスクを減らせます。勉強と実務経験を同時並行で少しずつ進めていくイメージが、結果的に近道になります。
副業資格と会社ルール・お金の話

ここからは、副業で資格を生かすうえで避けて通れない、「会社のルール」と「税金」の話をできるだけシンプルに整理します。ワクワクする話ではないですが、とても大事な部分です。
会社の就業規則と副業の関係
どれだけ魅力的な資格を取っても、会社のルールに反してしまっては本末転倒です。まずは、次のような点を確認しておきましょう。
- 就業規則で副業が禁止されていないか
- 副業が許可制の場合、申請の手続きが必要かどうか
- 本業と競合するような副業がNGとされていないか
特に、同じ業界で本業と似た内容の仕事をする場合は、競業避止義務に触れないように注意が必要です。「バレたらまずいから内緒でやろう」と考える前に、一度冷静にルールを確認しておくと、あとから不安にならずに済みます。
副業収入と税金・確定申告
副業で得た収入には、基本的に税金がかかります。ここでは、ごく大まかなイメージだけ押さえておきましょう。
- 副業がアルバイトの場合は、勤務先が源泉徴収してくれることが多い
- 個人で仕事を請け負う場合は、一定額以上の所得があると確定申告が必要になることが多い
- 書籍代やセミナー代、通信費の一部など、仕事に必要な支出は経費として計上できる場合がある
細かいルールは、国税庁の情報や税理士の解説などを参考にしながら確認してほしいのですが、「副業の売上はいくらで、経費はいくらくらいか」をざっくり把握しておくだけでも安心感が違います。簿記の勉強をしておくと、このあたりの感覚も自然と身についてきます。
副業資格ビジネスの「怪しい案件」に注意
資格や副業について調べていると、「この資格を取れば誰でも簡単に高収入」といった、怪しそうな広告や案件が目に入ることがあります。こうしたものには慎重になったほうがいいです。
怪しい案件によくある特徴は、たとえば次のようなものです。
- 非常に短期間で高額な収入が得られると強くうたっている
- 具体的な仕事内容やリスクがほとんど書かれていない
- 申し込みを急がせたり、不安をあおるような文言が多い
- 資格名が聞いたこともない独自のもので、公的な裏付けがない
資格は、あくまで「長期的に自分の市場価値を高めるための道具」です。うまい話だけを強調する案内には、ひと呼吸おいてから情報の信頼性を確認する習慣を持っておきたいですね。
副業資格の勉強を続けるコツ

ここでは、資格の種類にかかわらず共通する、「勉強を続けるコツ」を紹介します。実は、どの資格を選ぶか以上に、「いかに継続するか」が成果を分けるポイントだったりします。
小さく始めて習慣化する
最初から「毎日2時間勉強する」と決めると、ほとんどの人は長続きしません。私がおすすめしたいのは、次のような小さな一歩から始めるやり方です。
- 平日は15〜30分だけ机に向かう
- 通勤時間や待ち時間は暗記系の学習にあてる
- 休日に少しまとまった時間を取って復習する
「今日は10分だけテキストを読む」「問題を3問だけ解く」といった小さな行動でも、積み重ねれば大きな差になります。最初から完璧を目指さず、「続けられるペースを探す」くらいの気持ちで始めると気がラクです。
副業のイメージを常に思い出す
勉強がしんどくなってきたときは、「この資格を取ったらどんな働き方ができるようになるか」を思い出すことが、モチベーションの維持に役立ちます。
- 在宅で月3万円の収入源ができたら、生活はどう変わりそうか
- お金や法律の知識がついて、自分や家族の将来について安心して話せるようになったらどうか
- ずっと気になっていた仕事に、副業を通じて一歩近づけたら、どんな気持ちになりそうか
こうした具体的なイメージをノートに書いておくと、勉強がつらくなったときの支えになります。「ただ資格名だけを追いかける勉強」から、「その先の働き方まで見据えた勉強」に変わると、自然と机に向かいやすくなります。
副業資格に関するよくある質問

最後に、副業に役立つ資格について、よくある質問をQ&A形式でまとめておきます。気になっていた点があれば、ここで一度すっきりさせておきましょう。
Q1. 副業で稼ぐには、やっぱり難しい資格を取ったほうがいいですか?
A. 必ずしも難関資格が必要というわけではありません。難しい資格はそのぶんリターンも大きいですが、勉強時間や費用の負担も重くなります。むしろ最初は、日商簿記やFP、ITパスポートなど、比較的取り組みやすい資格からスタートし、「勉強する→合格する→副業で使ってみる」という一連の流れを経験してみるのがおすすめです。
Q2. 副業の資格を取れば、すぐに仕事は見つかりますか?
A. 残念ながら、資格を取った瞬間に仕事がどんどん来る、ということはほとんどありません。大事なのは、資格を取ったあとに、クラウドソーシングに登録したり、知人に声をかけたり、ポートフォリオやブログで情報発信したりといった「行動」をセットで行うことです。資格はスタートラインであって、ゴールではないと考えておくと、期待外れになりにくいです。
Q3. どの副業資格が自分に合うか、いまいちピンときません……
A. その場合は、「やりたくないこと」「続かなそうなこと」から先に除外していくのがおすすめです。たとえば、人と話すのが苦手なら営業寄りの資格は避ける、数字を見るのが本当に嫌なら高度な会計系資格はいったん候補から外す、といった感じです。そのうえで、この記事のジャンル別一覧を見ながら、「これなら興味を持てそう」という資格を2〜3個ピックアップし、公式サイトや参考書をざっと見比べてみると、自分に合うものが見えやすくなります。
まとめ:副業資格は「目的と働き方」から選ぼう
ここまでの要点を振り返っておきます
- 資格には「必須のもの」「あると有利なもの」「なくてもいいもの」がある
- 大切なのは、「どれが稼げるか」だけでなく、「自分の目的と働き方に合うか」で選ぶこと
- 簿記やFP、ITパスポート、宅地建物取引士、Webデザイン系などは副業と相性がよい
- 会社の就業規則や税金のルール、怪しい案件にはしっかり注意する
- 資格を取ったら終わりではなく、小さな案件から実務経験を積んでいくことが大事
今日からできる最初の一歩としては、「興味がある副業のジャンルを1つ決めて、そのジャンルで役に立ちそうな資格を2〜3個だけリストアップする」ことです。その中から「これなら勉強を続けられそうだ」と思える資格を1つ選び、まずは入門書や公式テキストを1冊用意してみてください。
その小さな一歩が、将来の選択肢と安心感を少しずつ増やしてくれます。焦らず、自分のペースで、副業に生かせる資格との付き合い方を育てていきましょう。




