ライブドアブログの絵日記収入はどれくらい？伸びない人の見直しポイントとは

ライブドアブログで絵日記をせっせと更新しているのに、収入がほとんど出なくて「私には向いていないのかな…」と落ち込んでいませんか？

ここでは、ライブドアブログの絵日記でどう収入が生まれるのか、どれくらいの金額を目指しやすいのか、そして今日からできる改善のステップまで、ひとつずつ整理していきます。

ライブドアブログの絵日記で収入を得たい人の悩み

ライブドアブログ絵日記の収入が伸びにくいよくある理由

絵日記でお金が入ってこないと、「絵が下手だからだ」「センスがないからだ」と思いがちですが、実際には「仕組み」と「設計」の問題であることが多いです。

よくあるパターンを表にまとめると、だいたいこんな感じです。

悩みのパターン	現在の状態	主な原因の例
収入がほぼゼロ	PV自体が少なく、広告の表示回数も少ない	更新頻度が低い、ネタがバラバラで読者が定着しない
PVはあるが収入が少ない	そこそこアクセスはあるが、金額が伸びない	広告の貼り方が弱い、収益につながる導線がない
続かず放置気味	更新が止まり、たまに思い出したときだけ投稿	目的があいまいで、成果も数字で見えずモチベーションが下がる

私も最初は「とにかく毎日描けば、そのうち何とかなるだろう」と思っていましたが、PVの伸ばし方も、広告の選び方も、収益の組み立て方もよく分かっていませんでした。

ライブドアブログの絵日記で収入を増やすには、少なくとも次の3つは押さえておきたいところです。

「なんとなく更新」から抜け出すために知っておきたいこと

その日の出来事を日記感覚で描いて投稿するだけでも、もちろん楽しいですし、それ自体が悪いわけではありません。ただ、そこで止まっていると収入はほぼ増えません。

収入を意識するなら、次のような視点を少しだけ足してみてください。

• 具体的にどんな人に読んでほしいのかを決める（子育て中の人、同じ趣味の人など）
• その読者に「どんな気持ちになってほしいか」を決めてからネタを選ぶ
• プロフィールや記事下などに、広告やリンクなど収益につながる導線をきちんと用意する

こうしたことを意識し始めると、同じ「日常の出来事」でも、ただのメモではなく「読者にとって価値のあるコンテンツ」に変わり、少しずつ収入の土台ができていきます。

ライブドアブログ絵日記の収入の仕組みを整理しよう

広告収入（PV型広告）の基本

ライブドアブログでいちばんベーシックな収入源が、PVに応じて入ってくる広告収入です。ページが読まれるたびに広告が表示され、その回数や単価に応じて少しずつお金が発生する仕組みです。

ざっくりとした指標をまとめると、イメージはこんな感じです。

指標	説明	絵日記でのポイント
PV	ページが読まれた回数	ネタの面白さと更新量、拡散力で大きく変わる
RPM	1000PVあたりの収入の目安	ジャンルや読者層、広告の種類で変動する
広告の位置	広告が表示される場所	特にスマホ版でどこに出るかが収入に響きやすい

ライブドアブログでは、スマホ表示だとサービス側の広告が自動で挿入されます。そのぶん、自分で貼れる広告の数や位置にはある程度の制限がありますが、裏を返せば細かい設定が苦手でも、最低限の広告表示は自動でやってくれるとも言えます。

絵日記ブログは、1話読んだ人がそのまま過去の話もまとめて読んでくれることが多く、ひとりあたりのPVが増えやすいジャンルです。これが、同じPVでも日記系コンテンツが意外と悪くない収入を生みやすい理由のひとつです。

アフィリエイトや企業案件など複数の収益源

とはいえ、PV型広告だけで大きく稼ぐのはなかなか大変です。そこで、絵日記ならではの「親しみやすさ」を生かして、別の収入源も組み合わせていきます。

代表的なものを整理すると、次のようになります。

収益源	どんな収入か	絵日記との相性
PV型広告	記事が読まれた回数に応じて発生する広告収入	ブログ収入のベースとなる柱
アフィリエイト	紹介した商品やサービスが売れたときの成果報酬	体験談をマンガにすると読みやすく、相性が良い
企業案件	PR漫画やレビュー漫画などの依頼料	ファンが多いほど単価も依頼数も上がりやすい
グッズや同人誌	自作グッズや本、電子書籍の販売	コアなファンが増えるほど安定して売れやすい

私の周りのクリエイターを見ていても、「ブログの広告収入そのものは控えめでも、企業案件や書籍化、グッズ販売を合わせると全体としては十分な副収入になっている」というパターンが多いです。

ライブドアブログで描く絵日記を「自分というキャラクターの拠点」と考えて、ブログ、SNS、書籍などをうまく行き来させるイメージを持っておくと、収入の伸ばし方も見えやすくなります。

絵日記ブロガーのPV別・収入イメージ

PV別のざっくり収入レンジ

あくまで一般的なイメージですが、PVと収入の関係をざっくりまとめると、次のようなイメージになります。

月間PV	想定される収入の目安	状態の目安
〜1万PV	数百円〜ほぼゼロ	完全に趣味ブログレベル
1万〜5万PV	数百円〜数千円程度	広告の設定次第で差が出やすい段階
5万〜10万PV	数千円〜1万円台	副業として意識し始めるライン
10万〜50万PV	1万円〜数万円	副業としてかなり現実味が出てくるレベル
50万PV〜	数万円〜	公式ブロガーを意識できるレベル

同じPVでも、読者層や広告の種類、アフィリエイトの有無によって、収入は大きく変わります。例えば、子育てや家事の絵日記なら日用品やサービスを自然に紹介しやすく、うまくハマると収入の伸びが良くなります。

一方で、シュールなギャグや短い一発ネタが中心だと、アフィリエイトとはあまり相性が良くない場合もあります。その場合は、グッズやイベント、コミッションなど別の収益源を育てた方が結果的にうまくいくことも多いです。

月1万円・5万円・10万円を目指すときの考え方

次に、「どのくらいのPVで、どの程度の収入を現実的に狙えそうか」をもう少し具体的に見てみましょう。あくまで目安ですが、こんなイメージで考えると分かりやすいです。

目標収入	必要PVの目安	主な戦略の例
月1万円	月5万〜10万PV	PV型広告を整えつつ、少数のアフィリエイトを丁寧に紹介
月5万円	月20万〜30万PV	アフィリエイトを強化しつつ、企業案件も少しずつ受ける
月10万円	月30万〜50万PV以上	企業案件や書籍化、グッズ販売など複数の柱を組み合わせる

私なら、まずは「月1万円」を最初の目標にします。この段階では、PV型広告で土台を作りつつ、「本当におすすめできる商品」だけアフィリエイトとしてマンガに登場させます。

PR感が強すぎると読者が離れてしまうので、日常のエピソードの中で自然に商品が出てくる形を意識すると、読まれやすさも収益性も両方守れます。

月5万円、10万円を狙うようになると、ブログ単体だけでなく、XやInstagramなどのSNSと組み合わせて、「この人のマンガなら少し高い商品でも買ってみようかな」と思ってもらえる関係性を育てていくイメージになります。

ライブドアブログで絵日記収入を伸ばす運営のコツ

読まれるネタとタイトルの作り方

絵日記の場合、「どんな出来事を、どんな切り口で描くか」で読まれ方が大きく変わります。同じ日常でも、次のようなポイントを意識するとPVが伸びやすくなります。

• 自分しか経験しないニッチな話より、読者が「あるある」と共感しやすい体験をメインにする
• うれしい、イラッとした、恥ずかしかったなど、感情の動きがはっきりしている出来事を選ぶ
• タイトルには「何が起きる話なのか」がパッと分かる一言を入れる（例：夫がやらかした日、保育園で言われたひと言など）

タイトルは、検索にもSNSにも大きな影響があります。ネタが似ていても、タイトルのつけ方ひとつで読まれる回数がまったく変わることもあるので、絵だけでなく言葉も一緒に磨いていきましょう。

更新頻度・更新時間の決め方

絵日記は、1本描くだけでもそれなりに時間がかかります。「毎日更新しないと意味がない」と決めてしまうと、ほとんどの人が途中で燃え尽きてしまいます。

大事なのは、自分が無理なく続けられて、読者も「だいたいこのくらいのペースで更新されるんだな」と分かる頻度を決めることです。

私の場合は、「平日は4コマ1本」「疲れている日は1コマ＋テキスト」というルールにしてから、更新のハードルがぐっと下がりました。その結果、更新が止まらなくなり、PVと収入もゆっくりですが右肩上がりになりました。

SNSと組み合わせて読者を増やす

ブログだけで読者を増やそうとすると、どうしても時間がかかりがちです。そこで、XやInstagramなどのSNSを「絵日記への入り口」として使うのがおすすめです。

代表的なSNSの特徴をざっくり整理すると、こんなイメージです。

SNS	特徴	絵日記との組み合わせ方
X	拡散力が高く、バズが起こりやすい	1コマや1ページを抜粋して投稿し、「続きはブログで」と誘導する
Instagram	画像がメインで、保存・シェアされやすい	1話完結のショート漫画を投稿し、まとめ読み用にブログリンクを設置
ショート動画系	動きのあるコンテンツが強い	コマ送りの動画にして見せ、興味を持った人をブログに案内する

すべてのSNSを完璧にやろうとすると、絵を描く時間がなくなってしまいます。まずは自分が普段からよく使っているSNSをひとつ選んで、「いつもの投稿ついでに絵日記を見てもらう」くらいの感覚で始めてみると続けやすいです。

ライブドアブログとWordPressの比較と収入の考え方

ライブドアブログを選ぶメリット・デメリット

ライブドアブログとWordPressの違いを、収入を意識する立場からざっくり比べてみます。

項目	ライブドアブログ	WordPress
初期費用	基本無料で始められる	サーバー代や独自ドメイン代が必要
デザインや広告の自由度	ある程度決まった形の中で調整するイメージ	テーマやプラグインでかなり自由にカスタマイズ可能
管理の手間	システムの更新やセキュリティは基本おまかせ	自分でアップデートやバックアップを管理する必要がある
アクセスの集めやすさ	ランキングやポータルからの流入が期待できる	主に検索経由のアクセスで、育つまで時間がかかる傾向
将来的な拡張性	ブログ内でできることは多いが、設計の自由度には限界がある	広告設計や会員制サイトなど、長期的な拡張性が高い

ライブドアブログのいちばんの強みは、「とにかく始めやすいこと」と「技術的な管理をほとんど気にしなくていいこと」です。そのぶん、絵を描くことやネタ出しに集中できます。

一方で、広告の位置や種類に制限があるため、WordPressと比べると同じPVでも収入が少なくなるケースもあります。このあたりは、「手軽さ」と「自由度」のトレードオフと考えると分かりやすいです。

私ならこう使い分ける（仮想体験談ベース）

もし、これからライブドアブログの絵日記で本気で収入を増やしたいという相談を受けたら、私は次のようなステップを提案します。

• 最初のうちはライブドアブログをメインの拠点にして、絵やネタ出し、更新ペースを整える
• ある程度PVが安定してきたら、WordPressで「まとめ記事」や「検索向けの解説記事」を少しずつ作る
• ライブドアとWordPressの間で相互リンクを張り、お互いに読者を送り合う

こうすると、ライブドアブログの「気軽さ」と、WordPressの「広告・SEOの自由度」を両方活かせます。いきなり完璧を目指すとしんどいので、自分の絵日記のスタイルに合わせて、少しずつ環境を育てていく感覚がちょうどいいと思います。

よくある質問（ライブドアブログ絵日記と収入）

Q1. ライブドアブログの絵日記だけで生活できるくらいの収入は目指せますか？

A. 完全に不可能ではありませんが、かなりハードルは高いです。

生活費をすべてまかなうレベルの収入を、ライブドアブログの絵日記だけで安定させるには、相当なPVと固定ファン、そして複数の収益源が必要になります。

現実的には、ブログの広告収入だけに頼るよりも、企業案件、書籍化、グッズ販売、電子書籍などと組み合わせて、「創作活動全体」で生活を支えるイメージにしたほうがうまくいきやすいです。

Q2. 絵日記の収入を増やすなら、まず何から手をつければいいですか？

A. いきなり収入だけを追いかけるより、まずはPVの土台作りから始めたほうが近道です。

具体的には、次の3つを優先してみてください。

• 週1〜2回でもいいので、無理なく続けられる更新頻度を決める
• 「誰に向けて描いている絵日記なのか」を決め、過去記事のタイトルも少しずつ見直す
• ライブドアブログのプロフィールやフッターなどに、自分のSNSや他の活動へのリンクを整理しておく

この土台ができてくると、PVの伸び方が変わり、結果として広告収入や他の収益も増えやすくなります。

Q3. 絵があまり上手くなくても、ライブドアブログで絵日記の収入は狙えますか？

A. 絵がプロ並みに上手くなくても大丈夫です。

むしろ、少しゆるい絵柄のほうが親しみやすくて、ファンがつきやすいこともあります。大事なのは、絵の上手さだけではなく、「ネタの面白さ」や「言葉のセンス」です。

ライブドアブログの絵日記収入を伸ばしたいなら、自分の絵柄を好きになってくれる人をひとりずつ増やしていくイメージで、コツコツ続けてみてください。

まとめ：ライブドアブログ絵日記で収入を育てよう

この記事のポイントを振り返っておきます

そして、今日から取れる最初の一歩はとてもシンプルです。

まず、自分のライブドアブログの管理画面を開いて、「どんな読者に、どんな気持ちになってほしい絵日記ブログなのか」を一行で書き出してみてください。

その一行を軸に、次の1話のネタとタイトルを決め、できる範囲のクオリティで構わないので描いて公開してみましょう。目に見える変化はすぐには出ないかもしれませんが、その小さな一歩の積み重ねが、じわじわと絵日記の収入を育てていきます。