ライブドアブログを使っていて「このまま共有ドメインでいいのかな」「独自ドメインにした方がいいのかな」と悩んでいませんか。
この記事では、ライブドアブログで独自ドメインを使うメリットとデメリットを、実際の運用イメージとあわせて整理します。
ライブドアブログ独自ドメインのメリット・デメリットをざっくり整理

まずは、ライブドアブログで共有ドメインを使う場合と、独自ドメインにする場合の違いを整理しておきます。ここがぼんやりしたままだと、メリットもデメリットもピンとこないので、最初に土台をそろえてしまいましょう。
ライブドアブログの共有ドメインと独自ドメインの違い
ライブドアブログでは、初期設定のままだと「livedoor」の文字が入った共有ドメインになっています。いわば大家さんの建物の一室を借りている状態です。一方、独自ドメインは、自分で土地と住所を持つイメージに近くなります。
| 項目 | 共有ドメイン(例:blog.livedoor.jp/ユーザー名) | 独自ドメイン(例:https://example.com) |
|---|---|---|
| URLの見た目 | 必ず「livedoor」などサービス名が入る | 自分で決めた名前だけにできる |
| ドメインの所有者 | ライブドア側 | あなた(ドメイン会社と契約) |
| SEO評価のたまり方 | サービス全体の一部として評価される | 自分のドメインに評価がたまる |
| サービス終了時の影響 | ドメインごと消える可能性がある | ドメインを別のサーバーに移せる |
| 費用 | 0円 | ドメイン取得・更新の費用が必要 |
ざっくり言うと、共有ドメインは「気軽に住める賃貸マンション」、独自ドメインは「自分名義の家」に近いイメージです。独自ドメインは管理の手間と費用が少しかかる代わりに、長く運営するほど自分側の資産になっていきます。
ライブドアブログという無料ブログの特徴
次に、そもそものライブドアブログの特徴を、独自ドメインと絡めて整理しておきます。
- ブログサービス自体は無料で使える
- 独自ドメインの「設定」は無料でできる(ドメインの取得・更新費用は別途必要)
- PC版の強制広告は非表示にできる
- スマホ版やアプリでは、ライブドア側の広告を消すことはできない
- デザインテンプレートやカスタマイズ情報が多く、初心者でもいじりやすい
有料プランが廃止されているため、以前は有料だったプレミアム機能も基本的に無料で使えます。独自ドメインもその一つで、「設定」はタダだけれど、ドメイン会社での契約だけは別途必要、というイメージです。
私も最初は、完全に共有ドメインのままでスタートしました。記事が増えてきてから「これ、もしサービスが終わったら全部消えるよな」と怖くなり、途中で独自ドメインに切り替えたタイプです。
独自ドメインを使うべきか迷っている人の典型パターン
ライブドアブログで独自ドメインにするかどうか迷っている人には、だいたい次のようなパターンが多いです。
- アドセンスやアフィリエイトで、しっかり収益化も狙いたい
- そのうちWordPressなど、別のCMSに引っ越す可能性がある
- 個人事業や会社の顔として、信頼性のあるブログにしたい
- 趣味ブログだけれど、書き溜めた記事を長く残したい
どれか一つでも当てはまるなら、ライブドアブログで独自ドメインを使うメリットとデメリットを知ったうえで判断した方が安心です。
ライブドアブログ独自ドメインのメリット7つ

ここからは、ライブドアブログで独自ドメインを使う具体的なメリットを一つずつ見ていきます。ただ「メリットが多いからおすすめです」という話ではなく、「どんな未来につながるのか」という視点で読んでみてください。
メリット1:ブログが「自分の資産」になる
一番大きなメリットは、ブログを自分の資産として育てられることです。
共有ドメインのままだと、ブログサービスが終了したときにURLごと消えてしまう可能性があります。バックアップを取って別の場所に移すことはできても、今までのURLにアクセスしてくれていた人とは切れてしまいます。
独自ドメインで育てておけば、レンタルサーバーやブログサービスを乗り換えても、同じドメイン名を新しい環境に向けることができます。引っ越し作業は少し大変ですが、「積み上げてきたブログの住所を丸ごと捨てなくていい」という安心感はとても大きいです。
メリット2:SEO評価が自分のドメインにたまる
検索エンジンの評価は、記事単位だけでなく、ドメイン単位でも蓄積されていきます。
共有ドメインの場合は「livedoor.blog」などサービス全体の評価の一部として扱われますが、独自ドメインにしておけば、自分のドメインに評価がたまります。結果として、同じドメイン内で新しい記事を出したときにも、少し有利に働くケースがあります。
別ジャンルのサイトや、別のコンテンツを同じドメイン配下に増やしていきたい人にとっても、独自ドメインで育てておくメリットは大きいです。
メリット3:URLの見た目とブランド力が上がる
URLは、実はかなり見られています。検索結果でもSNSでも、リンクには必ずドメイン名が表示されます。
たとえば、同じ内容の記事でも、
- blog.livedoor.jp/ユーザー名/記事タイトル
- https://example.com/記事タイトル
と並んでいると、後者の方が「しっかり作っていそう」「ちゃんとしたサイトかな」と感じる人が多いはずです。ここは完全に印象の話ですが、企業や自治体、専門家が発信するブログなら特に無視できません。
独自ドメインにしておくと、名刺やプロフィール、SNSの自己紹介などでも、すっきりしたURLを載せられます。これだけでも、ちょっとした信頼感アップにつながります。
メリット4:アドセンス・ASP審査で有利になりやすい
すべての案件に当てはまるわけではありませんが、広告主やASPによっては「無料ブログより、独自ドメインのサイトを好む」傾向があります。
審査フォームにURLを入力したとき、
- 無料ブログの共有ドメイン
- 自分で契約した独自ドメイン
どちらの方が「きちんと運営していそう」に見えるかを考えると、なんとなくイメージはつきやすいと思います。もちろん中身が一番大事ですが、外側で損をする理由はありません。
ライブドアブログで独自ドメインを使っておくと、「このブログで本気で収益化していきたい」と思ったときの土台づくりにもなります。
メリット5:ドメイン名にキーワードやブランドを入れられる
独自ドメインなら、ドメイン名自体をブログのテーマやブランドに合わせて決められます。
- travel-○○.com のようにテーマを入れる
- 自分の名前やハンドルネームをそのまま使う
- 屋号やサービス名をドメイン名にする
こういったドメインは、検索結果や名刺、口頭での説明でも覚えてもらいやすくなります。直接的なSEOの順位アップというより、「見つけてもらいやすくなる」「シェアされやすくなる」という意味でじわじわ効いてきます。
メリット6:独自ドメインのメールアドレスが作れる
ドメインを取ると、多くのレンタルサーバーやメールサービスで、独自ドメインのメールアドレスを作成できます。たとえば info@example.com のようなアドレスです。
このメールアドレスを、お問い合わせ窓口や仕事用アドレスとして使うと、一気に「ちゃんとしたサイト感」が出ます。個人事業主やフリーランスの人なら、ブログとメールの両方で同じドメインを使えるだけでも大きなメリットです。
メリット7:将来WordPressなどへ移行しやすい
「今はライブドアブログで十分だけど、いつかはWordPressに移行するかもしれない」という人にとって、独自ドメインはほぼ必須アイテムです。
先にライブドアブログ側で独自ドメインを育てておけば、
- 後からレンタルサーバーを契約する
- 同じ独自ドメインを今度はWordPressに向ける
- リダイレクトなどを使って、できるだけ評価を引き継ぐ
という流れを取りやすくなります。「ブログ名もURLも全部変わる」という一番しんどいパターンを避けられるのは、かなり大きいです。
ここまでのメリットをざっくり整理すると、次のようなイメージになります。
| メリット | 特に効きやすい人 | 得られる効果のイメージ |
|---|---|---|
| 資産性アップ | 長くブログを育てたい人 | 引っ越しても読者と評価を守りやすい |
| SEO評価の蓄積 | 検索流入を増やしたい人 | ドメイン単位で評価がたまる |
| ブランド力向上 | 仕事につなげたい人 | 信頼されやすいURLになる |
| 審査の通りやすさ | アドセンスやASP利用者 | 案件によっては通過率アップが期待できる |
ライブドアブログ独自ドメインのデメリットと注意点

いいところばかりに見えますが、当然ながらライブドアブログで独自ドメインを使うデメリットもあります。ここを知らないまま勢いでドメインを取ってしまうと、「こんなはずじゃなかった…」ということになりかねないので、先に冷静に見ておきましょう。
デメリット1:ドメイン取得・更新にお金がかかる
共有ドメインと決定的に違うのが「費用」です。共有ドメインなら完全に0円ですが、独自ドメインは取得時と更新時に費用がかかります。
とはいえ、一般的なドメインであれば、年間で数百円から数千円程度に収まることが多いです。月あたりにすると、飲み物を何本か我慢すればまかなえる程度の金額というイメージです。
ただし、あれもこれもとドメインを取りすぎると、いつの間にか固定費が膨らんでしまいます。本気で育てたいブログ以外には、むやみに独自ドメインを増やさない方が安全です。
デメリット2:DNS設定など、最初の設定が少しむずかしい
独自ドメインをライブドアブログに紐づけるときは、ドメイン会社側で「DNS」や「ネームサーバー」の設定が必要になります。初めて触ると、カタカナと英数字だらけで少し身構えると思います。
ただ、最近は多くのドメイン会社が「ライブドアブログで使う場合の設定例」を公開しているので、画面を見ながら一つずつ進めれば、そこまで高度な知識は必要ありません。
不安なら、
- 最初はテスト用のサブドメインで設定してみる
- スクリーンショットを取りながらゆっくり作業する
- わからないところはサポートや掲示板で聞いてみる
といった形で、慎重に進めるのがおすすめです。
デメリット3:共有ドメインのドメインパワーに乗りにくくなる
ライブドアブログの共有ドメインは、長く運営されていることもあり、ある程度の信頼を獲得しています。そのため、新しいブログでも、まったくの新規ドメインよりは検索に引っかかりやすいケースがあります。
独自ドメインを取りたての頃は、当然ながらドメインとしての実績がゼロなので、短期的には共有ドメインの方がアクセスが出やすい場合もあります。
ただし、これはあくまで「短期の話」です。数年単位でブログを育てるのであれば、独自ドメインでコツコツ積み重ねていった方が、サービスに依存しない形で安定しやすくなります。
デメリット4:途中でドメイン変更すると順位が落ちる可能性がある
すでにライブドアの共有ドメインで記事を増やしてから独自ドメインに切り替えると、一時的に検索順位やアクセスが落ちることがあります。
これはライブドアブログに限らず、ドメイン変更を伴う引っ越しではよくある現象です。検索エンジン側が「別のサイト」と認識するため、評価の引き継ぎに時間がかかるイメージです。
とはいえ、
- 旧URLから新URLへの転送(リダイレクト)を正しく設定する
- サーチコンソールに新しいドメインを登録し直す
- アクセスが戻ってくるまで、数週間〜数か月単位で様子を見る
といった基本的な対応をすれば、多くの場合は少しずつ落ち着いていきます。短期的な変動が怖い人は、「記事が少ないうちに独自ドメインにしてしまう」という選択肢も検討してみてください。
デメリット5:管理ミスでブログが見えなくなるリスク
独自ドメインは「自分のもの」だからこそ、管理ミスがそのままトラブルにつながります。
- ドメインの更新をうっかり忘れてしまう
- SSL証明書の有効期限が切れてしまう
- DNS設定を変更したときに、元に戻せなくなる
こういったミスを防ぐために、
- ドメインとサーバーは基本的に自動更新にしておく
- 更新のタイミングをカレンダーアプリにメモしておく
- 設定を変える前に必ずスクリーンショットを残す
といった小さな工夫をしておくと安心です。
デメリットとその対策を一覧にすると、次のようになります。
| デメリット | 具体的な内容 | 主な対策 |
|---|---|---|
| 費用がかかる | 毎年ドメインの更新料が必要 | 本気で育てるブログだけ独自ドメインにする |
| 設定が難しい | DNSなど専門用語が多い | 公式マニュアルを見ながら慎重に進める |
| 短期的な順位低下 | 共有から独自への切り替え時に起こりやすい | 記事が少ないうちに独自ドメイン化しておく |
| 管理ミスのリスク | 更新忘れ・SSL切れなど | 自動更新とリマインダーで管理する |
ライブドアブログとWordPressの独自ドメイン運用を比較

「どうせ独自ドメインを取るなら、最初からWordPressの方がいいのでは?」と考える人も多いと思います。ここでは、ライブドアブログで独自ドメインを使う場合と、WordPressで独自ドメインを使う場合の違いをざっくり比較しておきます。
コスト面でのメリット・デメリット比較
まずは、多くの人が気になるお金の話からです。
| パターン | 初期費用の目安 | 年間の費用 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ライブドア+共有ドメイン | 0円 | 0円 | 完全無料でブログを試したい人 |
| ライブドア+独自ドメイン | ドメイン取得費用 | ドメイン更新費用のみ | 低コストで資産性も持たせたい人 |
| WordPress+独自ドメイン | サーバー費用+ドメイン取得費用 | サーバー費用+ドメイン更新費用 | 本格的にサイト運営をしたい人 |
ライブドアブログで独自ドメインを使う最大の魅力は、「サーバー代をかけずに、独自ドメインだけ先に育てられる」という点です。いきなりWordPressに行くのが不安な人にとっては、ちょうどいい中継地点になります。
SEOと成長スピードの違い
SEOだけに注目すると、次のような傾向があります。
- 短期的には、ライブドアなど大手無料ブログの共有ドメインの方が伸びやすいこともある
- 長期的には、独自ドメインをじっくり育てたサイトの方が安定しやすい
ライブドアブログで共有ドメインのままスタートして、手ごたえが出てから独自ドメインに切り替える方法もありますが、そのタイミングで一度順位が動くリスクはあります。
「しばらく様子を見たい」「ブログを続けられるか不安」という人は共有ドメインから始め、ある程度続けられそうだと感じた段階で独自ドメインに切り替えるのが現実的です。最初から「長くやる」と決めているなら、早めに独自ドメインを取ってしまうのも一つの考え方です。
運営スタイル別のおすすめパターン
どの選択肢が合うかは、「自分がどんなスタイルでブログを続けたいか」によって変わります。
- 副業ブロガータイプ
まずはライブドアブログで独自ドメインを使ってスタート。収益やアクセスの手ごたえが出てきたら、WordPressへの移行も検討する。 - 趣味ブロガータイプ
完全に趣味で、日記的に使うなら共有ドメインでも十分。ただ、「これは自分のライフログとして残したい」と感じたら、そのタイミングで独自ドメインを考える。 - 事業・専門家タイプ
会社や専門職の情報発信なら、信頼性が重要なので独自ドメインはほぼ必須。最初はライブドアブログ+独自ドメインで運営しつつ、コンテンツが増えてきたらWordPressのサイトを立ち上げてもよい。
ライブドアブログの独自ドメイン運用は、「コストは抑えたいけれど、ブログを自分の看板として育てていきたい」という人に向いた選択肢と言えます。
ライブドアブログで独自ドメインを設定する手順とコツ

ここからは、実際にライブドアブログで独自ドメインを設定するときの流れと、つまずきやすいポイントをまとめておきます。この記事だけ読んで作業するというよりは、「全体の地図」として頭に入れておいてもらえると安心です。
独自ドメイン取得から設定までの流れ
細かな画面はドメイン会社ごとに違いますが、やることの順番はだいたい同じです。
| 手順 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | ドメイン取得サービスで好きなドメインを契約する | できるだけ長く使える名前を選ぶ |
| 2 | ライブドアブログの管理画面で、独自ドメイン設定の場所を確認する | どこに何を入力するか、先にスクリーンショットを取っておく |
| 3 | ドメイン会社側でDNS設定を行う | CNAMEやAレコードを、案内どおりに入力する |
| 4 | ライブドアブログ側で独自ドメインを入力する | wwwあり・なしなど、表記ゆれがないかを慎重に確認する |
| 5 | 設定が反映されるまで待ち、ブログが表示されるか確認する | 別ブラウザやスマホからもチェックする |
私が初めて設定したときは、DNSの数字を一桁打ち間違えていて、半日ほど「表示されない…」と悩み続けました。今思えば単純ミスなので、コピペできる部分はできるだけコピペするのが一番です。
設定時にやりがちな失敗と回避策
ライブドアブログで独自ドメインを設定するとき、よくあるつまずきは次のようなものです。
- wwwありとwwwなし、どちらのURLで運用するか決めずに作業を始めてしまう
- ブラウザのキャッシュが残っていて、設定が反映されていないと勘違いする
- DNSの反映に時間がかかっているだけなのに、設定を何度も変えてしまう
これを防ぐために、
- 最初に「どのURLを正式版にするか」を紙やメモに書き出しておく
- 設定後はシークレットモードや別ブラウザで表示を確認する
- 最低でも数十分〜数時間は、設定を触らずに様子を見る
といった少しの工夫をしておくと、精神的にもだいぶ楽になります。
ドメイン変更後に必ずチェックしたいポイント
すでに共有ドメインで運営していたライブドアブログを、途中から独自ドメインに切り替える場合は、次のポイントを必ず確認しておきましょう。
- 旧URLから新URLへ、自動的に転送されているか
- サーチコンソールに、新しいドメインがきちんと登録されているか
- アクセス解析の計測用URLが、古いままになっていないか
- ASPやアフィリエイトの管理画面で、サイトURLの登録が古いままになっていないか
このあたりを丁寧に整えておくと、ライブドアブログで独自ドメインを使うデメリットとしてよく語られるトラブルを、かなり減らすことができます。
ライブドアブログ独自ドメインのよくある質問

最後に、ライブドアブログの独自ドメインに関して、よく聞かれる質問をQ&A形式でまとめておきます。
Q1. ライブドアブログで独自ドメインに変えると、SEO的に不利になりますか?
A. 一時的に順位が動く可能性はありますが、長期的に見て一方的に不利になるわけではありません。
共有ドメインから独自ドメインに切り替えるときは、検索エンジン側が「別のサイト」と認識するため、評価の引き継ぎに時間がかかります。その間、検索順位が下がったり、アクセスが減ったりすることはあり得ます。
ただし、正しくリダイレクトを設定し、サーチコンソールでの管理もきちんと行っていれば、徐々に新しいドメイン側に評価が移っていくケースがほとんどです。ライブドアブログで独自ドメインを使うかどうかは、短期の順位より「どれくらい先までブログを続けたいか」で決めた方が後悔しにくいと思います。
Q2. 趣味ブログにも、ライブドアブログ独自ドメインのメリットはありますか?
A. あります。ただし「どこまで本気で続けるか」によって変わります。
完全に自分の日記として使うだけなら、ライブドアブログの共有ドメインのままでもまったく問題ありません。むしろ、お金も手間もかからないので気楽です。
一方で、
- 自分の作品や活動の記録として、長く残しておきたい
- 趣味だけれど、同じ趣味の人の役にも立つ情報を書いていきたい
- いざというとき、自分のブログを「ポートフォリオ」として見せたい
という気持ちがあるなら、ライブドアブログで独自ドメインを使っておくメリットはかなり大きいです。URLに自分の名前や屋号が入っているだけで、ブログへの愛着も変わってきます。
Q3. 将来WordPressに移行するつもりです。今すぐ独自ドメインを取るべきですか?
A. 「ブログを続けるつもり」がある程度固まっているなら、早めに取ってしまうのがおすすめです。
将来的にWordPressに移行する前提であれば、
- 今のうちからライブドアブログで独自ドメインを使って育てておく
- ある程度記事数やアクセスが増えてきたタイミングでWordPressを用意する
- 同じ独自ドメインを今度はWordPress側に向け、必要に応じてリダイレクトを設定する
という流れを取ることで、「ドメインを変えたせいで全部やり直し」という状態を避けやすくなります。ライブドアブログで独自ドメインを使うデメリットとして語られる「切り替えの負担」も、早めに動くほど小さくできます。
ライブドアブログ独自ドメインメリット・デメリットのまとめ
この記事の内容を振り返っておきます
- ライブドアブログの共有ドメインは完全無料で気軽に始められるが、サービスに依存するため資産性は低い
- 独自ドメインにすると、ブログが自分の資産になり、SEO評価やブランド力、収益化の土台など多くのメリットを得られる
- 一方で、ドメイン費用や設定の手間、短期的な順位変動、管理ミスのリスクといったデメリットもある
- ライブドアブログで独自ドメインを使うのは、「コストは抑えたいけれど、ブログを自分の場所として育てたい人」に向いた選択肢
- 将来WordPressに移行する可能性があるなら、早めに独自ドメインを取って育てておくとスムーズに動きやすい
今日、最初の一歩としてやってほしいのは、「このブログをどれくらいの期間育てたいか」を一度紙に書き出してみることです。
数か月で終わるつもりなら共有ドメインのままでも構いませんが、「数年単位で続けたい」「自分や仕事の看板として育てたい」と感じるなら、今が独自ドメインを検討するちょうどいいタイミングかもしれません。
あなたのライブドアブログが、単なる無料ブログではなく、「自分だけの居場所」として育っていくきっかけになればうれしいです。



