ワードプレスを入れたばかりだと、よく分からないテーマが勝手に有効になっていて「このままで大丈夫かな…」と不安になりますよね。
この記事では、WordPressのデフォルトテーマの設定や削除で迷わないために、役割の整理から安全な削除手順まで、私の失敗談も交えながらまとめています。
WordPressのデフォルトテーマとは?設定前に役割をサクッと整理

ここでは、そもそもWordPressのデフォルトテーマが何者なのかを整理します。役割が分かると、「残す・削除する」の判断がかなりしやすくなります。
デフォルトテーマの基本:どんなときに自動で設定される?
WordPressをインストールした直後や、新しくサイトを作ったときに、最初から有効になっているテーマが「デフォルトテーマ」です。
見た目はシンプルですが、実は次のような特徴があります。
| 項目 | デフォルトテーマ | その他のテーマ |
|---|---|---|
| 提供元 | WordPress公式 | 公式または第三者 |
| 安定性 | コア側でしっかりテストされている | 開発者によって品質に差が出やすい |
| アップデート | 比較的こまめに行われる | テーマごとにマチマチ |
| 想定用途 | サンプル・学習・検証用、本番も可 | 本番サイト向けのデザインがメイン |
私も初めてブログを作ったとき、「なんだか英語っぽいデザインのトップページ」が急に出てきて焦りましたが、実際には「とりあえず動く状態にしておいてくれる保険のテーマ」と考えるとイメージしやすいです。
デフォルトテーマを残しておくべき理由
「どうせ別のテーマを使うなら、デフォルトテーマは全部削除してしまってもいいのでは?」と思いがちですが、実はひとつだけは残しておいたほうが安心です。
理由はこんな感じです。
- テーマやプラグインの不具合が起きたとき、デフォルトテーマに切り替えて原因を切り分けできる
- 何かの拍子に現在のテーマが壊れても、デフォルトテーマに自動で切り替わる「逃げ場」になる
- WordPress本体の想定どおりに動くので、問題の原因を絞り込みやすい
逆に、デフォルトテーマをひとつも残さないと、次のようなデメリットが出やすくなります。
- サイトヘルスで「デフォルトテーマを利用可能にしましょう」というメッセージが出やすい
- 今のテーマに大きな不具合が出たとき、切り替え先がなくて復旧に時間がかかる
- 制作会社やサポートに相談したとき、「デフォルトテーマに切り替えてみてください」と言われても試せない
なので、「デフォルトテーマはひとつだけ残して、他は整理して削除する」という考え方が、実務的にもバランスがいいです。
WordPress デフォルトテーマ 設定で最初にやるべきこと

次に、デフォルトテーマをそのまま使う場合や、しばらく使いながら様子を見たい場合に、最初に押さえておきたい設定をまとめます。
一般設定・表示設定とデフォルトテーマの関係
デフォルトテーマだけの話ではありませんが、WordPress全体の基本設定を先に整えておくと、あとがかなりラクです。特に次の項目は、デフォルトテーマの見え方にも関わります。
| 設定メニュー | 具体的な項目 | デフォルトテーマへの影響 |
|---|---|---|
| 一般設定 | サイトのタイトル・キャッチフレーズ | ヘッダーやタイトルタグにそのまま反映される |
| 表示設定 | フロントページの表示形式 | ブログ型か固定ページ型かのレイアウトに関係する |
| パーマリンク設定 | 投稿名などのURL形式 | テーマ内のリンク表示や内部リンク構造に影響 |
| ディスカッション | コメントの有無 | 投稿ページのコメント欄表示に関係する |
私のおすすめは、テーマの見た目をいじる前に、これらの設定をざっくり決めておくことです。あとから変更しても大丈夫ですが、URLの形式(パーマリンク)だけは、できれば早めに固めておいたほうが、後々のトラブルが少なくなります。
デフォルトテーマを使ったトップページの整え方
多くのデフォルトテーマは、インストール直後は「ブログの新着記事がずらっと並ぶレイアウト」になっています。
「会社サイトのように、最初は固定ページを見せたい」「プロフィールページをトップにしたい」といった場合は、次の流れで整えるとシンプルです。
- 固定ページで「トップページ用」のページを作る(タイトルと簡単な文章だけでもOK)
- 固定ページで「ブログ一覧用」のページを作る
- 表示設定で「フロントページの表示」を「固定ページ」に変更する
- フロントページにトップページ用、投稿ページにブログ一覧用のページを指定する
これだけで、デフォルトテーマでも「ホームページ+ブログ」という構成にできます。
私も最初は、「固定ページ」「投稿ページ」という言葉にビビっていたのですが、実際に触ってみると数クリックで切り替えられるので、一度試してみる価値はあります。
デフォルトテーマをカスタマイズするときのポイント
デフォルトテーマは、カスタマイズ機能やブロックエディタと相性がよく、ちょっとした見た目の変更なら、コードを書かずにかなり対応できます。
最初に触るなら、このあたりから始めるのがおすすめです。
| カスタマイズ箇所 | できることの例 | 難易度 |
|---|---|---|
| サイトの色 | 主要カラーやリンク色を変更 | 低 |
| フォント | 見出しや本文のフォント種類を変更 | 低〜中 |
| ヘッダー | ロゴ画像の設定、メニュー位置の調整 | 低〜中 |
| フッター | コピーライト文言やメニューの追加 | 低〜中 |
「まずは色とロゴだけ変えて、あとはほぼデフォルトのまま」という運用でも、十分に見られるサイトになります。
最初から細かく作り込みすぎると、テーマを変更したときにやり直しが大変なので、ひとまず「自分のサイトだと分かる最低限のブランディング」を目標にするのがおすすめです。
WordPress デフォルトテーマ 削除の基本と注意点

ここからは、デフォルトテーマを含め、不要なテーマを削除するときの考え方と注意点をまとめます。ルールさえ分かれば、怖がらずに整理できるようになります。
削除していいテーマ・残すべきテーマの見分け方
テーマ一覧を開くと、見たこともないテーマがずらっと並んでいて「どれを消していいのか分からない」という状態になりがちです。
ざっくりと、次の表のように判断すると分かりやすくなります。
| テーマの種類 | 削除してOKか | 理由 |
|---|---|---|
| 今、有効化しているテーマ | 削除NG | 削除するとサイトが表示できなくなるため |
| デフォルトテーマのうち新しいもの | 基本は残す | フォールバックや検証用として便利なため |
| 古いデフォルトテーマ(使っていない) | 削除OK | 保険用としては新しいものがひとつあれば足りるため |
| 過去に使っていたが今は使っていないテーマ | 基本は削除OK | セキュリティと管理の手間を減らすため |
| 子テーマの親テーマ | 削除NG | 親テーマがないと子テーマが動かなくなるため |
私自身は、「今使っているテーマ+新しめのデフォルトテーマ」以外は、基本的にすべて削除するルールで運用しています。
これだけでも、テーマ一覧画面がかなりスッキリして、アップデート通知の数も一気に減ります。
削除前に必ず確認したいチェックリスト
思わぬトラブルを避けるために、テーマを削除する前に次の3点だけは確認しておきましょう。
- 今有効になっているテーマを削除しようとしていないか
- 子テーマを使っている場合、その親テーマを消そうとしていないか
- 本番サイトであれば、バックアップをひとつ取ってあるか
特に、親テーマを誤って削除してしまうパターンはよくあります。
子テーマを使っている場合、テーマ名の末尾に「-child」などが付いていることが多いので、親子関係をよく確認してから削除するようにしてください。
デフォルトテーマを削除しすぎたときのリスク
もしデフォルトテーマをすべて削除してしまうと、次のようなリスクが出てきます。
- サイトヘルスで「デフォルトテーマを利用可能にしましょう」といったメッセージが表示される
- 今のテーマに重大な不具合が出たとき、切り替え先がなくて復旧が難しくなる
- トラブルの切り分けで「デフォルトテーマに変えて確認してください」と言われても試せない
わざわざ全部消すメリットはほとんどないので、保険としてひとつだけ残しておくのが現実的です。
WordPress管理画面からデフォルトテーマを削除する手順

ここでは、実際にWordPressの管理画面からデフォルトテーマや不要なテーマを削除する手順を、できるだけ分かりやすくまとめます。
ダッシュボードでの削除ステップ
削除の流れ自体はとてもシンプルで、慣れてしまえば1分もかかりません。
- 管理画面の「外観」→「テーマ」を開く
- 削除したいテーマのサムネイルをクリックして「テーマの詳細」を開く
- 右下にある「削除」というリンクをクリックする
- 確認のダイアログが出るので「OK」を選ぶ
このとき、必ず「今有効になっていないテーマ」を選ぶようにしてください。
もし間違えて現在のテーマを開いてしまっても、そもそも削除ボタンは表示されないので、そこで気づけます。焦らず、一つずつ確認しながら進めれば大丈夫です。
削除できないときの対処法(FTP・サーバー側)
まれに、管理画面からテーマを削除しようとしても、サーバーの権限やエラーの関係で削除できないことがあります。
その場合は、サーバー側からテーマのフォルダを削除する方法もあります。
| 方法 | 使うもの | おおまかな手順 |
|---|---|---|
| FTPソフト | FTPクライアント | サーバーに接続し、「wp-content/themes」フォルダ内の不要なテーマフォルダを削除する |
| サーバーファイルマネージャ | レンタルサーバーの管理画面 | ファイルマネージャを開き、同じく「themes」フォルダ内の不要なフォルダを削除する |
| WP-CLI(上級者向け) | コマンドライン | wp theme listで一覧を確認し、wp theme delete テーマ名を実行する |
ここまでやるのは少し上級者向けなので、「ちょっと不安だな」と感じたら、まずレンタルサーバーのサポートに「テーマ削除のエラーが出ている」と相談してみるのもありです。
デフォルトテーマ設定・削除でよくあるトラブルと解決策

デフォルトテーマの設定や削除まわりで、実際によくあるトラブルと、その解決の方向性を整理しておきます。
サイトヘルスの「デフォルトテーマを利用可能にしましょう」への対応
サイトヘルスに「デフォルトテーマを利用可能にしましょう」といったメッセージが出ている場合、多くは次のどちらかが原因です。
- デフォルトテーマがひとつもインストールされていない
- デフォルトテーマはあるが、古いものしか残っていない
このときの基本的な対処法はシンプルです。
- 「テーマの新規追加」から、公式のデフォルトテーマをインストールする
- 有効化はせず、「インストールした状態」で置いておく
これだけでサイトヘルスの注意が消えるケースも多く、セキュリティ面や安定性の面でもプラスになります。
誤ってデフォルトテーマを削除したときの復旧
もし勢いでデフォルトテーマを全部削除してしまっても、ほとんどの場合は簡単に復旧できます。
- 「外観」→「テーマ」→「新しいテーマを追加」を開く
- 検索窓にデフォルトテーマの名前を入力して検索する
- 出てきたテーマの「インストール」ボタンを押す
このとき、無理にそのテーマを有効化する必要はありません。
あくまで「保険として置いておく」だけでも、テーマ削除にまつわる不安はかなり減ります。
デフォルトテーマだけで運用するときのコツ
「有料テーマを買うほどではないし、とりあえずデフォルトテーマでブログを始めたい」という人も多いと思います。
そんなときは、次のようなシンプルな工夫を意識するだけで、かなり見やすくなります。
| やること | 目的 |
|---|---|
| 色とフォントだけ整える | 見た目の「テンプレ感」を減らす |
| 使わないウィジェットをオフにする | サイドバーをスッキリさせて読みやすくする |
| メニュー構造をシンプルにする | 読者が迷わず回遊できるようにする |
デフォルトテーマは、無理に「おしゃれなデザイン」に寄せるよりも、読みやすさと情報の整理を優先したほうが力を発揮します。
デザインに時間をかけすぎず、記事づくりに集中したい人には、むしろ相性の良い選択肢です。
よくある質問:WordPress デフォルトテーマの設定・削除

最後に、デフォルトテーマの設定や削除について、よく聞かれる質問と答えをまとめておきます。
Q1. デフォルトテーマは何個残しておけばいいですか?
A. 基本的には「新しいデフォルトテーマをひとつ残す」だけで十分です。
今使っているテーマと合わせて2つか3つくらいにしておくと、デフォルトテーマの設定や削除のあとも、管理がラクになります。
Q2. デフォルトテーマを全部削除するとWordPressは壊れますか?
A. すぐに壊れるわけではありませんが、サイトヘルスの注意が増えたり、不具合が起きたときの切り分けが難しくなります。
デフォルトテーマを正しく設定しておく意味でも、やはりひとつだけは残しておくことをおすすめします。
Q3. デフォルトテーマと有料テーマ、どちらを使うべきですか?
A. これはサイトの目的や予算によりますが、最初はデフォルトテーマで始めて、必要性を感じたら有料テーマに乗り換える流れが現実的です。
乗り換え前に、不要なテーマを削除して整理しておくと、移行作業もスムーズになります。
まとめ:WordPress デフォルトテーマの設定と削除の最初の一歩
この記事のポイントを振り返ります
- デフォルトテーマは「保険」と「検証用」の役割があるので、ひとつだけ残しておくと安心
- WordPress全体の基本設定を整えると、デフォルトテーマの見え方や使い勝手も安定する
- 今使っていないテーマや古いデフォルトテーマは、原則として削除してOK
- 管理画面で削除できない場合は、サーバー側からの削除やサポートへの相談も選択肢
- トラブル時は、デフォルトテーマをインストールし直すことで復旧のとっかかりを作れる
今日からできる最初の一歩は、WordPressの管理画面で「外観」→「テーマ」を開き、
- 今使っているテーマ
- 保険として残しておきたいデフォルトテーマ
この2つを確認し、それ以外の不要なテーマに目星を付けることです。
あとは、この記事の手順に沿って一つずつ整理していけば、デフォルトテーマの設定や削除まわりのモヤモヤは、かなりスッキリしていくはずです。




