サイドバーがスカスカで、どんなウィジェットを置けばいいか分からないと感じていませんか。
この記事では、WordPressのウィジェットの基本から、どこに何を置けばいいのか、回遊率や収益につなげる考え方まで、実体験を交えながらお話しします。
先に結論を一言でいうと、WordPressのウィジェットは「なんとなく置く」のではなく、目的と導線を決めて必要最低限のものを選ぶのが正解です。
wordpress ウィジェットとは?まず基本をおさえよう

最初に、そもそもウィジェットとは何か、どこに表示されるのかといった全体像をそろえておきましょう。ここを理解しておくと、あとで「どこに何を置くか」を考えるときに迷いにくくなります。
ウィジェットでできることを3行でいうと
ウィジェットは、サイドバーやフッターなどに配置できる「小さなパーツ」のような存在です。役割ごとに整理すると、次のようなイメージになります。
| 目的 | どんなウィジェットか | 具体例 |
|---|---|---|
| 読者にもっと記事を読んでもらう | 記事リスト系のウィジェット | 最近の投稿、人気記事、カテゴリー一覧 |
| 収益や問い合わせにつなげる | 導線・バナー系のウィジェット | 広告バナー、資料請求リンク、お問い合わせボタン |
| 信頼感を上げる | 情報・プロフィール系のウィジェット | プロフィール、運営者情報、SNSリンク |
私も最初は、なんとなく「最近の投稿」「カテゴリー」「カレンダー」などを片っ端から入れていました。でも、実際にアクセス解析を見ると、ほとんどクリックされていないウィジェットばかりだったんですよね。
そこで発想を変えて、次の三つだけを意識するようにしました。
- 読者に「次にどこへ進んでほしいか」を先に決める
- その導線を作るためのウィジェットだけを置く
- 役割がかぶるものや迷うものは思い切って外す
この考え方に変えてから、ウィジェットの選び方や配置で悩む時間がかなり減りましたし、1ユーザーあたりのページビューも少しずつ上がっていきました。
ウィジェットエリアとサイドバー・フッターの違い
ウィジェットは、「ウィジェットエリア」と呼ばれる場所に表示されます。よくあるウィジェットエリアは次のとおりです。
- サイドバー(記事の右や左に縦長で表示される部分)
- フッター(ページの一番下に横並びで表示される部分)
- ヘッダー下や記事下など、テーマが独自に用意しているエリア
ここで大事なのは、ウィジェットエリアの数や位置は「使っているテーマによって違う」という点です。同じウィジェットでも、あるテーマではフッターに三つ並べられるのに、別のテーマでは一つだけ、ということもよくあります。
まずは、自分のテーマにどんなウィジェットエリアが用意されているかを一度じっくり眺めてみてください。そのうえで、次の順番で考えると設計しやすくなります。
- どのエリアがいちばん目立つのか
- スマホで見たとき、どの順番で表示されるのか
- どのエリアに「収益や問い合わせにつながる導線」を置くのか
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クラシックウィジェットとブロックウィジェット
現在のWordPressには、大きく分けて二つのウィジェット編集方式があります。
- 従来の見た目に近い「クラシックウィジェット」
- ブロックエディタと同じ考え方で操作する「ブロックウィジェット」
見た目や操作感は違いますが、「サイドバーに検索ボックスを置く」「フッターにプロフィールを置く」といった基本的なことは同じです。ブロックウィジェットは、ブロックごとに細かく装飾できる分、最初は少しとっつきにくく感じるかもしれません。
私も最初にブロックウィジェットを触ったときは、「あれ、今までの画面と全然違うぞ」と戸惑って、いったんクラシック表示に戻したことがあります。そんなときは、次のように割り切ると気が楽です。
- 最初から凝ったデザインにしようとせず、まずは必要最低限だけ置く
- レイアウトや装飾は、基本が固まってから少しずつ整える
- どうしても合わなければ、クラシック表示に戻す方法もあると知っておく
wordpressでウィジェットを設定する基本手順

ここからは、実際にWordPressの管理画面でウィジェットを設定するときの流れを、できるだけかんたんにステップ分けして説明していきます。
管理画面からウィジェット画面を開く
ウィジェットの編集画面には、主に次のような経路でアクセスできます。
- 管理画面の「外観」メニューから「ウィジェット」を選ぶ
- 「外観」→「カスタマイズ」→「ウィジェット」と進み、カスタマイザー経由で開く
テーマによっては、カスタマイザー側にウィジェット設定がまとまっている場合もあります。どちらの場合でも、「ウィジェット」という名称が付いたメニューを探してみてください。
もし「ウィジェット」というメニュー自体が見つからない場合は、フルサイト編集タイプのテーマを使っている可能性があります。そのときは「外観」→「エディター」からテンプレートやパーツを開き、サイドバーやフッターに相当する部分を編集していきます。この場合も、考え方としてはウィジェットと近く、「どこにどんなブロックを置くか」を決めるイメージです。
ウィジェットを追加・編集・並び替えする方法
ウィジェットエリアを開くと、「利用できるウィジェット」と「配置済みのウィジェット」が表示されます。ここでやることは、とてもシンプルです。
- 追加したいウィジェットを選ぶ
- 表示したいウィジェットエリアを選択する
- タイトルや表示件数などの設定を調整する
クラシックウィジェットの画面であれば、左側に「利用できるウィジェット」、右側に「サイドバー」「フッター」などのエリアが並んでいて、ドラッグ&ドロップで移動するだけで配置できます。
ブロックウィジェットの場合は、ウィジェットエリアの中で「+」ボタンを押して追加したいブロックを選び、その場でタイトルや表示件数を編集していきます。右側の設定パネルから細かい項目を変更できることも多いです。
並び順を決めるときは、次のようなイメージで優先度を付けると失敗しにくくなります。
- サイドバーのいちばん上には、「検索」や「プロフィール」など必ず見せたい導線
- その下には、「最近の投稿」や「人気記事」など回遊を増やしたいウィジェット
- 最後のほうに、広告やお知らせなど優先度がやや低いもの
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ウィジェットを削除・一時停止する方法
使っているうちに、「サイドバーがちょっとごちゃごちゃしてきたな」と感じるタイミングが必ず来ます。そんなときは、いったんウィジェットを整理してしまいましょう。
整理の方法は大きく二つあります。
- あとでまた使うかもしれないので、とりあえず非表示にしておく
- 今後使う予定がないので、設定ごと完全に削除する
クラシックウィジェット画面では、ウィジェットをエリアから外すと「使用停止中のウィジェット」という場所に移動できます。ここに置いておけば、設定内容を残したまま一時的に非表示にできるので、あとで「やっぱり復活させたい」と思ったときも安心です。
完全に削除したい場合は、ウィジェットの設定パネル内にある「削除」ボタンをクリックします。どちらにするか迷うときは、まず「使用停止」の方に移動させておき、しばらく様子を見てから不要だと感じたものだけ順番に削除していくと安全です。
wordpress ウィジェットの種類とおすすめ構成

ここからは、「どんな種類のウィジェットがあって、どんな組み合わせで置くと使いやすいのか」を具体的に見ていきます。まずは標準で用意されているウィジェットから確認していきましょう。
標準ウィジェットの代表例と使いどころ
WordPressには、インストールしただけで使える標準ウィジェットがいくつか用意されています。よく使う代表的なものをまとめると、次のようになります。
| 標準ウィジェット | 主な役割 | おすすめの設置場所 |
|---|---|---|
| 検索 | サイト内検索を提供する | サイドバーの上部、ナビゲーション付近 |
| 最近の投稿 | 新着記事への導線を作る | サイドバー上部 |
| カテゴリー | カテゴリ別に記事を整理して見せる | サイドバー中段 |
| テキスト | 自由な文章やバナー画像を表示する | サイドバーやフッター |
| カスタムHTML | 広告タグや埋め込みコードを置く | サイドバーやフッター |
最初のうちは、次の四つを意識して揃えれば十分です。
- プロフィール(テキストや画像を組み合わせて作る)
- 検索フォーム
- 最近の投稿(または人気記事)
- カテゴリー
あれもこれもと増やすより、「迷わず次の一歩を決められる導線」を少数精鋭で用意した方が、読者にとっても親切です。
ブログ向けおすすめウィジェット構成
個人ブログやアフィリエイトサイトであれば、次のようなウィジェット構成が使いやすく、バランスも取りやすいです。
| 位置 | おすすめのウィジェット | ねらい |
|---|---|---|
| サイドバー最上部 | プロフィール+テキスト | 誰が書いているサイトかを伝える |
| サイドバー上部 | 検索フォームと最近の投稿 | 関連記事をすぐ探してもらう |
| サイドバー中段 | カテゴリー一覧 | サイト全体の構造を分かりやすく見せる |
| サイドバー下部 | 広告バナーやキャンペーン案内 | 邪魔になりにくい位置で収益化につなげる |
私のブログも、これに近い形に寄せるだけで、1ユーザーあたりの閲覧ページ数がじわじわ増えていきました。意外と効いたのが、「プロフィールを一番上に置く」ことです。
プロフィールには、次のようなことを短く書いておくと、初めて来た人でも安心しやすくなります。
- どんな人が書いているブログなのか
- どんなテーマを扱っているのか
- どんな人に向けて発信しているのか
企業サイトやLP向けウィジェット構成
企業のコーポレートサイトやサービス紹介用のサイトは、「問い合わせ」「資料請求」などゴールが分かりやすいのが特徴です。そのため、ウィジェットもシンプルに、ゴールへの導線を強化する形で設計するとよいです。
| 位置 | おすすめのウィジェット | ねらい |
|---|---|---|
| サイドバー最上部 | お問い合わせボタンのリンク | どこからでも問い合わせしやすくする |
| サイドバー中段 | 資料ダウンロードやサービス一覧 | 商材への導線をまとめて見せる |
| フッター | 会社情報や地図、基本情報 | 信頼感アップとアクセス案内 |
企業サイトでは、「読み物として楽しんでもらう」よりも、「必要な情報へ迷わずたどり着いてもらう」ことの方が大切です。そのため、ウィジェットも多く盛り込む必要はなく、ゴールに直結するものだけを厳選して配置するのがおすすめです。
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ウィジェットで回遊率と収益を高めるwordpress運用術

ここからは、「ウィジェットをどう使えば成果につながりやすいのか」という視点で考えてみます。同じ記事でも、ウィジェットの配置しだいで、読者の動き方や収益の出やすさが変わってきます。
内部リンクを増やすウィジェット活用術
「1記事だけ読んですぐに帰られてしまう」という悩みは、多くのブロガーがぶつかる壁です。そこで効いてくるのが、内部リンクを増やすタイプのウィジェットです。
| 目的 | 使うウィジェット | ポイント |
|---|---|---|
| 関連記事を読んでもらう | 最近の投稿・人気記事 | 同じカテゴリーの記事を優先して見せる |
| カテゴリーを回遊してもらう | カテゴリー一覧 | カテゴリー数を絞って分かりやすくする |
| 特定の記事に誘導する | テキストやカスタムHTML | ボタン風のデザインで目立たせる |
内部リンクを増やすと言うと、「とにかくたくさん記事リストを出せばいい」と思いがちですが、大事なのは量よりも質です。次のような点を意識すると、クリックされやすくなります。
- 本当に読んでほしい記事だけを厳選して見せる
- タイトルが長すぎる場合は、分かりやすい言い回しに見直す
- カテゴリーが細かく分かれすぎている場合は、主要なものだけに絞る
私も、以前はカテゴリーを10個以上並べていましたが、主要な4つに絞っただけで、クリック率が上がったことがあります。選択肢が多すぎると、読者はかえって迷ってしまうのだと実感しました。
スマホ表示でウィジェットをうるさくしない工夫
今はスマホからのアクセスが多いので、「スマホでどう表示されるか」を前提にウィジェットを設計した方がいいです。サイドバーのウィジェットは、スマホで見ると記事の下にまとめて表示されることが多く、その数が多いほどページがどんどん縦長になってしまいます。
スマホ表示でうるさくならないためのポイントは、次のとおりです。
- サイドバーのウィジェット数は、3〜5個程度に絞る
- 「プロフィール」「検索」「最近の投稿」を優先し、それ以外は必要なものだけにする
- 広告系のウィジェットは、記事下の最後の方に置く
テーマやプラグインによっては、PCとスマホで表示・非表示を切り替えられるものもあります。その場合は、次のようなルールで出し分けを考えるとよいです。
- スマホでは非表示にしても困らないものは、思い切って隠す
- 長くなりがちなバナーやランキングはPCのみ表示にする
- スマホでは、必要な導線だけにしぼったミニマム構成にする
表示速度やユーザー体験を落とさないための注意
ウィジェットは便利ですが、詰め込みすぎると、表示速度が遅くなったり、見た目がごちゃごちゃしてユーザー体験が悪くなったりします。とくに注意したいのは、次のようなウィジェットです。
- 大きな画像をたくさん読み込むスライダー系のウィジェット
- 外部サービスを埋め込むタイプのウィジェット
- 重い広告タグや計測タグをそのまま入れたウィジェット
対策としては、次のようなことを意識してみてください。
- 「本当に必要かどうか」を基準に、機能の重複しているウィジェットは整理する
- 画像はサイズや容量を調整してから使う
- フッターに回しても問題ないウィジェットは、ページ下部にまとめる
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プラグインでwordpress ウィジェットを拡張する

標準機能だけでもある程度のことはできますが、プラグインを使うと、より便利なウィジェットを増やしたり、表示のルールを細かく調整できたりします。ここでは、よく使われるタイプのプラグインをざっくり紹介します。
人気記事・関連記事を出せる代表的プラグイン
「人気記事」や「関連記事」を自動で表示してくれるプラグインは、多くのサイトで使われています。用途ごとに整理すると、次のようなイメージになります。
| プラグインの種類 | 追加できるウィジェット | 向いているサイト |
|---|---|---|
| 人気記事系プラグイン | よく読まれている記事ランキング | ブログや情報発信サイト全般 |
| 関連記事系プラグイン | 本文と関連度の高い記事リスト | 記事数が多いサイト |
| 表示条件制御系プラグイン | ウィジェットの表示ルールを制御 | カテゴリごとに出し分けしたいサイト |
これらを使うと、「料理カテゴリの記事を読んでいるときは料理の人気記事だけを出す」といった細かい出し分けも可能になります。ただし、似た機能のプラグインを複数入れると、重複やトラブルの原因になることがあるので注意しましょう。
基本的には、次のことを意識しておくと安心です。
- 必要な機能を満たすプラグインを一つにしぼる
- 使っていない機能は設定画面でオフにする
- プラグインの数が増えすぎないよう、ときどき棚おろしする
表示条件を細かく制御するウィジェット
慣れてくると、「このウィジェットはトップページだけに出したい」「この広告は特定のカテゴリだけで表示したい」といった細かい要望が出てきます。そんなときに役立つのが、表示条件をコントロールできるタイプのウィジェット関連プラグインです。
例えば、次のような使い方ができます。
- アフィリエイト案件が多いカテゴリだけ、特定の広告ウィジェットを表示する
- 日記系のカテゴリでは広告を控えめにして、関連記事やプロフィールを優先する
- お問い合わせページなど、集中して読んでほしいページでは、あえてウィジェットを減らす
「すべてのページで同じウィジェットを表示する」状態から一歩進めるだけでも、読者にとってのストレスが減り、成果にもつながりやすくなります。
コードでウィジェットエリアを追加するイメージ解説
少し中級者向けの話になりますが、「ここにもウィジェットが置けたら便利なのに」と感じる場面も出てきます。その場合は、テーマのコードを編集してウィジェットエリアを追加することも可能です。
流れとしては、次のようなイメージです。
- 子テーマを用意しておく(元のテーマを直接編集しないため)
- 子テーマのfunctions.phpに、新しいサイドバー(ウィジェットエリア)を登録する
- headerやfooterなどのテンプレートファイルに、そのウィジェットエリアを表示する記述を追加する
- 管理画面の「外観」→「ウィジェット」に、新しいエリアが増えているか確認する
具体的なコードはテーマや目的によって変わりますが、公式のリファレンスやテーマ制作者のドキュメントを参考にしながら進めれば、無理なく実現できます。コードを触るときは、必ずバックアップを取ることもお忘れなくです。
トラブル解決:wordpress ウィジェットが表示されないとき

「ウィジェットを設定したのに画面に出てこない」「ウィジェットのメニュー自体が見当たらない」といった相談もよく聞きます。ここでは、よくあるトラブルとチェックポイントを整理しておきます。
ウィジェットがそもそも表示されない場合のチェック
まずは、基本的なところから確認していきましょう。
- 該当のウィジェットエリアに、ウィジェットがちゃんと入っているか
- サイドバーに置いたつもりが、別のエリア(フッターなど)に入っていないか
- キャッシュ系のプラグインを使っている場合は、キャッシュを削除したか
ブラウザのキャッシュやキャッシュプラグインの影響で、変更がすぐに反映されないこともあります。「設定は合っているはずなのに表示が変わらない」と感じたら、次のことも試してみてください。
- ブラウザのキャッシュを削除する
- シークレットウィンドウなど、別の環境で表示を確認する
- キャッシュプラグインを一時的に停止してみる
テーマを変えたらウィジェットが消えたとき
テーマを変更したタイミングで、「前のテーマで使っていたウィジェットが全部消えたように見える」ということがあります。実際には、多くの場合「使用停止中のウィジェット」のエリアに退避されているだけです。
まずは、ウィジェット画面をいちばん下までスクロールして、「使用停止中のウィジェット」や似た名前の項目がないか確認してみてください。その中に、以前使っていたウィジェットがまとまっているはずです。
対処の流れとしては、次のようになります。
- 新しいテーマのウィジェットエリアの位置と数を確認する
- 必要なウィジェットだけを「使用停止中」から新しいエリアにドラッグして戻す
- 表示場所や順番を、新しいテーマのレイアウトに合わせて調整する
テーマ変更は、ウィジェットの整理をする良いタイミングでもあります。「なんとなく残していたけれど実はほとんどクリックされていないもの」は、この機会に思い切って外してしまうのもおすすめです。
ブロックウィジェットでレイアウトが崩れたとき
ブロックウィジェットに切り替わってから、「急に見た目が崩れた」「余白が変なところに入るようになった」という悩みも増えました。原因として多いのは、次のようなケースです。
- ブロックの入れ子構造が複雑になりすぎている
- テーマ側のスタイルとブロックのスタイルがうまく噛み合っていない
- 以前のクラシックウィジェットを自動変換した結果、意図しないマークアップになっている
対処するときは、次のステップで少しずつ原因を切り分けていくと楽になります。
- いったんシンプルな構成に戻し、最低限のウィジェットだけで表示を確認する
- グループブロックで関連するウィジェットをまとめて、構造を整理する
- どうしてもレイアウトが整わない場合は、クラシック式のウィジェット編集に戻す方法も検討する
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よくある質問|wordpress ウィジェットの疑問

WordPressのウィジェットについてよくある質問を、Q&A形式でまとめておきます。
Q1. wordpress ウィジェットは何個まで置いていいですか?
A. 明確な上限はありませんが、サイドバーに表示するウィジェットは「3〜5個くらい」を目安に考えるとバランスが取りやすいです。
ウィジェットが増えるほど、次のような問題が起きやすくなります。
- 画面がごちゃごちゃして、何を見ればいいか分からなくなる
- スマホではページが極端に縦長になってしまう
- 読み込みに時間がかかり、離脱率が上がる可能性がある
特別な理由がない限り、次のセットを基準に考えると大きくは外しません。
- プロフィール
- 検索フォーム
- 最近の投稿(または人気記事)
- カテゴリー一覧
ここに、必要であれば広告用のウィジェットを一つ加える程度にしておくと、見た目と使いやすさのバランスがよくなります。
Q2. wordpress ウィジェットを使うとSEOに効果はありますか?
A. ウィジェット自体に特別なSEO効果があるわけではありませんが、「内部リンクを増やして回遊を促す」という意味では、間接的なプラスにつながることがあります。
例えば、関連記事や人気記事のウィジェットをきちんと設計しておくと、1人の読者が複数の記事を読んでくれるようになります。その結果として、滞在時間やページビューが増え、検索エンジンから見たサイト全体の評価が少しずつ高まる可能性があります。
逆に、次のようなウィジェット配置は逆効果になりがちです。
- 読んでいる記事と関係の薄いリンクばかりを並べる
- 広告やバナーだらけで、本文よりそちらが目立ってしまう
SEOを意識するなら、「検索エンジンではなく読者にとって自然かどうか」を軸に、ウィジェットの内容や数を調整してみてください。
Q3. wordpress ウィジェットで迷ったら、とりあえず何を入れておけばいいですか?
A. 迷ったときの最低限セットとしては、次の四つがおすすめです。
- プロフィール(テキストと画像で簡単に作る)
- 検索フォーム
- 最近の投稿
- カテゴリー一覧
この四つがあれば、「誰が書いているサイトか」「どんな記事があるのか」「どう探せばいいか」がひと通り分かります。そこから、自分のサイトの目的に合わせて、ウィジェットを一つずつ足したり引いたりしながら調整していくと、自分だけのちょうどいい形が見つかっていきます。
まとめ:wordpress ウィジェットを味方につけよう

最後に、この記事の内容をコンパクトにまとめます。ここまで読んで、「どこから手を付ければいいか分からない」と感じたら、この部分だけでも参考にしてみてください。
記事の要点おさらい
- WordPressのウィジェットは、読者に次の一歩を示す小さな案内板のような存在
- サイドバーやフッターのウィジェットエリアは、テーマによって場所や数が異なる
- プロフィール、検索、最近の投稿、カテゴリーの組み合わせだけでも十分戦える
- ウィジェットの詰め込みすぎは、ユーザー体験と表示速度を落とす原因になる
- プラグインやカスタマイズを使えば、表示の出し分けや配置の自由度を高められる
今日から取るべき最初の一歩
- 今のサイドバーとフッターに入っているウィジェットを、紙やメモ帳にすべて書き出す
- 「本当に必要か?」を一つずつ見直し、迷うものは一度「使用停止」に移動する
- プロフィール、検索、最近の投稿、カテゴリーを軸に、3〜5個のシンプルな構成に組み直す
この三つをやるだけでも、サイトの見やすさや回遊のしやすさがかなり変わります。WordPressのウィジェットを「飾り」ではなく、「読者の行動をデザインするツール」として意識してあげれば、同じ記事でも結果が変わってきます。
一度で完璧な形を作ろうとせず、アクセス状況を見ながら少しずつ配置を変えていくくらいの気持ちで、ウィジェットとの付き合い方を楽しんでみてください。
【深呼吸タイム】 稼ぐために必要な3つのポイントを知っていますか? これら全部を暴露します。



