「エックスサーバーでWordPressブログを作りたいけど、設定が難しそう…」と感じていませんか。
このページでは、エックスサーバー経由でのWordPressの始め方を初心者向けにお伝えします。
結論としては、このページの手順を上から順番にまねするだけで、自分のWordPressブログを公開できる状態までたどり着けます。
【エックスサーバー ワードプレス】始め方の全体像をサクッと確認しよう

まずは、エックスサーバーでWordPressブログを作る全体の流れをざっくり頭に入れておきましょう。細かい操作はこのあとで詳しく説明するので、「こういう順番で進めるんだな」とイメージできれば十分です。
エックスサーバーでワードプレスを始める7ステップ一覧
エックスサーバーでWordPressを始める流れを、一度表で整理してみます。
| ステップ | やること | ゴール |
|---|---|---|
| 1 | エックスサーバーの申込みとプラン選び | サーバー契約が完了する |
| 2 | 独自ドメインの取得と入力 | 自分専用のサイトの住所を確保する |
| 3 | WordPressの情報入力とクイックスタート設定 | ブログの土台を自動で用意できる |
| 4 | アカウント情報と支払い方法の登録 | サーバー管理用のアカウントができる |
| 5 | 完了メールの確認とログインURLのチェック | WordPress管理画面にアクセスできる |
| 6 | WordPress初期設定(SSL・パーマリンクなど) | 検索や安全性を意識した状態に整える |
| 7 | テーマとプラグイン導入、1記事目を書く | ブログ運営をスタートできる |
大まかには「サーバー」「ドメイン」「WordPressの設定」という3つの山を越えていくイメージです。この記事ではステップごとに区切って解説するので、「今どこまで進んだか」を意識しながら読み進めてみてください。
エックスサーバーでワードプレスを始める前に準備するもの

次に、エックスサーバーでWordPressを始める前に用意しておくと安心なものを整理しておきます。ここを少しだけ準備しておくだけで、申し込み画面で手が止まりにくくなります。
ブログ開設前に決めておきたいこと
完璧に決める必要はありませんが、WordPressブログを始める前に、なんとなく方向性を決めておくと後がラクです。
| 決めること | 例 | ポイント |
|---|---|---|
| ブログのテーマ | 副業、趣味、日記、仕事のノウハウなど | 「誰に」「何を」伝えるかを1つに絞ると書きやすい |
| ブログ名 | ○○ラボ、△△ブログ など | 後から変えられるので、深く考えすぎなくてOK |
| 独自ドメイン候補 | example.com など | 短く覚えやすく、できればテーマと少し関係がある名前 |
| 使うデバイス | ノートPCやデスクトップPCなど | 記事作成はパソコンのほうが圧倒的に作業しやすい |
私も最初のブログは、先にテーマと名前だけざっくり決めてしまいました。そのおかげで、申し込み画面で「名前どうしよう…」と手が止まる時間を減らせたので、おすすめです。
エックスサーバー ワードプレス 始め方に必要なものチェックリスト
次に、エックスサーバーでWordPressブログを始めるときに手元にあるとスムーズなものをチェックしていきます。
- インターネットにつながる端末(できればパソコン)
- 自分のメールアドレス
- クレジットカードなどの支払い手段
- IDやパスワードをメモしておくノートやメモアプリ
| アイテム | 用途 | メモ |
|---|---|---|
| メールアドレス | 契約情報やログイン情報の受け取り | 日常的にチェックしているアドレスを使うと安心 |
| クレジットカード | サーバー料金の支払い | 家族名義のカードでも問題ない場合が多い |
| メモ帳・メモアプリ | IDやパスワードの管理 | 今後ほかのサービスの情報もまとめておくと便利 |
後から「ログイン情報を忘れた」というトラブルを避けるためにも、ここで作ったメモは大切に保管しておきましょう。
STEP1 エックスサーバーの申し込みとプランの選び方

ここから、エックスサーバーでWordPressを動かすための具体的な作業に入ります。最初のステップは、サーバーの申し込みとプラン選びです。画面上にはいろいろな選択肢が出てきますが、ポイントさえ分かれば悩みすぎず決められます。
エックスサーバーのプラン比較とおすすめ
エックスサーバーには複数の料金プランがありますが、個人ブログや小さめのサイトなら、いちばん標準的なプランで十分です。違いをざっくり整理すると次のようなイメージです。
| プラン名 | 向いている人 | ざっくり特徴 |
|---|---|---|
| スタンダード | 趣味ブログ、副業ブログ、スモールビジネス | 価格と性能のバランスがよく、多くの人が選んでいる |
| プレミアム | アクセスが多くなりそうなサイトを運営したい人 | 処理できる量に余裕があり、複数サイトでも安心 |
| ビジネス | 会社サイトや大規模な複数サイトを運営する人 | 安定性や表示速度をより重視したいケース向け |
私も最初はスタンダードで始めましたが、普通のブログ運営なら正直これで困ることはあまりありません。あとからアクセスが大きく増えてきたら、そのときに上位プランへ変更すれば十分間に合います。
申し込み画面で迷わないためのポイント
申し込み画面では入力項目が多くて圧倒されがちですが、次の点だけ押さえておけばスムーズに進めます。
- サーバーIDは基本そのままでOK(普段ほとんど意識しない項目です)
- プランは迷ったらスタンダードを選んでおけば問題ない
- 契約期間は、無理のない範囲で長めにすると月あたりの負担が軽くなりやすい
- 自動更新の設定を確認しておき、更新忘れを防ぐ
- メールアドレスは、普段からチェックしているものを使う
入力が終わったら、内容を確認してから次に進みましょう。このステップを終えれば、エックスサーバーでWordPressを動かす土台の半分はできたと言ってもいいくらいです。不安な項目があれば、画面を閉じずにいったんメモを見返しながら落ち着いて確認してみてください。
STEP2 独自ドメイン取得とワードプレスクイックスタートの設定

サーバーの申し込みができたら、次は独自ドメインの設定と、WordPressのクイックスタートです。ここで「サイトの住所」と「中身」をまとめて用意するイメージになります。
独自ドメインの決め方と注意点
独自ドメインは、インターネット上でのあなたのブログの住所です。一度運用を始めると後から変更するのはかなり大変なので、少しだけ意識して選びましょう。
| ドメインの考え方 | 良い例 | 気をつけたい例 |
|---|---|---|
| 長さ | 短くて覚えやすい | やたら長く、打ち間違えやすい |
| 文字 | アルファベットと数字が中心 | 記号が多すぎて入力しにくい |
| 内容 | ブログのテーマがなんとなく伝わる | テーマとまったく関係がない |
「〜blog」「〜lab」「〜note」など、よく見かけるパターンを組み合わせるだけでも十分それらしくなります。長時間悩み続けるよりも、「これならまあアリかな」というところで決めて、次の作業に進むことのほうが大事です。
ワードプレスクイックスタート入力のポイント
エックスサーバーには、サーバー契約と同時にWordPressを自動でインストールしてくれる「クイックスタート」という機能があります。これを使うと、難しい設定を自分で行う必要がほとんどなくなるので、初めての人には特におすすめです。
クイックスタートの画面では、おおよそ次のような項目を入力します。
- ブログ名(サイトタイトル)
- ユーザー名
- パスワード
- メールアドレス
- 最初に適用するテーマの選択
ブログ名は後から変更できますが、ユーザー名とパスワードはWordPressにログインするときに必ず使うので、メモ帳やメモアプリにしっかり控えておきましょう。テーマは無料のものを選んでおき、ブログを書くのに慣れてきてから乗り換えても問題ありません。「まずは動くブログを作る」という感覚で、深く考えすぎずに進めてかまいません。
STEP3 ワードプレス初期設定の始め方と必須カスタマイズ

エックスサーバー側とクイックスタートの設定が終わり、WordPressにログインできるようになったら、次は初期設定です。ここで最低限の設定をしておくと、後々のトラブルや手戻りをぐっと減らせます。
最初にやるべきワードプレス初期設定チェックリスト
WordPressにログインしたら、まずは次のような初期設定から片付けてしまうのがおすすめです。
| 設定項目 | 場所 | やること |
|---|---|---|
| サイトタイトル・キャッチフレーズ | 設定 → 一般 | ブログ名と簡単な説明文を整える |
| パーマリンク設定 | 設定 → パーマリンク | 「投稿名」を選ぶのが定番 |
| タイムゾーン・言語 | 設定 → 一般 | 日本の時間と日本語にしておく |
| コメント設定 | 設定 → ディスカッション | 不要ならコメント機能をオフにする |
| プロフィール | ユーザー → プロフィール | 表示名や自己紹介文を入力する |
特にパーマリンク設定は、後から変えると記事のURLが変わってしまい、検索エンジンや読者からのリンクが途切れてしまうことがあります。最初に「投稿名」にしておけば、シンプルで分かりやすいURLになり、管理もしやすくなります。プロフィールも一言でもいいので入れておくと、「どんな人が書いているブログか」が伝わりやすくなります。
テーマとプラグインの選び方
次は、ブログの見た目を決めるテーマと、機能を追加するプラグインです。ここで迷いすぎて先に進めなくなる人が多いので、考え方の軸を絞っておきましょう。
- 最初は無料テーマで大丈夫(書くことに慣れてから有料テーマも検討すればOK)
- デザインより「読みやすさ」と「スマホ表示のしやすさ」を優先する
- プラグインは入れすぎず、本当に必要なものだけにする
- バックアップとセキュリティに関わるものは早めに入れておくと安心
| プラグインの種類 | 役割 | 例 |
|---|---|---|
| セキュリティ系 | 不正ログインや攻撃から守る | ログイン試行回数の制限など |
| バックアップ系 | トラブル時に復元できるようにサイトを保存 | 定期的な自動バックアップ |
| 画像圧縮系 | 画像を軽くして表示速度を速くする | 写真が多いブログに便利 |
| お問い合わせ系 | 問い合わせフォームを設置する | お仕事の依頼窓口を作りたい人向け |
私も最初は「おしゃれなデザインにしたい」と思っていましたが、結局いちばん大事なのは、記事がストレスなく読めることでした。テーマやプラグインは、ブログを書くことに慣れてきた段階で少しずつ見直していけば大丈夫です。
エックスサーバー×ワードプレスで失敗しないためのポイント

ここまでで、エックスサーバーでWordPressブログを立ち上げるための基本的な手順は通りました。ここでは、私や周りのブロガーが実際にやってしまった失敗を踏まえて、あらかじめ気をつけておきたいポイントをまとめます。
エックスサーバー契約でやりがちなミス
エックスサーバーを申し込むときに、次のようなミスがよく起きがちです。
- メールアドレスを打ち間違え、重要な案内メールを受け取れなかった
- サーバーIDやパスワードをメモせず、管理画面に入れなくなって焦った
- 無料お試しと本契約の違いを理解しないまま放置し、サイトが表示されなくなりかけた
- 思いつきでドメイン名を決めてしまい、後から人に言いにくくて後悔した
ほとんどは、入力内容を少し丁寧に確認するだけで防げるミスです。「本当にこのアドレスで合っているかな」と一度声に出して読み上げるだけでも違います。必要ならスクリーンショットを撮っておき、あとから見返せるようにしておくとさらに安心です。
ワードプレス運営でつまずきやすいポイント
WordPressを運営し始めてからも、次のような壁にぶつかる人が多いです。
- デザインにこだわりすぎて、いつまでたっても記事を書き始められない
- 便利そうだからとプラグインを入れすぎて、サイトが重くなったりトラブルの原因になったりする
- カテゴリやタグを細かく分けすぎて、自分でも構造が分からなくなる
- 1記事目のハードルが高く感じてしまい、公開ボタンを押せない
エックスサーバーでWordPressブログを始めるときにいちばん大事なのは、「完璧を目指す前にまず1本公開してみること」だと私は感じています。記事は後から何度でも書き直せますし、公開してみないと気づけない改善点もたくさんあります。
エックスサーバー×ワードプレスでブログを育てるロードマップ

最後に、エックスサーバーとWordPressで作ったブログをどう育てていくか、ざっくりした道筋も共有しておきます。「始め方」のその先をイメージできると、モチベーション維持にもつながります。
ブログ開設直後からの行動プラン
WordPressブログがひとまず表示されるようになったら、次のような流れで進めていくのがおすすめです。
- かんたんでいいので自己紹介や運営者情報のページを作る
- ブログのテーマに合いそうなキーワードをざっくりリストにしてみる
- 短くてもいいので、まずは3〜5本の記事を書くことを目標にする
- 書いた記事同士を内部リンクでつなげて、回遊しやすくする
- 定期的に管理画面にログインし、更新やコメントをチェックする習慣をつける
余裕が出てきたら、アクセス解析ツールなどを使って「どの記事が読まれているか」「どのページで離脱が多いか」をざっくり見るだけでも、次に書く記事のヒントになります。最初は細かい数字を追いかける必要はありません。
モチベーションを保つコツ
ブログ運営は、始めるより「続けること」のほうがずっと難しいと感じる人が多いです。私が実際に続けてきて効果を感じたコツをいくつか挙げておきます。
- いきなり完璧な記事を目指さず、「7割できたら公開して、後から直す」と割り切る
- 1記事にかける時間をだらだら延ばさず、ある程度の上限を決める
- アクセスや収益だけでなく、「自分の考えがたまっていくノート」としてブログを見る
- 同じようにWordPressで頑張っている人をSNSなどで見つけて刺激をもらう
エックスサーバーでWordPressブログを始めるとき、最初から全力で飛ばしすぎると息切れしやすくなります。少し肩の力を抜いて、「長く続けるためのペースづくり」を意識してみてください。
エックスサーバー ワードプレス 始め方のよくある質問

ここからは、エックスサーバーとWordPressの始め方についてよく聞かれる質問と、私なりの答えをまとめます。
Q1 エックスサーバーとワードプレスが難しそうで不安です
正直なところ、最初に管理画面を見ると、ボタンや項目の多さにびっくりすると思います。ただ、エックスサーバーでWordPressを始める手順を細かく分けて、一つずつ確認しながら進めれば大丈夫です。途中で分からなくなったら、慌てていろいろ触る前に、このページの該当のステップまで戻って見直してみてください。最初の1サイトを完成させるころには、「思っていたよりシンプルだったな」と感じられるはずです。
Q2 無料ブログではなく、エックスサーバーでワードプレスを使うメリットは何ですか
無料ブログサービスは手軽に始められる反面、運営側の広告が勝手に表示されたり、サービスの仕様変更で困ったりすることがあります。エックスサーバーとWordPressの組み合わせなら、自分で取得した独自ドメインのブログを、より自由度高く運営できます。デザインや機能も自分で選びやすく、長く育てるほど自分の資産になるサイトにしていきやすいのが大きなメリットです。
Q3 エックスサーバー ワードプレス 始め方のどこから手をつければいいか分かりません
迷ったときは、「サーバー契約 → ドメインの設定 → WordPressの初期設定」という順番だけ覚えておけばOKです。このページもその順に沿って構成しているので、いちばん上から順番に読み進めて、その通りに手を動かしてみてください。一度に全部を終わらせようとせず、「今日はここまで」と小さく区切って進めるほうが、エックスサーバーでWordPressを始めるハードルはぐっと下がります。
まとめ エックスサーバー ワードプレス 始め方で今日やるべき一歩
この記事の内容を振り返っておきます。
- エックスサーバーとWordPressブログの始め方は、「サーバー契約」「ドメイン設定」「初期設定」の3つに分けて考えると整理しやすいです。
- サーバープランは、まずはスタンダードを選んでおけば個人ブログなら十分です。
- 独自ドメインは短く覚えやすい名前を選び、途中で変えない前提で決めましょう。
- WordPressの初期設定では、パーマリンクやプロフィール、最低限のプラグイン導入を先に済ませておくと後からの手戻りが減ります。
- ブログ運営は完璧を目指しすぎず、「まず1記事公開してから少しずつ整える」という考え方で長く続けるのがポイントです。
エックスサーバーでWordPressブログを始めるために、あなたが今日やるべき最初の一歩は、「エックスサーバーの公式サイトを開き、スタンダードプランの申し込み画面まで進んでみること」です。そこまでたどり着ければ、あとはこのページを横に開きながら、私と一緒に一つずつステップを進めていきましょう。



