この記事では、WordPressのブログカードの基本から、ブログカードのカスタマイズ例、SEOを意識した使い方まで、たっぷりと解説いたします。
WordPressブログカードとは?まずは基本を押さえよう

ここでは、そもそもブログカードとは何か、テキストリンクと何が違うのかを整理します。仕組みとメリットを理解しておくと、このあと触れるWordPressブログカードのカスタマイズもイメージしやすくなります。
ブログカードとテキストリンクの違いをサクッと比較
まずはテキストリンクとの違いをざっくり眺めて、ブログカードの特徴をつかんでおきましょう。
| 項目 | テキストリンク | ブログカード |
|---|---|---|
| 見た目 | 文字だけで地味 | 画像・タイトル・説明付きで目立つ |
| 情報量 | どんなページか分かりにくい | 内容が一目でイメージしやすい |
| クリック率 | 低くなりがち | 上がりやすい傾向がある |
| 設置の手間 | URLを貼るだけ | テーマ機能やプラグインの設定が必要な場合もある |
テキストリンクはシンプルですが、パッと見でどんなページかイメージしづらいですよね。一方、WordPressのブログカードはアイキャッチ画像やタイトル、抜粋がセットになっているので、読者が直感的に「これはこういう内容の記事だな」と判断しやすくなります。
ブログカードを使うメリット・デメリット
ブログカードを使うときのメリットは、ざっくり次のようなものがあります。
- 関連記事が視覚的に目立つので、クリックされやすくなる
- どんな記事か一目で分かり、読者のストレスが減る
- 内部リンクが増えて、サイト内の回遊率アップが期待できる
- デザインをそろえることで、ブログ全体の統一感が出る
その一方で、デメリットもゼロではありません。
- プラグインを増やしすぎると表示速度が落ちることがある
- 凝ったカスタマイズをしすぎると、崩れたときの修正が大変
- テーマを変更したとき、ブログカードの見た目や仕様が変わる可能性がある
このあたりのバランスを意識しつつ、次のパートで具体的な作り方を見ていきましょう。
WordPressブログカードの作り方3パターン

ここでは、WordPressのブログカードを作る代表的な3つの方法を整理します。自分のスキルや目的に合わせて、「どの作り方が合いそうか」をイメージしながら読んでみてください。
3つの作り方の全体像
WordPressでブログカードを作る方法は、おおまかに次の3パターンに分けられます。
| 方法 | 難易度 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| テーマ機能を使う | かんたん | テーマが用意したブログカードを使う | とにかく手軽に始めたい人 |
| プラグインを使う | ふつう | デザインや機能の選択肢が増える | コードを書きたくない人 |
| プラグインなしで自作 | やや難しい | 自分好みのブログカードを作り込める | カスタマイズが好きな人、表示速度を重視する人 |
ざっくり言うと、「とりあえず動けばOK」ならテーマ機能、「見た目もこだわりたいけどコードは最小限で」というならプラグイン、「速度もデザインも自分でコントロールしたい」なら自作、というイメージです。
テーマ機能で作るブログカード
最近のテーマは、ブログカード機能を標準で持っているものが多いです。内部リンク用なら、記事のURLを本文にそのまま貼るだけで、自動的にブログカード化されるテーマもあります。
テーマ機能を使うメリットは次の通りです。
- 設定項目が少なく、初心者でも迷いにくい
- デザインが最初からテーマ全体と調和している
- ブログカードのために余計なプラグインを増やさずに済む
一方で、テーマに強く依存する点は注意が必要です。将来テーマを変えたとき、ブログカードの見た目や仕様がガラッと変わる可能性があります。「しばらくテーマを変える予定はないか」「変えるとしたらどのタイミングか」も頭の片隅に置いておきましょう。
プラグインで作るブログカード
次に多いのが、ブログカード専用またはブログカード機能を含むプラグインを使うパターンです。
- 複数のデザインから選べる
- ショートコードやブロックで簡単に挿入できる
- 外部サイトへのリンクもブログカード化しやすい
プラグインを入れるだけで一気に見た目が変わるので、「サクッとデザイン性を上げたい」というときには便利です。ただし、機能盛りだくさんのプラグインをいくつも入れていくと、どうしても表示速度は遅くなりがちです。ブログカード以外の機能が多すぎるプラグインを選ぶときは、本当に必要な機能か一度立ち止まって考えてみてください。
プラグインなしで自作するブログカード
「プラグインは最小限にしたい」「どうしても自分好みのデザインにしたい」という場合は、プラグインを使わずにブログカードを自作する方法もあります。
- ショートコードや専用ブロックに、自作のブログカードテンプレートを仕込む
- OGP情報(タイトルやアイキャッチ画像、抜粋など)を取得して表示する
- CSSでレイアウトや色、余白などを細かく調整する
多少のPHPやCSSの知識は必要ですが、ネット上にあるサンプルコードをベースに、色や枠線だけ変えるやり方なら、そこまでハードルは高くありません。私も最初はコピペからスタートして、少しずつ自分のサイト用に手を入れていきました。
WordPressブログカードをカスタマイズする前の準備

ここからはブログカードのカスタマイズに入っていきますが、その前に最低限やっておきたい準備と考え方を共有しておきます。これを踏まえておくと、後から大きな手戻りを防ぎやすくなります。
カスタマイズ前に決めておきたいこと
いきなりCSSを書き始める前に、次のポイントを軽く整理しておくと失敗しにくくなります。
| 項目 | 考えるポイント |
|---|---|
| 目的 | クリック率アップか、デザイン統一か、サイトの世界観づくりか |
| 優先度 | 表示速度を優先するのか、それとも見た目を優先するのか |
| 対象 | 内部リンク用だけか、外部リンクも含めるか、両方か |
| デバイス | PCとスマホで表示を変えるかどうか |
なんとなく「おしゃれにしたい」だけで進めてしまうと、途中で「結局どんな見た目にしたいんだっけ?」と迷子になりがちです。最初にゴールをざっくり言語化しておくと、カスタマイズの方向性がぶれません。
必ず押さえたい技術的な注意点
WordPressのブログカードをカスタマイズするとき、技術的にこれだけは守った方がいいというルールがあります。
- 親テーマのファイルを直接いじらず、子テーマにコードを書く
- 変更前のファイルやCSSは、必ずバックアップを取っておく
- 一気に書き換えず、少しずつ変えては確認する
- ブラウザの検証ツールで、どのclassやidが効いているかを確認する
これを守るだけで、「画面が真っ白になった」「どこが原因か全く分からない」といった大事故はかなり防げます。特に子テーマを使わずに親テーマを触ると、テーマアップデートのタイミングでカスタマイズがすべて消えることもあるので、本当に注意してください。
WordPressブログカードカスタマイズの具体例7パターン

ここからは、実際にどんなカスタマイズができるのか、イメージしやすいようにパターン別に紹介します。全部やる必要はないので、「これなら自分のブログにも合いそう」と感じたものから試してみてください。
デザインカスタマイズのパターン一覧
まずは全体のパターンを一覧で眺めて、どこから手をつけるかイメージしてみましょう。
| パターン | 内容 | 効果イメージ |
|---|---|---|
| 1 | 角丸・枠線を変更する | やわらかく、カードらしさが出る |
| 2 | 影(シャドウ)をつける | 浮き上がって見えて、クリックしたくなる |
| 3 | ホバー時に色や影を変える | マウスオンで「押せる」感じが出る |
| 4 | 画像の比率をそろえる | 一覧で並んだときにきれいに見える |
| 5 | タイトルのフォントサイズを調整 | 文字が読みやすくなる |
| 6 | 抜粋文の文字数を調整 | 情報量をコントロールしやすくなる |
| 7 | ラベル・バッジをつける | 「おすすめ」「人気」などを強調できる |
全部やろうとすると大変なので、「角丸と影だけ」「画像サイズだけ」といったように、1〜2個ずつ試していくのが現実的です。
角丸・枠線・影で「カードらしさ」を出す
一番かんたんで効果が大きいのが、角丸と枠線、影の調整です。
- 角を少し丸くする
- 薄いグレーの枠線をつける
- ごく薄い影をつける
これだけでも、単なる四角いボックスが、それらしいカードの見た目になります。やりすぎるとチカチカしてしまうので、最初は控えめな値から試して、少しずつ調整していくのがおすすめです。
画像とテキストのバランスを整える
ブログカードの印象を大きく左右するのが、画像とテキストのバランスです。
- 画像が大きすぎると、肝心のタイトルが読み取りづらくなる
- 画像が小さすぎると、ブログカードの魅力が半減する
私の感覚だと、スマホでは「画像:テキスト=3:7」くらいのバランスがちょうどよく感じます。PCでは横並びにして、画像を左、テキストを右にすると、ニュースサイトのような読みやすいレイアウトになります。
ホバーアクションで「押せる感」を出す
マウスを乗せたときに、ほんの少しだけ影を濃くしたり、カード全体をわずかに持ち上げるような動きをつけると、「ここはクリックできる場所ですよ」というサインになります。
- 影を少し濃くする
- カード全体を1〜2pxだけ上に動かす
- 背景色をほんの少しだけ明るくする
こういったホバーアクションは、コード自体はそれほど複雑ではありませんが、体感としての「押したくなる感」を高めてくれます。派手なアニメーションにする必要はなく、さりげない変化で十分です。
SEO視点で見るWordPressブログカード活用術

ここからは、WordPressのブログカードをSEOの観点からどう活かすかを考えていきます。ブログカード自体が「順位を直接上げるスイッチ」ではありませんが、間接的な効果は小さくありません。
SEOとブログカードの関係を整理する
ブログカードが関わる主な指標を、ざっくり表にまとめると次のようになります。
| 指標 | ブログカードとの関係 |
|---|---|
| クリック率 | 見た目が良くなるほどクリックされやすくなる |
| 回遊率 | 関連ページに誘導しやすくなり、サイト内を回ってもらいやすい |
| 直帰率 | 次の記事に進んでもらえると、結果的に下がりやすい |
| 滞在時間 | 複数記事を読んでもらえると、その分長くなる |
検索エンジンのアルゴリズムは公開されていませんが、ユーザーの行動が良くなるほど、サイト全体の評価にはプラスに働きやすいと考えられます。ブログカードは、その入り口を増やすための便利なパーツというイメージです。
どこにブログカードを置くと効果的か
なんとなく記事の最後にブログカードを並べるだけだと、思ったほどクリックされません。私の経験上、次のような置き方が効果的でした。
- 記事冒頭:この記事の中で触れる重要な関連記事を1〜3つだけカードで見せる
- 本文途中:読者の疑問が膨らむタイミングで「詳しくはこちら」と関連カードを差し込む
- 記事末尾:次に読むべき1〜3記事だけを厳選してブログカードで紹介する
あれもこれもとカードを並べすぎると、かえってどれも読まれなくなります。「このタイミングで、この1枚だけ押してもらえればOK」という気持ちで、欲張りすぎない数に絞るのがポイントです。
アンカーテキストとブログカードのバランス
SEO的に見ると、テキストリンクのアンカーテキスト(リンクになっている文字)もかなり重要です。ブログカードだけにしてしまうと、リンクのテキスト情報が薄くなりがちなので、次のような工夫がおすすめです。
- ブログカードの直前に、簡単な説明文+テキストリンクを置く
- アンカーテキストには、リンク先の記事で狙っているキーワードを含める
- そのうえでブログカードでビジュアル面を補強する
見た目をブログカードで整えつつ、テキストリンクで検索エンジンにもしっかり情報を伝えるイメージです。ユーザーにも検索エンジンにもやさしい内部リンク構造になります。
トラブル時のチェックリストと注意点

ここでは、WordPressのブログカードがうまく表示されないときに確認したいポイントをまとめます。トラブルが起きたとき用のメモとして、ブックマークしておくと安心です。
よくある不具合と原因
代表的なトラブルと、その原因の候補を一覧にしました。
| 症状 | よくある原因 |
|---|---|
| ブログカードが表示されない | URLの書き方が間違っている、テーマ機能がオフになっている |
| デザインが崩れる | CSSの競合、カスタマイズのミス |
| 画像が表示されない | アイキャッチが設定されていない、キャッシュが残っている |
| スマホだけ崩れる | メディアクエリの指定ミス、横幅の指定が固定値になっている |
まずはこの表を見ながら、「どの症状に近いか」を切り分けていくと、原因にたどり着きやすくなります。
キャッシュとプラグインの影響を疑う
ブログカードをカスタマイズしても、すぐに反映されないことがあります。その多くはキャッシュやプラグインの影響です。
- キャッシュ系プラグインのキャッシュを削除する
- ブラウザのキャッシュを削除して、シークレットウィンドウで確認する
- 一度、ブログカード周りのプラグインをオフにして挙動を確認する
このあたりを順番に試していくと、「プラグイン同士の相性が悪かった」「古いCSSが効き続けていた」といった問題を切り分けやすくなります。
カスタマイズは「小さく試す」が鉄則
大きく書き換えるほど、問題が起きたときに戻すのが大変です。WordPressのブログカードをカスタマイズするときは、次のような進め方がおすすめです。
- まずはテスト用の固定ページを作り、そこで1枚だけブログカードを表示する
- CSSも最小限の変更から始めて、こまめに表示確認をする
- 問題なく動くことを確認してから、ほかの記事にも適用する
この流れを守ると、本番記事が崩れるリスクをかなり減らせます。焦らず、少しずつ育てていくイメージで取り組んでみてください。
よくある質問(FAQ)

ここでは、読者からよく聞かれそうな質問をQ&A形式でまとめます。これからWordPressのブログカードを導入する人も、すでに使っている人も、一度目を通しておくと安心です。
Q1. WordPressのブログカードはSEO的に必須ですか?
必須というほどではありませんが、うまく使うとかなり心強いパーツです。ブログカードそのものが直接順位を押し上げるわけではありませんが、クリック率や回遊率、滞在時間など、結果としてSEOに関わる数字を底上げしてくれます。
テキストリンクだけのときと比べて、ブログカードで関連記事を見せた方が、読者が次の記事に進みやすいのは、実際に運営していると体感しやすいポイントです。
Q2. プラグインなしのWordPressブログカードカスタマイズは難しいですか?
多少のPHPとCSSに触る必要はありますが、「一から全部自分で書かなきゃいけない」というほど難しくはありません。すでに公開されているサンプルコードをコピペして、色や枠線、余白などを少しずつ変えていくだけでも、十分オリジナル感のあるブログカードになります。
いきなり大きく変えようとせず、「角丸を変える」「影をつける」といった小さいカスタマイズから始めると、WordPressのブログカードカスタマイズのコツがつかみやすいです。
Q3. ブログカードを増やしすぎると逆効果になりますか?
なります。どの記事にも大量のブログカードを貼りまくると、読者は「結局どれをクリックすればいいの?」という状態になってしまいます。内部リンクは、多ければ多いほど良いわけではありません。
各記事ごとに「本当に読んでほしい関連記事」を厳選して、ブログカードを2〜3枚に絞る方が、結果的にクリック率もSEO的な評価も良くなりやすいです。
まとめ:WordPressブログカードを今日から改善しよう
この記事のポイントをまとめます
- WordPressのブログカードは、テキストリンクより中身が伝わりやすく、クリック率と回遊率アップに役立つ
- 作り方は「テーマ機能」「プラグイン」「プラグインなし自作」の3パターンがあり、目的とスキルに合わせて選べる
- ブログカードのカスタマイズは、角丸・枠線・影・ホバー・画像サイズ・文字量など、少しの調整でも印象が大きく変わる
- SEO的には、ブログカードの見た目だけでなく、置き場所やテキストリンクとの組み合わせを意識することが重要
- トラブルが起きたときは、「症状の切り分け→キャッシュ→プラグイン→CSS」の順にチェックすると原因を見つけやすい
今日から取るべき最初の一歩としては、まず「1つの記事だけ」を選んで、そこに表示されているブログカードを見直してみてください。
- カードのデザインは読みやすいか
- 配置は読者の読み進め方に合っているか
- 本当にクリックしてほしい記事だけを厳選できているか
この3つを確認し、必要なら角丸や影、配置を少し変えるだけでも、WordPressのブログカードの効果は一段アップします。小さなカスタマイズを積み重ねながら、自分のブログにぴったりなブログカードを育てていきましょう。



