もしもアフィリエイトのかんたんリンクの使い方【7ステップで解説】

ブログで商品リンクを貼りたいのに、もしもアフィリエイトの「かんたんリンク」の使い方が分からなくて手が止まっていないでしょうか。

この記事では、もしもアフィリエイトのかんたんリンクの作り方からWordPressへの貼り付け方、よくあるトラブルの対処法までを、私がつまずいたポイントも交えながら一通りまとめていきます。

一言でまとめると、かんたんリンクの作り方と貼り方さえ一度覚えてしまえば、物販系の記事に貼るリンク作成がかなり楽になります。

自然な形で、もしもアフィリエイトのかんたんリンクの使い方を一緒に整理していきましょう。

もしもアフィリエイトの「かんたんリンク」とは？

かんたんリンクでできること

かんたんリンクは、もしもアフィリエイトの管理画面から使える商品リンク作成ツールです。

一つの商品に対して、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど複数のネットショップへのボタン付きリンクを、カード型のデザインでまとめて表示できます。

主な機能を表にまとめると、こんなイメージです。

項目	内容
対応ストア	Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど
表示形式	商品画像＋タイトル＋価格帯の目安＋購入ボタン
設置場所	WordPress記事内、はてなブログなどの本文
利用条件	もしもアフィリエイトの登録と、各ストアとの提携
主な用途	レビュー記事や比較記事の商品リンク、物販中心のブログ記事

一つの商品について、読者が普段使っているショップを自分で選んで購入できるのが、かんたんリンクの分かりやすいメリットです。

たとえば「Amazonをよく使う人」と「楽天ポイントを貯めたい人」が同じ記事を読んでも、それぞれの好みに合わせてボタンを押してもらいやすくなります。

他の物販リンクとの違い

ブロガーの間では、Rinkerやポチップなどの物販系プラグインも人気です。

これらと比較したときの、かんたんリンクの特徴をざっくり挙げておきます。

• ブラウザ上の管理画面だけで完結し、プラグインを入れなくても使える
• もしもアフィリエイト経由で成果がまとまるので、報酬の管理がシンプル
• WordPressだけでなく、はてなブログなどでも使える
• デザインの細かい調整は、プラグインに比べると少なめ

「見た目を細かく作り込みたい人」にはプラグインが向きやすく、「まずは簡単に商品リンクを貼りたい人」には、もしものかんたんリンクが扱いやすい印象です。

この記事では、後者の「まずはシンプルに商品リンクを作りたい」という方向けに、かんたんリンクの具体的な使い方を中心に説明していきます。

かんたんリンクのメリットと注意点

かんたんリンクを使う前に、良いところと気をつけたいところを整理しておきます。

メリットは次のような点です。

• Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど複数ストアのボタンを一括で出せる
• カード型デザインなので、パッと見てどの商品かイメージしやすい
• もしもアフィリエイトの管理画面からすぐに作成できる
• WordPress以外のブログでも、HTMLを貼れる場所なら同じコードで使える

一方で、注意しておきたい点もあります。

• 各ストアと提携していないと、そのストアのボタンは表示されない
• 細かいデザイン変更をしたい場合は、CSSやHTMLの知識が必要になる
• コピペする場所を間違えると、正しく表示されないことがある

ただ、基本どおりに使えばトラブルはそこまで多くありません。

次の章から、もしもアフィリエイトのかんたんリンクを実際に使い始めるための準備を見ていきます。

かんたんリンクを使う前の準備とチェックポイント

もしもアフィリエイトへの登録

まず大前提として、もしもアフィリエイトに会員登録しておく必要があります。

すでに登録済みの人は、この見出しは軽く確認する程度で大丈夫です。

登録の流れはおおまかに次のようなイメージです。

• メールアドレスとパスワードを登録する
• 名前や住所、振込先口座などの基本情報を入力する
• 利用規約などを確認して登録を完了させる

難しい項目は特にありませんが、振込先だけは慎重に入力しておくと安心です。

登録が終わったら、次はあなたのブログやサイトをもしもアフィリエイトに登録していきます。

サイトの登録とストア提携

もしもアフィリエイトにログインしたら、かんたんリンクで広告を出したいブログやサイトを登録します。

そのうえで、Amazonや楽天市場などのストアと提携する必要があります。

流れを整理すると、次のようになります。

特にAmazonは審査がやや厳しめで、記事数が少なかったり、ガイドラインに反する内容が多いと落ちることがあります。

ある程度の記事数と、普通に読めるコンテンツがそろってから申請すると通りやすい印象です。

事前に確認しておきたいチェックリスト

かんたんリンクの使い方を覚える前に、準備がどこまで進んでいるかをざっと確認しておきましょう。

チェック項目	状況
もしもアフィリエイトに登録しているか	済／未
ブログやサイトをもしもの管理画面に登録しているか	済／未
Amazonと提携済みか	済／審査中／未
楽天市場と提携済みか	済／審査中／未
Yahoo!ショッピングと提携済みか	済／審査中／未

この表の「済」が多いほど、かんたんリンクを使う準備は整っています。

特にAmazonや楽天との提携状況は、かんたんリンクのボタン表示に直結するので、先に確認しておくと安心です。

かんたんリンクの作り方【管理画面での使い方】

かんたんリンク作成の基本ステップ

かんたんリンクの作成手順は、一度流れを覚えてしまえばとてもシンプルです。

ざっくりとしたステップを表にすると、次のようなイメージになります。

ステップ	内容
1	もしもアフィリエイトにログインする
2	メニューから「かんたんリンク」を選ぶ
3	検索窓に商品名や型番などを入力して検索する
4	表示されたリストから紹介したい商品を選ぶ
5	Amazon・楽天・Yahoo!のボタン表示を確認する
6	「HTMLソースを取得する」ボタンをクリックする
7	表示されたコードをコピーして、ブログ側に貼り付ける

この流れをベースにすれば、かんたんリンクの基本的な使い方は押さえられます。

私も最初はここを何度も行ったり来たりしましたが、数回繰り返せば「この順番ね」と手が勝手に動くようになりました。

商品検索のコツと注意点

かんたんリンクでつまずきやすいのが、商品検索の部分です。

商品名を入力しても、「該当商品がありません」と表示されてしまうことがあります。

商品検索をうまく行うコツは、次のような感じです。

• まずはシンプルに商品名だけを入れてみる
• 長すぎる商品名は、一部だけに絞って検索する
• 本やマンガならISBN、家電などは型番を入れてみる
• ヒットしない場合は、別のストアに切り替えてみる

ストアごとに取り扱い商品が違うので、Amazonでヒットしても楽天では出てこない、ということもよくあります。

その場合は、似たモデルを選んだり、別の商品を紹介することも視野に入れておきましょう。

HTMLコードをコピーするときのポイント

商品を選んだら、実際にブログに貼るためのHTMLコードをコピーします。

ここでミスがあると「貼ったのにかんたんリンクが出てこない」という状態になりやすいので、落ち着いて作業していきます。

「HTMLソースを1行で表示する」といったチェックがある場合は、オンにするとエディター側で扱いやすくなることがあります。

コピーしたコードは、そのまま次の章で解説するWordPressや他のブログサービスのHTML編集画面に貼り付けていきます。

かんたんリンクの貼り方【WordPressとはてなブログ】

WordPressブロックエディターでの貼り付け

WordPressの標準エディター（ブロックエディター）では、「カスタムHTML」ブロックを使う方法が分かりやすくておすすめです。

具体的な手順は次のとおりです。

かんたんリンクを何個か並べたい場合も、ブロックを分けておくと編集しやすくなります。

ブロックエディターに不慣れな人でも、慣れるとこの方法が一番ストレスなく扱えるはずです。

クラシックエディターやCocoonでの貼り付け

クラシックエディターを使っている場合や、Cocoonなどのテーマを使っている場合も、基本的な考え方は同じです。

「テキストモード」または「HTMLモード」に切り替えて、かんたんリンクのコードを貼り付けます。

ポイントは次の2つです。

• 必ずビジュアルモードではなく「テキスト」タブに切り替えてから貼る
• 他のタグの途中ではなく、段落の区切りを意識して貼り付ける

Cocoonにはアフィリエイトタグを管理できる機能もあるので、かんたんリンクのコードを1つ登録しておき、ショートコードのように呼び出すという使い方もできます。

よく紹介する商品はタグとして登録しておくと、記事ごとに管理画面へ行かなくて済むのでかなり楽になります。

はてなブログなど他サービスでの貼り付け

はてなブログなど、WordPress以外のブログサービスでも基本の流れは同じです。

HTMLを直接編集できるモードを開き、そこにかんたんリンクのコードを貼り付けます。

主なブログサービスごとの貼り付け先イメージは次のとおりです。

ブログサービス	貼り付ける場所・モード
WordPress（ブロック）	カスタムHTMLブロック
WordPress（クラシック）	テキストモード
はてなブログ	編集画面の「HTML編集」タブ
その他のサービス	HTML編集が可能なエリア

一部の無料ブログサービスでは、JavaScriptが制限されていたり、広告タグの貼り付けにルールがある場合もあります。

その場合は、かんたんリンクではなくテキストリンクやバナー広告を使うなど、サービスのルールに合わせて使い分けてください。

かんたんリンクで成果を出す配置と書き方のコツ

クリックされやすい設置場所

かんたんリンクをどこに貼るか迷う人は多いです。

私がいろいろ試してみて、「ここは反応がいいな」と感じた位置をいくつか紹介します。

• 商品を紹介している本文のすぐ下
• 比較表やメリット・デメリットのあと
• 記事の最後の「まとめ」の少し手前
• 自分の体験談やレビューを書いた直後

逆に、記事の冒頭からいきなりかんたんリンクをいくつも並べてしまうと、売り込み感が強くなり、読む前に離脱されることもあります。

まずは文章で悩みや背景を共有して、「そこで役に立ったのがこの商品です」と自然な流れでかんたんリンクを見せるのが理想です。

リンク前後の文章で意識したいポイント

かんたんリンクの前後に入れる文章は、クリック率を左右する重要な部分です。

リンクを貼る前後では、次のようなことを意識してみてください。

• まずは読者の悩みや「あるある」を一度代弁する
• 自分が実際に使ってみて感じたことを短く添える
• どんな人に向いている商品なのかを具体的に書く
• 「くわしくは下のボタンから見られます」と軽く背中を押す一文を入れる

例えば、次のようなイメージです。

「私もいろいろな類似品を試したのですが、最終的に落ち着いたのがこの商品でした。特に○○の作りがしっかりしているので、同じように△△で困っている人にはかなり合うと思います。詳しい仕様や口コミは、下のリンクからチェックしてみてください。」

こんな感じの流れを作ってから、かんたんリンクを置くと、読者も自然な流れでボタンを押しやすくなります。

レポート画面を使った改善のコツ

もしもアフィリエイトには、クリック数や成果が確認できるレポート画面があります。

ここを定期的にのぞいてみると、「どの記事のどのリンクがよく動いているか」が少しずつ見えてきます。

ざっくり見るときの指標を表にしておきます。

指標	見るポイント
クリック数	そもそもリンクが押されているかどうかの目安
発生件数	実際に成果が出ているかどうか
ストア別成果	Amazon・楽天・Yahoo!など、どのストアが強いか

クリック数は多いのに発生が少ないリンクは、商品と読者のニーズが少しずれているのかもしれません。

逆に、特定の記事だけ発生が多い場合は、その記事のかんたんリンクの使い方や配置、前後の文章を他の記事にも真似してみる価値があります。

トラブル別の対処法【かんたんリンクが表示されないとき】

かんたんリンクがまったく表示されないとき

まず多いのが、「ブログに貼ったのにかんたんリンクが表示されない」というケースです。

考えられる原因としては、次のようなものがあります。

• コードを最後までコピーできておらず、一部が欠けている
• ビジュアルエディターにそのまま貼り付けてしまっている
• テーマやプラグインの影響で、コードが書き換えられている
• ブラウザの広告ブロック機能がリンクを消してしまっている

対処としては、次の順番で確認してみてください。

• もしもアフィリエイトの管理画面に戻り、コードをもう一度コピーし直す
• WordPressなら「カスタムHTML」ブロックや「テキスト」タブに貼り直す
• 別のブラウザやシークレットウィンドウで表示を確認してみる
• 広告ブロック系の拡張機能をオフにして表示されるか試す

それでもうまくいかない場合は、使っているテーマ名で同じ症状が出ていないか検索してみるのも一つの手です。

Amazonだけボタンが出ない・表示が変なとき

「楽天とYahoo!は出るのに、Amazonだけボタンが表示されない」という相談もよくあります。

この場合は、まずAmazonとの提携状況を確認してみてください。

よくある原因は次のようなものです。

• Amazonとまだ提携していない
• 以前は提携していたが、ガイドライン違反などで提携が解除されている
• 審査中で、まだ広告が出せない状態になっている

もしもアフィリエイトの管理画面でAmazonの広告主ページを開き、「提携中」かどうかを確認してみましょう。

「再申請」などのボタンが表示されている場合は、条件を整えてから改めて申請してみてください。

Amazonボタンがどうしても出せないときは、その記事に関しては楽天中心で紹介するなど、無理のない範囲で調整していくのも現実的です。

デザインが崩れる・別タブで開かないとき

かんたんリンクを貼ったものの、テーマとの相性でデザインが少し崩れたり、リンクが同じタブで開いてしまうのが気になることもあります。

よくある症状と主な原因を表にまとめます。

症状	主な原因
枠線や余白のバランスがおかしい	テーマ側のCSSとスタイルがぶつかっている
フォントサイズが本文と極端に違う	本文側のスタイルがかんたんリンクにまで適用されている
リンクが別タブで開かない	HTMLコードにtarget属性が設定されていない

デザイン崩れに関しては、テーマのカスタマイザーや追加CSSで少しずつ調整する必要があります。

CSSが苦手な場合でも、最低限「かんたんリンクの上下に余白を入れる」「前後の文章と詰めすぎない」といったところだけでも整えておくと、かなり読みやすくなります。

別タブで開くようにしたい場合は、HTMLコードにtarget属性を追加する方法もありますが、コード編集に慣れていない場合は無理に触らず、ブラウザの戻るボタンで戻ってもらう前提で運用するのも一つの選択です。

よくある質問【もしもアフィリエイト かんたんリンクの使い方】

Q1. もしもアフィリエイトに登録していなくても、かんたんリンクは使えますか？

A. いいえ、もしもアフィリエイトへの登録が必要です。

かんたんリンクは、もしもアフィリエイトの管理画面から利用する機能なので、アカウント登録とサイト登録、各ストアとの提携が前提になります。

まだ登録していない場合は、この記事の準備の章を参考にしながら、会員登録とサイト登録、ストア提携まで済ませておきましょう。

Q2. かんたんリンクをWordPress以外のブログで使うことはできますか？

A. HTMLを貼り付けられるブログなら、使える可能性が高いです。

かんたんリンクの基本的な使い方は、「もしもアフィリエイトの管理画面でコードを発行し、ブログ側のHTML編集画面に貼る」というシンプルなものです。

はてなブログのようにHTML編集ができるサービスであれば、多くの場合問題なく表示されますが、一部の無料ブログでは広告タグやスクリプトが制限されていることもあります。

心配な場合は、テスト用の記事を1つ作って表示を確認してから本番の記事で使うと安心です。

Q3. かんたんリンクを記事にたくさん貼っても大丈夫ですか？

A. 貼りすぎるとページが重くなったり、読者が疲れてしまう可能性があります。

かんたんリンクは便利ですが、1記事の中に何十個も並べると、見た目もゴチャゴチャしてしまいますし、ページの表示速度にも影響が出やすくなります。

目安としては、1記事あたり2〜5個くらいに抑え、特に紹介したい商品だけを厳選してリンクを作るのがおすすめです。

まとめ：かんたんリンクを使いこなして、物販リンクをラクにしよう

この記事の内容を簡単に振り返っておきます

今日からできる最初の一歩としては、まずもしもアフィリエイトにログインして、試しに1つだけかんたんリンクを作ってみることです。

そのうえで、自分のブログの中で一番読まれている記事を1つ選び、その記事の中にかんたんリンクを「ここなら読者が興味を持ちそうだな」という位置を考えながら丁寧に配置してみてください。

この流れに慣れてくると、「もしもアフィリエイトのかんたんリンクの使い方」で悩む時間が減り、物販記事の執筆に集中しやすくなります。

少しずつ手になじませながら、自分なりの使い方を見つけていきましょう。