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WordPressでページ内リンクを貼る方法!失敗しない10のチェックポイント

ワードプレス

 

はじめまして。当ブログ管理人の後藤です。

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さて、本題に入ります。

 

 

ここではページ内リンクの仕組みや基本的な作り方を学んでいただけます。

このページでは、次のようなことが分かります。

  • WordPressのページ内リンク(アンカーリンク)の基本と仕組みが分かる。
  • ブロックエディタとクラシックエディタでの具体的な作り方が分かる。
  • 別ページやメニューからページ内ジャンプさせる応用テクが分かる。
  • 「リンクが動かない・位置がズレる」ときのチェックポイントが分かる。
  • SEOやユーザー体験の面で、どこまで効果があるのかイメージできる。

 

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【wordpress】ページ内リンクの基本をざっくり整理しよう

ごとう
ごとう

最初に、ページ内リンクがそもそも何なのか、そして通常のリンクと何が違うのかを簡単に整理しておきます。

ページ内リンク(アンカーリンク)とは?【通常リンクとの違い】

ページ内リンクは、同じページの中の特定の場所に、クリックひとつでジャンプさせるリンクのことです。アンカーリンク、ページ内ジャンプと呼ばれることもあります。イメージしやすいように、通常のリンクとの違いを表にまとめます。

種類 行き先 URLの例 使う場面の例
通常リンク 別ページ全体 https://example.com/blog/ 記事一覧へのリンク、他サイトへのリンク
ページ内リンク 同じページの特定の位置 https://example.com/blog/#faq 目次から各見出しへ飛ばす、「よくある質問」までジャンプさせる

URLのうしろに付いている「#faq」のような「#+名前」の部分が、ページ内リンクではとても重要です。この「名前」がid(ID属性)と呼ばれるもので、ここでは「ジャンプ先の名前」くらいの理解で十分です。

ページ内リンクがあると何が便利なのか

私が自分のサイトで実感しているメリットは、おおまかに次のとおりです。

  • 長い記事でも、読者が知りたいところだけすぐ読めるので、途中で離脱されにくくなる。
  • 「料金」「申込フォーム」「問い合わせ」など、ゴールになる場所に一気に飛ばせる。
  • スマホ利用が多いサイトで、ひたすらスクロールするイライラをかなり減らせる。
  • FAQページやマニュアル系の記事で、検索しながら読むよりもずっと楽になる。

 

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WordPressでページ内リンクを作る3ステップ

ごとう
ごとう

ここからは、WordPressでページ内リンクを作る具体的な手順を3ステップで説明します。

  • ジャンプ先に「名前(id)」を付ける。
  • ジャンプ元のテキストやボタンにリンクを貼る。
  • プレビューで実際に動くか確認する。

ステップ1:ジャンプ先のブロックに「HTMLアンカー(id)」を設定する

ブロックエディタでは、見出しブロックや段落ブロックなどに「HTMLアンカー」という項目があります。ここに「jump-contact」などの名前を入れることで、「#jump-contact」というページ内リンクのジャンプ先を作ることができます。あとでリンク元を作るときに必要になるので、付けたid名はどこかにメモしておくと安心です。

id名(アンカー名)を決めるときのポイントを、分かりやすく表にしておきます。

やっていい例 避けたい例 理由・ポイント
contact 1 数字だけは避ける。意味のある英単語にしておくと、自分もチームも分かりやすい。
price-plan 料金 日本語idは動くこともあるが、環境によっては不具合の原因になることがある。
faq-01 セクション1 半角英数字とハイフンだけを使うと、後から見返したときに管理しやすい。

ステップ2:リンク元からページ内リンクを貼る

次に、さきほど付けたid名に向かってリンクを貼ります。ブロックエディタでテキストリンクを作る場合は、ふだんのリンク挿入とほとんど同じ感覚で操作できます。

  • リンクにしたいテキスト(例:「お問い合わせはこちら」)をドラッグで選択する。
  • リンクボタンをクリックする。
  • URL入力欄に「#contact」のように「#+id名」を入力して確定する。

リンク元として使える場所の例を整理しておきます。

リンク元の場所 ページ内リンクの使い方
記事の目次 各見出しのidに飛ばして、読みたいところだけ読めるようにする。
記事冒頭のバナー 下のほうにあるフォームや料金表まで、一気にジャンプさせる。
文章中のテキストリンク 補足説明や用語解説、FAQセクションなどに飛ばす。
CTAボタン 「無料で相談する」ボタンから、お問い合わせフォームのブロックへ飛ばす。

ページ内リンクでは、「#+さきほど決めたid名」を正確に入力することがとても大事です。ここが1文字でも違うと、クリックしても動かないので注意してください。

ステップ3:クラシックエディタやHTMLでページ内リンクを作る

クラシックエディタやテキストモードで作業したい場合は、HTMLを使って同じことを行います。やることは変わらず、「ジャンプ先にidを付ける」「リンク元で#idに向けてリンクを貼る」の2つだけです。

代表的なパターンを表にまとめます。

目的 ジャンプ先のHTML例 リンク元のHTML例
見出しに飛ばす <h2 id=”price-plan”>料金プラン</h2> <a href=”#price-plan”>料金プランはこちら</a>
任意の段落に飛ばす <p id=”note”>※注意事項はこちら</p> <a href=”#note”>注意事項を読む</a>

 

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応用編:別ページやメニューからページ内ジャンプさせる

ごとう
ごとう

WordPressのページ内リンクに慣れてきたら、同じ仕組みで「別ページの特定の場所」に飛ばすこともできます。

別ページの特定セクションに飛ばすURLの作り方

別ページの特定の見出しに飛ばすときも、基本の考え方は同じです。違いは「URL+#id名」をセットで使う点だけです。よく使うパターンを表に整理します。

行き先 URLの形
同じページの見出し #faq #faq
別ページの見出し ページURL#faq https://example.com/service/#faq
別ページのフォーム ページURL#contact https://example.com/contact/#contact

まず、飛ばしたいページ側の見出しやフォームにidを付けておくのを忘れないようにしてください。そのうえでリンク元から「ページURL+#id名」でリンクを貼れば、狙った場所へジャンプさせることができます。

グローバルメニューやボタンにページ内リンクを設定する

ワンページ構成のサイトやLP(ランディングページ)では、メニューをクリックすると、ページ内の各セクションへスルッと移動するデザインがよくあります。WordPressでも、次のような流れで再現できます。

  • メニュー編集画面で「カスタムリンク」を選ぶ。
  • URL欄に「#about」「#service」のようにページ内リンクを入れる。
  • 表示名を「サービス」「料金」などにして保存する。

 

 

 

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固定ページをトップページにしている場合、「https://example.com/#service」のようにフルURLで登録するケースもあります。テーマによって挙動が変わることもあるので、自分の環境で動くほうを採用してください。

ランディングページでのページ内リンク設計のコツ

私がLP制作の相談を受けたときによく行う、ページ内リンク設計のパターンを紹介します。

  • ページの冒頭に「今すぐ申し込む」ボタンを置き、申込フォームにページ内リンクで飛ばす。
  • 「料金」「よくある質問」「お客様の声」など、よく読まれるブロックにidを必ず設定しておく。
  • 記事途中のバナーやテキストリンクからも、同じフォームや料金表に飛ばす。

トラブルシュート:ページ内リンクが動かない・ズレるとき

ごとう
ごとう

ここからは、ページ内リンクがうまく動かないときのチェックポイントを簡潔にまとめます。

クリックしてもスクロールしないときのチェックリスト

「リンクをクリックしてもまったく動かない」ときは、だいたい次のどれかが原因です。

症状 主な原因 確認ポイント
まったく動かない id名のミス #contactとid=”contatc”のように、スペルが違っていないか。
動くけれど変な場所で止まる テーマやプラグインによるスムーススクロール JavaScriptなどでスクロール位置が調整されていないか。
一部のページだけ動かない 別ページ側にidが存在しない そのページのHTMLに、該当のidが本当に書かれているか。

自分でチェックするときのコツは次の3つです。

  • ブラウザのアドレスバーに表示されたURLの末尾が「#id名」になっているかを見る。
  • ブラウザの検索機能(Ctrl+Fなど)で、そのid名をページ内検索する。
  • テーマやアニメーション系のプラグインを一度オフにして、挙動を比べてみる。

固定ヘッダーに隠れる・位置がズレる問題の直し方

スマホでページを開くと、上部にメニュー付きのヘッダーが固定されているサイトは多いですよね。このタイプのデザインでページ内リンクを使うと、「ジャンプ先の見出しがヘッダーの下に隠れてしまう」という現象がよく起きます。

原因はシンプルで、「スクロールの停止位置」と「見出しの位置」が、ヘッダーの高さぶんだけずれているからです。対処方法は主に次のようなものがあります。

  • ヘッダーの高さぶんだけ上に余白(スペーサーブロック)を作り、見出しとセットでグループ化する。
  • CSSのscroll-margin-topやscroll-padding-topを使って、見出しのスクロール位置を調整する。

ノーコードで完結させたいサイトでは前者、ある程度カスタマイズ前提の案件では後者を使うことが多いです。複数の方法を試しつつ、自分のテーマやデザインと相性の良いパターンを選んでみてください。

ページ内リンクとSEO・ユーザー体験・アクセシビリティ

ごとう
ごとう

ここでは、ページ内リンクがSEOやユーザー体験にどう関係しているかを整理します。

SEOから見たページ内リンクの位置づけ

ページ内リンクそのものが検索順位を直接上げるわけではありませんが、次のような間接的な効果は期待できます。

  • 読者が知りたい情報に早くたどり着けるので、結果的に滞在時間が伸びやすい。
  • 「読むのが面倒」と感じて離脱する人が減る。
  • 記事全体を俯瞰しやすくなり、他の記事への内部リンクもクリックされやすくなる。

ユーザー体験(UX)を高めるページ構成の考え方

  • 冒頭で、読者の悩みとこの記事で分かることを簡潔に見せる。
  • その直後に目次を置き、ページ内リンクで各セクションへ飛べるようにしておく。
  • 悩みが深そうな部分には、途中にも「詳しくはこちら」「申込はこちら」といったリンクを入れる。

「スクロールして読む」のではなく、「ジャンプしながら必要なところだけ読む」行動を前提にすると、自然とページ内リンクの位置も決まってきます。これはスマホ利用が多いサイトほど効果が大きいです。

アクセシビリティを意識したアンカーリンクの書き方

ページ内リンクは、スクリーンリーダー利用者への配慮にもつながるので、次のポイントだけ意識しておきましょう。

  • リンクテキストは「こちら」ではなく、行き先が分かる文にする。
  • 「ページの先頭へ戻る」など、移動用リンクを用意しておく。

運用のコツ:id名のルールとチェックリスト

ごとう
ごとう

最後に、実務で役立つid名のルールとチェックポイントをまとめます。

id名(アンカー名)の付け方ルールを決めておく

その場の思いつきでid名を付けていくと、あとから自分でも分からなくなります。私がよく使うルールの一例を挙げます。

  • セクションの頭文字+内容+番号(例:sec-feature-01)。
  • LPでは、lp-price、lp-faq、lp-formのように役割で分ける。
  • 日本語や全角記号は避け、半角英数字とハイフンだけにする。

wordpress ページ内リンク運用のセルフチェックリスト

記事を公開する前や、まとめてリライトするときに、次のようなチェックをすると失敗が減ります。

  • 目次のリンクが、すべて正しい見出しに飛んでいるか。
  • 「料金」「申込」「問い合わせ」「FAQ」など重要な場所に、ページ内リンクが用意されているか。
  • スマホの小さい画面でも、ジャンプ先の見出しやフォームがヘッダーに隠れていないか。
  • 別ページからのページ内リンク(ページURL#id名)が、どこからも切れていないか。

 


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よくある質問

Q1. ページ内リンクのid名は日本語でも大丈夫ですか?

結論として、ブラウザによっては日本語のidを使ってもページ内リンクが動くことはあります。ただし、環境によっては予期せぬ挙動になることもあるので、半角英数字とハイフンだけにするほうが安全です。長く運用するサイトほど、シンプルでトラブルの少ないid名をおすすめします。

Q2. ページ内リンクを増やしすぎるとSEOに悪影響はありますか?

ページ内リンクを増やすこと自体が、SEOのマイナスになることは基本的にありません。むしろ、読者が知りたい情報へ素早く移動できるように整理されているなら、プラスに働くことが多いです。ただし、ページ内リンクを「とりあえず全部の単語に貼る」といったやり過ぎは、読みにくさにつながるので注意してください。

Q3. ページ内リンクと目次プラグインはどちらを使えばいいですか?

見出しへのページ内リンクだけなら、目次プラグインに任せるのが一番手軽です。そのうえで、「お問い合わせフォームに飛ばすボタン」など特別な場所だけ、自分でページ内リンクを設定すると管理しやすくなります。

まとめ

この記事で押さえたポイントを整理します。

  • ページ内リンクは、「ジャンプ先にidを付けて」「リンク元から#idに飛ばす」というシンプルな仕組みで動いている。
  • ブロックエディタでは「HTMLアンカー」を使えば、コードを書かずにページ内リンクを作れる。
  • 別ページの特定セクションにも、「ページURL#id名」でジャンプさせることができる。
  • 「動かない」「ズレる」ときは、idのスペルミスと固定ヘッダーの存在をまず疑う。
  • SEOの小手先テクニックというより、読者のストレスを減らし、ゴールまで迷わず誘導するための仕組みと考える。

今日できる最初の一歩としては、自分のサイトで一番読まれている記事をひとつ選び、その目次と「料金」「申込」「問い合わせ」などの重要な場所だけ、ページ内リンクを整えてみてください。それだけでも、読みやすさとゴールまでの導線がかなり変わります。

 


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