SWELLのデモサイトを自分らしくカスタマイズしたいのに、デモ通りにならなかったり、どこから手を付けていいか分からなくて手が止まっていませんか。
この記事では、WordPressテーマ「SWELL」のデモサイトを自分仕様に整える具体的な流れを、実際の作業イメージと一緒にまとめました。
結論から言うと、順番だけ間違えなければ、初めてでもSWELLのデモサイトをカスタマイズして、十分プロっぽいサイトを作れます。
SWELLデモサイトをカスタマイズする前に知っておきたいこと

いきなり細かい設定をいじる前に、「そもそもSWELLのデモサイトはどう使うのが効率的か」を軽く押さえておくと、途中で迷いにくくなります。ここでは前提となる考え方を整理しておきます。
SWELLのデモサイトを使うメリット
SWELLのデモサイトは、完成イメージと型紙を一緒に渡してくれるような存在です。まっさらなテーマから自分でレイアウトを組むのと比べると、スタートラインがかなり前に進みます。
SWELLのデモを使う場合と、ゼロベースで作る場合のイメージを簡単に比べると、次のような感じです。
| 比較項目 | SWELLデモサイト利用 | ゼロから自作 | 別テーマに乗り換え |
|---|---|---|---|
| デザイン作成の時間 | かなり短い | 長くなりがち | 中くらい |
| 初心者の難易度 | 低め | 高め | テーマごとに異なる |
| オリジナル性 | 工夫次第で中〜高 | 高め | 中くらい |
| 必要な知識 | WordPressの基本操作 | デザイン・CSSの理解 | テーマごとの仕様理解 |
私の経験上、「まずはSWELLのデモをベースにして、徐々に自分の色を足していく」という進め方が、一番現実的でストレスが少ないやり方だと感じています。
SWELLデモサイトのカスタマイズで叶えたいゴールを決める
デモを触り始めると、細かいデザインが気になりやすいのですが、その前に「このサイトで何をしたいか」をゆるく決めておくと、方向性がぶれなくなります。
例えば、こんな感じのゴール設定でも十分です。
- 趣味ブログだけど、読みやすくてちょっとおしゃれな雰囲気にしたい。
- 店舗サイトとして、メニューと予約ボタンをとにかく分かりやすくしたい。
- サービス紹介サイトとして、プロフィールと実績、問い合わせボタンをしっかり見せたい。
SWELLのデモサイトをカスタマイズするときは、「なんとなくかっこよく」ではなく、「誰に何を伝えるサイトか」を軽く決めてから触ると、作業の迷いがぐっと減ります。
SWELLデモサイトの種類と選び方

次に、「どのデモを選ぶか」という話です。ここを間違えると、あとから直す量が増えてしまうので、最初にざっくり特徴を知っておきましょう。
ブログ型・サイト型・LP型デモの違い
SWELLが公式で用意しているデモサイトは、大きく分けると次の3タイプに分かれます。
| タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ブログ型 | 新着記事の一覧が目立つ構成で、記事をどんどん追加する前提のレイアウトです。 | 雑記ブログや特化ブログなど、記事中心で育てたい人。 |
| サイト型 | トップにサービス紹介や実績、料金などのセクションが並びます。 | フリーランス、教室、サロン、店舗など、事業サイトを作りたい人。 |
| LP型 | 1ページの中でサービスを完結して説明する縦長レイアウトです。 | 講座・イベント・単発商品など、1つのものを集中して見せたい人。 |
「ブログも書きたいし、サービス紹介もしたい」という人は、サイト型のデモをベースにして、ヘッダーメニューからブログ一覧へ飛べるようにしておくと扱いやすいです。
自分のジャンルに合うデモサイトを選ぶコツ
最初から自分のジャンルに近いデモを選んでおくと、SWELLのデモサイトのカスタマイズがかなりスムーズになります。確認しておきたいポイントは次の通りです。
- 一番見せたい情報が、トップページのどこに置かれているか。
- 写真多めの構成か、テキスト多めの構成か、自分のコンテンツ量と合っているか。
- 色の雰囲気が、自分やお店のイメージと大きくズレていないか。
例えば、写真がほとんどないコンサル系のサービスなのに、写真ゴリゴリのデモを選ぶと素材集めが大変です。逆に、ビジュアルが命のカフェやサロンなら、最初から写真を大きく見せるデモを選んだ方が早く仕上がります。
SWELLデモサイトを着せ替えする基本手順

ここからは、SWELLのデモサイトを実際に自分のサイトに着せ替える基本の流れをおさらいしていきます。難しい操作はないので、落ち着いて一つずつ進めれば大丈夫です。
着せ替え前にやっておきたい準備チェックリスト
いきなりデモデータを読み込む前に、今の状態を軽く保険として残しておくと安心です。最低限、次の項目だけは確認しておきましょう。
| チェック項目 | 内容 | メモ |
|---|---|---|
| ログイン情報 | 管理画面に問題なく入れるか確認します。 | IDとパスワードはどこかに控えておきます。 |
| テーマ・プラグイン | 可能な範囲で更新しておきます。 | 古すぎると不具合の原因になりやすいです。 |
| 現在のデザインの状態 | カスタマイザーの設定をエクスポートしておくと安心です。 | 元に戻したくなったときに役立ちます。 |
| 不要なプラグイン | 使っていないものは一度停止します。 | 表示崩れの原因を減らせます。 |
とくに現在のデザインにこだわりがある場合は、カスタマイザーのエクスポート機能を使って設定を保存しておくことをおすすめします。
デモデータのインポート手順の流れ
SWELLのデモサイトを自分のサイトに反映する流れは、ざっくり分けると次のとおりです。
- SWELLの会員サイトから、使いたいデモの設定ファイルをダウンロードする。
- カスタマイザーの設定をインポートできるプラグインをインストールして有効化する。
- 「外観」→「カスタマイズ」からインポートメニューを開き、ダウンロードしたファイルを読み込む。
この時点では、文字や画像はまだダミーのままで大丈夫です。まずはレイアウトが大きく崩れていないか、デモサイトの見た目と大きく違わないか、といった全体の印象だけ確認しておけばOKです。
着せ替え後にひとまず確認したいポイント
デモを適用した直後に、最低限チェックしておきたい点をまとめると次のとおりです。
- ヘッダーやメニューが、デモのレイアウトと極端に違っていないか。
- トップページのセクション(ヒーロー画像、スライダーなど)がちゃんと表示されているか。
- スマホ表示で、重要なボタンやメニューが隠れていないか。
ここで大きく崩れている場合は、キャッシュ系プラグインを一度オフにしたり、他テーマ専用のプラグインを停止してみたりと、環境側の要因も疑ってみてください。
デモサイトを自分らしくカスタマイズする7つのポイント

着せ替えが済んだら、いよいよ「自分のサイト」らしさを足していく段階です。ここでは、優先度の高い順番でカスタマイズのポイントを整理しました。
ロゴ・サイトタイトル・キャッチコピーを変える
一番目立つのが、サイトの顔であるロゴやタイトル、キャッチコピーです。ここがデモのままだと、どうしてもよそのサイト感が残ってしまいます。
- ロゴ画像があれば差し替える。
- ロゴがない場合は、いったんテキストロゴでもOK。
- サイトタイトルとキャッチフレーズを、自分の言葉に書き換える。
ロゴが用意できていなくても、「サイトタイトルを分かりやすくする」「キャッチコピーで一言コンセプトを伝える」だけで印象はかなり変わります。
カラー・フォント・余白の整え方
次に、サイト全体の雰囲気を決める「色」「文字」「余白」を整えていきます。全部を一気に変えようとすると難しく感じるので、よく触る項目を中心に調整すると楽です。
| 設定項目 | 内容 | カスタマイズの目安 |
|---|---|---|
| メインカラー | ボタンやリンクなど、目立たせたい部分の色です。 | ブランドカラーを1色決めて、それに統一するとまとまります。 |
| サブカラー | 見出しや装飾に使うアクセントカラーです。 | メインカラーの明るい色か、相性のいい1色に絞るとスッキリします。 |
| ベースカラー | 背景となる色です。 | 白〜薄いグレーあたりにしておくと、文字が読みやすくなります。 |
| フォントサイズ | 本文や見出しの文字の大きさです。 | スマホで読んだときに小さすぎないか、実際に自分の目で確認します。 |
色をいじるときは、最初から全部変えずに「まずはメインカラーだけ決める」くらいの気持ちで触ると、バランスを崩しにくいです。
メニューとヘッダー周りを整理する
ヘッダーメニューは、ユーザーにとっての「サイトの地図」です。ここがごちゃごちゃしていると、せっかくSWELLのデモサイトをカスタマイズしても、使いにくいサイトになってしまいます。
- メニュー項目は5つ前後を目安に絞る。
- ブログなら「カテゴリ一覧」、店舗なら「メニュー」「アクセス」「予約」など、目的ごとに分ける。
- スマホメニューでも同じ順番・項目になるように確認する。
メニューの並び替えだけでも、「分かりやすいサイトだな」という印象がかなり変わります。自分が利用者だったらどこを押したいか、想像しながら配置してみてください。
トップページのヒーロー・スライダー・CTAを整える
デモのままだと、トップにある大きな画像やキャッチコピー、ボタンの文言がサンプルのままになっていることが多いです。ここは優先的に自分仕様に変えていきましょう。
- ヒーローのキャッチコピーを、「誰のためのどんなサイトか」が一瞬で伝わる言葉にする。
- ボタン文言を「お問い合わせ」「メニューを見る」など、具体的な行動にする。
- スライダーの対象記事を、自分の看板記事やお知らせに差し替える。
トップの数行とボタンの一言だけでも、かなり自分のサイトらしさが出てきます。
ブログ一覧・カードデザインを見やすくする
ブログ型のSWELLデモを使う場合は、記事一覧の見せ方も大事です。ここが読みにくいと、せっかく書いた記事になかなか辿り着いてもらえません。
- 1ページに表示する記事数が多すぎないか。
- アイキャッチ画像の比率が揃っているか。
- カテゴリや日付など、表示項目が多すぎてごちゃごちゃしていないか。
「ただ記事が縦に並んでいるだけ」に見えるときは、ピックアップエリアを作っておすすめ記事だけまとめたり、ランキングブロックを活用したりして、視線の流れを意識してあげると読みやすくなります。
コードなしでできるSWELLデモサイトカスタマイズ

ここからは、CSSやPHPに触らなくてもできる範囲のカスタマイズを紹介します。ブロックエディターとSWELLの機能だけでも、十分見栄えの良いサイトに仕上げられます。
ブロックエディターでセクションを足していく
SWELLはブロックエディターとの相性が良く、デモにないセクションも自分で簡単に追加できます。私も、デモをベースにしつつ、必要な部分だけブロックで足していく形で作ることが多いです。
- フルワイドブロックで、背景色の違う帯状セクションを作る。
- カラムブロックで、サービスを2〜3列に並べて紹介する。
- ボックスブロックで、注意書きや補足を目立たせる。
例えば、「お客様の声」「サービスの流れ」「料金表」といった部分は、ブロックの組み合わせだけで十分きれいに表現できます。
SWELL専用ブロックのおすすめ活用例
SWELLには見た目にこだわった専用ブロックがいくつも用意されています。よく使うものと使いどころをまとめると、次のようなイメージです。
| ブロック名 | 用途 | カスタマイズのポイント |
|---|---|---|
| フルワイド | 画面いっぱいの帯状セクションを作るとき。 | セクションごとに背景色を変えると、区切りが分かりやすくなります。 |
| FAQ | 質問と答えをセットで見せたいとき。 | 実際によく聞かれる質問に絞ると、読まれやすいです。 |
| ステップ | 手順や流れを説明するとき。 | 3〜5ステップ程度に抑えると、サッと全体が把握できます。 |
| ボックスメニュー | サービス一覧やカテゴリ一覧を並べたいとき。 | 画像と短い説明文だけで直感的に内容を伝えられます。 |
これらをうまく組み合わせると、コードを書かなくても「ちゃんと作り込まれたサイト」に見えるようになります。
プラグインに頼りすぎないカスタマイズの考え方
SWELLのデモサイトをカスタマイズしていると、「あれもこれもプラグインを入れたくなる」タイミングが来ます。ただ、プラグインが増えると表示速度や不具合のリスクも上がるので注意が必要です。
- デザインに関する部分は、できる限りSWELL本体の機能で完結させる。
- どうしても足りない機能だけ、実績のあるプラグインに絞って使う。
- 同じ役割のプラグインを重複して入れない。
「これはプラグインに任せる」「これはSWELLの機能でやる」と自分なりに線引きしておくと、サイトのメンテナンスがぐっと楽になります。
上級者向けSWELLカスタマイズの考え方

ここからは、SWELLのデモサイトを何度かカスタマイズして慣れてきた人向けに、もう一歩踏み込んだ調整の考え方を紹介します。いきなり全部やる必要はないので、気になるところだけ取り入れてみてください。
追加CSSで細部を整える
ブロックの設定だけでは調整しづらいのが、余白の微調整や特定パーツだけの色変更などの「細かい見た目」です。SWELLには追加CSSを書き込めるエリアが用意されているので、ポイントで使うと仕上がりが変わります。
- 特定のボックスだけ余白を増やす。
- スマホのときだけフォントサイズを少し大きくする。
- 重要なセクションだけ背景色を変える。
クラス名を付けてその要素だけにスタイルを当てるなど、範囲を絞って使うと、全体のバランスを壊さずに微調整できます。
子テーマを使って安全にカスタマイズする
テンプレートファイルを編集したり、フックを使って機能を追加したい場合は、親テーマではなく子テーマ側で作業するのが基本です。これはSWELLに限らず、WordPress全般に共通する考え方です。
| 種類 | 子テーマに入れるもの | 親テーマに任せるもの |
|---|---|---|
| CSS | 細かいレイアウト調整や色の上書きなど。 | テーマ標準のスタイル全般。 |
| PHP(フック) | ヘッダーに電話番号を追加するなどの軽いカスタマイズ。 | テーマ本体の機能部分。 |
| テンプレート | 特定のページ専用テンプレート。 | 投稿や固定ページなど、基本テンプレート。 |
自分で追加したコードは子テーマ側にまとめておくと、「どこをいじったのか」が分かりやすくなり、後からメンテナンスするときも安心です。
よくある質問:SWELLデモサイトのカスタマイズ編

最後に、SWELLのデモサイトをカスタマイズするときによく出る質問を、Q&A形式でまとめておきます。作業中に困ったときのチェックリストとしても使ってみてください。
Q1.SWELLのデモサイトをカスタマイズしても、デモと同じ見た目になりません
A. デモ通りにならないときは、次のポイントを順番に確認してみてください。
- デモで使われているプラグインがすべて有効化されているか。
- メニューやウィジェットの「配置場所」が、デモと同じエリアになっているか。
- キャッシュ系プラグインやブラウザのキャッシュが影響していないか。
とくに、メニューやウィジェットの「割り当て忘れ」が原因になっていることが多いです。デモのスクリーンショットと見比べながら、1つずつ位置を合わせてみてください。
Q2.SWELLのデモサイトを触っていたらレイアウトが崩れました。元に戻せますか?
A. どこまで戻せるかは事前の準備次第ですが、次のような手順でかなりの範囲はリカバリーできます。
- カスタマイザー設定をエクスポートしていれば、それをインポートし直す。
- デモデータを再インポートして、そこから必要最低限のカスタマイズだけやり直す。
- 変更した箇所を思い出せる場合は、メモを見ながら一つずつ元に戻してみる。
大きな変更をする前に、一度カスタマイザーの設定を保存しておく習慣を付けておくと、精神的なハードルもかなり下がります。
Q3.どこまで手を入れれば、オリジナルのSWELLサイトと言えるのでしょうか?
A. 私の感覚では、次の3つを変えていれば、十分オリジナルサイトだと胸を張っていいと思います。
- ロゴ・タイトル・キャッチコピーが、自分のサービスやブログに合う内容になっている。
- カラーとフォントが、自分のテイストに合わせて調整されている。
- トップページの構成を、自分の目的に合わせて入れ替え・追加している。
逆に言うと、これらが全部デモのままだと、「どこかで見たことあるサイト」になりがちです。SWELLのデモサイトをカスタマイズするときは、デモそのものをゴールにするのではなく、「型を借りて自分の色を乗せる」イメージを持っておくと良いと思います。
SWELLデモサイトカスタマイズのまとめ
この記事のポイントを振り返ります
- SWELLのデモサイトは、ゼロから作るよりもずっと楽に「それっぽい」デザインを手に入れられる土台です。
- 自分の目的に合ったデモを選ぶことで、カスタマイズの手間と迷いを減らせます。
- ロゴ・カラー・トップセクションを変えるだけでも、十分オリジナル感が出ます。
- ブロックエディターとSWELL専用ブロックを組み合わせれば、コードなしでもかなりリッチな構成になります。
- 追加CSSや子テーマは、「細部の仕上げ」や「機能追加」をしたくなったタイミングで少しずつ覚えればOKです。
今日からできる最初の一歩としては、次の3ステップをおすすめします。
- SWELLのデモサイト一覧をざっと眺めて、自分の目的に一番近いものを1つだけ選ぶ。
- そのデモを適用し、ロゴ・サイトタイトル・キャッチコピーだけ自分用に書き換える。
- メインカラーを自分のブランドカラーに変更し、スマホ表示で全体の雰囲気を確認する。
ここまで終われば、もう「よくあるデモサイト」から一歩抜け出しています。完璧を目指しすぎず、少しずつ手を動かしながら、自分だけのSWELLサイトに育てていきましょう。




