WordPressのテーマをSWELLに変えたものの、「プラグインは何を入れればいいの?」と手が止まっていませんか。
この記事では、SWELLプラグインを「入れておくと安心なもの」と「むしろ外した方がいいもの」に分けて整理していきます。
結論を先に一言でまとめると、「SWELLプラグインは、目的に合わせた少数精鋭だけ入れれば十分」です。
SWELLでプラグインを入れすぎない方がいい理由

まずは前提として、なぜSWELLではプラグインを絞った方がいいのか、ざっくり整理しておきます。この考え方がないまま増やしていくと、あとで必ず片付けが大変になります。
SWELLプラグインの基本方針と考え方
SWELLはもともと「テーマの機能を充実させて、プラグインの数を減らす」という思想で作られています。なので、ほかのテーマではプラグインに頼る部分も、SWELLだけで完結できることが多いです。
イメージしやすいように、ざっくり表にしてみます。
| 項目 | SWELL標準でできること | プラグインで補うことが多い例 | ひとことメモ |
|---|---|---|---|
| デザイン | 吹き出し、ボタン、ボックス、CTA、ランキングなど | デザイン系ブロックを追加するプラグイン | SWELLだけでかなり凝った装飾が可能 |
| 目次 | 見出しから自動で目次を生成 | 目次生成プラグイン | 通常はSWELLの目次機能で十分 |
| 高速化 | 画像の遅延読み込みやCSSの最適化など | 高速化プラグイン | サーバー設定と合わせれば足りるケースが多い |
| 広告 | アドセンス用ウィジェット、広告ラベルなど | 広告管理プラグイン | 本格的に最適化したくなったら追加を検討 |
このように、「ほかのテーマだと必須だったプラグイン」が、SWELLではいらなくなることがたくさんあります。なので、新しく入れる前に「これは本当にプラグインがないとできないのか?」と一度立ち止まるのがおすすめです。
SWELLプラグインを入れすぎるデメリット
SWELLに限りませんが、プラグインが増えれば増えるほど、次のようなリスクが高くなります。
- サイトの表示速度が遅くなる
- プラグイン同士やテーマと相性が悪く、表示崩れやエラーが出やすくなる
- アップデートのたびに「壊れないかな」とビクビクすることになる
- 管理画面のメニューが増えすぎて、何が何だか分からなくなる
特にSWELLは、デザインや高速化の部分をテーマ側でしっかりコントロールしているので、同じところをいじるプラグインとぶつかりやすいです。便利そうだからと勢いで増やすより、「最低限で様子を見る」くらいの感覚でいた方が、長期的には安心だなと感じています。
私がSWELLプラグイン選びでやらかした失敗
偉そうに語っていますが、私も最初はかなりやらかしました。具体的には、こんな感じです。
- 高速化プラグインを二つ入れてキャッシュがぶつかり、管理画面が真っ白になった
- 目次プラグインを入れたせいで、SWELL標準の目次と二重表示になり読みにくくなった
- ページビルダー系プラグインを入れ、レイアウトが崩れて元に戻すのに半日かかった
初心者のうちは、どのプラグインが悪さをしているのかを切り分けるのも一苦労です。だからこそ、これからSWELLプラグインを選ぶあなたには、同じ泥沼にハマってほしくありません。このあと紹介する「これだけあれば十分」というラインを一つの基準にしてもらえると、だいぶ楽になるはずです。
SWELLにまず入れておきたい必須プラグイン5選

ここからは、私が「とりあえずこの辺を押さえておけば安心」と感じているSWELLプラグインを紹介します。すべてを入れないといけないわけではなく、サイトの目的に合わせて取捨選択してもらえればOKです。
SEOとサイトマップまわりのSWELLプラグイン
まずは、検索エンジンにサイトの内容をしっかり伝えるためのプラグインです。ざっくり役割ごとに見るとイメージしやすくなります。
| 役割 | プラグインの種類 | ポイント |
|---|---|---|
| 基本的なSEO設定 | シンプルなSEOプラグイン | タイトルやメタディスクリプション、noindex設定ができれば十分 |
| サイトマップ送信 | XMLサイトマップ系プラグイン | 検索エンジン向けに記事一覧をまとめて伝える役割 |
| 構造化データ補助 | 必要に応じて追加 | 無理に難しい設定をする必要はない |
以前は多機能なSEOプラグインを入れるのが当たり前でしたが、テーマや他のプラグインと機能が重なってトラブルになることも少なくありません。私の結論としては、「軽くて分かりやすいSEOプラグインと、XMLサイトマップ系のプラグインが1つずつ」くらいが、SWELLとのバランスがちょうどいいと感じています。
日本語サイト向けのマルチバイト・文字化け対策
日本語サイトの場合は、日本語特有の文字コードやファイル名に関する不具合を減らしてくれるタイプのプラグインを1つ入れておくと安心です。
- 日本語ファイル名の扱いを調整してくれる
- 日本語を含むスラッグや文字数カウントの安定性を高めてくれる
正直、「入れて劇的に便利になる」というよりは、「変なトラブルを未然に防いでくれるお守り」のような立ち位置です。SWELLプラグインの中でも、こういった土台を支える系のものは、最初から入れておくと後で助かる場面が多いです。
バックアップ・セキュリティ系のSWELLプラグイン
WordPress全体で一番怖いのは、データが飛んだり、サイトが乗っ取られたりすることです。ここは最低限の対策をしておかないと、積み上げた記事が一瞬で消える可能性もあります。
| カテゴリ | プラグインの役割 | 選ぶときのポイント |
|---|---|---|
| バックアップ | データベースとファイルの保存・復元 | 復元手順が分かりやすく、自分のサーバーと相性が良いもの |
| セキュリティ | ログイン試行制限や不審なアクセスのブロックなど | 多機能すぎて難しいものより、設定画面がシンプルなもの |
| ファイアウォール | 怪しいアクセスを事前に遮断 | 他のセキュリティ機能と役割がかぶりすぎないもの |
私の感覚では、「バックアップ系1つ+セキュリティ系1つ」で十分です。あれもこれも入れると、今度はセキュリティ系プラグイン同士が干渉して不具合の原因になることもあるので、SWELLプラグインとしても欲張りすぎない方が安全です。
お問い合わせフォーム系プラグイン
ブログでも企業サイトでも、お問い合わせフォームはほぼ必須です。プラグインを大きく分けると、次の2タイプがあります。
- シンプルなお問い合わせフォームだけサクッと作れる軽量タイプ
- 予約フォームやアンケートなど複雑なフォームも組める高機能タイプ
SWELLで普通のブログやアフィリエイトサイトを運営するだけなら、軽めのフォームプラグインで十分なことがほとんどです。高機能なものは便利ですが、そのぶん読み込みも重くなりがちなので、「将来必要になったときに乗り換える」くらいの気持ちで問題ありません。
目的別で選ぶSWELLプラグイン構成パターン

ここからは、サイトの目的別に「このくらい入れておけば困らない」というプラグイン構成の例を紹介します。全部そのまま真似する必要はなく、ベースの型としてイメージしてもらえれば大丈夫です。
ブログ初心者向けの最小限SWELLプラグイン
まずは、初めてWordPress+SWELLでブログを始める人向けの、超シンプル構成からです。
| 目的 | プラグインの種類 | 個数の目安 |
|---|---|---|
| SEO・サイトマップ | シンプルなSEO+XMLサイトマップ | 合計1〜2 |
| 日本語対応 | マルチバイト系 | 1 |
| バックアップ | バックアッププラグイン | 1 |
| セキュリティ | 軽めのセキュリティプラグイン | 1 |
| お問い合わせ | フォームプラグイン | 1 |
合計で5〜6個程度です。私の経験上、ブログを始めたばかりの段階でSWELLプラグインを10個以上入れると、高確率でどこかでつまずきます。まずはこのくらいの数で慣れてから、「これがないと困る」と感じたものだけを1つずつ足していく方が、ストレスが少ないです。
アフィリエイト重視のSWELLプラグイン構成
アフィリエイトで成果を出したい場合は、商品リンク管理や計測を助けてくれるプラグインをいくつか足すと、作業効率がかなり変わります。
- Amazonや楽天などのアフィリエイトリンクをまとめて管理できるプラグイン
- ボタン付きの商品ボックスを簡単に挿入できるプラグイン
- クリック数やコンバージョンを計測しやすくするプラグイン
構成の目安はこんなイメージです。
| ベース | 追加で入れると便利なもの | 合計プラグイン数の目安 |
|---|---|---|
| 初心者向け最小セット | 商品リンク管理プラグイン1つ | 6〜7 |
| 初心者向け最小セット | 商品リンク+クリック計測系1つ | 7〜8 |
アフィリエイト用のSWELLプラグインは便利ですが、種類が増えすぎると管理が大変になります。「商品リンク管理はこのプラグインに一本化する」と決めて、途中で何度も乗り換えないようにした方が、後々ラクです。
企業サイト・店舗サイト向けSWELLプラグイン構成
企業サイトや店舗サイトの場合は、更新頻度よりも「表示の安定性」や「信頼感」が大事になります。そのうえで、以下のようなポイントを意識してSWELLプラグインを選ぶと失敗しにくいです。
- 不正アクセス対策やログ監視など、セキュリティをやや厚めにする
- お問い合わせフォームや予約フォームを少しリッチにする
- 写真が多い場合は、画像圧縮プラグインで軽さを保つ
| 目的 | プラグインの種類 | 備考 |
|---|---|---|
| ベース | SEO・サイトマップ・バックアップ・日本語対応 | ブログと同じ考え方でOK |
| セキュリティ強化 | セキュリティ+簡易ファイアウォール系 | 設定が不安なら専門家に相談も検討 |
| 画像圧縮 | 画像最適化プラグイン | 写真が多いサイトほど効果が大きい |
| フォーム | お問い合わせ+予約や見積もり用フォーム | 項目が多い場合は高機能タイプも候補 |
「企業サイトだから特別なことをしないと」と構えなくても大丈夫です。むしろ、少ないSWELLプラグインで安定して動く構成にした方が、長期間ほったらかしでもトラブルが起きにくくなります。
SWELL標準機能で代替できる「入れなくていいプラグイン」

目次・吹き出し・装飾系プラグイン
SWELLは、装飾やデザイン周りの機能がかなり豊富です。そのため、次のような機能はテーマだけで完結できることが多いです。
- 記事冒頭の自動目次表示
- 吹き出しや会話形式のデザイン
- ボックス・ボタン・注意書きなどの装飾
- ランキング風のリスト表示
それでも、以前使っていたテーマの名残で、装飾系プラグインをそのまま残している人は少なくありません。よくある見直しポイントを表にまとめると、こんな感じになります。
| 機能 | 不要になりやすいプラグイン例 | SWELLで代替できる理由 |
|---|---|---|
| 目次 | 各種目次生成プラグイン | SWELL標準の目次ブロックがある |
| 吹き出し | 吹き出し追加プラグイン | SWELLのふきだし機能がかなり高機能 |
| デザインボックス | デザインブロック系プラグイン | SWELLの装飾ブロックでほとんど代用可能 |
| ランキング | ランキング表示プラグイン | 簡易的なランキングならSWELLで作れる |
もちろん、「このプラグインの見た目がどうしても好き」という場合は残してもかまいません。ただ、なんとなく有効化しっぱなしになっているものが多いなら、この機会に見直すと編集画面も表示もだいぶ軽くなります。
高速化・キャッシュ系プラグイン
高速化プラグインは、SWELLプラグインの中でもトラブルが起きやすいジャンルです。
- ページキャッシュを作る
- CSSやJavaScriptを圧縮・結合する
- 画像の遅延読み込みを行う
こういった機能は、テーマやサーバー側でも一部実装されていて、やりすぎると逆に表示が崩れる原因になります。私の基本方針は次の通りです。
- まずはSWELLの高速化設定とサーバー側の設定をしっかり活かす
- それでも足りない部分だけ、プラグインで補う
- キャッシュ系プラグインは1つだけにして、設定は最低限にとどめる
もし今、キャッシュ系や高速化系のプラグインを2つ以上入れているなら、一度停止して速度や表示を確認してみる価値があります。それだけで、SWELLプラグインのトラブルが収まることも珍しくありません。
ページビルダー系・重めの総合プラグイン
SWELLはブロックエディタと相性が良いテーマです。その反面、独自のページビルダーでレイアウトを組むタイプのプラグインとは、どうしてもケンカしやすくなります。
- ドラッグ&ドロップでレイアウトを作るページビルダー
- 機能を山盛りに詰め込んだオールインワンプラグイン
こうしたプラグインは便利ですが、そのぶん読み込みが重く、SWELLのデザインやブロックと重なってレイアウト崩れやエラーにつながることがあります。もし「昔作った固定ページだけページビルダーを使っている」という状況なら、次のような進め方がおすすめです。
- アクセスの多いページから順に、SWELLのブロックで作り直す
- 作り直したページの古いショートコードやレイアウトを削除する
- ある程度切り替えが進んだら、テスト環境でページビルダープラグインを停止してみる
- 問題なければ本番で停止し、最終的には削除する
手間はかかりますが、長い目で見ると、テーマの機能に寄せたシンプルな構成にした方が、更新も楽ですし、サイトが壊れたときの復旧もしやすくなります。
他テーマから乗り換える人向けSWELLプラグイン選び

ここからは、Cocoonや他の有料テーマからSWELLに乗り換える人向けの話です。テーマ乗り換えのタイミングは、プラグインを整理する絶好のチャンスなので、少し丁寧に見ていきます。
乗り換えサポート系プラグインの役割
SWELLには、特定のテーマから乗り換えるときに、記事の装飾をなるべく維持してくれる「乗り換えサポート用」のプラグインが用意されています。
- 旧テーマのショートコードや装飾を、SWELL寄りの見た目に変換してくれる
- 乗り換え直後でも記事が真っ白にならないようにしてくれる
- 全記事を一気にリライトしなくても、とりあえず読める状態を保ってくれる
ただし、これらは便利な反面、「ずっと頼りっぱなし」はあまりおすすめできません。あくまで「引っ越し直後の仮住まい」くらいの感覚で使うのがちょうどいいです。
乗り換えサポートプラグインをいつ削除していいか
よくある疑問として、「乗り換えサポート系のプラグインは、いつまで入れておくべき?」というものがあります。私がやっているのは次のステップです。
- アクセスの多い記事から順に、SWELLの装飾ブロックで作り直す
- 作り直した記事から、旧テーマのショートコードをできるだけ消す
- ある程度記事が切り替わった段階で、テスト環境でサポートプラグインを停止して確認する
- 問題がなければ本番でも停止し、しばらく様子を見てから削除する
イメージとしては、「乗り換え直後に一時的に増えたSWELLプラグインを、少しずつダイエットしていく」感じです。焦らず、アクセスの多いページから順に手を入れていけばOKです。
乗り換え時に見直したいプラグイン一覧
テーマを変えるタイミングで、次のようなプラグインは一度棚卸ししておくとスッキリします。
| 種類 | 見直しポイント | 対応方針 |
|---|---|---|
| 装飾系 | ボックス・ボタン・ランキングなど | SWELL標準機能で代替できないか確認する |
| 目次系 | 自動目次プラグイン | SWELLの目次ブロックを試してから判断する |
| 高速化系 | キャッシュや最適化系が複数入っている | 1つに絞り、SWELLとサーバーの設定を優先する |
| SEO系 | 高機能なSEOプラグイン | SWELLや他プラグインと機能が重なっていないか確認する |
| ショートコード系 | 独自ショートコードを大量に使っている | 重要な部分だけSWELLのブロックに置き換える |
テーマを変えるときは「あれもこれも一気にやり直したい」という気持ちになりがちですが、全部を一度に片付けるのはかなり大変です。まずはSWELLプラグインの整理から始めて、土台をシンプルにしてから少しずつリライトしていくのが現実的です。
SWELLプラグイン導入前のチェックリストと運用のコツ

最後に、SWELLプラグインを新しく入れる前に確認したいポイントと、入れたあとにトラブルを減らす運用のコツをまとめます。ここをざっくり押さえておくだけでも、「なんとなく便利そうだから入れる」という失敗が減ります。
SWELLプラグイン導入前に確認したい5つのポイント
私が新しいプラグインを入れる前に、必ずチェックしているのは次の5つです。
- その機能は本当にプラグインでないと実現できないか
- すでに入っているプラグインと役割がかぶっていないか
- SWELL公式サイトやコミュニティで相性の注意点が出ていないか
- 更新が極端に少なかったり、インストール数がほとんどなかったりしないか
- デモ画面やスクリーンショットを見て、使っている自分をイメージできるか
すべて完璧に調べる必要はありませんが、このあたりをざっと確認するだけでも、「よく分からないけど便利そうだから入れてみる」という失敗がかなり減ります。
アップデートとバックアップの基本ルール
プラグインのアップデートは、機能追加やセキュリティ対策のために欠かせませんが、同時に不具合のきっかけにもなります。SWELLプラグインも含めて、私は次のようなルールで運用しています。
- 大きな変更がありそうなアップデートの前は、必ずサイト全体のバックアップを取る
- まとめて一気に更新せず、気になるものは1つずつ様子を見ながら更新する
- 更新後はトップページと代表的な記事を何ページか開いて、ざっと表示を確認する
特に、SEO系やキャッシュ系などサイト全体に影響するSWELLプラグインは、アップデート後に思わぬ影響が出ることがあります。面倒に感じるかもしれませんが、ここを丁寧にやっておくと、「気づいたらレイアウトが崩れていた」という事故をかなり防げます。
定期的なプラグイン断捨離のやり方
プラグインは、一度入れるとそのまま放置してしまいがちです。そこで、定期的に「SWELLプラグインの断捨離タイム」を作るのがおすすめです。
| タイミング | やること | 意識するポイント |
|---|---|---|
| 定期的な見直し | 有効化しているプラグイン一覧を眺める | 何のために入れたかすぐ思い出せないものは要注意 |
| 使っていない機能の整理 | ほとんど使っていないプラグインをピックアップ | 一度停止して、サイトに影響がないか確認する |
| 本格的な削除 | 停止しても問題なかったものを削除 | データが消えると困る系は事前にバックアップを取る |
「必要になったらまた入れればいい」と考えて、一度手放してみるのも大切です。SWELLプラグインをスリムに保つことで、テーマ本来の軽さや使いやすさがより活きてきます。
よくある質問

最後に、SWELLプラグインについてよく聞かれる質問と、その答えをまとめておきます。自分の状況に近いものがあれば、参考にしてみてください。
Q1. SWELLプラグインは何個までにした方がいいですか?
A1. 正解の数はありませんが、普通のブログなら5〜8個くらいを目安にするのがおすすめです。SWELLはテーマ側が多機能なので、「ほかの人が10個以上入れているから自分も同じくらい必要」と考える必要はありません。
どうしても増えてしまうときは、「似た役割のSWELLプラグインをまとめられないか?」という視点で見直してみてください。同じ機能を持つプラグインを2つ入れているケースは意外と多いです。
Q2. SEOプラグインは、SWELLで複数入れてもいいですか?
A2. 基本的には、SEOプラグインは1つに絞った方が無難です。タイトルやメタディスクリプション、構造化データなどの設定が、複数のプラグインやテーマと重なると、どれが優先されているのか分かりにくくなります。
私なら、「軽くてシンプルなSEOプラグインを1つと、XMLサイトマップ系を1つ」という構成にして、余計な競合をなくします。そのうえで、SWELL本体のSEO関連設定も確認して、役割がかぶらないように整えると安心です。
Q3. SWELLプラグインを全て無料のものだけで運用するのはアリですか?
A3. もちろんアリです。私もスタート時はSWELLプラグインをほぼ無料のもので揃えていましたし、今も多くは無料プランのまま使っています。
有料プラグインが必要になるのは、「アフィリエイトの計測やABテストを細かくやりたい」「予約システムをしっかり組み込みたい」といった、機能に強いこだわりが出てきたタイミングです。まずは無料のSWELLプラグインで試してみて、「ここだけ物足りない」と感じたところにだけ、お金をかけていけば十分だと思います。
まとめ:今日からできるSWELLプラグイン見直しの一歩
この記事のポイントを簡単に整理します。
- SWELLはテーマ側が多機能なので、プラグインは少数精鋭でOK
- まずはSEO・サイトマップ・日本語対応・バックアップ・セキュリティ・お問い合わせの6ジャンルをベースに考える
- ブログ初心者は5〜6個、アフィリエイトや企業サイトでも7〜8個前後を目安にすると管理しやすい
- 目次・吹き出し・装飾・高速化・ページビルダーなどは、SWELL標準機能やサーバー設定で代替できることが多い
- 他テーマから乗り換えるときは、乗り換えサポートプラグインを一時的に使いながら、少しずつSWELLブロックに移行していく
そして、今日からできる一歩目はとてもシンプルです。
- 今、有効化しているプラグインを一覧表示する
- 「これ何のために入れたんだっけ?」と思うものに印をつける
- 印をつけたプラグインがSWELLの標準機能で代替できないか調べてみる
この3ステップだけでも、SWELLプラグインの構成はだいぶスッキリするはずです。あなたのサイトにとって本当に必要なプラグインだけを残して、SWELL本来の軽さと使いやすさを気持ちよく味わっていきましょう。



