SWELLでプロフィールを設定する方法｜初心者向け8ステップ

この記事ではSWELLのプロフィール設定の基本から、読者に信頼される書き方、デザインや導線の工夫までを、まとめて分かりやすく解説します。

一言で言うと、SWELLのプロフィールは「ただの自己紹介」ではなく、「読者に信頼してもらい、次の行動につなげる入り口」です。

SWELLでプロフィールを整えると何が変わる？

SWELLプロフィールが大事な3つの理由

SWELLでプロフィールを整えると、ざっくり次の3つが変わります。

項目	変わること	具体的なイメージ
信頼感	「この人の記事なら読んでみよう」と思われる	顔・実績・ストーリーがひと目で伝わる
回遊率	他の記事も読んでもらえる	プロフィールからおすすめ記事に流れてくれる
成約率	商品やサービスが選ばれやすくなる	プロフィールに共感した人がLPやサービスページを見に来る

私自身、ブログを始めたばかりの頃は、プロフィールを「とりあえず埋めておく欄」くらいにしか考えていませんでした。

しかし、しっかり作り直してからは「プロフィールを読んで信頼できると思い、問い合わせました」と言っていただけることが増えたので、プロフィールは数字以上に大きな役割を持っていると感じています。

読者目線で見るプロフィールの役割

読者の立場でブログを眺めてみると、次のような気持ちになる場面が多いです。

• 「この情報を書いている人って、どんな人なんだろう」
• 「この内容は、自分が信じても大丈夫かな」
• 「自分の状況にも当てはまりそうか、もう少し詳しく知りたいな」

こうしたモヤモヤをまとめて解消してくれるのが、SWELLのプロフィールです。

特に、

• お金・健康・法律など、間違うと困るテーマ
• 副業・転職・子育て・恋愛など、体験が重視されるテーマ

では、誰がどんな立場から書いているかが、記事の信頼性と直結します。

だからこそ、swell プロフィールは「空欄を埋めればOK」ではなく、「読者の不安を取り除き、一歩踏み出してもらうためのページ」として考えていきましょう。

SWELLで使えるプロフィール表示パターンを整理しよう

サイドバーのプロフィールエリア

もっともよく使われるのが、サイドバーに表示するプロフィールです。多くのブログで見かける「運営者の写真と一言自己紹介」が出ている部分ですね。

サイドバーのプロフィールには、次のような特徴があります。

• どの記事を読んでいても、ほぼ常に目に入る
• 短い文章で印象を伝える必要がある
• SNSや詳しいプロフィールページへのリンクを置きやすい

サイドバーのプロフィールには、次の情報を入れておくと便利です。

サイドバーには「短い自己紹介」、別途作る固定ページには「じっくり読ませる自己紹介」と分けておくと、全体のバランスが取りやすくなります。

記事下の「この記事を書いた人」

SWELLでは、記事の一番下に「この記事を書いた人」という著者情報を表示できます。ここは、記事を最後まで読んでくれた、いわば一番温度の高い読者が目にする場所です。

そのため、サイドバーより少し踏み込んだ内容を書くのがおすすめです。

記事下のプロフィールは、「この記事をきっかけに、もう少し自分のことを知ってもらう場所」と考えると、書く内容がイメージしやすいと思います。

固定ページの運営者プロフィール

次に、固定ページを使った運営者プロフィールです。

「運営者情報」「プロフィール」「このブログについて」といったページを、固定ページで1枚用意するイメージです。

ここは、サイドバーや記事下では書ききれない内容を、ストーリーとしてじっくり伝える場所です。

イメージとしては、「サイドバーで興味を持った人が、詳しく知るために読むプロフィールページ」です。

応用編：ブロックやショートコードでオリジナルプロフィール

SWELLはブロックエディタ（ブロックエディター）との相性がとても良いテーマです。

そのため、標準のプロフィールだけでなく、オリジナルのプロフィールエリアも作りやすいです。

• カラムブロックで、画像と文章を横並びにしたプロフィール
• 吹き出しブロックを使った、ライトな自己紹介
• ボックスやリストを使った、実績や提供メニューの一覧

それぞれの表示場所ごとの役割をまとめると、次のようになります。

表示場所	役割	ボリューム感
サイドバー	「どんな人か」を一瞬で伝える	短め（2〜4行＋リンク）
記事下	記事への信頼感を高める	中くらい（3〜6行＋リンク）
固定ページ	ストーリーで深く知ってもらう	長め（1,500〜3,000文字のイメージ）
オリジナルエリア	重要な記事やLPへの導線強化	必要に応じて調整

SWELLプロフィール作成前に準備しておくこと

画像・名前・肩書きなどの基本情報

まずは、最低限そろえておきたい情報からです。

• 顔写真またはアイコン画像
• 名前（本名またはペンネーム）
• 肩書き（どんな人かを一言で説明するもの）
• 短い自己紹介文（2〜4行程度）
• SNSアカウントや問い合わせ先のURL

選ぶ際のポイントを、表にまとめておきます。

項目	ポイント	よくある失敗例
顔写真	明るい場所、自然な表情、背景シンプル	逆光で暗い、加工しすぎ、ピンぼけ
アイコン	ブログの雰囲気と世界観が合っている	ブログのテイストと全く違うテイストのイラスト
名前	読みやすく覚えやすい	難読漢字、長すぎて呼びにくいハンドルネーム
肩書き	「誰に」「何をしている人か」が分かる	横文字だらけでイメージが湧かない肩書き

本名かペンネームかは、あなたが安心して続けられる方で問題ありません。

ただし、どちらを選ぶにしても「ブログやSNSで同じ名前を使い続けること」が大切です。

ブログのコンセプトと一言キャッチコピー

次に、ブログ全体のコンセプトを一言で語れるようにしておきましょう。

ここがあいまいだと、プロフィールの文章もふわっとしてしまい、読者の心に残りにくくなります。

考えるときは、次の3つを明確にしてみてください。

• 誰に向けたブログか（例：子育て中のママ、20代会社員、副業ブロガーなど）
• 読者のどんな悩みを解決したいのか
• ブログを読むことで、読者にどうなってほしいのか

これらをもとに、一言キャッチコピーに落とし込んでいきます。

例）

• 「会社員のまま月5万円を目指す副業ブログ」
• 「自分時間を取り戻したいママのための働き方ブログ」

キャッチコピーが決まると、プロフィール文の方向性も自然と定まります。

誘導したいリンク・動線の整理

SWELLのプロフィールは、「読者に次の行動を案内する場所」でもあります。

あらかじめ「どこに行ってほしいか」を決めておくと、ボタンの配置や文章の締め方が変わってきます。

よく使われる誘導先は、次のようなものです。

イメージを表にすると、こんな感じです。

誘導先	向いているブログタイプ	プロフィールに書く一言の例
収益記事	アフィリエイトブログ	「初心者向けの始め方は、こちらの記事でまとめています。」
サービス紹介	フリーランス・店舗	「お仕事のご依頼やご相談は、こちらのページをご覧ください。」
メルマガ・LINE	教育型コンテンツ	「より深い情報は、無料のメール講座でお届けしています。」
問い合わせ	全般	「ちょっとしたご質問でも、お気軽にメッセージをお送りください。」

SWELLでプロフィールを設定する具体的な手順

• サイドバーのプロフィールエリア
• 記事下の著者プロフィール
• 固定ページの運営者プロフィール

サイドバーにプロフィールを表示する

まずは、サイドバーに表示するプロフィールから整えましょう。

ここは新規の読者にも目に入りやすいので、最優先で仕上げておきたい部分です。

作業のおおまかな流れは、次のようなイメージです。

設定するときに意識しておくと良いポイントをまとめておきます。

項目	意識すると良いポイント
画像	正方形で用意しておくと、崩れにくい
自己紹介文	2〜4行でサッと読める長さにする
ボタン	「詳しいプロフィール」「おすすめ記事」など、1〜2個に絞る
SNS	特によく使うものだけを載せる

サイドバーは情報を増やしすぎるとごちゃごちゃしてしまうので、「ここに置くのは本当に必要な情報か？」と一度立ち止まって考えるのがおすすめです。

記事下の著者プロフィールを整える

次に、記事下に表示される著者プロフィールです。

ここは、記事を最後まで読んでくれた読者に「この人の話なら信用できそう」と感じてもらう大事な要素になります。

やることは大きく分けて2つです。

• ユーザー情報（著者情報）をしっかり埋める
• 記事下に著者ボックスを表示する設定をオンにする

ユーザー情報に入れておきたい項目の例は、次のとおりです。

• ブログ上で表示する名前
• 簡単な自己紹介文
• 自分のサイトやプロフィールページのURL
• SNSアカウントのURL
• プロフィール画像（サイドバーと同じだと認識されやすい）

記事下のプロフィール文には、

• この記事を書いている理由
• 昔の自分がどんなことで悩んでいたか
• 同じ悩みを持つ人へのメッセージ

などを書いておくと、読者との距離がぐっと縮まります。

固定ページで詳しいプロフィールページを作る

最後に、固定ページで運営者プロフィールを作っていきます。ここは、あなたのストーリーや想いをじっくり伝える「自己紹介の本編」のような場所です。

構成に悩む場合は、次の流れを参考にしてみてください。

もう少し詳しく知りたい人向けに、構成を表でも整理しておきます。

セクション	内容の例	ポイント
あいさつ	「はじめまして、◯◯です。」	1〜2段落で簡潔に、雰囲気を伝える
過去	昔の自分の悩みや状況	読者の悩みと重なる部分を意識して書く
変化のきっかけ	学んだこと・挑戦したこと	きれいな成功談だけでなく、試行錯誤も含めて書く
今	現在の活動や実績	数字や具体的なエピソードがあると説得力が増す
メッセージ	読者へのひと言	読者の未来をイメージさせるような内容にする
導線	サービス・おすすめ記事	ボタンやリストで見やすく案内する

この固定ページへ、サイドバーや記事下の「詳しいプロフィールはこちら」などのボタンからリンクしておくと、サイト全体の導線がきれいにつながります。

信頼されるSWELLプロフィール文の書き方

最低限入れておきたい5つの要素

信頼されるプロフィールには、だいたい次の5つの要素が入っています。

• 何者か（名前・肩書き）
• どんな人のどんな悩みを解決しているか
• それができる理由（経験・実績・資格など）
• 自分のストーリー（過去〜現在）
• 読者へのメッセージ

短いプロフィール文の型にすると、こんなイメージです。

• 「◯◯を発信している△△の◯◯です。」
• 「私自身も以前は〜で悩んでいました。」
• 「その経験から、同じ悩みを持つ人に向けて情報を発信しています。」
• 「このブログでは、〜を中心にお届けします。」

それぞれの要素が文章のどこに入るかを整理すると、次のようになります。

要素	具体的な文の位置	目安のボリューム
何者か	1文目	1文
誰のどんな悩み	2〜3文目	1〜2文
できる理由	中盤	1〜3文
ストーリー	中盤〜後半	必要に応じて
メッセージ	最後	1〜2文

この型をベースに、サイドバー用にはコンパクトにまとめ、固定ページ用には少しふくらませるイメージで調整すると、全体の一貫性も保ちやすくなります。

ジャンル別プロフィール例文

ここでは、ジャンルごとのプロフィール例文をいくつか紹介します。

そのまま使うのではなく、自分の言葉に置き換えながら調整してみてください。

【副業・ブログ系】

「会社員をしながらブログで副収入を得ている◯◯です。以前の私は、何から始めればいいか分からず、本やネットの情報に振り回されてばかりでした。同じように悩む人に向けて、実際に試してうまくいった方法だけを、できるだけ分かりやすくお伝えしています。」

【子育て・暮らし系】

「二児のママブロガー、◯◯です。育児と家事と仕事に追われて、自分の時間なんてない…と感じていた頃の自分に向けて、このブログを書いています。忙しくても無理なく続けられる、ちょっとした工夫やアイデアを中心に発信しています。」

【フリーランス・サービス系】

「フリーランスのWebライター兼編集者として活動している◯◯です。これまで◯◯ジャンルの記事制作を中心に、◯◯本以上のコンテンツ制作に関わってきました。このブログでは、発注者と制作者、両方の目線から役立つ情報をお届けします。」

ジャンルが違っても、

• 昔の自分の悩み
• 今の自分の活動
• 読者に届けたいこと

の3つを入れてあげるだけで、自然と「伝わる」プロフィールになっていきます。

顔出し・匿名それぞれのアピール方法

顔出しにするか、匿名アイコンにするかで、プロフィールの見え方も少し変わってきます。

ざっくり比較すると、次のようなイメージです。

スタイル	メリット	注意点
顔出し	親近感・信頼感が一気に高まりやすい	職場や家族への配慮が必要になる
匿名＋アイコン	気軽に始められ、心理的なハードルが低い	実績や文章で信頼を補う工夫が必要

匿名だからといって、必ずしも不利になるわけではありません。

顔を出さない場合は、次のような点を補強していくのがおすすめです。

大事なのは、「このプロフィールなら、自分も安心して公開し続けられる」と思えるスタイルを選ぶことです。

デザインと導線で差をつけるSWELLプロフィール

スマホで見やすいレイアウトのコツ

いまは、多くの読者がスマホからブログを読んでいます。

そのため、プロフィールのレイアウトもスマホ前提で考えておくと安心です。

• 行間はつめすぎず、読みやすい余白を意識する
• 1文を長くしすぎず、テンポよく読める長さにする
• 太字や文字色の使いすぎに注意する
• 意味の区切りごとに段落を分けて、読みやすくする

特に、サイドバーや記事下のプロフィール文は、スマホだと縦に長く表示されがちです。

実際に自分のスマホで確認し、「少し長いな」と感じたら、思い切って1〜2文削ってみるのも効果的です。

プロフィールから収益記事・LPへ誘導する

SWELLのプロフィールを「ただ置いているだけ」にしておくのは、もったいないです。

自然な形で、読者の次の一歩につながる導線を作っておきましょう。

よくある導線のパターンは、次のようなものです。

• サイドバーのプロフィールから、入門向けのまとめ記事へ誘導する
• 記事下のプロフィールから、応用編の関連記事へつなぐ
• 固定ページのプロフィールから、サービス紹介ページやLPに案内する

「何でもかんでもリンクする」のではなく、「読者にとって次に知りたいであろう情報は何か」を考えて、1〜2個にしぼるのがコツです。

よくあるNGパターンと改善アイデア

最後に、SWELLのプロフィールでよく見かけるNGパターンと、その改善アイデアをまとめておきます。

• カタカナや横文字ばかりで、結局何をしている人か分からない
• 自慢話が中心で、読者にとってのメリットが見えない
• 写真やアイコンのテイストがバラバラで、全体のイメージが定まらない
• サイドバーに情報を詰め込みすぎて、読みにくくなっている

改善するときは、次のポイントを意識してみてください。

• 肩書きは「誰に」「何をしている人か」を、小学生にも伝わる言葉にする
• 実績を書いたら、その実績が読者にどう役立つのかも添える
• 画像は、できるだけ同じテイストでそろえる
• サイドバーには要約版を置き、詳しい内容は固定ページに回す

少し手を入れるだけでも印象が変わるので、自分のプロフィールを一度客観的に見直してみるのがおすすめです。

よくある質問

Q1. SWELLのプロフィールはどこから設定すればいいですか？

A. 基本的には、サイドバーのプロフィールは「外観」からウィジェット画面、記事下に出る著者プロフィールは「ユーザー編集画面」、運営者プロフィールページは「固定ページ」から設定する流れになります。

まずは、サイドバー・記事下・固定ページの3カ所にプロフィールを用意し、それぞれの役割を分けて考えると、swell プロフィール全体の設計がしやすくなります。

Q2. SWELLのプロフィールに本名を書かないといけませんか？

A. 本名で登録する必要はありません。

ペンネームでも、読者から見て違和感がなければ十分です。

ただし、ブログやSNSなどで名前を頻繁に変えると信頼されにくくなるので、プロフィールで使う名前は、できるだけ一貫して使い続けるようにしましょう。

Q3. プロフィールにはどのくらいの文字数を書けばいいですか？

A. 目安としては、サイドバーのプロフィールは2〜4行程度、記事下のプロフィールは4〜8行程度、固定ページのプロフィールは1,500文字前後をイメージしておくと、バランスがとりやすいです。

ただし、文字数よりも「サクッと読めるか」「知りたい情報がきちんと入っているか」が大事なので、実際にスマホで表示を確認しながら微調整してみてください。

まとめ：今日からできる一歩

この記事のポイントをまとめます

今日からできる最初の一歩として、まずは紙やメモアプリに次の3つを書き出してみてください。

• 自分がどんな人のどんな悩みを解決したいのか
• それができる理由（経験・実績・失敗談も含めて）
• ブログを通じて、読者にどうなってほしいのか

この3つがはっきりするだけで、swell プロフィールに書く内容が一気に決まりやすくなります。

あとは、この記事の型を参考にしながら、あなたらしい言葉で少しずつ整えていきましょう。