WordPressで記事が増えてきて、「あの記事どこだっけ?」と自分でも探せなくなっていませんか。
この記事では、WordPressの検索フォームの整え方から検索機能向けプラグインの選び方、さらに全文検索までを丁寧に解説します。
WordPressの検索フォームを整えるとサイトはどう変わるか

ここでは、検索フォームをきちんと設計すると、ユーザー体験や数字がどう変わるのかをイメージしやすくしておきます。
検索フォームを整えると起きる3つの変化
検索フォームを「とりあえずサイドバーに置いただけ」の状態と、意図を持って設計した状態では、読者の動きがまったく変わります。
主な変化は次の3つです。
- 読者が「いま知りたい情報」にたどり着きやすくなる
- 関連記事をいくつも読んでくれるようになり、回遊が増える
- 結果としてサイト滞在時間やPV、コンバージョンにつながりやすくなる
イメージしやすいように、ざっくり比較表にしてみます。
| 状態 | 読者の行動 | 運営者側で起きがちなこと |
|---|---|---|
| 検索フォームがほとんどない | 目次やカテゴリをうろうろして離脱 | 「アクセス伸びないな…」と感じる |
| とりあえずサイドバーに配置 | なんとなく検索するが、結果が微妙で戻る | 「検索はあまり使われてない」と思い込む |
| 意図的に設計された検索フォーム | 欲しい情報にすぐ届き、別記事も続けて読む | 滞在時間と回遊が増え、CVにもつながる |
私も昔、技術系ブログでヘッダーに目立つ検索フォームを置き、検索結果ページを整えたところ、直帰率が少しずつ下がっていくのを数字で実感しました。
読者が迷子になる典型パターン
検索フォームを整える前に、「いま読者がどこで迷子になっているか」をイメージしておくと、そのあと何を直すべきかが分かりやすくなります。
- 記事数が多く、カテゴリ名も抽象的で、読者がどこを見ればいいか分からない
- スマホだとメニューが折りたたまれていて、検索フォームの存在に気づかれない
- 検索結果ページがただの一覧で、どの記事が当たりか分からない
- 検索しても「関係なさそうな記事」ばかり出てきて、再検索せずに離脱される
このどれか一つでも思い当たるなら、検索フォームと検索機能の見直しで、かなり改善の余地があります。
「検索体験」から逆算して設計する
WordPressの検索フォームを作るときに大事なのは、「読者にどんな検索体験をしてほしいか」を先に決めておくことです。ここが決まると、フォームの場所やデザイン、プラグイン選びが一気に楽になります。
- 雑記ブログや日記系:シンプルなキーワード検索だけで十分
- ノウハウ系メディア:キーワード+カテゴリやタグでざっくり絞れると便利
- 不動産、求人、レシピなど条件検索系:エリアや価格、条件を細かく絞れるフォームがほぼ必須
- 技術ドキュメントやマニュアル:全文検索レベルで、細かい単語でもしっかりヒットしてほしい
この「どんな検索体験にしたいか」を決めてから、デザインやプラグインを選ぶと、遠回りせずに済みます。
WordPress標準の検索機能を理解しよう

ここでは、WordPressに最初から入っている検索機能が何をしていて、どこに限界があるかを整理します。
標準検索が探している場所
WordPressの標準検索は、実はそれほど多くの情報を見ているわけではありません。
ざっくり言うと、次のような場所だけを検索対象にしています。
- 投稿のタイトル
- 本文(コンテンツ)
- 抜粋(設定していれば)
逆に、標準のままだと次のような情報は検索対象外です。
- カテゴリ名、タグ名
- カスタム投稿タイプ(物件やレシピなど独自の投稿)
- カスタムフィールド(価格やエリアなどの細かい条件)
- 固定ページだけを狙った検索
分かりやすく一覧にすると次のようなイメージです。
| 項目 | 標準検索の対象 | 補足 |
|---|---|---|
| 投稿タイトル | 対象 | いちばんヒットしやすい部分 |
| 投稿本文 | 対象 | 長文だとノイズも増えがち |
| 抜粋 | 対象 | 手動で入れていると精度アップ |
| カテゴリ・タグ | 基本は対象外 | プラグインやコードで対応 |
| カスタム投稿 | 基本は対象外 | テーマ設定やコードで追加 |
| カスタムフィールド | 対象外 | 「条件検索」には必須の部分 |
「思った記事が出てこない…」というとき、多くはこの仕様が原因です。
WordPressの検索フォームとsearch.phpの関係
WordPressには、検索フォームと検索結果ページを扱うための仕組みが最初から用意されています。
主なポイントは次の2つです。
- 検索フォーム本体:searchform.php(なければ自動生成される)
- 検索結果ページ:search.php(なければindex.phpが代わりを担当)
テーマのテンプレートファイルのどこかで、get_search_form() という関数を呼び出すと、searchform.phpの中身が表示されます。ウィジェットやブロックで「検索」を追加している場合も、基本は同じ仕組みです。
一方、search.phpが存在しないテーマだと、検索結果ページが「ふつうの投稿一覧」とほぼ同じ見た目になり、検索している実感があまりありません。
WordPressの検索機能をカスタマイズするときの基本発想
標準の検索仕様を踏まえると、やれることは大きく3つに分かれます。
- 検索フォームの位置とデザインを整える
- search.phpを用意して、検索結果を見やすくする
- プラグインやコードで「どこを検索するか」を拡張する
最初の2つはテーマ編集とCSSの範囲で済みます。3つめの拡張部分だけ、検索機能向けのプラグインの出番になります。
WordPressの検索フォームの作り方とカスタマイズ

ここでは、具体的にWordPressの検索フォームをどこにどう設置して、どう見せると使われやすいかを解説します。
検索フォームの設置パターンを決める
まずは、サイトのどこに検索フォームを置くかを決めます。
よくあるパターンを整理すると次のようになります。
| 設置場所 | 特徴 | 向いているサイト |
|---|---|---|
| ヘッダー右上 | どのページからもすぐ検索できる | 情報量が多いメディア系サイト |
| グローバルメニュー内 | PCでは目立ちやすいが、スマホでは埋もれがち | PC閲覧が多いBtoBサイト |
| サイドバー上部 | ブログらしいレイアウトで分かりやすい | 一般的なブログ全般 |
| 記事下(関連記事の近く) | 記事を読み終えた人の「次の一手」になりやすい | 回遊を増やしたいブログ |
| トップページ中央付近 | トップからすぐ検索してもらえる | 求人サイト、不動産サイトなど探す前提のサイト |
私のおすすめは、「ヘッダーかサイドバーの目立つ位置+記事下に小さめのフォーム」の二刀流です。読者の動線が増えるので、検索が使われる確率がぐっと上がります。
searchform.phpを用意してオリジナルフォームにする
検索フォームのHTMLを自分好みに変えたいときは、テーマフォルダにsearchform.phpを用意するのが王道です。
このファイルの中身でできることは次のとおりです。
- プレースホルダー(薄いグレーの説明文)を分かりやすくする
- ボタンのラベルを「検索」から「記事を探す」などに変える
- inputタグにクラス名をつけて、CSSで自由にデザインする
たとえば「キーワードで記事を検索」と書いておくだけでも、読者のクリック率は変わります。
CSSでWordPressの検索フォームの見た目を整える
検索フォームを設置しただけでは、どうしても「味気ないボックス」になりがちです。
CSSでよく調整するポイントは次のようなところです。
- 横幅:スマホでは横幅いっぱいに広げる
- 角丸:少し丸くすると柔らかい印象になる
- アイコン:検索ボタンを虫眼鏡アイコンにする
- 余白:周りに余白をとり、フォームだけ浮いて見えないようにする
スマホで見たときに、「ここを押せば検索できそう」と一瞬で伝わる見た目にするのがコツです。
検索結果ページでやっておきたい3つの工夫
検索フォームだけでなく、その先の検索結果ページもかなり重要です。
最低限やっておきたいポイントは次の3つです。
- 「◯◯の検索結果:◯件」と件数を表示する
- 検索ワードをフォームに残しておき、すぐ再検索できるようにする
- 本文の一部を抜粋として見せて、「これっぽい」と判断しやすくする
これだけでも、検索結果ページでのストレスはかなり減ります。
WordPressの検索機能向けプラグインでできること

ここでは、標準機能だけでは足りない部分を、WordPressの検索機能向けプラグインでどう補うかをまとめます。
検索プラグインを入れる前に決めておきたいこと
いきなりプラグインを探し始めると、「どれも良さそうに見えて迷う」という沼にハマりがちです。
先に、次のような観点をざっくり決めておくと選びやすくなります。
- 検索したい対象は何か(投稿だけか、カスタム投稿も含めるか)
- 検索結果の精度をどこまで求めるか
- 絞り込み検索が必要かどうか
- 有料プラグインも検討対象に入れるか
これを決めてから、「条件に合うプラグイン」を探しに行くイメージです。
一般的な検索精度を底上げするプラグイン
いわゆる「標準検索を少し賢くする」タイプのプラグインがあります。
主に次のようなことができるものが多いです。
- タイトルや本文以外(カテゴリ、タグ、カスタムフィールドなど)も検索対象にできる
- 検索結果を「関連度順」に並べ替えられる
- 検索語のハイライト表示ができる
- ものによってはPDFなどの添付ファイルも検索対象に含められる
このタイプのプラグインは、小〜中規模のブログやメディアサイトに特に向いています。
絞り込み・フィルタ型のWordPress検索プラグイン
不動産、求人、レシピなど「条件を組み合わせて探す」サイトでは、フィルタ検索がほぼ必須です。
よくある絞り込み条件の例は次のとおりです。
- エリア(都道府県、市区町村など)
- 価格や予算の範囲
- カテゴリーやタグ
- 日付や期間
- 設備や特徴(ペット可、駅からの距離など)
このタイプのプラグインは、管理画面から「どの項目を絞り込みに使うか」を設定し、ショートコードやブロックで検索フォームを設置する形が多いです。
フィルタ型プラグインでよくある機能をざっくり表にしておきます。
| 機能 | できること | 向いているサイト |
|---|---|---|
| 複数条件のAND検索 | エリア+価格+カテゴリなどの組み合わせ検索 | 不動産、求人、商品検索系サイト |
| ドロップダウンやチェックボックス | 選択するだけで検索条件を作れる | フォーム入力に慣れていない読者にもやさしい |
| Ajaxでの検索結果更新 | 条件を変えるたびにページ遷移なしで結果を更新 | 商品数や物件数が多いサイト |
| カスタム投稿への対応 | 独自の投稿タイプも検索できる | レシピ、レビュー、事例などの専門サイト |
ECサイト・商品検索向けのプラグイン
WooCommerceなどで商品を扱っている場合は、商品検索に特化したプラグインを検討した方が良いケースがあります。
特徴としては、次のようなものがあります。
- 商品名やSKU(商品コード)にすぐヒットするインクリメンタルサーチ
- 価格帯や在庫状況、カテゴリーでの絞り込み
- 商品画像付きでサジェストが出るポップアップ検索
このあたりは「どれだけ素早くお目当ての商品にたどり着けるか」が勝負なので、プラグインのデモを実際に触って決めるのがおすすめです。
検索ログ・人気キーワードを見られるプラグイン
地味ですが、個人的にかなり重要だと感じているのが「検索ログ」です。
検索ログが取れるプラグインを入れておくと、次のような情報が見えるようになります。
- よく検索されているキーワード
- 検索したけれどヒットしなかったキーワード
- 検索結果から実際に読まれている記事
これをもとに、「よく探されているのに情報が薄いテーマ」を見つけて記事を追加すると、サイト全体の価値も検索体験も同時に上がっていきます。
WordPressで全文検索を導入するときのポイント

ここでは、より本格的にWordPressで全文検索を入れたいときに知っておいてほしいことをまとめます。
「全文検索」とは何をしてくれるのか
全文検索とは、簡単に言うと「サイト内にあるテキストを、専用の仕組みで検索しやすくする」ことです。
ポイントは次のような点です。
- データベースのテーブルに専用のインデックス(索引)を作る
- 文章を単語ごとに分解し、検索しやすい形で保存しておく
- 検索時には、このインデックスに対して高速に問い合わせをする
日本語の場合は単語の区切りが空白ではないので、N-gramや形態素解析といった方法で「単語っぽい単位」に分解します。これをWordPressから扱いやすくしてくれるのが、全文検索系のプラグインです。
WordPressの全文検索が向いているサイト・向かないサイト
全文検索は便利ですが、どのサイトにも必要というわけではありません。
ざっくり整理すると次のようになります。
| サイトのタイプ | 全文検索との相性 | 理由 |
|---|---|---|
| 記事数が少ないブログ | あまり必要ない | 標準検索+軽いプラグインで十分 |
| 中〜大規模の技術ブログ | 相性が良い | ニッチな用語でもしっかり拾いたい |
| 社内マニュアルやナレッジベース | かなり向いている | ドキュメントを探す時間を減らせる |
| 不動産や求人サイト | 条件検索優先 | 全文検索よりフィルタ検索が重要 |
| ECサイト | ケースバイケース | 商品数と検索ニーズ次第 |
「検索しても出てこない」と感じることが増えたり、社内やチームから同じような不満が出ているなら、全文検索を検討する価値は高いです。
WordPressの全文検索プラグイン導入時の注意点
全文検索プラグインを導入するときは、次の点に気をつけたいところです。
- サーバー環境の条件(データベースの種類やバージョンなど)
- インデックス作成時の負荷(大規模サイトだと時間がかかる)
- バックアップを取ったうえで導入テストをすること
- キャッシュプラグインとの相性(検索結果が古いまま出続けないようにする)
導入前にテスト環境で試し、本番前に「どのくらいの負荷がかかるか」をイメージしておくと安心です。
サイト規模別・目的別のおすすめ構成

ここでは、実際にどんな組み合わせでWordPressの検索フォームや検索プラグインを使うと良いかを、サイトのタイプ別にまとめます。
小規模ブログ・個人サイトの場合
記事数が数十〜数百くらいのブログなら、そこまで複雑な仕組みは必要ありません。
おすすめ構成は次の通りです。
- ヘッダーかサイドバーにシンプルな検索フォームを1つ設置
- search.phpを用意して、検索結果を分かりやすく整える
- カテゴリやタグの設計を見直して、検索+カテゴリで探しやすくする
プラグインは、標準検索を少し拡張するタイプを1つ入れるくらいで十分です。
中規模メディア・オウンドメディアの場合
記事数が数百〜数千になってくると、「検索しても出てこない」「欲しい順番で並ばない」という不満が出やすくなります。
このレベルでは、次のような構成が現実的です。
| 要素 | おすすめ構成 |
|---|---|
| 検索フォーム | ヘッダー常設+記事下に小さめフォーム |
| 検索範囲 | 投稿+一部のカスタム投稿 |
| プラグイン | 検索精度アップ系を1つ(関連度順やタクソノミー検索に対応したもの) |
| ログ | 検索ログが見られるプラグインでキーワード分析 |
ここまで整えると、「検索から関連記事へ」という動線がかなり強くなります。
条件検索系サイト(不動産、求人、レシピなど)の場合
条件検索が主役のサイトでは、WordPressの検索フォームそのものがサイトの顔になります。
優先度の高いポイントは次の通りです。
- カスタム投稿タイプとカスタムフィールドをきちんと設計する
- フィルタ型の検索プラグインで、条件を組み合わせて検索できるようにする
- 検索結果一覧をカード型などで見やすくし、ページネーションも使いやすくする
構成イメージを表にすると、次のようになります。
| 要素 | 設計のポイント |
|---|---|
| 投稿タイプ | 物件、求人、レシピなど用途ごとに分ける |
| 検索フォーム | エリア、価格帯、カテゴリ、特徴などをチェックボックスやプルダウンで用意 |
| プラグイン | 絞り込み検索に強いプラグインを採用 |
| 結果ページ | 選んだ条件が分かるラベルを表示し、再検索もしやすくする |
このタイプのサイトでは、全文検索よりも「条件でスパッと絞れるかどうか」の方が重要です。
技術ブログ・ナレッジベースの場合
技術記事やマニュアルが多いサイトでは、WordPressによる全文検索の出番が増えます。
ポイントは次のとおりです。
- 全文検索プラグインを使って、マニュアルやドキュメントを横断検索できるようにする
- タグやカテゴリで「領域ごと」に絞れるようにもしておく
- 検索結果ページで、記事タイトルと一緒に該当箇所の抜粋をしっかり見せる
ドキュメント探しにかかる時間が減るだけで、チーム全体の生産性はじわっと上がっていきます。
検索データを活かした運用のコツ

ここでは、WordPressの検索フォームと検索プラグインを入れたあと、どう運用していくと効果を最大化できるかをお伝えします。
検索ログから「足りないコンテンツ」を見つける
検索ログを見ていると、次のようなパターンが見えてきます。
- よく検索されているキーワードなのに、記事が1本しかない
- 検索されているのに、ヒット件数がゼロのキーワード
- 意外なキーワードで何度も検索されている
これらは、そのまま「新しい記事ネタ」になります。
ざっくり、検索ログとアクションの対応を表にしてみます。
| 検索ログの状態 | やるべきアクション |
|---|---|
| 検索数が多く、記事も多い | まとめ記事や特集ページを作る |
| 検索数が多いが記事が少ない | 記事をシリーズ化して強化する |
| ヒット数ゼロの検索語が多い | 新規コンテンツを作るか、関連する記事へ誘導する |
こうした運用をしていくと、「検索フォームがあるからこそ見えてくるニーズ」がたくさん出てきます。
検索結果からCVへの導線を意識する
検索結果ページは、単に記事リストを出す場所ではなく、「次の行動を促す場所」としても使えます。
具体的には次のような工夫が考えられます。
- 検索結果ページにも、メルマガ登録や資料請求へのリンクをさりげなく置く
- 検索キーワードに合う無料コンテンツやチェックリストを紹介する
- 「このキーワードでよく読まれている記事トップ3」を固定で出しておく
検索フォームから来た読者は、「何かしら目的があって探している」状態なので、ここでのひと押しは想像以上に効きます。
セキュリティと日本語特有のハマりポイント
最後に、運用で気をつけたい技術的なポイントも少しだけ触れておきます。
- 検索キーワードを画面に表示するときは、必ずエスケープする
- 検索フォームのURLパラメータに余計な値を渡さないようにする
- 日本語特有の「全角スペース」や「表記ゆれ」に注意し、プラグインの設定や内部リンクである程度吸収する
難しいコードを書かなくても、こうした基本的な点を意識しておくと安心です。
よくある質問

ここでは、WordPressの検索フォームや検索プラグイン、全文検索について、よく聞かれそうな質問にざっくり答えます。
Q1. 小さなブログでもWordPressの検索フォームは必要ですか
A. 私は、記事が数十本を超えたら検索フォームは置いた方が良いと思っています。カテゴリだけで探すのは、書いている側には分かりやすくても、初めて来た読者には分かりづらいことが多いからです。ヘッダーやサイドバーにシンプルなフォームを1つ置くだけでも、「とりあえず検索」ができるようになります。
Q2. WordPressの検索プラグインは何個まで入れていいですか
A. 基本的には「役割がかぶるものを複数入れない」のが大事です。検索精度アップ系プラグインを2つ入れると、お互いに干渉して挙動が分かりづらくなることがあります。標準検索を拡張するものを1つ、絞り込み検索専用を1つというように、役割分担をはっきりさせるとトラブルも減ります。
Q3. WordPressの全文検索は、どのタイミングで検討すべきですか
A. 目安としては、「検索しても出てこない」と感じることが増えたときや、社内のナレッジや技術記事が増えてきて、情報を探すのに時間がかかっていると感じたときです。通常の検索フォームとプラグインで追いつかなくなってから、全文検索を検討しても遅くはありません。
まとめ
この記事のポイントを振り返ります
- WordPressの検索フォームは、置き場所と見た目を工夫するだけでも使われ方が変わる
- 標準の検索機能には限界があるので、必要に応じて検索プラグインで拡張する
- 条件検索が必要なサイトは、全文検索よりもフィルタ型フォームの設計が優先
- 技術ブログやナレッジベースでは、全文検索を導入すると情報探索のストレスを大きく減らせる
- 検索ログを見ながらコンテンツを増やすと、検索体験とサイト価値が一緒に育っていく
今日からできる最初の一歩としては、まず自分のサイトにあるWordPressの検索フォームの位置と見た目を見直してみてください。次に、用途に合いそうな検索プラグインを1つだけ選び、テスト環境で動かしてみると「うちのサイトにはこの組み合わせが合いそうだな」という感覚がつかめるはずです。その感覚をもとに、自分なりの検索体験を少しずつ組み立てていきましょう。



