アフィリエイトは捕まるの？よくある誤解とやりがちなNG項目10選

アフィリエイトで本当に捕まるのか、不安で手が止まっていませんか。

私もよく相談を受けますが、そのたびに「普通にブログを書いているだけで捕まることはほとんどないけれど、やり方次第ではアウトになる可能性がある」とお話ししています。

この記事でわかること

アフィリエイトで捕まる人がやってしまいがちな典型パターン
薬機法や景品表示法など、最低限知っておきたい法律のざっくりポイント
アフィリエイトが関わったトラブルのイメージと注意したいジャンル
アフィリエイトで捕まらないための具体的なチェックリスト
今日からできる、安全な記事の書き方と運営のコツ

結論を先に一言でまとめると、「アフィリエイトそのものが危険なのではなく、違法な商材やウソに近い表現、やり方の組み合わせが問題になって捕まる可能性が出てくる」です。アフィリエイトで捕まることへの漠然とした不安を、具体的な知識に変えていきましょう。

結論：アフィリエイトで捕まるのは“仕組み”ではなく“やり方”
アフィリエイトで捕まる前に押さえたい法律の全体像
アフィリエイトで本当に捕まるケースと実例イメージ
普通のブロガーがアフィリエイトで捕まる前に知るべきNG行為
アフィリエイトとステマ規制：捕まる前にPR表記を整えよう
税金・副業ルールでアフィリエイトが原因で“捕まる”こともある？
アフィリエイトで捕まらないための安全チェックリスト
よくある質問：アフィリエイトで捕まる？に答えます
まとめ：アフィリエイトで捕まる不安を手放すために

結論：アフィリエイトで捕まるのは“仕組み”ではなく“やり方”

ごとう

最初に、「アフィリエイトだから危ない」という誤解を解いていきます。そのうえで、「どんなやり方をするとアフィリエイトがきっかけでトラブルや“捕まる”可能性につながるのか」をざっくり見ていきます。ここを押さえておくと、このあと出てくる法律や事例も理解しやすくなります。

アフィリエイト自体は合法。捕まるのは“違法な要素”を混ぜたとき

アフィリエイトは、商品やサービスを紹介して、成果が出たときだけ報酬が発生する広告の仕組みです。この仕組みそのものは合法で、多くの企業や個人が普通に利用しています。問題になりやすいのは、次のような「違法な要素」とセットになったときです。

要素	具体例	リスクのイメージ
商材そのもの	未承認医薬品、違法なギャンブルサービスなど	商材自体が法律違反だと、紹介した側が加担したと見なされることがある
広告表現	「絶対痩せる」「がんが治る」などの誇大な表現	薬機法や景品表示法に触れ、行政処分や罰金の対象になる可能性がある
手口・行為	他人名義での不正申込み、虚偽の体験談でだますなど	詐欺などの犯罪として扱われ、刑事事件になることもある
お金の扱い	収入があるのに確定申告をまったくしない	悪質だと判断されれば、脱税として重い処分につながる可能性がある

つまり、「アフィリエイトだから捕まる」のではなく、「違法な商材・表現・手口と組み合わさったアフィリエイト運営」が問題になると考えておくと整理しやすいです。

「普通にやっていれば大丈夫」が通用しない理由

多くのブロガーさんは、「大手ASPに案件があるなら安全でしょ」と考えがちです。気持ちはよくわかりますが、実務では次のようなズレが起きやすいです。

ASPや広告主は、すべてのアフィリエイト記事の細かい表現まではチェックしきれない
ブロガー側が成果を出そうとして、広告主が出していない情報を勝手に盛ってしまう
ルールやガイドラインが変わっても、古い記事が修正されずに放置される

本人に悪気はなくても、結果的に薬機法や景品表示法のルールから外れてしまうことは十分ありえます。「普通にやっているつもりだから大丈夫」ではなく、「どこが危ないのかを自分の言葉で説明できるか」を基準にするほうが安全です。

アフィリエイトで捕まるのが怖い人がまず確認すべきポイント

「怖いから何も書けない」という状態になると、せっかくの行動力がもったいないですよね。そんなときは、まず次の3点だけチェックしてみてください。

紹介している商材が、そもそも法律的に問題のあるジャンルではないか
ブログ内に「絶対」「必ず」などの強すぎる保証表現が乱発されていないか
他サイトの文章や画像を、そのまま持ってきて使っていないか

この3つをしっかり意識するだけでも、アフィリエイトで捕まる可能性はぐっと下げられます。このあと、もう少し細かく分解していきますね。

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アフィリエイトで捕まる前に押さえたい法律の全体像

ごとう

次に、「アフィリエイトにはどんな法律が関わってくるのか」をざっくり整理しておきます。条文を暗記する必要はありませんが、「このジャンルではこの法律が関係してきそうだな」とイメージできるだけでも、安全性はかなり変わってきます。

アフィリエイトと関係が深い主な法律一覧

アフィリエイトでよく名前が出てくる法律を、ざっくりまとめると次のようになります。

法律名	関係しやすいジャンル	ざっくり一言で言うと
薬機法	健康食品、サプリ、化粧品、医薬品など	体や健康に関する「効き目」の表現ルールを決める法律
健康増進法	ダイエット、健康食品など	健康情報の誇大広告をおさえるための法律
景品表示法	ほぼ全ジャンル	実際より良く見せたり、有利に見せたりする表示を禁止する法律
特定商取引法	通販、情報商材など	販売ページの表示義務や誇大広告を規制する法律
著作権法	画像、文章、動画など	他人の著作物を勝手に使うときに問題になる法律
税法（所得税など）	すべての収入	アフィリエイト収入も含め、所得に税金がかかるルール
副業関連のルール	公務員・会社員全般	就業規則や法令で副業を制限する決まり
刑法（詐欺など）	詐欺的な手口全般	ウソで人をだましてお金を得ると重い罰則がある法律

これらの法律が、アフィリエイトのジャンルや書き方によって関わり方を変えてきます。全部を完璧に理解しようとする必要はないので、「自分のジャンルではどれが特に大事か」を意識しておきましょう。

薬機法・健康増進法：健康系アフィリエイトで特に要注意

健康食品やダイエット系、サプリ、育毛剤などのアフィリエイトは、報酬が高めなことも多いですが、そのぶん薬機法や健康増進法に引っかかりやすいジャンルでもあります。

たとえば、次のような表現はかなり危険です。

「飲むだけで◯kg必ず痩せる」
「このサプリで病気が治る」
「薬をやめても大丈夫になる」

医師でも言い切らないような内容を断定するのは、基本的にアウト寄りです。逆に、

「ダイエットをサポートする成分が配合されている」
「生活習慣の見直しと組み合わせることで、体型維持を目指せる」

など、「サポートする」「目指せる」といった表現にすると、薬機法的にもかなり安全寄りになっていきます。

景品表示法：誇張しすぎたアフィリエイト記事はここに触れやすい

景品表示法は、「実際よりも著しく良く見せる表示」や「実際よりも著しく有利に見せる表示」を禁止する法律です。アフィリエイト記事では、次のような表現が問題になりがちです。

根拠のない「業界No.1」「日本一」
実績のない「通常価格」を見せて、見かけだけ大きく値引きしているように見せる
「誰でも簡単」「何もしなくても儲かる」といった現実離れしたメリットの連発

数字やランキングを出すときは、「データの出どころ」「調査範囲」「期間」などをできる範囲で明らかにしておくと、景品表示法の観点からも安心感が増します。

著作権法：コピペと画像の無断使用でアフィリエイトが一気に危険に

「アフィリエイトで捕まる」と聞いてイメージしづらいかもしれませんが、実は著作権法もかなり重要です。

他サイトの記事をほぼそのままコピペして、少し言い換えただけで公開している
検索で見つけた画像を、許可なく保存してアイキャッチに使っている
漫画や本の中身をほとんど載せて、その下にアフィリエイトリンクを貼っている

こういった行為は、アフィリエイトかどうかに関係なく著作権侵害になりえます。悪質と判断されれば、損害賠償だけでなく、刑事事件として扱われることもあります。「バレなければいい」ではなく、「他人の作品は勝手に使わない」を徹底するのが、安全に続ける一番の近道です。

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アフィリエイトで本当に捕まるケースと実例イメージ

ごとう

ここからは、「どんなケースでアフィリエイトが絡んだトラブルが起きているのか」を、イメージしやすい形で見ていきます。具体的な事件名や細かい経緯ではなく、「どんな行為が問題になりやすいのか」に絞って整理します。

健康食品やサプリをめぐる薬機法違反イメージ

まずは、健康食品やサプリのアフィリエイトをイメージしてみてください。

ダイエットサプリの記事で、「飲むだけで必ず◯kg痩せる」と書く
「医師もおすすめ」「病院でも使われている」といった表現に、はっきりした根拠がない
「運動や食事制限は一切不要」と、現実的に厳しい内容を断定する

こうした表現が積み重なると、薬機法や健康増進法に違反していると判断されるおそれが出てきます。一般的には販売会社側が主な対象になりますが、広告に深く関わった人や、誤解を広げるような書き方をした人が問題視されるケースもあります。アフィリエイトがきっかけで名前が出てしまうのは、できれば避けたいですよね。

著作権侵害目的のアフィリエイトサイトのイメージ

もう一つよく問題になるのが、著作権を無視したアフィリエイトサイトです。

人気漫画や書籍の内容を、ほぼ全てテキストで掲載してしまう
大量の画像をスキャンして載せ、ストーリーがほとんどわかる状態にしている
「続きはここから」と言いながら、アフィリエイトリンクに誘導する

このようなサイトは、「稼ぐために著作権を侵害している」と見なされてもおかしくありません。著作権法違反は、悪質だと判断されれば刑事罰の対象にもなりえます。アフィリエイトだから特別狙われるというより、「収益目的で違法なコンテンツを活用している」ことが重く見られるイメージです。

「捕まる」以外にもあるアフィリエイトのペナルティ

アフィリエイトで怖いのは、何も「逮捕」だけではありません。実務レベルでは、次のようなペナルティのほうが先にやってきます。

ペナルティの種類	何が起こるか	心配度
ASPからのアカウント停止	それまでの報酬がカットされ、今後そのASPが使えなくなることもある	中〜高
広告主からの提携解除	その案件の報酬がゼロになり、今後紹介できなくなる	中
検索エンジンからの評価ダウン	検索順位が落ちてアクセスが激減し、収益が大きく下がる	中〜高
行政からの指導・処分	違反内容によっては、会社名などが公表される場合もある	高
刑事事件化（逮捕・送検など）	悪質・高額・広範囲なケースで、刑事責任を問われる可能性がある	非常に高

「捕まらなければ大丈夫」ではなく、「ブログやビジネスそのものが続けられなくなるリスク」を意識しておくことが大切です。

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普通のブロガーがアフィリエイトで捕まる前に知るべきNG行為

ごとう

ここからは、特別悪いことをしているつもりはなくても、普通のブロガーがやってしまいがちなNG行為をまとめていきます。自分の記事を思い浮かべながら、一緒にチェックしてみましょう。

健康・美容ジャンルでやりがちなアウト表現

健康や美容系のジャンルは、「ちょっと盛ったつもり」の表現が法律的にはアウト寄り、ということが多いです。代表的な例を挙げてみます。

ビフォーアフター写真と一緒に「誰でもこうなれます」と書いてしまう
医師の監修がないのに「医療効果がある」と受け取られかねない表現を多用する
「薬よりすごい」「手術がいらなくなる」といった、他の治療を否定する書き方をする

こうした表現は、薬機法や健康増進法の観点からかなり危険です。安全寄りにするなら、

「個人の感想であり、効果を保証するものではありません」と明記する
「生活習慣の見直しと組み合わせることで、〇〇を目指せます」といった現実的な表現に変える

など、「何がどこまで言えるのか」を意識しながら言葉を選ぶことが大事です。

お金・稼ぎ系ジャンルでの誇大広告

副業・投資・スクールなど、いわゆる「稼ぎ系」のアフィリエイトも注意が必要です。アフィリエイトで捕まるところまではいかなくても、景品表示法的にかなりグレーなケースがよく見受けられます。

「誰でも1日10分で◯万円」と簡単に稼げるような印象だけを押し出す
「完全放置で会社員の給料を超えた」と、苦労やリスクを一切見せない
「参加者全員が成功している」と、現実にはありえない成功率をうたう

実績を語るときは、

どれくらいの期間取り組んだ結果なのか
誰にでも再現できる話なのか、それとも条件があるのか
どんなリスクや失敗パターンがあるのか

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といった点もあわせて伝えると、誇大広告になりにくくなります。「いいところだけ見せる」のではなく、「リアルな情報をバランスよく出す」ことを意識してみてください。

ASPや広告主との契約で禁止されている行為

アフィリエイトで捕まる以前に、ASPや広告主との契約違反でアウトになるパターンも少なくありません。ざっくり整理すると、次のようなものがあります。

NG行為	何が問題か	どんなリスクがあるか
自己アフィリエイトの水増し	禁止されているセルフバックを何度も行うなど、不自然な申込みを繰り返す	報酬没収、アカウント停止、悪質だと法的措置を検討される場合もある
他人の個人情報を使った申込み	家族や友人の名義を勝手に使うなど、本人の同意がない	個人情報保護の観点からも重大な問題で、トラブルになりやすい
禁止媒体での掲載	規約でNGとされている媒体や方法で広告を出す	提携解除や報酬カットなどのペナルティを受ける可能性が高い
虚偽・誇大な訴求	広告主が出していない情報や表現を、独自に盛り込む	景品表示法違反の一因となり、場合によっては責任を問われることもある

「みんなやっているから大丈夫」と思いやすい部分ほど、実はしっかりチェックされています。短期的な報酬よりも、ASPや広告主からの信用を大事にしたほうが、結果的に長く稼ぎやすくなります。

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アフィリエイトとステマ規制：捕まる前にPR表記を整えよう

ごとう

ここでは、ステルスマーケティング（ステマ）規制とアフィリエイトの関係について触れておきます。「アフィリエイトで捕まる」というキーワードで、かなり誤解されやすいポイントの一つです。

ステマ規制で問題になるのは「広告であることを隠すこと」

ステマ規制でポイントになるのは、「読者から見て広告だとわからない形で宣伝する行為」です。アフィリエイトの場合、例えば次のようなケースが危険ゾーンです。

普通の口コミのように見せかけて、実はアフィリエイトリンクを仕込んでいる
SNSで「趣味で買いました」と書きながら、実際は報酬目的の投稿をしている
記事のどこを読んでも、広告やPRであることが一切書かれていない

ステマ規制は主に広告主側を対象としたルールですが、アフィリエイターも無関係ではいられません。広告主やASPのガイドラインに従わないと、提携解除などのペナルティの対象になることがあります。

アフィリエイト記事でのPR・広告表記の例

では、アフィリエイトで捕まるリスクを下げるために、どんなPR表記をしておけばよいのでしょうか。絶対の正解があるわけではありませんが、よく使われる例を表にまとめます。

場所	表記例	ポイント
記事冒頭	「この記事にはアフィリエイト広告が含まれています。」	最初に書いておくと、読者が広告であることを認識しやすい
商品紹介の直前	「以下は広告を含むリンクです。」	リンクの部分が広告だとひと目でわかるようにする
サイドバーやフッター	「当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています。」	サイト全体としての方針を示す
SNS投稿	「#PR」「#広告」「アフィリエイトリンクあり」など	ハッシュタグで広告であることを伝える

大切なのは、「読者が見て、ここは広告だと気づけるかどうか」です。PR表記を入れることで多少クリック率が変わることはあっても、正直さを評価してファンになってくれる人も多いです。

「アフィリエイトはPR表記しなくていい」はもう通用しない

ごとう

昔は、「個人ブログのアフィリエイトならPR表記がなくてもグレーくらいでしょ」といった空気もありました。しかし、ステマ規制が整ってきた今、「広告であることを隠すスタイル」はかなり危険なやり方になっています。

広告であることを隠して商品をすすめる
実際よりも良く見せる表現だけを並べる
他の選択肢を必要以上に貶め、自分の紹介案件だけを持ち上げる

この三つがそろってくると、アフィリエイトで捕まる方向に近づいてしまいます。PR表記は、「読者の信頼を守るための最低限のマナー」と考えておくといいかなと思います。

税金・副業ルールでアフィリエイトが原因で“捕まる”こともある？

ごとう

ここからは、記事の内容よりも「お金の扱い」や「働き方ルール」のほうでアフィリエイトがきっかけになるケースを見ていきます。内容に問題がなくても、税金や副業のルールを無視していると、一気にややこしいことになりかねません。

アフィリエイト収入と税金の基本

アフィリエイトで得た収入は、原則として税金の対象になります。副業か本業か、個人事業主かどうかに関係なく、収入があれば税金のルールに従う必要があります。

ASPからの振込報酬
クリック型広告などの収入
企業とのタイアップ案件で受け取ったお金

こういった収入は、基本的に「所得」として扱われます。「金額が少ないから申告しなくても平気でしょ」と放置していると、後からまとめて税金を請求されたり、悪質だと判断されれば重いペナルティの対象になる可能性もあります。

副業禁止の会社員・公務員のアフィリエイト

会社員や公務員の場合、「そもそも副業をしていいかどうか」というルールも意識しておく必要があります。

就業規則で営利目的の副業が禁止されている会社
法律や内規で副業に強い制限がある公務員

このような立場でアフィリエイトを行うと、記事の内容に問題がなくても、

懲戒処分
配置転換
最悪のケースでは解雇

などのリスクが出てきます。これは「アフィリエイトで捕まる」というより、「会社や職場との約束を破ったことへのペナルティ」です。それでも人生への影響は大きいので、軽く見ないほうが安心です。

税金・副業ルールのリスクをざっくり整理

税金や副業ルール周りのリスクを、表で整理しておきます。

テーマ	ありがちなケース	起こりうるトラブル
税金	ある程度の金額を稼いでいるのに、確定申告をまったくしていない	追徴課税や延滞税がかかり、悪質だと脱税と見なされる場合もある
住民税	会社員なのに、住民税の額だけ不自然に高くなっている	会社が気づき、副業が発覚するきっかけになる
副業禁止	就業規則で明確にNGなのに、内緒でアフィリエイトを続けている	発覚したときに懲戒処分や解雇のリスクがある

アフィリエイトで捕まるかどうかだけでなく、「あとで人生が一気に面倒になるポイント」だと考えて、早めに税務署や職場のルールを確認しておくのがおすすめです。

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アフィリエイトで捕まらないための安全チェックリスト

ごとう

ここでは、これまでの内容をチェックリストとしてまとめます。記事を書く前や公開前、しばらく更新していない記事を見直すときなどに使ってみてください。

商材選び・ジャンル選びのチェック

まずは、「どんな商材を扱うか」という段階で確認しておきたいポイントです。

未承認医薬品や違法なギャンブルなど、明らかに法律的に問題がある商材ではないか
報酬単価が極端に高い案件は、なぜ高いのか理由を理解できているか
著作権的に問題のあるコンテンツ（漫画の全話掲載など）を前提とした案件ではないか

単価の高い案件ほど、法律面や炎上リスクも高くなりがちです。「本名で紹介したときに、胸を張れる商材かどうか」を基準に考えてみると、感覚的にも判断しやすくなります。

記事の書き方・表現のチェック

次に、書き上がった記事を見直すときに意識したいポイントです。

「絶対」「必ず」「保証」といった強い言葉を連発していないか
自分が体験していないのに、体験したかのような書き方をしていないか
他社サービスを必要以上に悪く書いて、自分の紹介案件だけを不自然に持ち上げていないか
画像や文章の出どころを把握し、利用規約を確認したうえで使っているか

迷ったときは、「友達や家族に読ませても堂々としていられるか」を基準にするのもおすすめです。どこかで「ちょっと怪しいかも」と自分で感じる部分があれば、一度立ち止まって表現を見直してみてください。

全体の安全度を一覧でチェック

最後に、アフィリエイトで捕まるリスクを下げるためのチェックポイントを一覧にしました。印刷してチェックシートのように使ってもらってもOKです。

チェック項目	できている	できていない
扱う商材が法律的に問題ないジャンルか確認した	□	□
PR・広告表記をわかりやすい位置に入れている	□	□
薬機法・景品表示法でNGになりそうな表現を避けている	□	□
他人の画像・文章を無断で使っていない	□	□
ASPや広告主の利用規約を一通り読んでいる	□	□
アフィリエイト収入について税金面の対応を意識している	□	□
副業ルール（公務員・会社員の就業規則）を確認した	□	□