副業OKな正社員の求人はちゃんと存在しますし、ポイントさえ押さえれば無理なく目指せます。ただし、なんとなくで選んでしまうと「思っていたのと違う…」となりがちなので、少しだけ丁寧に準備していきましょう。
読み終えるころには、「自分はどんな副業OKな正社員を目指せばいいか」「今から何をすればいいか」がかなりはっきりしているはずです。副業OKな正社員という働き方を、一緒に整理していきましょう。
副業OKな正社員という働き方の基礎

まずは、「副業OKな正社員って、そもそもどういう状態なのか」を共通認識にしておきましょう。ここが曖昧なままだと、求人票の言葉だけを見て勘違いしてしまいやすいです。
副業ok 正社員のイメージと条件
ざっくり言うと、副業OKな正社員は次のようなイメージです。
- 就業規則で副業が認められている、もしくは「条件付きでOK」や「届け出制」になっている
- 働き方として、仕事終わりや休日に副業へ充てられる時間と体力がある
- 副業で得たスキルや経験が、本業にもプラスになる可能性がある
もう少しイメージしやすいように、副業NGの会社と副業OKな会社をざっくり比べてみます。
| 項目 | 副業NGの正社員 | 副業OKな正社員 |
|---|---|---|
| 就業規則 | 副業禁止と明記されている | 副業可・条件付き可・事前の届出が必要など |
| 社内の雰囲気 | 副業の話をしづらい空気がある | 副業している社員が一定数いて話題にしやすい |
| 労働時間 | 残業が多く、平日夜はほとんど自由時間がない | 定時退社しやすい部署や柔軟な働き方が比較的多い |
| 評価のされ方 | 本業以外の活動は評価されにくい | 社外での経験をプラスに捉えてくれる場合もある |
| 会社のスタンス | 「会社一筋」で働くことを暗黙の前提にしがち | キャリア自律や複線的なキャリアを重視する傾向 |
副業OKな正社員を目指すなら、「就業規則で認められているか」と「現場の空気として本当にやりやすいか」の両方を見ることが大事です。どちらか片方だけだと、入社してからギャップを感じやすくなります。
「副業OK」と書いてあっても要注意なケース
求人票や会社説明に「副業OK」と書いてあっても、現場の実態は少し違う、というケースも正直あります。たとえば次のようなパターンです。
- 残業が慢性的に多く、時間的な余裕がなくて副業どころではない
- 規則上は「申請すればOK」だが、実際には申請が通りにくい
- 部署や上司によって考え方がバラバラで、配属先によっては実質NG
- 競業避止義務の範囲が広く、やりたい副業がほとんどできない
こうしたギャップを減らすには、次のような情報を組み合わせてチェックすると安心です。
- 求人票の「残業時間」「働き方」「評価制度」の欄
- 口コミサイトやSNSでの社員・元社員の声
- 面接の場で、「実際に副業している社員はいるか」など具体的な質問をしてみる
転職サイト上で「副業OK」「WワークOK」と条件を絞って検索するのは入り口としては便利ですが、最後は「働き方のリアル」を自分の目で確かめるつもりで情報を集めていきましょう。
副業OK正社員に向いている人・向かない人
副業OKな正社員が合うかどうかは、性格や生活リズムにもかなり左右されます。ざっくりタイプ別に見てみましょう。
向いていそうな人の例
- 時間の自己管理がそこそこ得意で、スケジュール帳を見る習慣がある
- 仕事終わりや休日に、もうひと踏ん張りする体力がある
- 新しいことを学ぶのが好きで、手を動かすのも嫌いではない
- 「本業+副業」で中長期的にキャリアを育てていきたいと考えている
慎重に考えたほうがいい人の例
- 本業だけでもすでにいっぱいいっぱいで、常に疲れている感覚がある
- 睡眠時間が削られるとすぐ体調を崩しやすい
- 今の会社でのストレスが強すぎて、まず本業環境を整えたい
- お金のことを考えると、つい無理をしすぎてしまう傾向がある
「副業OKだから絶対やるべき」という話ではありません。自分の体調や家族との時間、趣味なども含めて、トータルでより良い生活になるかどうかを考える視点が大切です。
副業OKな正社員が増えている理由

次に、「なぜ副業OKな正社員が少しずつ増えてきたのか」という背景を簡単に整理しておきます。企業側の考え方を知っておくと、求人を見るときの目線が変わります。
企業が副業OKにする背景
企業が副業を認めるようになってきた背景には、いくつかの流れがあります。
- 一つの会社だけに頼らず、自分でキャリアを作っていこうという考え方が広がってきた
- 人手不足が続くなかで、優秀な人材を採用・定着させたいという企業側の事情がある
- ITやオンラインツールの普及で、働く時間と場所の自由度が上がった
- 社外で得たスキルや人脈が、本業のビジネスにも良い影響をもたらすと考える会社が増えた
転職サイトでも「副業OK」「WワークOK」といった条件が当たり前のように選べるようになってきており、「副業OKであること」が採用のアピールポイントになっている会社も目立ちます。
社員側のメリットと企業側のメリット
副業OKにすると、お互いにどんなメリットがあるのかも整理しておきます。
| 視点 | メリット例 |
|---|---|
| 社員側 | 収入源が増える/スキルアップにつながる/やってみたかった仕事に挑戦できる/社外で新しい人脈ができる |
| 企業側 | 社員のモチベーション向上/幅広いスキルを持つ人材の確保/社外の情報やトレンドを社内に取り込める/柔軟な会社というイメージ向上 |
特にIT・Web・クリエイティブ系の会社では、「社外の経験を持っている人のほうが発想が豊かになる」という考え方から、副業をポジティブに捉える傾向があります。
今いる会社が副業NGのときの考え方
一方で、「今の会社は就業規則で副業NGになっている」という方も多いと思います。その場合、いきなりこっそり副業を始めるのはリスクが高いので、まずは次の3ステップで整理してみてください。
- 就業規則を読み直し、副業についてどのように書かれているかを確認する
- 会社の雰囲気的に、信頼できる上司や人事に相談できそうか探ってみる
- どうしても副業が難しそうなら、「副業OKな会社への転職」も選択肢に入れておく
同じ「副業禁止」と書かれていても、実態としては柔らかくなっている会社もあれば、規則通りかなり厳しく運用している会社もあります。白黒を急いで決める前に、自分の会社がどのあたりに位置しているのか、冷静に観察してみるのがおすすめです。
副業OK正社員のメリット・デメリットを整理

副業OKな正社員を目指すなら、良い面だけでなく、しんどい面も先に知っておいたほうが安心です。ここでは、お金・スキル・時間・健康など、代表的なメリットとデメリットを整理します。
お金・スキル・キャリアのメリット
まずはメリットから見ていきましょう。副業OKな正社員として働くことで、次のような良い変化が期待できます。
- 収入が増え、貯金・投資・旅行・趣味などに回せるお金が増える
- 本業だけでは身につけにくいスキルや経験を、副業で試すことができる
- 「会社員の自分」だけでなく、「ライターの自分」「講師の自分」といった複数の肩書きを持てる
- 将来的に独立やフリーランスを目指す場合の、安全な試運転になる
よくあるパターンを表にしてみると、イメージしやすいかもしれません。
| メリットの軸 | 具体例 |
|---|---|
| 収入アップ | 平日夜や土日に、Webライティングやデザイン、オンライン家庭教師などで月数万円の副収入を得る |
| スキルアップ | 本業が事務職の人が、副業でSNS運用やブログ運営を担当し、マーケティングのスキルを磨く |
| キャリアの選択肢 | 副業で始めた仕事が軌道に乗り、数年かけて本業をその仕事にスライドさせていく |
| 自己肯定感 | 本業では評価されにくいタイプの強みが、副業のクライアントから高く評価される |
特に「本業とは違う強みを育てられる」という点は、長い目で見たときの安心感にもつながります。会社の状況に振り回されにくくなるのは、大きなメリットです。
時間・健康・人間関係のデメリット
もちろん、良いことばかりではありません。副業OKな正社員には、次のようなデメリットや注意点もあります。
- 単純に働く時間が増えるので、疲れやすくなる
- 家族や友人と過ごす時間が減り、人間関係に影響することがある
- 本業でトラブルがあったとき、副業のモチベーションも落ちてしまう
- 副業のほうが楽しくなり、本業への集中力が下がるリスクがある
特に気をつけたいのは、「睡眠時間」と「メンタル」です。真面目な人ほど最初に張り切りすぎて、
- 平日は毎日遅くまで作業をしてしまう
- 休日もずっとパソコンやスマホを触ってしまう
といった状態になりがちです。副業はあくまで「プラスアルファ」の活動なので、体調を崩して本業まで続けられなくなったら本末転倒です。
家族やパートナーとのすり合わせ方
副業OK正社員を目指すとき、意外と大事なのが「家族やパートナーとのコミュニケーション」です。家にいるのに、ずっと別の仕事をしている状態になると、相手が寂しさや不安を感じるのも自然なことです。
トラブルを減らすために、次のような工夫がおすすめです。
- 副業を始める前に、「なぜ副業をしたいのか」「どのくらいの時間を使うつもりか」を共有しておく
- 家族との時間を優先する「ノー副業デー」を決めておく
- 月に一度くらい、「最近どう?負担になっていない?」と話す時間をつくる
身近な人の協力や理解があるだけで、副業の続けやすさは全然違ってきます。最初から完璧に合意を取ろうとしなくてもいいので、こまめにコミュニケーションを取ることが大切です。
副業OKな正社員求人の探し方5選

ここからは、実践編です。「具体的にどうやって副業OKな正社員の求人を探せばいいの?」という疑問に答えていきます。代表的な探し方を5つに分けて、それぞれのポイントと注意点をまとめます。
転職サイトで「副業OKな正社員」と絞り込む
一番わかりやすいのは、転職サイトで条件検索する方法です。多くのサイトで、キーワード欄やこだわり条件から「副業OK」「WワークOK」「副業可」といった条件を選べます。
よくある探し方は、こんなイメージです。
- 検索キーワードに「副業OK 正社員」や「副業OK 会社」などを入れて検索してみる
- こだわり条件で「副業OK」「WワークOK」「フレックスタイム」などにチェックを入れる
- 在宅勤務やリモートワークなど、副業の時間を確保しやすい条件も一緒に確認する
流れを表にまとめてみます。
| 探し方 | 具体的な行動 | ポイント |
|---|---|---|
| 転職サイトで検索 | 「副業OK 正社員」などで検索してみる | 最初は条件を絞り込みすぎず、どんな求人があるか全体の傾向をつかむ |
| こだわり条件を追加 | 「残業少なめ」「在宅勤務あり」「フレックス」などを選ぶ | 副業に使える時間をどれくらい確保できそうかをイメージする |
| 求人を保存・比較 | 気になる求人をお気に入り登録し、後から見比べる | 「給与」「残業時間」「副業に関する記載」を落ち着いて比較する |
サイトごとに条件名や検索画面の作りは少し違うので、1つのサイトだけで完結させず、複数のサイトを試してみるのがおすすめです。
転職エージェントに副業条件を伝える
次の手として、転職エージェントを活用する方法もあります。自分一人では知りづらい社内の雰囲気や実態を教えてもらえるのがメリットです。
ポイントは、遠慮せずに最初から「副業OKは外せない条件です」と伝えることです。そのうえで、
- 希望の業界や職種
- 年収や勤務地の希望
- どんな副業をしたいと考えているか
といった部分をエージェントとすり合わせていきます。
エージェントは、求人票には書ききれない「会社のリアル」を知っていることが多いので、
- 規則としては副業OKだけど、現場はどんな雰囲気か
- 実際に副業をしている社員がいるかどうか
といったところも聞いてみると、ミスマッチを減らしやすくなります。
副業マッチングサービスと組み合わせる
副業・複業マッチングサービスも、一度は覗いてみる価値があります。業務委託やプロジェクト単位で仕事を探せるサービスが増えており、「正社員+副業」という働き方の事例も多く載っています。
メリットとしては、
- どんな副業案件があるのか、仕事内容や単価のイメージがつきやすい
- 自分のスキルがどのくらいの単価で売れそうか感覚がつかめる
- 将来的に副業を本業にするパターンもイメージしやすい
一方で、いきなり大きな案件を抱え込むと、本業との両立が難しくなります。最初は、
- 休日だけで完結する小さな案件から試す
- 本業との時間帯がかぶらない仕事を選ぶ
といった、安全運転でスタートするのがおすすめです。
企業の採用ページ・口コミをチェックする
気になる会社が見つかったら、必ず企業の採用ページと口コミサイトも見ておきたいところです。求人票だけでは分からない情報が載っているケースが多いからです。
- 採用ページに「副業・兼業」「働き方」「キャリア支援」などの項目がないか
- 社員インタビューの中で、副業や社外活動に触れている人がいるか
- 口コミサイトで、「残業時間」「ワークライフバランス」「社風」などを総合的に確認する
副業OKな会社は、社員の多様な働き方をむしろ強みとして打ち出していることも多いです。逆に、どこを探しても働き方についての情報が少ない場合は、「なぜ出していないのか」を一度立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。
履歴書・面接での「副業OK」の聞き方
副業OKな正社員を目指すうえで、「面接でどこまで聞いていいのか」は悩みどころですよね。聞かないで入社してしまうと、後で困るのも事実です。
おすすめなのは、次のような聞き方です。
- 「御社の就業規則では、副業や兼業についてどのようなルールになっていますか?」
- 「将来的に社外での活動にもチャレンジしたいと考えているのですが、その点についてのスタンスを教えていただけますか?」
いきなり「副業してもバレませんか?」と聞いてしまうと印象が良くないので、
- まずは「本業でしっかり成果を出したい」という姿勢を伝える
- そのうえで、「中長期的にスキルアップの一環として副業も考えている」と補足する
という順番を意識すると、相手にも前向きな意図が伝わりやすくなります。
副業OK正社員で働くときの注意点とリスク

ここからは、実際に副業OKな正社員として働き始めるときに、特に注意したいポイントをまとめていきます。就業規則、時間管理、税金、副業の内容など、トラブルの火種になりやすい部分を先に押さえておきましょう。
就業規則と副業ルールの確認ポイント
副業OKといっても、「何をしても自由」というわけではありません。まずは、就業規則で次のような点を確認しておきましょう。
| 項目 | 見る場所 | チェックしたい内容 |
|---|---|---|
| 副業・兼業の可否 | 就業規則の「服務規律」や「副業・兼業」の章 | 禁止なのか、条件付きでOKなのか、事前の届出が必要なのか |
| 競業避止義務 | 秘密保持や競業禁止に関する条文 | 同業他社や取引先に関わる仕事がどこまでNGか |
| 労働時間 | 労働時間・休日に関する条文 | 所定労働時間や残業の考え方、長時間労働に対する会社の姿勢 |
| 情報管理 | 機密情報や情報セキュリティの章 | 社内情報を副業で使わないことがどのように定められているか |
文章が難しくてよく分からない場合は、
- 人事や総務に「副業について相談したい」と話してみる
- どうしても不安なら、社労士や弁護士など専門家にスポットで相談する
という選択肢もあります。特に同じ業界での副業を考えている人は、ここをあいまいにしたまま進めないほうが安全です。
労働時間・体力管理・メンタルケア
副業OKな正社員になると、ほとんどの場合、働く時間は今より増えます。ここで無理をしすぎないために、自分なりのルールをあらかじめ決めておくと安心です。
- 平日の副業は週2〜3日にとどめる
- 副業に使う時間を「1日○時間まで」と上限を決めておく
- 眠気や肩こり、頭痛などのサインが出たら、まず休むことを優先する
また、スマホやPCを見ない「デジタルオフ」の時間を意識的につくるのもおすすめです。画面を見続けていると、思っている以上に目や脳が疲れてしまうので、意識して休ませてあげましょう。
税金・申告・住民税の基本
副業で収入が増えると、税金や手続きの話も避けて通れません。ただ、基本の考え方さえ押さえておけば、そこまで怖がらなくても大丈夫です。
- 副業で得た利益(売上から経費を引いた金額)が一定額を超えると、確定申告が必要になる
- 副業分の住民税の金額によっては、会社に副業が知られる可能性がある
- 副業分の住民税を自分で納める方法を選べる場合もある
具体的な金額や条件は変わることもあるので、国税庁のサイトなどで最新情報を確認したり、税理士に一度相談してみたりすると安心です。「知らなかった」が一番もったいないので、早めに軽く触れておきましょう。
絶対に手を出さないほうがいい副業の特徴
副業OKな正社員になったからといって、「とにかくお金になりそうなら何でもやる」というスタンスは危険です。次のような副業は、基本的に距離を置いたほうが安全です。
| 副業の種類 | 要注意ポイント |
|---|---|
| マルチ商法・ねずみ講 | 友人や家族を勧誘して成り立つビジネスで、人間関係が壊れるリスクが高い |
| 「必ず儲かる」系の投資話 | 仕組みがよく分からないのに、高額なお金を入れさせようとする |
| 法律的にグレーな仕事 | 法的にアウトなものや、においが怪しいものが混ざっている可能性が高い |
| 本業とバッティングする仕事 | 競合他社や取引先に関わる仕事は、会社とのトラブルにつながりやすい |
| 内容を人に話しづらい仕事 | 家族や友人に仕事内容を説明できないものは、どこかに無理があることが多い |
少しでも「なんかおかしいな」「うまい話すぎるな」と感じたら、一度立ち止まって調べてみましょう。副業で一時的にお金を得られても、信用やキャリアを失ってしまったら取り返しがつきません。
ケース別 副業OK正社員になるステップ

最後に、「自分の状況だと、具体的にどう動けばいいのか」をケース別に整理していきます。すぐに転職したい人もいれば、まずは情報収集からという人もいると思うので、ざっくり3パターンに分けて考えてみましょう。
いまの会社に残りつつ副業を始める場合
まずは一番多いパターン、「今の会社に残りつつ、副業を小さく始めてみたい」というケースです。この場合の基本方針は、「今の会社のルールを守りながら、できる範囲で試してみる」です。
- 就業規則を確認し、副業の扱いがどうなっているか把握する
- 副業をするとしても、最初は休日だけ・月数時間程度から始める
- 体調や本業のパフォーマンスに変化がないか、こまめに振り返る
副業の内容としては、
- 本業のスキルを少しだけ広げたような仕事(例:事務職の人が、オンラインアシスタントをするなど)
- もともと好きだったことや趣味を生かせる仕事(例:イラスト、ハンドメイド、語学など)
から始めると、精神的な負担が少なく続けやすいです。
副業OK正社員の会社へ転職する場合
「どう考えても今の会社では副業が難しい」「会社の考え方と自分の価値観が合わない」と感じる人は、副業OKな会社への転職も現実的な選択肢です。
おすすめのステップは、次のような流れです。
- まずは転職サイトで「副業OK 正社員」といったキーワードでざっくり検索し、どんな求人があるか眺めてみる
- 気になる求人を保存しながら、「自分が絶対にゆずれない条件」と「妥協できる条件」を整理する
- 転職エージェントに登録し、「副業OKであることは必須です」と最初に伝える
- 面接では、副業をしたい理由と、本業で成果を出したいという考え方をセットで伝える
状況ごとのおすすめアクションをまとめると、こんな感じになります。
| 状況 | 最初の一歩 | 次のアクション |
|---|---|---|
| 今の会社で副業したい | 就業規則を確認し、副業の扱いを把握する | 休日の小さな副業から試し、本業への影響がないか注意深く見る |
| 副業OKな会社へ転職したい | 転職サイトで「副業OK 正社員」を検索してみる | 転職エージェントに登録し、条件を共有しながら求人を探す |
| まずは情報収集中 | 副業OKな会社の事例やインタビュー記事を読む | 今の仕事で伸ばしたいスキルと、副業で挑戦したいことを書き出して整理する |
副業OKな正社員への転職は、「完璧な会社を一発で引き当てる」というよりも、「自分にとって許容できる範囲の中で、より良い選択肢を選んでいく」イメージに近いです。
新卒・若手が副業OK正社員を目指す場合
最近は、新卒や20代前半のうちから「将来は副業もやってみたい」と考える人も増えています。この場合は、少し時間軸を長めに取って考えるのがおすすめです。
- まずは本業で基礎的なビジネススキルや専門スキルをしっかり身につける
- そのうえで、副業に生かせそうな分野や、自分の興味が続きそうな領域を探しておく
- 就活の段階から、「副業や社外活動に対してどんなスタンスの会社か」をチェックする
副業のことばかり意識しすぎると、本業での成長機会を逃してしまうこともあります。たとえば、
- 入社して最初の一定期間(半年〜数年など)は、本業に全力投球する
- その後、経験がついてきたタイミングで、小さな副業をスタートしてみる
といった「時間差スタート」の考え方をしておくと、無理なく両立しやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 副業ok 正社員の求人って、実際のところそこまで多くないのでは?
A1. 地域や業界によって差はありますが、「副業OK」「WワークOK」「複業可」という条件で検索できる正社員求人は、以前より確実に見つけやすくなってきています。ただし、数が増えたとはいえ、誰にとっても理想的な求人ばかりというわけではありません。
大切なのは、求人票の「副業OK」という文字だけで判断せず、就業規則や残業時間、社内の雰囲気なども合わせて確認することです。数が増えたからこそ、「自分に合うかどうか」を丁寧に見極める視点が必要になっています。
Q2. 副業OKな正社員として働くと、本業の評価が下がることはありますか?
A2. 多くの場合、「副業をしているかどうか」ではなく、「本業で結果を出せているかどうか」で評価されます。ただ、会社や上司によって考え方は違うので、事前に雰囲気を探っておくことは大切です。
副業OKな正社員として働くときは、
- 本業でのパフォーマンスを最優先にする
- 副業の予定を詰め込みすぎて、本業の集中力を下げないようにする
- 必要に応じて、上司に副業の方針を簡単に共有しておく
といった基本を守ることで、評価への悪影響はかなり減らせます。
Q3. 副業OKな正社員になりたいとき、面接で副業の話をすると不利になりませんか?
A3. 伝え方によって印象は大きく変わります。「楽してお金を稼ぎたいから副業をしたい」というニュアンスになってしまうとマイナスですが、
- 「本業で成果を出しながら、社外での経験を通じてスキルの幅を広げたい」
- 「副業で得た知識や経験を、本業にも還元していきたい」
といった前向きな動機を伝えれば、必ずしも不利になるとは限りません。むしろ、「自分のキャリアを自分でつくっていきたい人」としてプラスに受け取ってくれる会社もあります。
怖がって何も聞かないまま入社すると、「実は副業NGだった」というギャップにつながりやすいので、丁寧な聞き方でスタンスを確認しておくほうが、長期的には自分を守ることにもなります。
まとめ|副業OKな正社員への第一歩を踏み出そう
ここまでの内容を整理しておきます
- 副業OKな正社員とは、「就業規則と実態の両方で、副業をしやすい環境が整った会社」である
- メリットは収入アップやスキルアップ、キャリアの選択肢が増えること、デメリットは時間・健康・人間関係への負荷が増えやすいこと
- 副業OKな正社員求人は、転職サイト・転職エージェント・副業マッチングサービスなどを組み合わせて探すと見つけやすい
- 就業規則・労働時間・税金・副業の内容など、トラブルになりやすいポイントは事前に必ず確認しておく
- 自分の状況に合わせて、「今の会社で副業を始める」「副業OKな会社へ転職する」「将来に向けて準備する」という3パターンから現実的な一歩を選ぶ
今日からできる最初の一歩としては、
- 今の会社の就業規則を読み直し、副業に関する条文をチェックする
- 転職サイトで「副業OK 正社員」と検索し、どんな求人があるのか軽く眺めてみる
このどちらか一方だけでも十分です。いきなり完璧な答えを出そうとしなくて大丈夫なので、「自分にとって心地よい副業OKな正社員の形」を探す旅のスタートとして、一つずつ行動していきましょう。




