SWELLを入れてみたものの、SEO対策やどのプラグインを入れればいいのか分からず、なんとなく不安になっていませんか。
「SWELL本体+必要最低限のSEOプラグイン」で十分なので、むやみにプラグインを増やす必要はありません。
順番に見ていきましょう。
SWELLのSEO対策は「テーマ+プラグイン」の二刀流で考える

この章では、SWELLでSEOを考えるときに押さえておきたい「テーマ」と「プラグイン」の役割分担を、ざっくり整理していきます。
SWELLのSEO対策をざっくりマップにすると
SWELLは、内部SEOや表示速度、スマホ対応、構造化データなど、テーマ側でかなり広い範囲をカバーしてくれる有料テーマです。特にHTML構造の最適化や高速表示、構造化データの自動マークアップといった、検索エンジンから見た「土台の部分」がしっかり作り込まれています。一方で、タイトルタグやメタディスクリプション、noindex設定などの細かいSEO設定は、プラグイン側で行う前提の設計になっています。
イメージしやすいように、役割を表にまとめてみました。
| 役割 | 主な担当 | SWELLでの例 |
|---|---|---|
| テーマ(SWELL) | サイトの土台となる内部SEO・表示速度・デザイン | HTML構造、高速化機能、レスポンシブ対応、構造化データの自動出力など |
| SEOプラグイン | ページごとのタイトル・ディスクリプション・noindex・OGP | SEO SIMPLE PACKで各ページのメタ情報を管理 |
| その他プラグイン | 画像圧縮、サイトマップ、リンクチェックなどの補助的なSEO | 画像最適化プラグイン、XMLサイトマップ、Broken Link Checkerなど |
ざっくり言うと「テーマで土台を整えて、プラグインで細部を調整する」というイメージでSWELLのSEO対策を組み立てていくと、判断に迷いにくくなります。
SWELLのSEO対策で意識したい3つのポイント
SWELLでSEOを考えるとき、私がいつも意識しているのは次の3つです。
- サイトの表示速度と、スマホでの読みやすさを確保すること
- 検索結果に表示されるタイトルや説明文を、自分でコントロールすること
- 検索に出したいページと出したくないページを分けて、評価を集中させること
この3つがある程度できていれば、あとはコンテンツの質を上げることに集中しやすくなります。
SWELLに入れるべきSEOプラグイン構成

この章では、SWELLで使うSEO関連プラグインを「入れるもの」と「入れないもの」に分けて、全体の構成を決めていきます。
SWELL向けSEOプラグイン早見表
細かい説明の前に、SWELLでよく使われるプラグインを一覧で見ておきましょう。ここをベースにして、自分のブログの規模や目的に合わせて調整していくイメージです。
| 種類 | プラグイン名の例 | 役割 | SWELLでの位置づけ |
|---|---|---|---|
| SEOメタ情報 | SEO SIMPLE PACK | タイトル・ディスクリプション・noindex・OGP管理 | ほぼ必須。SWELLの開発者が作っているので相性が良い |
| XMLサイトマップ | XML Sitemap & Google News またはWordPress標準のXMLサイトマップ | クローラー向けサイトマップ生成 | 必要に応じて導入。WordPress本体の機能との二重管理にならないよう設定を確認する |
| 画像最適化 | EWWW Image Optimizer など | 画像圧縮で表示速度を改善 | SWELLの高速化タブと組み合わせて使う |
| リンクチェック | Broken Link Checker など | リンク切れの検出 | 常時オンではなく、必要なときだけONにして使う運用もあり |
| セキュリティ・バックアップ | 好みのもの | サイト全体の安全性確保 | SEOに直接は関係しないが、トラブル防止という意味で大切 |
「不安だからとりあえず全部入れておく」という考え方だと、サイトが重くなりやすく、トラブルの原因にもなります。それぞれの役割がかぶっていないかを意識しながら、できるだけシンプルな構成を目指すのがおすすめです。
SWELLのSEOプラグイン周りでやりがちなNG構成
逆に、SWELLユーザーさんから相談を受けていて「これはもったいないな」と感じるNGパターンもいくつかあります。
- All in One SEOやYoast SEOなどの大型SEOプラグインを、SEO SIMPLE PACKと併用している
- SWELL側に目次機能があるのに、別の目次プラグインも入れている
- 画像の遅延読み込み(Lazy Load)を、SWELLとプラグインの両方でオンにしている
- 古いXMLサイトマップ系プラグインが入ったまま、設定も見直さず放置されている
大型のSEOプラグインは機能が多い分、SWELLと役割が重複しやすく、設定の競合や表示崩れにつながることがあります。SWELLはテーマ側に高速化や目次、Lazy Loadなどの機能がひと通り用意されているので、「SWELLでできることはSWELLに任せる」というスタンスでプラグインを整理していくのが安全です。
SEO SIMPLE PACKで行うSWELL向けSEO設定

この章では、SWELL環境でSEO SIMPLE PACKを使うときに、どの設定から手をつければいいかを整理していきます。
SEO SIMPLE PACKの重要設定チェックリスト
SEO SIMPLE PACKはタブが多くて少しとっつきにくく見えますが、SWELLのSEO対策という観点で見ると、特に大事なのはごく一部です。まずは、よく使う項目だけ押さえておきましょう。
| 区分 | 設定項目 | 目的 | おすすめの考え方 |
|---|---|---|---|
| 一般設定 | サイトタイトル・キャッチフレーズ | サイト全体の顔になる情報 | どんなテーマのブログなのか、一言で伝わる言葉を入れる |
| 一般設定 | フロントページのタイトル・ディスクリプション | 検索結果のトップページ表示を最適化 | 軸になるキーワード+読者が得られるメリットを短くまとめる |
| 一般設定 | メディアページの無効化 | 不要な添付ファイルページをなくす | 画像単体のページはSEO的に弱いので、基本的には無効化でOK |
| タクソノミー | カテゴリーアーカイブのindex/noindex | カテゴリーページの扱いを決める | しっかり記事がそろっているカテゴリだけindex、それ以外はnoindexにする |
| タクソノミー | タグアーカイブのindex/noindex | タグページの扱いを決める | 記事数が少ないタグはnoindexにして、不要にインデックスされないようにする |
| その他アーカイブ | 著者アーカイブ・日付アーカイブ | 重複コンテンツの発生を防ぐ | 個人ブログなら、多くの場合noindexで問題ないことが多い |
| OGP | SNS用画像とタイトル | SNSシェア時の見え方を整える | アイキャッチ画像とテイストを合わせて、ブランド感を出す |
操作としては、管理画面の「SEO PACK」→「一般設定」から順番にタブを開き、上の表をチェックしながら決めていくイメージです。
SWELLとSEO SIMPLE PACKをセットで使うときのコツ
SWELLとSEO SIMPLE PACKを組み合わせて使うときは、次のポイントを意識しておくとトラブルを避けやすくなります。
- タイトルやディスクリプション、noindexなどのメタ情報は、SEO SIMPLE PACK側で一元管理する
- 高速化やLazy Load、目次、ふきだし、ブログパーツなどは、基本的にSWELLの機能を優先する
- 設定を変えてから検索結果に反映されるまでにはタイムラグがあることを理解しておく
- まずはテスト用の記事で表示を確認してから、本番の記事に同じ設定を反映する
私も最初は、どこを触るとどこに影響が出るのか分からず、ちょっとした変更でもドキドキしていました。テスト用の記事を1本つくって、SEO SIMPLE PACKの入力欄と実際の検索結果の出方を見比べてみると、だんだん感覚がつかめてきます。
SWELLのテーマ機能でできるSEO対策と不要プラグイン

この章では、SWELL本体に備わっているSEO関連機能と、そのおかげで不要になりやすいプラグインについて整理します。
SWELLの内部SEO・高速化・構造化データ
SWELLは、内部SEOや高速化、構造化データの自動出力といった「テーマ側の仕事」が強いテーマです。具体的には、次のようなポイントがあります。
- 見出しや記事構造が分かりやすくなるように、HTMLがきれいにマークアップされている
- 使っているブロックに合わせてCSSを読み込む工夫があり、不要な読み込みを減らしやすい
- JavaScriptや下部コンテンツの遅延読み込みなどで、体感速度を上げやすい
- FAQブロックやレビュー風レイアウトなど、構造化データと相性の良いブロックが用意されている
- JSON-LD形式の構造化データを、自動で出力してくれる部分がある
こういった「土台」の部分は、別のプラグインで無理に上書きしようとすると、かえって挙動が不安定になることがあります。
SWELLだからこそ不要・非推奨になりやすいプラグイン
SWELLを使っているからこそ、「これはなくても大丈夫」「むしろ入れない方が安心」というプラグインもあります。代表的なものを挙げておきます。
| プラグインの種類 | 具体例 | SWELLで不要・注意な理由 |
|---|---|---|
| 大型SEOプラグイン | All in One SEO、Yoast SEO など | SEO SIMPLE PACKと役割が重複し、設定の競合や表示崩れの原因になることがある |
| 目次プラグイン | Table of Contents系 | SWELLに標準で目次機能があるため、二重表示になりやすい |
| Lazy Load系 | 画像遅延読み込みプラグイン | SWELLの高速化設定と重なると、画像が表示されないなどの不具合につながることがある |
| ふきだし系 | 吹き出しデザインプラグイン | SWELL標準の会話・ふきだしブロックで十分対応できる |
| 古いXMLサイトマップ系 | 更新の止まったXMLサイトマッププラグインなど | WordPressの標準機能や、メンテナンスされているプラグインで代替可能であり、放置されたプラグインはリスクになる |
私の感覚としては、プラグインは「必要なものだけを厳選した方が、管理が楽でトラブルも少ない」です。迷ったときは、まず一度OFFにしてみて、サイトの表示や管理画面に問題が出ないかを確認してから判断すると安心です。
SWELLブログでSEO効果を高める運用のコツ

ここまでで、SWELLとプラグインの役割分担や設定の方向性は見えてきたと思います。この章では、日々の運用でできるSEOの工夫を、タスクとして整理していきます。
SWELLブログで意識したいSEO運用タスク表
「設定して終わり」ではなく、定期的に見直しておきたいポイントを表にしました。全部を一気にやるのではなく、できそうなものから1つずつ試してみてください。
| タイミング | タスク内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 記事作成時 | タイトル・ディスクリプションをSEO SIMPLE PACKで入力 | 狙いたいキーワード+読者が得られるメリットを、短く分かりやすく書く |
| 記事作成時 | 見出し構成をH2/H3で整理 | 1見出し1テーマを意識し、スマホでも読みやすい長さの段落に分ける |
| 記事公開後 | サーチコンソールで検索クエリを確認 | 想定外に検索されているキーワードがあれば、見出しや本文に自然な形で取り入れる |
| 定期 | 低品質記事の見直し&noindex判断 | 明らかに読まれていない記事は、リライトするか、思い切ってnoindexを検討する |
| 定期 | 画像サイズと表示速度の確認 | 画像を圧縮しつつ、SWELLの高速化タブの設定も合わせて見直す |
私自身、「最初から完璧なSEO運用をしよう」と力みすぎて、逆に記事が書けなくなってしまったことがあります。今は「新しい記事を書くたびに、何か1つだけ改善ポイントを足す」というゆるいルールで続けていますが、それでも少しずつ全体の質が上がっていくのを感じています。
swell seo対策のよくある質問

最後に、SWELLのSEO対策やプラグイン選びについて、よくいただく質問をQ&A形式でまとめました。
Q1. SWELLにSEOプラグインは本当に必要ですか?
A. 基本的には必要です。
SWELL自体に内部SEOや高速化機能はしっかり備わっていますが、タイトルやディスクリプション、noindexなどの細かなSEO設定は、テーマだけでは完結しません。その部分を補うために、軽量なSEOプラグインを1つ入れておくのが現実的です。SWELLの場合は、同じ制作者が作っているSEO SIMPLE PACKを使うと、機能の重複や不具合が起きにくく、管理もしやすいと感じています。
Q2. SWELLのSEOプラグインとしてAll in One SEOを使ってもいいですか?
A. 使えなくはありませんが、おすすめはしません。
All in One SEOのような大型プラグインは機能が豊富な一方で、SWELLと役割が重なる部分も多く、設定が複雑になりがちです。すでに使っている場合は、テスト環境や別サイトでSWELL+SEO SIMPLE PACKの構成を試してみて、問題なく運用できそうか確認してから切り替えると安全です。
Q3. SWELLのSEO対策のために、まず何から手をつければいいですか?
A. 私のおすすめの順番は、次の3ステップです。
- SEO SIMPLE PACKを導入して、一般設定とOGP設定をまず整える
- SWELLの高速化タブを1つずつ確認し、自分のサイトに合う設定を探る
- 新しい記事を書くときに、タイトルとディスクリプションを毎回きちんと入力する
この3つができていれば、SWELLのSEO対策としての土台はかなり整っているはずです。
swell seo対策のまとめ
この記事のポイントをあらためて整理します
- SWELLのSEO対策は「テーマで土台を作り、SEOプラグインで細部を調整する」という考え方で進めると迷いにくい
- SWELLで使うSEOプラグインは、SEO SIMPLE PACKを軸に、役割が重ならない補助プラグインだけを追加するのがおすすめ
- SWELLは内部SEO・高速化・構造化データが強力なので、同じ機能を持つプラグインはむしろ減らした方が安定する
- 日々の運用として、タイトルとディスクリプションの入力、低品質記事の見直し、表示速度チェックをコツコツ続けることが、SWELLでSEO効果を高める近道になる
今日からできる最初の一歩としては、「SEO SIMPLE PACKをインストールして、トップページと最近書いた記事を1本だけピックアップし、タイトルとディスクリプションを整える」ことから始めてみてください。




