エックスサーバーの無料期間でやることリスト15項目

エックスサーバーの無料期間に申し込んだけれど、何から手を付ければいいか分からない、このまま何もしないまま終わりそうでちょっと不安という人は多いと思います。

この記事では、そんなモヤモヤを解消できるように、エックスサーバーの無料期間でやることを初心者向けに順番付きで整理しました。

結論から言うと、やることは「申し込みとログイン」「WordPressの準備」「記事を書いて試す」「サーバーの使い心地を確認して判断する」という流れに沿って進めれば大丈夫です。

エックスサーバーの無料期間でやることを決める前に知っておきたい基本

エックスサーバーの無料期間とは？ざっくり仕組みを整理

エックスサーバーの無料お試し期間は、本契約の前にサーバーの使い勝手や速度を体験できるお試し期間です。

サーバーアカウントの申し込み日から一定期間、サーバー利用料がかからずに使える仕組みになっています。

項目	内容
目的	本契約前にサーバーの使い心地を確認するため
費用	サーバー利用料は無料（支払い手続き前）
できること	WordPressインストール、動作テスト、表示速度のチェックなど
制限されること	メールアカウント作成やプログラム経由のメール送受信、追加FTPアカウントなど
本契約した場合	無料期間中に作ったサイトや設定は基本的にそのまま引き継がれる

お試し用だからといってテスト専用の特別サーバーが用意されているわけではなく、基本的には本契約と同じ環境を使えます。

そのため、無料期間中に触った感覚は、そのまま本番の動きと考えて大きな問題はありません。

無料期間で申し込むときのプラン選びの考え方

無料期間で申し込むときも、最初にサーバープランを選ぶ必要があります。個人ブログやアフィリエイトであれば、基本的にはいちばん下のプランで十分です。

ざっくりした目安は次のとおりです。

プランはあとから変更できますし、無料期間のあいだにアクセスが急増することはほぼありません。

迷ったら一番使われているプランを選んでおいて、運用しながら必要に応じて切り替える形がおすすめです。

無料期間の注意点を先に押さえておこう

エックスサーバーの無料期間でやることを考えるうえで、事前に知っておきたいポイントがいくつかあります。

大事なのは、「お試し期間が終わったからといって、勝手に料金が請求されることはない」という点です。

ただし、あとから同じドメインを使いたくなる可能性がある場合は、無料期間だけで終わりそうでも、最後にドメイン設定を外しておくと安心です。

エックスサーバー無料期間でやること全体像：10日間のロードマップ

無料期間でやることロードマップ早見表

エックスサーバーの無料期間でやることを、日数ごとにまとめるとこんな感じになります。

日数イメージ	やること	ゴール
1日目	無料お試し申込みとログイン確認	Xserverアカウントとサーバーパネルに自力で入れる
2日目	ドメインとサーバーの関係を理解	「住所」と「家」のイメージがつかめる
3〜4日目	WordPressインストールと初期設定	ブログの土台ができて管理画面に入れる
5〜6日目	テーマとプラグイン導入、表示速度チェック	見た目と動きのイメージがつかめる
7〜8日目	記事作成と固定ページ・メニュー作成	一応ブログとして形になっている状態
9〜10日目	本契約するかの判断と料金支払い	エックスサーバーを継続利用するか決める

忙しくてここまできっちり進められない人も多いと思うので、この表はあくまで理想形です。

時間が取れない場合は、後で紹介する「優先度Aだけやる」に絞ってもらえればOKです。

無料期間のやることを優先度で分けて考える

全部やろうとすると息切れしやすいので、無料期間でやることは優先度で分けて考えると気が楽になります。

• 優先度A（必ずやっておきたいこと）
  • 管理画面にログインできるようにする
  • WordPressを1つインストールして動作を確かめる
  • 表示速度や使いやすさを自分の目で確認する
• 優先度B（できればやりたいこと）
  • テーマと最低限のプラグインを入れる
  • 記事を2〜3本書いてみる
• 優先度C（余裕があれば挑戦したいこと）
  • 他社サーバーからの移転テスト
  • 細かい高速化やデザインの作り込み

「とりあえずAだけ終わらせれば合格」という気持ちで進めれば、無料期間を無理なく使い切れます。

自分のタイプを決めておくと迷いにくい

同じエックスサーバーの無料期間でも、人によって見ておきたいポイントが違います。

自分が次のどれに近いか、ざっくり決めてから読み進めると迷いにくくなります。

• ブログやアフィリエイトの初心者タイプ
  • WordPressに慣れることと、記事を書く感覚をつかむのが最優先
• 今のサーバーから乗り換え検討タイプ
  • 移転のしやすさ、表示速度、安定性のチェックが最優先
• 会社サイトや店舗サイト担当タイプ
  • 安定性やバックアップ、セキュリティ周りを重視

このタイプ分けを意識しながら、「自分ならここに時間をかけよう」と考えてもらえると、無料期間の使い方がスッキリします。

エックスサーバー無料期間1日目にやること：申込みとログイン周り

無料お試しの申込みで迷いやすいポイント

申し込みフォーム自体は画面の指示に従って入力していけばOKですが、最初に戸惑いやすいポイントがいくつかあります。

• どのサーバープランを選ぶか
• WordPressクイックスタートを使うかどうか
• 会員情報に入力するメールアドレスをどれにするか

クイックスタートは、申し込みと同時に本契約とWordPressのインストールまで一気に済ませてくれる便利な機能です。

ただ、クイックスタートを選ぶと「無料お試し期間なしで、すぐ本番スタート」という扱いになるため、この記事では「無料期間をちゃんと使いたい人」を前提に、クイックスタートなしで進める想定で書いています。

Xserverアカウントとサーバーパネルの違いを理解する

無料期間1日目に必ずやっておきたいのが、管理画面の違いをざっくり理解しておくことです。

管理画面	役割	主にできること
Xserverアカウント	契約や料金の管理	プラン確認、契約期間の変更、料金支払い、登録情報の変更
サーバーパネル	サーバー設定の管理	ドメイン設定、WordPressのインストール、バックアップ設定など

最初のうちは、この2つがごちゃごちゃになりがちです。

1日目のゴールはシンプルで、次の2つができることです。

• Xserverアカウントにログインして契約情報を確認できる
• サーバーパネルにログインして、どんなメニューがあるかざっと眺める

ここまでできていれば、無料期間のスタートとしては十分です。

無料期間1日目のチェックリスト

1日目のやることをチェックリストにしておきます。

• 無料お試しの申し込みが完了している
• 確認メールに書かれた情報でログインできた
• Xserverアカウントで契約プランを確認できた
• サーバーパネルに入れることを確認した

このチェックが全部つけば、次のステップに進んで大丈夫です。

エックスサーバー無料期間2日目にやること：ドメインとサーバーの関係を理解

ドメインとサーバーを身近な例えでイメージする

専門用語で説明されると難しく感じてしまうので、ドメインとサーバーを身近なものに置き換えてみます。

エックスサーバーの無料期間では、「家」を借りている状態です。

このあとのWordPressインストールで、その家の中に部屋を作って家具を置き始める、というイメージを持ってもらえると分かりやすいはずです。

無料期間中は初期ドメインで試してみるのがおすすめ

エックスサーバーに申し込むと、「初期ドメイン」と呼ばれるテスト用のURLが自動で割り当てられます。

無料期間中は、この初期ドメインを使ってWordPressを試してみるのがいちばんラクです。

• 本番用の独自ドメインをまだ決めていなくても試せる
• 練習用なので、気軽にデザインや設定を変えられる
• 不要になったら初期ドメイン側のサイトを消すだけで片付く

本番で使う独自ドメインは、本契約に進んでから改めて取得して設定する、という流れでもまったく問題ありません。

無料期間に独自ドメインをどう扱うかの目安

すでに使いたい独自ドメインが決まっている人は、「無料期間のうちに独自ドメインも設定してしまおうかな」と悩むかもしれません。

私の感覚としては、次のように分けると判断しやすいです。

• とにかく早く本番サイトを育てたい
  • 独自ドメインを早めに取ってしまうのもあり
• まだジャンルやサイト名も固まっていない
  • 無料期間中は初期ドメインで練習して、本契約後にじっくり考える方が気がラク

どちらを選んでも大失敗にはなりませんが、迷うなら初期ドメインでの練習に集中した方が負担が少ないと思います。

エックスサーバー無料期間3〜4日目にやること：WordPressインストールと初期設定

無料期間中のWordPressインストールの流れ

エックスサーバーのサーバーパネルには「WordPress簡単インストール」という機能があり、無料期間でも利用できます。

大まかな流れは次のとおりです。

画面に出てくるURLを開いて、WordPressのログイン画面が出れば成功です。

作業自体はそこまで難しくないので、深く考えすぎずに手を動かしてみるのがコツです。

インストール直後に済ませておきたいWordPress初期設定

WordPressが入ったら、無料期間のうちに次のような基本設定だけは済ませておきましょう。

ここまでやっておくと、「最低限まともなブログの土台」ができます。

細かいカスタマイズは、本契約後に少しずつやっていけば十分です。

無料期間3〜4日目のチェックリスト

このタイミングで確認しておきたいポイントをまとめておきます。

• 初期ドメインにWordPressをインストールできた
• 管理画面にログインしてダッシュボードを表示できた
• サイトタイトルとパーマリンクの設定を済ませた
• テスト用の記事を1本投稿して、表示まで確認した

ここまで終わっていれば、無料期間の中でも大きな山を一つ越えた感覚になるはずです。

エックスサーバー無料期間5〜6日目にやること：テーマ・プラグイン・表示速度チェック

無料期間中に試しておきたいテーマ選びのポイント

テーマは、ブログのデザインやレイアウトを決める「着せ替え服」のようなものです。

無料テーマも有料テーマもたくさんありますが、最初から完璧な選択を目指さず、気になったものを一つ使ってみるくらいの気持ちで大丈夫です。

無料期間のあいだに、2つくらいテーマを入れ替えてみて、「このテーマの方が書きやすいな」と素直に感じた方を選ぶくらいでOKです。

最低限入れておきたいプラグインの考え方

プラグインは、WordPressに機能を足すための小さなアプリのようなものです。

ただ、入れすぎると表示が重くなるので、無料期間のうちは最低限に絞っておきましょう。

具体的にどのプラグインを入れるかは、テーマや好みによって変わります。

「エックスサーバー プラグイン おすすめ」などで検索して、初心者向けに紹介されているものをいくつか試してみると失敗しにくいです。

エックスサーバーの表示速度を無料期間でチェックする

エックスサーバーは速さと安定性に定評があります。

無料期間のあいだに、自分のサイトでもその感覚を確かめておきましょう。

• スマホで記事ページを開いたとき、待たされている感じが少ないか
• 画像を複数枚入れても、極端に重くならないか
• テーマやプラグインを変えたときに、体感速度が変わるか

専門的な測定ツールもありますが、最初は「自分で触ってみてストレスを感じるかどうか」くらいの感覚で十分です。

エックスサーバー無料期間7〜8日目にやること：記事作成とサイトの形づくり

無料期間中に記事を何本くらい書いておくといいか

エックスサーバーの無料期間で、記事を何本書くのが正解という決まりはありませんが、目安としては次のくらいがおすすめです。

• 最低でも1〜2本は書いてみる（投稿画面に慣れるため）
• 余裕があれば3〜5本書いてみる（カテゴリやメニューのイメージがつく）

このとき、いきなりガチガチのSEO記事を目指す必要はありません。

自分の好きなことや、過去の経験など、書きやすいテーマで気楽に書いてみて、「書く作業に慣れる」ことをいちばんの目的にするといいです。

固定ページやメニュー周りを軽く整えておく

ブログとして見た目を整えるために、無料期間のうちに次のような部分も触っておくと、サイトに「ちゃんと感」が出ます。

• 固定ページ
  • プロフィールページ
  • お問い合わせページ
  • プライバシーポリシー（テンプレートを使ってもOK）
• メニュー
  • グローバルメニューに「ブログ」「プロフィール」「お問い合わせ」などを追加
• サイドバーやフッター
  • プロフィールや新着記事、カテゴリーなどを表示

一気に完璧を目指す必要はまったくありません。

「とりあえず、初めてサイトを開いた人がびっくりしない程度」まで整えられれば十分です。

無料期間7〜8日目のやることチェック表

このタイミングでのやることを表にまとめます。

項目	やること	完了チェック
記事投稿	1〜3本以上の記事を書く	□
固定ページ	プロフィールやお問い合わせページを作る	□
メニュー	グローバルメニューを設定する	□
サイドバー	プロフィールや新着記事を表示する	□

この表が一通り埋まっていれば、「もう人に見せてもいいかな」というレベルになっているはずです。

エックスサーバー無料期間9〜10日目にやること：本契約するかどうかの判断

本契約するかどうかの判断基準

エックスサーバーをこのまま使い続けるかどうかは、感覚的な好き嫌いも大事ですが、次のようなポイントでざっくりチェックすると判断しやすくなります。

• サイトの表示速度にストレスを感じないか
• サーバーパネルやXserverアカウントの画面が難しすぎないか
• WordPressが安定して動いているか（エラーが頻発しないか）
• 自分のやりたいこと（ブログ、企業サイト、ショップなど）が実現できそうか

私自身、初めてサーバーを選んだときは、とにかく「速さ」と「安定性」を重視しました。

無料期間中に何回か記事を書いてみて、大きな不満がなければ、そのままエックスサーバーで続けても問題ないと思います。

本契約前に確認しておきたいお金の話

本契約をすると決めたら、無料期間が終わる前にお金のまわりも確認しておきましょう。

• サーバーの契約期間をどれくらいにするか
• 支払い方法をどうするか（クレジットカードなど）
• 独自ドメインや追加オプションをどこまで使うか

契約期間は長くすると1か月あたりの料金が割安になることが多いですが、長期で続けられる自信がまだない場合は、短めの期間から始めて様子を見るのも全然ありです。

無料期間9〜10日目の最終チェック

最後に、無料期間の終盤で確認しておきたいことを整理します。

ここまで来れば、「なんとなく継続」ではなく、「試したうえで選んだ」という気持ちでスタートできます。

エックスサーバー無料期間でやること：タイプ別おすすめプラン

ブログ・アフィリエイト初心者向けのやること

ブログやアフィリエイトが初めての人は、まず「WordPressに慣れる」「記事を書く流れを体験する」ことをゴールにしましょう。

• 初期ドメインにWordPressをインストールする
• テーマを1つ決めて、細かいことは気にせず使ってみる
• 自己紹介や趣味の話など、書きやすい内容で2〜3記事書いてみる
• 見出しの付け方や画像の入れ方、リンクの貼り方を試してみる

この段階では、アクセス数や収益のことは一旦忘れてOKです。

「書く」「公開する」「読み返す」という一連の流れを経験しておくことが、後々の成長につながります。

他社サーバーからの乗り換え検討者向けのやること

すでに別のサーバーでサイトを運営していて、エックスサーバーへの乗り換えを検討している人は、次のようなポイントを意識して無料期間を使うとよいです。

• テスト用に小さめのサイトを1つエックスサーバーに移してみる
• 旧サーバーとエックスサーバーで、同じページの表示速度を比べてみる
• サーバーパネルの使い勝手を、今のサーバーと比べてみる

移転作業はやや緊張しますが、無料期間中であれば「テスト環境」と割り切って試せます。

エックスサーバーには、WordPressを簡単に移行できる機能も用意されているので、それを試してみるのも一つの手です。

会社サイト・店舗サイト担当者向けのやること

会社やお店のサイトをエックスサーバーで運用したい場合は、特に「安定性」「バックアップ」「セキュリティ」の3つをしっかり見ておきたいところです。

• サーバーパネルからバックアップ関連のメニューを確認してみる
• 独自SSLの設定手順や、https化の流れを一度試してみる
• 複数ページを行き来してみて、重さやエラーの出やすさをチェックする

大規模なアクセス集中を完全に再現することは難しいですが、基本的な操作感やエラーの出やすさは無料期間中でも十分に確認できます。

エックスサーバー無料期間で「やらなくていいこと」と失敗例

無料期間ではあえて手を出さなくていいこと

私自身の経験や、まわりのブロガー仲間の話を聞いていて、「それは無料期間でやらなくてもよかったな」と感じることはいくつかあります。

• 細部まで完璧なデザインを作り込むこと
• 細かいSEO設定を一気に全部やろうとすること
• 気になったプラグインを片っ端から入れてしまうこと
• 使うか分からない独自ドメインを勢いでたくさん取ってしまうこと

こういった部分は、本契約してからでも十分に間に合います。

無料期間では、「ちゃんと動くかどうか」「自分が使いやすいかどうか」を見ることに時間を使うのがおすすめです。

よくある失敗パターンを先に知っておく

エックスサーバーの無料期間をめいっぱい活かせなかったケースとして、よく聞く失敗例も共有しておきます。

• 申し込んだだけで、WordPressをインストールしないまま期間が終わった
• クイックスタートで申し込んでしまい、「無料期間のつもりがいきなり本契約」になって戸惑った
• テスト用のつもりで変な記事や設定をたくさん入れてしまい、本番用に作り直すのが大変だった

こうした失敗は、この記事のチェックリストを手元に置きながら進めるだけでもかなり防げます。

エックスサーバー無料期間でやることのチェックリスト総まとめ

タイミング	やること	完了チェック
1日目	無料お試し申込みとログイン確認	□
2日目	ドメインとサーバーの関係をイメージで理解する	□
3〜4日目	WordPressインストールと初期設定	□
5〜6日目	テーマ・プラグイン導入と表示速度チェック	□
7〜8日目	記事作成と固定ページ・メニュー作成	□
9〜10日目	本契約するかどうかの判断と料金支払い	□

この表を上から順番に埋めていくだけでも、エックスサーバーの無料期間でやることの大半はカバーできます。

まとめ：エックスサーバー無料期間で今日からやること

ポイントを簡単に振り返ります

そして、今日からあなたが取るべき最初の一歩は、とてもシンプルです。

まだ申し込みが済んでいない場合は、まずエックスサーバーの無料お試しに申し込み、Xserverアカウントとサーバーパネルにログインしてみてください。

そのうえで、初期ドメインにWordPressをインストールし、自己紹介でも日記でもいいので記事を1本書いてみる。

ここまでできれば、エックスサーバーの無料期間でやることの中でも、いちばん大きなハードルはすでに超えています。

あとはこの記事のチェックリストを片手に、自分のペースで一つずつ進めていけば大丈夫です。