SWELLを使っていて、「スマホみたいなハンバーガーメニューをPCでも出したいな」と感じたことはありませんか。
この記事では、SWELLのハンバーガーメニューをPC表示でも使えるようにする基本の流れから、レイアウト調整や注意点までまとめて解説します。
結論としては、SWELLの仕組みを軽く理解して、必要なCSSを少しだけ追加すれば、PCでも自然な形でハンバーガーメニューを使えるようになります。
SWELLのハンバーガーメニューをPC表示にする前に知っておきたいこと

ここでは、SWELLのヘッダー周りがどんな仕組みになっているのかと、PCでハンバーガーメニューを使うときに考えておきたいポイントを整理します。ざっくり全体像をつかんでおくと、このあとCSSを触るときに迷いにくくなります。
SWELL標準のメニュー構成をざっくり整理しよう(表あり)
まずは、SWELLが標準でメニューをどう切り分けているかを整理しておきましょう。
ここを理解しておくと、「どのメニューをPCでハンバーガー表示するのか」がはっきりします。
| デバイス | デフォルト表示 | 説明 |
|---|---|---|
| スマホ・タブレット | ハンバーガーメニュー(スマホ開閉メニュー) | 三本線アイコンをタップすると、メニューが開く仕組み |
| PC | 横並びのグローバルナビ | ロゴの横にメニューが並ぶ、よくあるヘッダー |
| 共通 | 追従ヘッダー | スクロール時に上部に固定できるヘッダー |
ポイントは、スマホ用の「スマホ開閉メニュー」と、PCで使う横並びの「グローバルナビ」が別モノとして用意されていることです。
PC側でもスマホ開閉メニューを使いたい場合は、「スマホ開閉メニューとして作ったメニューを、PC表示でも見えるようにする」という考え方になります。
私も最初は「ヘッダーは1種類で、表示方法だけ変えているのかな」と思い込んでいて、うまくいかない理由が分からずにハマりました。
スマホ用とPC用でメニューの扱いが違う、という前提だけでも頭に入れておくと、このあとがかなりスムーズです。
PCでハンバーガーメニューにするメリット・デメリット
PC表示でハンバーガーメニューをメインに使うのは、おしゃれな反面、注意したいこともあります。
ざっくりメリットとデメリットを整理すると、こんな感じです。
- メリット
- ヘッダーがスッキリして、余計な情報を見せずに済む
- メニュー数が多くても、ヘッダー周りがごちゃごちゃしにくい
- スマホとPCで見た目をそろえやすく、ブランドの世界観を統一しやすい
- デメリット
- PCユーザーの中には「メニューがどこか分かりにくい」と感じる人もいる
- お問い合わせや予約ボタンなどを隠すと、クリックされにくくなる可能性がある
- カスタマイズ箇所が増え、あとからデザインを変えるときに手間がかかりやすい
私の感覚では、PCでのハンバーガーメニューは、次のようなサイトと相性が良いです。
- 写真やビジュアルを大きく見せたいポートフォリオサイト
- ブランドイメージを大事にしたいコーポレートサイト
- 世界観やストーリーを見せたいLPやブランディングサイト
一方で、情報量が多いメディア型のブログや、年齢層が高めのユーザーが多いサービスサイトでは、ハンバーガーだけに頼らず、重要なメニューだけはヘッダーに常に出しておく、というバランスが大事になります。
こうした点をイメージしながら、「自分のサイトではどこまでハンバーガーメニューに寄せるか」を考えてみてください。
SWELLでPCにハンバーガーメニューを出す基本3ステップ

ここからは、SWELLでPC表示にもハンバーガーメニューを出したいときの全体の流れを3ステップで説明します。具体的なCSSの話に入る前に、やることを一覧で押さえておきましょう。
ステップ1:スマホ開閉メニュー用のメニューを作る(表あり)
最初にやるべきことは、「スマホ開閉メニューにどのメニューを出すか」を決めて、ちゃんと登録しておくことです。
すでに設定済みの人も多いと思いますが、念のため手順を表でまとめておきます。
| 手順 | 場所 | やること |
|---|---|---|
| 1 | 外観 → メニュー | 新しいメニューを作成(例:スマホ用メニュー) |
| 2 | メニュー設定 | 固定ページやカテゴリーなど、表示したい項目を追加 |
| 3 | メニューの位置 | 「スマホ開閉メニュー」にチェックを入れて保存 |
ここで設定したメニューが、スマホやタブレットのハンバーガーメニューの中身になります。
PCでも同じハンバーガーメニューを使うなら、このメニューに「PCユーザーに見てほしいページ」をきちんと入れておくイメージです。
私も以前、スマホ開閉メニューにほとんど何も入れていない状態でPC表示だけ先にカスタマイズしてしまい、「ボタンはあるのに中身がスカスカ」という状態になりました。
まずはメニューの中身を整理する、というところから始めるのがおすすめです。
ステップ2:ヘッダーと追従ヘッダーのレイアウトを決める
次に、ハンバーガーメニューをヘッダーのどこに置くかを決めていきます。
これは見た目だけでなく、使いやすさにも直結する部分なので、軽くイメージしながら設定していきましょう。
- 外観 → カスタマイズ → ヘッダー → ロゴ・キャッチフレーズ
- 外観 → カスタマイズ → ヘッダー → グローバルメニュー
- 外観 → カスタマイズ → ヘッダー → 追従ヘッダー
このあたりの項目を触りながら、以下のような方針を決めておくと、あとから迷いにくくなります。
- PCではロゴを左、ハンバーガーメニューを右上に置くのか
- 追従ヘッダーにもハンバーガーメニューを出すのかどうか
- 横並びメニューとハンバーガーを併用するのか、ハンバーガーのみでいくのか
私がよくやるのは、「最初はハンバーガーメニューをメインにして、アクセスの多いページだけ横並びで出してみる」というやり方です。
実際に運用しながら、クリックされているメニューとそうでないメニューを見て、配置を少しずつ変えていくと、無理なく調整できます。
ステップ3:PC表示でもハンバーガーメニューを出すCSSを追加する
ここが、いわゆる「SWELLのハンバーガーメニューをPCでも表示させる」ための一番大事な部分です。
やっていることはシンプルで、「PC幅のときにもスマホ開閉メニューのボタンと中身を表示するようにCSSで指定する」だけです。
流れとしては次のようなイメージになります。
- 画面幅がPCサイズのときにも、スマホ開閉メニューのボタンを表示する
- 必要に応じて、PC用の横並びグローバルナビは非表示にする
- ハンバーガーの位置や余白を調整して、右上など好きな場所にきれいに配置する
CSSを書く場所は、主に次の2箇所のどちらかです。
- 外観 → カスタマイズ → 追加CSS
- 子テーマのstyle.css
まずは追加CSSに書いて表示を確認し、問題なさそうであれば子テーマに移す、という進め方が私は一番やりやすいと感じています。
このあと、レイアウト調整の考え方も含めて、もう少し具体的に見ていきます。
SWELL ハンバーガーメニュー pc のレイアウト調整テクニック

ここからは、PC表示でハンバーガーメニューを使うときのレイアウト調整について具体的に見ていきます。ハンバーガーの位置や、横並びメニューとの組み合わせを少し変えるだけで、サイトの雰囲気や使いやすさがかなり変わります。
PC右上にハンバーガーメニューを固定表示する(表あり)
私がよく採用するのは、「PCの右上にハンバーガーメニューを固定表示する」パターンです。
ユーザーにとっても分かりやすく、追従ヘッダーと組み合わせても違和感が少ないレイアウトです。
位置調整のときに意識して触ることが多いCSSプロパティをまとめると、次の通りです。
| プロパティ | 役割 |
|---|---|
| position | fixedなら画面に固定、absoluteならヘッダー内で相対的に配置 |
| top / right | 画面(またはヘッダー)のどの位置に置くかを決める座標 |
| z-index | 他の要素より前面に出したいときに使う重なり順 |
| padding / margin | ボタン周りの余白を整え、押しやすさや見た目を整える |
実際には、PC幅のときにハンバーガーボタンを表示させて、topとrightを少しずつ動かしながら「ロゴとのバランスがいい位置」を探していくイメージです。
z-indexは、ほかのパーツに隠れないように少し高めにしておくと安心です。
ブラウザの検証ツールを使って、その場で数値を変えながら確認すると、感覚がつかみやすくなります。
横並びメニューとハンバーガーを併用するパターン
SWELLでPC表示にハンバーガーメニューを導入するとき、いきなり「横並びメニューを全部やめる」のは不安、という人も多いと思います。
そんなときにおすすめなのが、「横並びメニューとハンバーガーを併用する」パターンです。
例えば、次のような構成が考えられます。
- 横並びメニューには、メインとなる3〜5ページだけを置く
- 細かいカテゴリーや下層ページはハンバーガーメニューの中にまとめる
- お問い合わせや申し込みボタンは、ヘッダー右上に常に出しておく
こうすると、PCユーザーにとっては「よく見るメニューはすぐ分かるし、その他はハンバーガーを開けば見つかる」という状態になります。
情報量が多いサイトや、コンバージョンが大事なサイトでは、この折衷案から試してみるのが安全です。
ハンバーガーメニューの中に全部のメニューを入れつつ、「本当に見てほしいページ」だけを横並びメニューに残しておくイメージで設計すると、回遊性も保ちやすくなります。
フルスクリーンメニュー風に見せる簡単なコツ
ハンバーガーメニューをクリックしたときに、画面いっぱいにメニューが広がるような「フルスクリーンメニュー風」の見せ方も人気です。
SWELLのスマホ開閉メニューをベースに、PCでもそれに近い印象を出すことができます。
フルスクリーンっぽく見せるときのコツを挙げると、次のような感じです。
- メニューの背景色を、サイトのキーカラーか、背景としっかり差が出る色にする
- メニューの幅を広めに取り、文字の周りにゆったりとした余白をつける
- フォントサイズと行間を少し大きめにして、1行ごとの読みやすさを意識する
こうしてあげると、「ただリンクが並んでいる場所」ではなく、「サイトの世界観を見せる1つのページ」のような雰囲気になります。
特に、写真やイラストを見せたいポートフォリオやブランドサイトでは、フルスクリーン風のハンバーガーメニューはかなり相性が良いと感じています。
デザインとUXを両立させるSWELLハンバーガーメニューpcの考え方

ここからは、SWELLでPC表示にもハンバーガーメニューを使うときに、デザインと使いやすさのバランスをどう取るかを考えていきます。見た目だけで決めてしまうと、ユーザーが迷いやすいサイトになってしまうので、少しだけUXも意識してみましょう。
PCハンバーガーメニューが向いているサイト・向いていないサイト(表あり)
まずは、「どんなサイトにPCハンバーガーメニューが向いているのか、または慎重に使った方がいいのか」を具体的に整理します。
| サイトのタイプ | ハンバーガーメニューpcとの相性 |
|---|---|
| 写真・イラスト中心のポートフォリオ | とても良い。ビジュアルを邪魔せず、世界観を出しやすい |
| ブランド重視のコーポレートサイト | 良い。メイン導線だけヘッダーに出しつつ、詳細はハンバーガーにまとめやすい |
| 役所・病院・公共系サイト | あまり向かない。ユーザーが迷わず情報にたどり着けることが最優先 |
| 情報量の多いメディア・ブログ | 工夫次第。重要カテゴリーだけヘッダーに出し、残りをハンバーガーに入れる形ならあり |
私がクライアントと相談するときも、まずは「このサイトに来る人は、どれくらいWebに慣れているか」「一番やってほしい行動は何か」を一緒に考えています。
そのうえで、「ハンバーガーメニューをどこまで前面に出すか」「重要なボタンはヘッダーに出したままにするか」を決めると、ブレが少なくなります。
メニュー設計とSEO・回遊性のバランスを意識する
PCにハンバーガーメニューを導入するときは、見た目の話だけでなく、回遊性やSEOの観点も軽く意識しておくと安心です。
メニューは、ユーザーにとって「サイト内でのナビゲーション」であり、どこをクリックしてもらうかをコントロールする場所でもあります。
- ハンバーガーメニューに入れるのは、「特に読んでほしいページ」に絞る
- カテゴリーページだけでなく、「目的別の入り口ページ(まとめページ)」も用意しておく
- お問い合わせや申し込みなどの重要な行き先は、ヘッダーにボタンとして常に出しておく
こうした工夫をしておくと、ハンバーガーメニューを導入しても、成果面でのマイナスが出にくくなります。
むしろ、「どのメニューをどこに置くか」を整理することで、サイト全体の構造が分かりやすくなることも多いです。
CSSを書く場所を決める:追加CSSと子テーマの比較(表あり)
最後に、ハンバーガーメニューのためのCSSを「どこに書くか」という話をしておきます。
ここを決めておくと、あとから修正したいときに慌てずに済みます。
| 書く場所 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 追加CSS | 管理画面からすぐ試せて、初心者でもハードルが低い | コードが増えると、どこに何を書いたか分かりにくくなりがち |
| 子テーマ(style.css) | 変更履歴を管理しやすく、バックアップも取りやすい | 子テーマの準備が必要で、最初の一歩は少し重く感じるかもしれない |
私のおすすめは、「まずは追加CSSでサッと試してみて、ある程度落ち着いてきたら子テーマ側に移す」という流れです。
コメントで「PCハンバーガーメニュー用」などとメモを残しておくと、後から自分で見返すときにも助かります。
よくある質問:SWELL ハンバーガーメニュー pc に関するQ&A

最後に、SWELLでPC表示にもハンバーガーメニューを使うときによく出る質問を、Q&A形式でまとめます。私自身や、クライアントから実際に聞かれることが多い内容です。
Q1:ハンバーガーメニューは出るのに、中身が表示されません
A1:多くの場合、「スマホ開閉メニューにメニューが割り当てられていない」ことが原因です。
次のポイントを順番に確認してみてください。
- 外観 → メニューで、「スマホ開閉メニュー」にチェックが入っているメニューがあるか
- そのメニューの中に、固定ページやカテゴリーがちゃんと登録されているか
- キャッシュ系プラグインを使っている場合は、一度キャッシュを削除してから再表示しているか
SWELLのハンバーガーメニューをPC表示にするCSSのせいだと思ってしまいがちですが、意外とメニューの設定ミスが多いです。
落ち着いてメニュー周りからチェックしてみてください。
Q2:SWELLのアップデートでPCハンバーガーメニューのCSSは壊れませんか
A2:テーマ本体の構造が大きく変わると、ハンバーガーメニュー周りの見た目に影響が出る可能性はゼロではありません。
ただ、次のような点を意識しておくと、トラブルはかなり減らせます。
- SWELLが用意しているクラス名をそのまま使い、独自のネーミングを増やしすぎない
- !importantを必要な箇所だけに絞り、多用しすぎない
- CSSにコメントを書いて、「何のためのコードか」を自分に分かる形で残しておく
万が一、アップデート後にPCのハンバーガーメニュー表示がおかしくなったら、該当のCSSを一時的にコメントアウトして、どこまで戻せば正常に表示されるかを確認すると原因を追いやすくなります。
Q3:PCとスマホでハンバーガーメニューの中身を変えることはできますか
A3:基本的には、スマホ開閉メニューは1つのメニューを共通で使う想定になっています。
ただし、PCとスマホで「特に見てほしいページ」が違う場合は、次のような工夫で調整できます。
- メニュー内の並び順で、「PCユーザー向け」「スマホユーザー向け」の優先度を調整する
- スマホのときだけ目立たせたい導線は、別の位置(ヘッダー下や記事下など)にもボタンを置く
- フッターメニューやサイドバーも組み合わせて、全体のバランスで考える
完全に別々のメニューとして分けようとするよりも、「ハンバーガーは共通、中身の並びや別エリアのリンクで調整する」というスタンスの方が、SWELLでは運用しやすい印象です。
まとめ:SWELLのハンバーガーメニューをPCでも気持ちよく使おう
ここまでのポイントを振り返ります
- SWELLでは、スマホ開閉メニューとPCのグローバルナビが別々に用意されている
- PCのハンバーガーメニューを使うときは、メニューの中身とヘッダーのレイアウトを先に決めるとスムーズ
- ハンバーガーメニューはおしゃれに見える一方で、回遊性や成果導線とのバランスがとても大事
- 右上固定表示やフルスクリーン風など、レイアウトを少し変えるだけで印象が大きく変わる
- CSSはまず追加CSSで試し、慣れてきたら子テーマに移して管理すると安心
今日からできる最初の一歩としては、「外観 → メニュー」でスマホ開閉メニューに割り当てるメニューの中身を整理してみてください。
そのうえで、自分のサイトの目的とユーザー層をイメージしながら、「どこまでPCでもハンバーガーメニューを前面に出すか」を考えてみると、方向性が決めやすくなります。
焦らずに一つずつ試していけば、SWELLのハンバーガーメニューをPCでも気持ちよく使いこなせるようになります。




