「WordPressはやめた方がいい」という言葉を見て、ちょっとドキッとしていませんか。調べれば調べるほど人によって言うことがバラバラで、結局自分はどうすればいいのか分からなくなる人は本当に多いです。結論から言うと、WordPressを手放した方が気楽に続けられる人もいれば、頑張って使いこなした方が明らかに得をする人もいて、いちばん大事なのは自分の目的と今のレベルに合った選び方をすることです。
読み終わるころには、「私はどうするのがいちばん納得できるか」を自分の言葉で決められるはずです。
WordPressをやめた方がいいのか?結論から整理します

まずは細かい話に入る前に、「そもそも自分はWordPressをやめた方がいいのか、それとも続けた方がいいのか」という全体像をざっくり整理しておきます。ここを押さえておくと、このあとどの部分を重点的に読めばいいかが分かりやすくなります。
あなたはどっち?WordPressをやめた方がいい人・続けるべき人
最初に、よくあるパターンごとにタイプ分けしてみます。自分がどこに近いか、なんとなくで良いので当てはめてみてください。
| タイプ | 状況・目的 | おすすめの判断 |
|---|---|---|
| ライトユーザー | 日記や近況をのんびり書きたいだけ | 別サービスの方が合う可能性が高い |
| 本気ブロガー志望 | 広告収入や集客の柱にしたい | 手間をかけてでもWordPressを使った方が伸びやすい |
| 店舗・サロン | 地図や営業時間、簡単な予約ができれば十分 | ノーコードやテンプレ付きサービスも要検討 |
| 企業・士業 | 信頼感のある自社サイトやコラムを育てたい | WordPressが有力候補になりやすい |
| ITが超苦手 | トラブル対応は絶対に自分でやりたくない | WordPress以外の選択肢から考えた方が安心 |
ざっくり言うと、文章や情報を「資産」として育てたい人ほど、WordPressの恩恵を受けやすいです。一方で、「とにかく楽に」「できれば深く考えずに」という気持ちが強い人は、別のサービスを使った方が長く続きやすいパターンが多いと感じています。
このあと細かく説明していくので、「私はどのタイプに近いかな」と軽く意識しながら読み進めてみてください。
「WordPressをやめた方がいい」と検索する人のよくある不安
「WordPress やめた方がいい」と調べる人の頭の中には、たとえば次のようなモヤモヤがあります。
- 難しそうで、自分に扱えるかどうか不安
- セキュリティやウイルスの話を見て、なんとなく怖くなってきた
- サーバー代やテーマ代など、目に見えないお金がかかりそうに感じる
- アメブロやnote、Wixなどとの違いがよく分からない
- すでに始めているけれど、思ったより大変で心が折れかけている
こうした不安を抱えたままだと、調べれば調べるほど不安が増えてしまいます。ここから先では、それぞれの不安をほどいていくイメージで話を進めていきます。
WordPressをやめた方がいいと言われる主な理由

ここからは、「どうしてWordPressはやめた方がいいと言われるのか」を落ち着いて整理していきます。理由を知っておくと、自分に当てはまるかどうかを冷静にチェックしやすくなります。
理由1 サーバー管理やセキュリティの負担がある
WordPressはよく「自分で家を建てて、自分で守るイメージ」と言われます。自由度が高い反面、そのぶん管理の責任もこちら側に返ってくる仕組みです。
具体的には、次のようなことを自分で考えたり手を動かしたりする必要があります。
- WordPress本体の更新
- テーマやプラグインの更新
- 定期的なバックアップの取得
- ログインIDやパスワードの管理
- 怪しいプラグインを入れない判断
ざっくり整理すると、やることはこんな感じになります。
| 項目 | 具体的な内容 | やらないとどうなる? |
|---|---|---|
| 更新 | WordPress本体・テーマ・プラグインのアップデート | 不具合やセキュリティの穴が放置される |
| バックアップ | データを別の場所にコピーしておく | トラブル時にサイトが元に戻せない |
| ログイン管理 | IDとパスワードの強化、二段階認証など | 不正ログインのリスクが上がる |
| サーバー管理 | 契約の更新、容量や負荷の確認 | サイトが表示されないトラブルにつながる |
この一覧を見て「まあ、がんばればできそうだな」と思えるなら大丈夫です。ただ、ここで心がザワッとしてしまう人は、WordPressを使うなら誰かに管理を任せる前提にするか、そもそも別のサービスを検討した方がストレスは少ないと思います。
理由2 初心者には仕組みが複雑に感じやすい
WordPressはすごく便利な反面、登場ワードが多いツールでもあります。
- サーバー
- ドメイン
- テーマ
- プラグイン
- 固定ページと投稿ページ
- ウィジェットやメニュー
こういう言葉が一度に出てくるので、最初は「結局どこを触れば何が変わるの?」という状態になりやすいです。私も最初は、デザインの変更ひとつとっても、どの設定がどこにあるのか理解するまでにかなり時間がかかりました。
もちろん、少しずつ触っていけば慣れていきますが、「調べて覚える」というプロセス自体がどうしても苦手な人にとっては、かなり負荷の高いツールだと感じます。
理由3 コストが想像よりかかる
「WordPressは無料で使える」というのはよく聞く話ですが、実際の運用ではソフト以外の部分で費用がかかります。ざっくり挙げると、こんな感じです。
- レンタルサーバー代
- ドメイン代
- 有料テーマ代(買い切りまたはサブスク)
- 必要に応じて有料プラグイン
- 制作や保守を外注する場合の費用
ほかのサービスと雰囲気を比較すると、次のようなイメージになります。
| 項目 | WordPress | 無料ブログサービス | ノーコードサイトビルダー |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | サーバーやドメインで数千円かかることが多い | 基本は無料 | プランによって無料〜数千円程度 |
| 月額費用 | サーバー代が継続的にかかる | 無料〜有料プランで少額 | サブスク料金が発生 |
| デザイン自由度 | かなり高い | 低め | 中〜高 |
| 運用の手間 | 高め | かなり少ない | 比較的少ない |
「お金はほとんどかけずに、とりあえずブログに触れてみたい」という段階なら、最初からWordPressを選ばず、他のサービスから始めた方が負担は軽くなります。コストと手間に見合うだけのリターンが見込めるかどうか、一度立ち止まって考えてみるのがおすすめです。
WordPressをやめた方がいい人の特徴

ここでは、「こんなタイプの人は別のサービスが向いているのでは?」という具体的な特徴を見ていきます。当てはまる項目が多いほど、他のサービスの方が向いている可能性が高いと考えてください。
特徴1 日記レベルで気楽に書きたいだけの人
「今日はこんなことがあった」「ペットの写真を載せたい」といった、ゆるい日記がメインの人は、正直なところWordPressだと機能が持て余しがちです。文章を長期的な資産にしたいというより、「今の気分を気軽に残したい」イメージに近いなら、もっとシンプルなサービスの方が気楽に続けられます。
たとえば、こんな選び方があります。
| 目的 | おすすめサービス | 理由 |
|---|---|---|
| 日記や近況報告 | アメブロなどの無料ブログ | 会員同士のつながりが生まれやすく、反応をもらいやすい |
| 趣味の発信やコラム | note | 文章を書くハードルが低く、シンプルな画面で集中しやすい |
| 写真中心の投稿 | SNS各種 | アプリで完結し、スマホだけで完結できる |
ログインしてすぐ書ける、デザインを細かくいじらなくていい、料金のことをあまり気にしなくていい。こういった「気楽さ」を大事にしたい人は、無理にWordPressを使う必要はありません。
特徴2 トラブル対応がとにかく苦手な人
WordPressを使っていると、小さなトラブルに出会うことはどうしてもあります。
- プラグインの相性で表示が崩れてしまった
- テーマを変えたらレイアウトが大きく変わった
- 突然画面が真っ白になった
- なぜか管理画面にログインできなくなった
私も最初のころ、いきなり真っ白な画面になったときは本当に冷や汗をかきました。落ち着いて検索すればたいてい解決策は見つかりますが、「エラーの文字を見るだけで気持ちが折れる」という人には、なかなかにハードな世界です。
次のように感じることが多いなら、別サービスも真剣に検討した方がいいかもしれません。
- 機械トラブルを見るだけでストレスを感じる
- できれば自分で調べて対応するのは避けたい
- 問題が出た瞬間に「もういいや」となってしまう
こうしたタイプの人にとっては、WordPressを頑張って続けるよりも、最初から管理を任せられるサービスを選ぶ方が、発信を長く続けやすくなります。
特徴3 短期間だけサイトが必要な人
次のようなケースでは、WordPressよりも他のサービスの方が向いていることが多いです。
- 期間限定キャンペーンのLPを1枚だけ作りたい
- イベントの告知ページを一時的に置ければ十分
- 単発のセミナー案内ができるページがあればいい
こういった「短期勝負」のサイトを作るだけなら、サーバー契約や細かな設定をしてまでWordPressを使う必要はあまりありません。ノーコード系のサービスなら、テンプレートを選んで文字と画像を入れ替えるだけで、それっぽいページがすぐに作れます。
長期的に記事を増やしたいわけではなく、「とりあえずこの期間だけ使えればOK」という感覚なら、WordPressではなくノーコードやLP専用サービスから探した方が、時間もお金も節約できます。
それでもWordPressを使った方がいい人・場面

ここからは逆に、「むしろWordPressを選んだ方がいい」と私が感じる人や場面について話していきます。手間はかかりますが、そのぶんリターンが大きいのも確かです。
本気でブログ収益化したい人
広告収入やアフィリエイト収入をしっかり狙っていきたいなら、WordPressは今でも強力な選択肢です。無料ブログなどでも収益化はできますが、細かい設計をしたいほどWordPressの良さが見えてきます。
- カテゴリーを細かく分けて、記事を整理しやすい
- 内部リンクの設計を自分で組み立てられる
- SEO向きのテーマやプラグインが豊富
- 記事をどんどん追加して「サイトの土台」を育てやすい
私自身も、無料ブログからWordPressに移ったとき、できることの幅が一気に広がりました。最初は勉強することも多いですが、「慣れてきたらこっちの方が楽」と感じる人は少なくありません。
WordPressでブログを育てていくイメージを、ざっくり表にするとこんな感じです。
| 段階 | やること | 得られるもの |
|---|---|---|
| 準備期 | テーマ設定や最低限のプラグイン導入 | 書きやすい環境とサイトの土台 |
| 記事蓄積期 | 記事をコツコツ追加・軽いリライト | 検索からのアクセスが少しずつ増えてくる |
| 成長期 | カテゴリー整理や内部リンクの強化 | アクセスと収益が安定して伸びていく |
時間をかけてでも自分のメディアを育てていきたい人にとっては、WordPressをやめた方がいいとは言えません。むしろ相性が良いツールだと思います。
自社メディア・オウンドメディアを育てたい人
個人事業主や中小企業が、信頼できる情報発信の拠点を作りたいときも、WordPressは候補に入りやすいです。
- サービス紹介ページ
- 料金表
- よくある質問
- ブログやコラム記事
こういったページをまとめて管理できて、必要になったタイミングで好きなように増やせます。
名刺代わりにURLを送ったり、検索から新しいお客さんに見つけてもらったり、情報を更新すればそのままサイト全体が新しい状態になったりと、長く使うほど「自社の資産」としての価値がじわじわ増えていきます。
デザインや機能を細かくコントロールしたい人
「ボタンの位置を少し変えたい」「この部分だけ表示を切り替えたい」など、細かなこだわりを形にしたい人にとっても、WordPressは心強い存在です。
- プラグインで機能を足したり引いたりできる
- テーマのカスタマイズで、細かいデザイン調整ができる
- 必要ならコードを書いてオリジナル仕様にもできる
もちろん、すべてを自分でやる必要はありません。難しい部分だけ制作会社やフリーランスに依頼して、あとは自分で更新していくというやり方もよくあります。「こういうサイトにしたい」というイメージがはっきりしている人ほど、WordPressの自由さを活かしやすいタイプです。
WordPress以外の選択肢を比較

「もしWordPressをやめた方がいいなら、その代わりに何を使えばいいの?」という疑問も当然出てくると思います。ここでは代表的な選択肢をざっくり比較して、イメージをつかんでもらえればと思います。
無料ブログサービス(アメブロ・はてなブログ・noteなど)
無料ブログサービスは、「とりあえずブログに慣れたい」「続くかどうか試したい」という人にぴったりです。
- IDを作ればすぐに書き始められる
- テンプレートが用意されていて、デザインを細かく考えなくていい
- 同じサービス内のユーザーに読んでもらいやすい
一方で、次のような点には注意が必要です。
- 広告の位置などを細かくコントロールしにくい
- 商用利用のルールがサービスごとに違う
- サービス側の仕様変更や終了の可能性がゼロではない
「書くことにまず慣れたい」「小さく始めて、続きそうならWordPressに移りたい」という人には、無料ブログやnoteはとても良い練習の場になります。
ノーコードサービス(Wix・STUDIO・ペライチなど)
ノーコード系のサイトビルダーは、おしゃれな1枚もののサイトや、小さめのホームページをサクッと作りたい人に向いています。
- ドラッグ&ドロップで直感的にデザインできる
- テンプレートが豊富で、デザインに自信がなくてもそれなりの見た目になる
- サーバーやセキュリティはサービス側が対応してくれる
代表的なノーコードサービスを、イメージでまとめるとこんな感じです。
| サービス例 | 得意なサイト | 特徴 |
|---|---|---|
| Wix | デザイン重視のサイト全般 | 自由度が高く、動きのあるページも作りやすい |
| STUDIO | スタイリッシュなコーポレートやポートフォリオ | モダンなデザインと操作性のバランスが良い |
| ペライチ | LPや1ページ完結型サイト | とにかく簡単に1枚のページを用意できる |
「ブログというより、名刺代わりのホームページが欲しい」「あまり多くのページは作らない」という場合は、WordPressを無理に選ばず、こうしたノーコードサービスをメインに考えるのも十分アリです。
ECサイトや予約システムが欲しい場合
商品販売や予約をメインにしたいなら、最初からその用途に特化したサービスを選ぶのも良い選択です。
- 物販メインなら、ECサービスやネットショップ作成サービス
- サロンや教室なら、予約システム付きのサービス
WordPressにもECや予約用のプラグインがありますが、設定が複雑になりやすく、管理の負担もそれなりに増えます。「売ることやサービス提供に集中したい」という場合は、最初から専門サービスを選んだ方がシンプルに運用できるケースが多いです。
今WordPressを使っている人がやめる前に確認したいこと

すでにWordPressでサイトやブログを運営していて、「このまま続けるか、やめた方がいいのか」で悩んでいる人もいると思います。ここでは、やめる前に一度立ち止まって確認してほしいポイントを整理します。
やめる前にチェックしたい5つのポイント
次のチェック項目を、ひとつずつ自分に当てはめてみてください。
- 記事数はどれくらいあるか(10記事なのか、100記事近くあるのか)
- 検索やSNSから、すでにアクセスが少しでも来ているかどうか
- お問い合わせや申し込みなど、実際の反応が出ているか
- サーバー代やテーマ代が、本当に負担になっているのか
- 操作に少しずつ慣れてきた実感があるかどうか
もし記事がある程度たまっていて、アクセスや反応も少しずつ出始めているなら、ここでWordPressをやめてしまうのはかなりもったいないです。今までの積み上げが、ここから先に効いてくるタイミングかもしれません。
逆に、次のような状態なら、一度リセットを考えてもいいかもしれません。
- ほとんど記事を書いていない
- 管理画面に入るだけで気が重くなる
- ログイン情報すら思い出せない
この場合は、「ブログを続けたいのか」「WordPressがしんどいだけなのか」を分けて考えたうえで、別のサービスに移る選択肢も視野に入れてOKだと思います。
やめるときにやっておきたい準備
「やっぱりWordPressをやめた方がいいかな」と決めたとしても、勢いだけでサイトを消してしまうのはおすすめしません。最低限、次のような準備をしておくと安心です。
| やること | 内容 | 重要度 |
|---|---|---|
| 記事データの保存 | 書いた記事をテキストやWordなどで手元に保存する | 必須 |
| 画像のバックアップ | アップロードした画像をローカルにダウンロードしておく | 必須 |
| 今後の発信先の決定 | 無料ブログやノーコードなど、次に使うサービスを決める | 必須 |
| ドメインの扱いを決める | 継続利用するか、契約をやめるか判断する | 状況による |
せっかく書いた記事は、別のサービスに移して再利用することもできますし、ドメインをそのまま使ってブログだけ引っ越すという選択肢もあります。「全部ゼロにして消す」のではなく、「どこまで活かすか」を一度考えてから手放すのがおすすめです。
よくある質問

最後に、「WordPress やめた方がいいのかな」と悩んでいる人から、よく聞かれる質問にQ&A形式で答えていきます。
Q1:完全な初心者は、最初からWordPressをやめた方がいいですか?
A:まったくの初心者でも、将来的にブログやサイトで本気で集客したいなら、最初からWordPressに挑戦するのもありです。ただし、自分の生活スタイルとの相性はしっかり考えた方がいいです。
たとえば、次のような場合です。
- 本業が忙しくて、勉強する時間をほとんど取れない
- パソコン操作にかなり不安があり、自信がない
- まずは「書くこと」に慣れるのが先だと感じている
こうした場合は、最初は無料ブログやnoteで書く習慣をつくり、数十記事くらい書けるようになったタイミングでWordPressに移る方がスムーズです。「初心者は絶対にWordPressをやめた方がいい」という話ではなく、「どのタイミングで挑戦すると無理なく続けられるか」を考えるイメージが近いです。
Q2:ブログ自体をやめるか迷っていて、WordPressをやめた方がいいのかもと思っています
A:その場合は、まず「ブログをやめたいのか」「WordPressの管理がつらいだけなのか」を分けて考えてみるのが大事です。
- ネタを考えるのがしんどい
- 文章を書くことそのものがつらい
のであれば、ツールを変えても根本的な悩みはあまり変わりません。一方で、
- 書きたいことはあるけれど、設定やトラブル対応がしんどい
- サーバーやプラグインの管理に疲れてきた
という場合は、「ブログは続けるけれど、WordPressはやめた方がいい」という選択もありです。無料ブログやnoteなど、もう少し気楽なサービスに移すことで、発信自体は続けやすくなります。
Q3:すでにWordPressで50記事以上書いていますが、それでもやめた方がいいでしょうか?
A:50記事以上書いているなら、よほど強い理由がない限り、すぐにWordPressをやめた方がいいとは言い切れません。ここまで育ててきた記事は、時間とともに検索からのアクセスが増えてくる「種」のようなものだからです。
次のような状態なら、まずは一度サイトを育てる方向で工夫してみるのがおすすめです。
- すでに検索からのアクセスが少しずつ出ている
- プロフィールやサービス紹介ページも用意してある
- 管理画面の操作に、ある程度慣れてきている
そのうえで、たとえば次のようなことに取り組んでみてください。
- よく読まれている記事をリライトして、内容を分かりやすくする
- 内部リンクを整理して、関連記事同士をつなげる
- デザインや表示速度を少しチューニングしてみる
こうした工夫をしてもなお、「どうしてもWordPressがしんどい」と感じるなら、そのとき改めてやめるかどうかを考えても遅くはありません。
まとめ
最後に、この記事の要点と、今日からできる一歩を整理しておきます。
- WordPressをやめた方がいい人は、「日記メイン」「ITやトラブルが極端に苦手」「短期間だけサイトが必要」といったタイプが中心
- 本気でブログ収益化したい人や、自社メディアを育てたい人にとっては、WordPressは今でも有力な選択肢になりうる
- 無料ブログやノーコード、ECサービスなど、目的別に見ればWordPress以外にもたくさんの選択肢がある
- すでにWordPressで記事を積み上げているなら、やめる前に「今ある資産をどう活かすか」を一度考える価値がある
- 「ブログそのものをやめたい」のか「WordPressの管理がつらいだけ」なのかを分けて考えると、判断がしやすくなる
今日から取るべき最初の一歩としては、「自分の目的と今の状況を書き出してみる」ことをおすすめします。
- 何のためにサイトやブログをやりたいのか
- どれくらいの手間とお金なら出せそうか
- 今の自分のレベルで、どこまでなら頑張れそうか
これを書き出したうえで、「WordPressを続けるのか」「別サービスに移るのか」「一度休憩するのか」を決めると、あとで後悔しにくくなります。あなたにとっていちばんストレスが少なくて、ちゃんと目的に近づけるツール選びができるように、この記事が少しでも役に立てばうれしいです。



